ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ(シャドウハーツシリーズ)

登録日:2012/01/09(月) 00:08:33
更新日:2021/12/28 Tue 17:03:46
所要時間:約 7 分で読めます




俺も…愛してる









ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ

CV:高橋広樹

シャドウハーツ1、2の主人公。愛称はウルで作中ではほぼこちらで呼ばれる。公式設定は『ガラの悪い主人公』
その設定の通り初期は言動も荒く、初対面の女性にはほぼ必ずセクハラ発言をしていた。おい。


【能力】
闇属性。物理攻撃とSPの伸びが良い。最大の特徴はフュージョンという特異な能力で、怪物と融合することができる。それによりあらゆる状況に対応できる。詳しくはリンク参照。



【生い立ち】
日本人の父、日向甚八郎とロシア人の母、アンヌの間に生まれる。軍人だった父は日本を滅ぼそうとしていた徳壊という仙人を倒す任務で徳壊の半身と野望とを引き換えに死亡。また母も徳壊の腹いせにより怪物に殺されてしまう。その時のショックから父の力であるフュージョンの能力が覚醒する。


以下ネタバレ



その後は怪物退治で稼ぎながら生活をしていた。また、いつからか激しい頭痛と共に謎の声が聞こえるようになり、それに導かれ、声の主を探しながら旅をしていた。


【作中での活躍】
1…前述の声に導かれ、満州の列車でロジャー・ベーコンという黒魔術士からアリス・エリオットというエクソシストの女性を救う。
当初は嫌々ながらにアリスを守っていた(少なくとも好意はあった)が、アリスの優しさや愛に触れていくうちに本気で守り、愛するようになる。

紆余曲折を経て、中国の仙人の朱震とスパイのマルガリータら仲間にする。
しかし旅の途中、アリスが拐われてしまう。
アリスの力と父の最期を知ったウルはアリスを救うため、父の遺志を継いで再び徳壊の野望を阻止すべく戦う。
徳壊を倒し、裏鬼門御霊会の儀式の阻止に成功したかに見えたが、突如現れたベーコンが儀式を完成させ、最強最悪の古神、天凱凰が召喚されてしまう。
ウルは融合することにより天凱凰を止めようとするが失敗して自我をほぼ失い、上海を焼き尽くしてしまう。
半年後、蒼き城の頂上にてウルは駆けつけたアリスたちと戦ってしまう。
戦闘後、ウルの精神世界グレイヴヤードにてアリスはウルの救出に成功する―自らの魂と引き換えに―
復活したウルは本物のロジャー・ベーコンと対面、偽ベーコンの正体がアルバート・サイモン枢機卿であることを知る。
謎の声の主、クーデルカとも出逢い、彼女の希望を聞く。

ウルは神を降ろして世界をやり直すというアルバートの野望を阻止すべく、アルバートとの2度目の戦いに挑み、打ち破った(この時にアモンの力を奪った)ものの、神降ろしの準備は整ってしまう。

神降ろしを止めるため、ウルはアルバートに恨みっこなしの3度目の勝負を挑む。
見事勝利するものの神は降ろされてしまい、成層圏にて最終決戦をしてついに神を打ち倒した。
その後はアリスと共にチューリヒで静かに暮らそうとするが、ウルを救った時の呪いのタイムリミットが来て、アリスは死んでしまう。(BAD END)


