ヨハネス・フォン・シックザール(GOD EATER)

登録日:2011/03/01(火) 20:01:55
更新日:2019/04/02 Tue 22:41:44
所要時間:約 6 分で読めます




「ようこそ、人類最後の砦フェンリルへ」

GOD EATER」の主要登場人物



CV:小山力也
所属:フェンリル極東支部・支部長


フェンリル極東支部を管轄する理事長で、「フェンリル」創設メンバーの一人。
事態を冷静に判断し、思案を重ねた上で行動する所謂「慎重派」な人間。
政治家としての才能があり、彼の優れた手腕は対アラガミの最前線から未来に至る対策まで発揮されている。

しかし、上記に反し、直接的なアラガミの驚異には性急な判断をしがち。
かつては研究者であり、危険性のある実験を行い大惨事を招いた事がある(ただし、得られたモノは大きい)
今は榊に研究員としての地位を譲っている。

防壁に覆われた世界へ退避し、アラガミからの被害を避ける「エイジス計画」を推進し、それに希望を夢見る者も少なくない(コウタ等)

彼は、新型適合者である主人公を神機使いとして第一部隊に招き入れる。
そして、月日を待たずして新たな新型アリサが配属させたのだが、貴重な新型を集めている事にリンドウは何かキナ臭いと感じている様で……?





以下、物語の核心に触れるため閲覧注意











ミッション「蒼穹の月」で発生したアクシデント及びリンドウのMIAは彼が大車と組んで仕組んだモノで、無印シナリオの一件の元凶。

アリサをリンドウ某殺に利用したのも彼。
政治家としての手腕を利用してロシア支部と極東支部を手中に収め、本部もまた自身の傀儡にし、裏から操っていた。

また、後にサクヤが閲覧して発見した「ミッション履歴の削除」を行なったのも恐らく彼。

物語を全て見回した時に、大体彼が関わっている位の黒幕である。

前述の通り元はアラガミ研究の第一人者であり、エイジス計画を隠れ蓑にし、裏では地球を喰らうアラガミ「ノヴァ」を育成、終末捕食を意図的に引き起こしつつ一部を離脱させる人類種救済計画「アーク計画」を実行すべく動いていた。
リンドウやソーマの特務とはノヴァの餌探し、コア集めを要求したのは育成に必要だったからである。

数年前から裏で自身を嗅ぎ回っていたリンドウを始末した後、主人公を極東初の新型と言えど異例過ぎる高速出世で第一部隊の隊長にしたのも、リンドウのデートこと「特務」を引き継がせ飼い犬にする為でもある。

ただし、同じ創立メンバーの榊にはバレていたのだが、互いに読み合って何事も無かった様に流している。

そして、ノヴァの制御に必要な特異点(シオ)が近辺に確実いると判明した段階で計画を公表。

神機使い達を試す素振りをさせて疑心暗鬼に陥らせ、賛同者を見極めた。

この手法は効果的で、事実防衛班ブレンダン、シュン、カレルが賛成に回り、カノンは迷い、アナグラは一気に混迷を極める事態にまで陥った。
任務を投げ出し、特異点を確保すべく出撃する神機使いまでいる始末であり、投げ出された任務をジーナが単独でこなした事もある(因みにタツミは即決で反対)

第一部隊の主人公やコウタにも計画を打診したが、シオを浚ってまで計画を強行した事で対立は決定的になる。(コウタは賛同したが、それと家族からの後押しで離反)

因みにアリサとサクヤは、計画露見前にエイジスへと侵入した際に断り、ソーマは否定している。

ちなみに意外だがアーク計画自体に主人公自身は賛否を明確にしていないので、ジーナ等からは賛成派と見られていた。

そして彼は、計画を拒絶し、立ち塞がる彼等を討ち滅ぼすべく、「ノヴァの剣であり盾」であるアルダノーヴァと一体化したのだが、敗れ去ってしまった。

後に彼の死は「アラガミ襲撃の際、エイジス崩落に巻き込まれた」モノとして秘匿され、彼の凶行を知るのは極一部となった。







更なるネタバレ

シックザールの姓が表す通り、ソーマの実の父親。
同じ研究員のアイーシャと結婚していた。

そして、日々大勢の尊い命が貪り喰らわれる中、希望である「P73偏食因子」の発見に伴い、それを人体に組み込む計画が立案される。
マウスでの実験は上手くいったが、人体での臨床試験は未知数、しかも母体から投与しなければならない。

アイーシャは「滅びゆく世界を子供達に見せたくない」として、自らとソーマを実験台として使う事を提案。
彼は戸惑うが、アイーシャの強い意思を受け入れ受諾。
しかし、榊はその危険性を予期して見直す様に進言したが決意を変える事は出来ず、結果的に離反されてしまった。

そして、アイーシャはソーマに「福音をもたらす」様に願い、実験は開始された。

成功すれば、偏食因子により、アラガミに捕喰されない肉体を得る事が出来るはずだった。


――だが。

結果は失敗。
アイーシャはアラガミ化し、研究員や他の被験者を巻き込む「暴発捕喰事故」を引き起こしてしまった。
生き残ったのは、実験前に行方知らずの榊から送られてきた「お守り(後の神機使い達に投与され、オラクル技術を運用するP-53偏食因子の前身)」を持っていたヨハネスと、組み込みが奇跡的に成功したソーマの二人のみ。

無印とバーストOPに一瞬だけ登場する、血に塗れ驚愕した男性は若き日のシックザール本人。
目の前で最愛の妻がアラガミとなり、自分以外の全てを喰らっていくという地獄を目にしたのだろう。
(ちなみにノヴァはアラガミ化したアイーシャを元に育成されている)

そして、彼は本部や極東支部を欺きながら一人、アーク計画を遂行していく。
一人の少女の人生を滅茶苦茶にし、人望熱い隊長を犠牲にして。


表向きを見れば完全な外道極まりないが、裏にはこんな事情があり、アラガミを殺す為に産まれたとソーマに対しても言ってはいたが、計画の椅子に含めている等、決して人間の心を捨ててはいなかった。

そして、第一部隊に倒された際に自らの席は無いと言い、邪魔者にも関わらず方舟に乗るよう薦めた後に事切れた。

アーク計画で自らも地球と共に滅ぼうとした彼の真意は分からないままであり、実は「自分を止めて欲しかった」のかも知れないとも取れる。

榊は言う。
「少しぐらいは、私にも心の内を見せて欲しかったものだよ……」

小説では、より外道な一面と彼の信念を見ることが出来る。
外道ではあるが人格者でもあり、また不器用ながらも息子のことは愛してる。

GE2より父と同じ研究者の道を歩み始めた息子のソーマは、研究者としての父親の偉大さや、
その苦悩を知ることになり遅まきながらも父親を尊敬するようになっている。
GE2以降ソーマが「ソーマ・シックザール」と名乗るようになったのはそれが理由。



  • 余談

初期設定は今よりも老けている叔父様。
皺が刻まれ、髭も豊かなナイスミドル。
役職も支部長よりは軍人と例えた方がいい位。

漫画版『the spiral fate』では、後付け設定だが、実の弟のガーランド・シックザールが登場。
兄に勝らずとも劣らぬ外道っぷりを魅せ、曽我部先生にロクロちゃんドM疑惑を植え付けた。
この度公式化が決定。
やったねソーマ! 家族が増えたよ!








その修正は、アニヲタWikiにとって、決して間違いではないのだよ。

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