登録日：2011/04/17(日) 15:44:55
更新日：2023/07/23 Sun 11:20:56
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2010年8月26日には
PSPへ移植した『さくらさくら-HARU URARA-』も発売されたが、追加されたCGやシナリオのクオリティが低いため評価は悪い。
さらにFDである『さくらさくらFESTIVAL！』が大絶賛延期中であり、発売が気長に待たれている状態にあった（こちらは2013年4月にようやく発売された）。
今作もハイクオのお家芸である発売延期が数多く行われており、その期間は1年半に及んでいる。余りに延期し過ぎたため、発売決定された時は大混乱したとか。
『これで駄作だったらハイクオ終わったな』とまで言われていたが、その年の
2chベストエロゲーでは見事ベスト10に入り底力を見せつけた。
もっとも、FDが更なる延期をするとは知る由も無かった…
ストーリーは大きく分けて三部構成になっている。
第一部：瞬く恋、2つ編
（一年目、春：徹視点）
第二部：不毛な恋愛バトル編
（二年目、春：直樹視点）
第三部：瞬く恋のその後編
（二年目、春：徹視点）
【あらすじ】
春――
転校生、稲葉徹は芸術系の名門『麟徳学園』に足を踏み入れる。
だがそこに待っていたのはオンボロ学生寮『月見荘』の住人である布施直樹と新田晶による悪質な運動部への勧誘だった。
無理矢理入部届にサインさせられそうになるが、なんとか担任兼寮母である桜 菜々子に救われ断ることに成功する。
恋の始まりであった。
菜々子の好意を無駄にしない為にも、美少女揃いで有名な美術部に入部届を出すが、絵とは無縁だった徹は当然ながら入部試験に不合格。
諦めかけていたが美術部副部長の桐島さくらに助けられ仮部員に認められることになる。
恋の始まりであった。
いい加減な男である。
菜々子とさくら、この二人、二人きりの時は気のない素振りを見せるのだが、三人揃うと徹の保護者権をめぐり何かと対立し始める。
春。世話焼きな二人のさくらと、愉快で悩める三角関係はこうして幕を上げるのだった。
【登場人物】
稲葉 徹
いなば とおる
CV：おおくぼけんたろう（第二部のみ）
本作の主人公。
転校初日に菜々子とさくらの二人に惚れるが、どちらかを選べない非常に優柔不断な性格。
でもキメる所はしっかりキメる良主人公。
何故か裸を見られるのを嫌がっているが……
桜 菜々子
さくら ななこ
誕生日：4月20日
血液型：A型
月見荘の寮母で徹たちの担任兼数学教師。
学生にしか見えないが立派な成人女性。
世話好きで彼女の作る料理は絶品との噂。
得意料理は煮物。
趣味は園芸。
桐島 さくら
きりしま さくら
誕生日：12月31日
血液型：B型
美術部副部長。
クラス委員で徹の隣の席。
絵の腕前は名門である麟徳学園の美術部の中でもずば抜けて高い。
はっきりしない人、いい加減な人が嫌い…なのだが、その全てを満たしている徹になぜか世話を焼いている。
布施 直樹
ふせ なおき
CV：城崎彦太（一部、三部のみ）
誕生日：1月10日
血液型：B型
もう一人の主人公。
徹のクラスメイトで寮では隣人。
エロゲーを愛する学生ニート。
一応剣道部の主将だが当然ながら活動はしていない。
根っからのダメ人間だが友達のために体を張れる一面もある。
新田 晶
にった あきら
CV：金松由花
誕生日：11月23日
血液型：O型
直樹のリアル
幼なじみ。
幼少の頃は直樹をひたすらに甘やかしてきたが、そのせいでだらしない男が完成したと気づいてからは態度を180度改めた。
体操部の主将だが活動せず直樹と遊んでいることが多い。
立花 くるみ
たちばな くるみ
誕生日：2月10日
血液型：AB型
直樹のネット幼なじみ。
『hello』というネトゲで知り合い、パーティーを組んでいたがhelloが突如として運営を停止して告白できないまま生き別れてしまった。
ゲーム開始時は麟徳付属学園に通っているが、特例で学園の方の美術部に参加している。
吉岡 正志
よしおか まさし
CV：ヘルシー太郎
誕生日：2月3日
血液型：O型
徹と同日に編入してきた転校生。
色んな噂が飛び交っているが真相は一切不明な謎の転校生。
なんやかんやで面倒見が良いため、徹や直樹に度々振り回される。
昼休みは鞄を抱えて姿を消すが……
高田さん
たかださん
月見荘に住み着いているアルマジロ。
基本的に菜々子が面倒を見ているが他の人からも餌付けされている。
人の大切な物を盗って持ち帰る困った習性がある。
原画：カスカベアキラ、緋賀ゆかり、木谷椎
カットイン：あぼしまこ
シナリオ：たとむ、keikei
音楽：響那良
OPテーマ：『see-saw!!』
歌：茶太
作詞：keikei
作曲：響那良
【余談】
- 本来は立花くるみ役は北都南さんだったが療養のために降板し、高田さん役だけだった榊原ゆいさんが演じることとなった。
- 原画家は現在全員が漫画の連載持ち。特に桐島さくら担当の緋賀ゆかりはこれの作画担当である。
- あるシーンで声優の素の音声が入ったままカットされていない部分がある。当然修正パッチを当てると消されるので聴きたい方は注意。
追記・修正をお願いします。
最終更新：2023年07月23日 11:20