2…アリスの死から半年…第一次世界大戦が勃発し、世界は大きく動き出した。
ウルはアリスの死を悔やみ、彼女の元へ行きたいと思っていたが、救ってもらった命を大切に生きていた。
ウルはドンレミ村を用心棒としてドイツ軍から守り、様々な組織から『ドンレミの悪魔』『神殺しの男』と呼ばれ恐れられていた。
そんな中、ウルの命を狙う秘密結社サピエンテス・グラディオのニコルと戦うことに。いつもの通り一蹴した…かに見えたが、悪魔払いの魔具『聖なるヤドリギ』を植えられてしまい、その呪いによってほとんどのフュージョンの能力を失い、魂も不安定になってしまう。
村を救えずに生きる目的を再び失ったウルはヤドリギの呪いを解くために、個性豊か(てかぶっ飛びすぎ)な仲間たちと旅をする。
途中、ロシアを乗っ取ろうとしていたサピエンテス・グラディオのマスター、怪僧ラスプーチンを倒しに行くが、魔神アスモデウスの力の前に敗北。
アスモデウスの力に対抗すべく、ギョレメの谷にてカレンの協力でアモンの力を取り戻す。
その際アルバートと再会、彼の遺志―ラスプーチンを倒すこと―を知ったウルは決意を新たにラスプーチンに挑む。
見事勝利するも、ラスプーチンの死に際に対象の一切の記憶を消すことがヤドリギの真の呪いであり、解く術はないと聞かされる。
間もなくアポイナの塔のマリスをニコルが解放。アスタロトの力も持ったニコルの暴走を止めるべく、ウルは再び戦い勝利する。
とどめを刺そうとした時、突如現れた加藤政二特佐がニコルを拉致してしまう。
加藤を追って日本にやって来たが、様々な事件に巻き込まれる。
人体実験の中でニコルの自我が崩壊、アスタロトが解放されてしまう。
仲間の1人、蔵人の故郷の犬神の里にてウルは自分の血と能力の秘密、目的のアスタロトの場所を知り、決戦に挑みなんとか勝利。
しかし…ニコルの悪あがきで川島中佐のクローン、桜花が殺される。
愛する人を2度も失った加藤は絶望し、あることを決意する。
加藤の目的を知るためにウルはロジャーの協力の元、エミグレの秘術によってアリスの蘇生を試みる。
しかし秘術は失敗。
3人の内の誰か、あるいは全員が怪物になってしまう…

その時―


「ウル…」



「愛しているわ…」





「お…俺も…っ」



奇跡が起こった。
崩れゆく肉体で微笑むのはまさしくアリスだった。
彼女への想いが溢れだしたウルの言葉…
涙腺崩壊確実のシーンだろう。
加藤の目的がわかったウルたちは決戦の地、飛鳥・石舞台の銅鐸へと突入。
グレイヴヤードでもアリスと再会したウルは完全復活する。
そして加藤と対峙、激闘の末に彼を倒す。
しかしウルたちは現世では生きられなくなってしまう。
生きるには自分の帰りたい世界を願うこと。
仲間たちが帰っていく中、1人残るウル。
ついにヤドリギの呪いがウルの記憶を消そうとしている。

ウルが見つけた幸せとは…?


『安らぎの中で生きることさ』
記憶が消えても平穏に暮らせるならそれでもいいかもしれない…
2年後…ウルはロジャーに発見される。全ての記憶を失ったウルはロジャーと平穏に暮らす…











『自分らしく生きることさ』

今までの旅、出会ったかけがえの無い仲間や友、そして最愛の女…
それら全ての記憶が今の自分を形作っている大切なもの。
それを失うくらいならば―

刹那、ウルの胸を貫く石柱と砕け散るタリスマン…。







彼は死を選んだ。
そしてずっと待ってくれた最愛の女とともに光へと旅立って行った……




―しかし―

「俺は…お前と出会ったあの頃に戻りたい。」




「うふっ。そうしたらまた一緒に旅ができるね!」





ウルは無意識に望んでいた。


あの満州の鉄道…
運命の女と出会うまであとわずか。



―今度は違う未来に向かって―











【人物】
当初はチンピラのような言動や行動が目立ち、主人公らしくなかったが、仲間やアリスとの旅を通じて自分の弱さや恐れを受け止めたり、人を愛することも覚えて主人公らしく、そして漢へと成長した。


…のだが頭の方はかなり残念なまま。
紋章が使えなくて狼に馬鹿にされたり、
「しゃんぜりぜ?」
「ひれんつえ?」

とか言っちゃう。


そこが魅力なのだが。

またほぼ必ず女性にはセクハラしている。
カレンにはきつい一発をもらった。


上記のような性格、頭ではあるが、それはキャラ作りみたいなものもあり、2ではぶっ飛んでいる仲間が多いので大人しくツッコミ役に回ることも多い。

なんだかんだで締めるとこはとても格好良く締めるイケメン。






ちなみに彼はあの神聖な伝説の漢祭りを最後まで見届けました。













「その項目、どこで編集してんの?」



「………………全員…追記・修正ぢゃあーーっ!!!!」

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最終更新:2021年12月28日 17:03