Gシリーズ(仮面ライダーアギト)

登録日:2009/12/23 Wed 00:29:50
更新日:2023/03/27 Mon 19:55:18
所要時間:約 5 分で読めます




仮面ライダーアギト』に登場するライダー及びシリーズ。

ライダーシリーズ初の無改造戦士。
GはGENERATIONの略。基本は銃の戦闘が多く、近接用の武器も装備されてるが、劇中では近接武器でアンノウンを倒した場面はない。

ちなみに、Gシリーズの顔(ヘルメット)のパーツのうち、目の部分が「レッドアイザー」、口もとの部分が「パーフェクター」と、何故か仮面ライダーXに関するリスペクトらしきものが有った。




『アギト』劇中の2年前に未確認生命体達と戦い、その後姿を消したとされる「未確認生命体第四号」のデータを元に作られた強化スーツ。
パラレル設定ではあるが、『仮面ライダークウガ』の「第四号」ことクウガ(に相当する存在)がモデルである。

◆装着者
氷川誠北條透、尾室隆弘、芦河ショウイチ(DCD)(装着者用に作られているため、装着の際には改造が必要)


ガードチェイサーに乗り、現場に向かう。

劇中では未確認生命体対策に作られたからか、アンノウンに苦戦してる場面が多く見られた。
単体でアンノウンを数体倒した場面はあるが、基本はアギトのサポートをする事が多かった。

中盤でギルスに破壊されて修理される事になったが、再び登場するのは終盤だった。

仮面ライダーディケイド』ではG3-Xの試作型として開発されたらしく、芦河ショウイチが装着していた。

超・電王&ディケイド』ではディエンドが召喚した個体が登場。
同じく召喚されたコーカサス、王蛇と共にNEW電王の邪魔をしたが、後にウラタロスに身体を乗っとられ、ウラタロッドを武器に闘った。

仮面ライダージオウ』では後継機よりも燃費がいいと大量配備されている。



G3の戦闘データを元に開発された対アンノウン用の強化スーツ。


◆装着者
氷川誠北條透津上翔一小野寺ユウスケ(DCD)、海東大樹(DCD)、他一名


G3に比べスーツと武装を共に遥かに強化したものとして設計された。
しかし、その性能を追究しすぎたために、搭載された戦闘AIが装着者に人間離れした動きを強要してしまい、津上翔一のように『無我の境地』に至らなければ制御もままならず、意思と動きのギャップで肉体が破壊されるという恐るべき戦闘マシンになってしまった。

後に小沢の恩師であり競合相手である、城北大学の高村光介が開発し提供された、性能を抑える制御チップにより問題は解決したが、G3-X本来の性能を発揮出来なくなった。

仮面ライダーディケイド』ではリイマジ版クウガである小野寺ユウスケが装着したため、(それぞれパラレルであるが)「クウガをモデルにしたG3-Xを、そのクウガの変身者当人が装着する」ということになった。



★その他のGシリーズ★

■G3-MILD

TVSPで登場。「誰にでも扱える」ことを前提に開発されたG3スーツ。


◆装着者
尾室隆弘


性能を落としたためか劇中ではボコボコにやられていて、見せ場がG3-Xのバッテリー交換ぐらいしかなかった。

HERO SAGA』のエピソード「PROJECT G1」では再び尾室が装着し、G4-Xと共にG1と戦った。

使用バイクは、ビートとガードの中間にあたるロードチェイサー。




劇場版で登場。OPやTVスペシャルで設計図も登場。
『仮面ライダーディケイド』でもG4チップという単語が登場した。


◆装着者
水城史朗


設計者である小沢澄子が「人が使うには危険すぎる」として開発を放棄していたが、深海理沙が警視庁から同システムの設計図を奪取し、自衛隊で完成された。

性能は通常形態のアギトを凌ぐぐらい強い。
更にESPシステムによって相手の動きを予測する事も可能。
但し装着員の身体能力や意思に関係なく、AIが常に最善の動作を取るため、装着者は使用を続けると死亡する。
使いこなすとなれば人間を止めた存在だろう。

簡単にいえば
  • G3→「装着者がスーツを操る(G3-XはAIと連携しながら戦う)」
  • G4→「スーツを動かすのに人体というパーツが必要」
しかも、ESPシステムはアギトの世界では貴重な超能力者を糧にし、事実上使い捨てにする結果になり、兵器としてお世辞にも優秀とはいえないモノになった。



G1

本編未登場(HERO SAGAのGENERATION1編に登場)。




形状が未確認生命体第四号に酷似している。

封印されていたがアンノウンに強奪され、最終的にアギトに倒された。



G2

本編未登場(てれコロコミックのコミカライズ版に登場)。


◆装着者
名称不明のアンノウン


人工知能搭載型バイクだったが、アンノウンと融合・暴走してアギトに破壊された。

『HERO SAGA』では実物こそ出てこないが、解説でこの非装着型の存在が示唆されている。
今になって漫画版のマイナーな設定を出してきたことに驚いた人も少なくない。



■G4-X

本編未登場(S.I.C. HERO SAGAに登場)。

劇場版で破損したG3の一部をG4のパーツで修復した姿。死に至りはしないが、G3より負担は重い。



■G5

最終回のみ名前だけ登場。
尾室隆弘がユニットのリーダーに就任して以降開発されたため、小沢澄子が関わってない強化スーツ。
だが、『仮面ライダージオウ』EP31・32では若干の改良が施されたG3が運用されており、G5の扱いがどうなったのかは不明。



■V-1システム

北條透が開発の指揮を執った強化スーツ。


◆装着者
北條透


高村教授や精神科医などが参加して完成させた。
武装として専用拳銃のV-1ショットを装備。
デザインはメタルヒーロー好きにはたまらない…、というか実際にソルブレイバーのマスク、ジバンの胴体、エクシードラフトの手脚、ブルースワットの銃を組み合わせてリデコした、メタルヒーローのキメラ状態。

アンノウンを撃退(倒してはいない)させる等G3に劣らない性能を持つが、テスト中にAIが暴走したG3-X(実際には北条がV1システムの銃をG3-Xに向けた為勝手にAIが作動した)にボコボコに破壊され、さらに高村教授が開発を降りる事で開発は中止(G3-Xの開発が承認された為)された。
一応、後に小沢は「悪いシステムではない」と評している。

東映の倉庫に残っていた破棄予定のスーツ(スタッフ曰く「倉庫のガラクタ」)をそれらしく組み合わせてリペイントしただけのデザイン設定すらないスーツだが、
G3以上にリアリティを感じさせる無骨なデザインからマニア人気は高く、氷川を演じた要潤氏も「かっこいい」と気に入っていた模様。

上述の『HERO SAGA』ではGシリーズと共闘して勝利に貢献したが、その理由というのが実に北條さんらしい……




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最終更新:2023年03月27日 19:55