コズロフ(BIOMEGA)

登録日:2011/04/17(日) 11:59:06
更新日:2024/02/24 Sat 10:27:05
所要時間:約 5 分で読めます




ネタバレを含みます、それがお嫌いなお方は、丸いデバイスを拾って、電車に駆け込み乗車してからブラウザバックしてください



本名:コズロフ・レーフヴィチ・グレブネフと長いため、当たり前だがコズロフと呼ばれる。

9JO(人工島)にイオンと同棲している。初登場から既にインパクト溢れており、熊であるにもかかわらず、手先はかなり器用。チャンネル使ったり、ライフル撃てたりと、ホントに熊なんか?

ストーリー序盤からチョイチョイ登場しているため、必ずどこかしらで姿を確認できる。まぁ町中で熊を見ようものなら、一発通報の即射殺ですが。

9JOでは、名無しの巡回査察員にスナイパーライフルで挑んだが、通常火器で死ぬのは、弐瓶シリーズだと一般人かヤラレ役くらいなので、当然返り討ちにあう。片手も切り落とされる始末。

造一に助けられた暫くは、9JOの海中施設に身を潜めた。その後にフックを取り付けたのだろうが、どうやって取り付けたのかは気にしない方が良い。弐瓶勉の世界は不思議で溢れているのだから。


熊の体であるため、N5SVには感染しないが、最初は警戒してガスマスクを着用してた。ヒグイデに強襲されたあとは着けていない。

フユから預かった東亜印の通信機にかけてきたタイラを、CEUよりも早くに回収している。

東亜重工も吹き飛び(自爆装置があるほうに問題があるが)、パートナーの五宇も殺され、泣き出すタイラを慰めるコズロフだったが、タイラの思慮に欠いた「それにしてもコズロフは良く喋るなぁ。『熊』なのに。」発言で、かなり傷ついていた…………五宇が死んだ原因てコイツじゃね?

ヒグイデに襲われてるとこで、助けに入った壬二銖の後ろに乗せて貰った。羨ましいぞ、そこ変われ。また不本意ながらも二銖の胸を触ったらしい。だが貧乳の、ん?なんだこの音は……?

無事にヒグイデを振り切ったが、今度は二銖に拘束され、初めてレーフと自分の関係を知ることとなる。熊であることのアドバンテージを全く活かせていない。これは周りが化け物だらけなせいである。決して彼(?)が弱いわけではない。


イジッツァ社領区に住んでいた、かつての育ての親であるレーフの代理人の元を二銖と共に訪れる。しかし、発見したのは老衰で息絶えた老人の姿が…………

だと思ったら死んでおらず、突然起き上がったもんだから、コズロフは悲鳴をあげ、代理人も目の前の熊に驚いて悲鳴をあげた。愛すべきバカ達の誕生である。「「あああああああ!!!」」

そこで可変戦闘機の襲撃を受け、方耳が溶けてなくなってしまった。二銖の奮闘で何とか助かるが、溶けた耳をフックで弄るのもなんだぞ?余計に駄目になるだけだぞ?

大陸留継索では、宇宙に上がれる飛行船にて参戦したが、特にやれることなんてあるわけがなく、代理人と仲良く飛行船で観戦していた。もう飛行船じゃなくねそれ?

そして遂に復物主が発芽。その時の異常にて、復物主の世界に転送された。



以下ネタバレです



転送先は第四区画、たがそこは既にドローン禍が発生して汚染されていた。幸い三人とも人間じゃないので感染はしなかった(熊にAIに合成人間)。

ドローンに襲われるも、生き残っていた現地女性に助けられ難を逃れた。だが次のページに進めば弐瓶マジックで12年も進んだ。まぁ前作に比べれば随分マシである。

ここで、タイラが東亜印の簡単な信号を発信していたようで、ようやくフユがキャッチ。直ぐに示現構成体を飛ばしてきたフニペーロと接触。12年かかってようやく復物主の世界の状況を把握できた。

しかし説明を聞いていくうちに、とんでもない事が発覚する。それは

「コズロフ、この世界は貴方の願いで創られたのよ」


フニペーロが、一体何を根拠にコズロフが創造主だと言ったのかは不明だが、思考はとても曖昧な物とフォローを入れた。

その後、子宝に恵まれた、一気にリア充になった代理人夫妻に別れを告げて、五十年かけて、タイラと共に第六区画にあるとある装置を目指す旅を始める。

因みに全長48億kmで、12区画あるうちの1区画。つまり1区画につき、4億kmもあるのだ。第四区画から第六区画まで合計8億km、これを50年かけて、この世界の馬で移動したのだ。
弐瓶勉の世界は真人間には厳しい世界しかない…………。

辿り着いた先には謎の家屋が一軒。フニペーロに導かれるまま家屋へ入ると、そこは9JOの彼の自室であった。最後の悪足掻きをするニアルディの抵抗虚しく、コズロフは装置と言う名のチャンネルをポチッとなする。そこに映し出されたのはなんと………

コズロフ以外誰も得しない、まさかの擬人化。しかもイケメン。更には序盤でイオンを拐っていった巡回査察員を仕返しと言わんばかりに、斬り捨てている。やだ、カッコ悪い……。

しかもイケメンであることを良いことに、イオンを助けて守る、白馬の王子様になっている。これは彼のイオンに対する過剰なまでの保護欲求が露になった。

この時、家屋に入る前に回想が入る。実はレーフとヴィエフ(イオン)の受精卵から造られたクローン体から、今のコズロフの体に脳だけが移植された。つまりイオンとは同族になる。相変わらず発想がブッ飛びすぎる。だがそこが良い。

ニアルディを倒した後は、無事にイオンと再会。二人の感動的な再会には心が暖まった。
しかしタイラは居づらいんじゃないだろうか?

ヒロインの座を奪い取っただけじゃなく、話の重要な部分までもかっさらっていった。弐瓶勉先生は真っ当なヒロインを書くつもりはないようだ。








コズロフ「シン、この項目の編集はお前がやったのか?」

シン「いや、違う。駄目だったか?」

コズロフ「いや、良いんだ。ただ追記・修正がなぁ……。」


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最終更新:2024年02月24日 10:27