登録日：2013/7/25(木) 22:00:00
更新日：2023/05/19 Fri 17:40:31
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伝説の"大破壊"によって、人類の文明が滅んだ近未来。
其処は「電撃蘇生学の権威」Dr.ミンチの研究室だった。
（※本当は蘇るまでに3度電撃を浴びせられています）
概要
最初の肩書は『蘇った死体』。
ゲーム開始直後、いきなりシリーズ名物キャラ『Dr.ミンチ』の電撃を食らい、死体から蘇る事から冒険の幕を開ける。
あのミンチすら「いい加減にしろ」と言う程の電気ショックを浴びせられた影響か、生前の記憶がない。
プレイヤーがついさっき入力した名前すらも『????』と表記される有様である。
Dr.ミンチから『川の上流へと向かっていけば何かわかるかもしれん』と言われ、研究所から外に出ることに。
町から出ようとしたとき、駐車場でなにやら揉めていた模様であった。
ワラの町のお坊ちゃん『ホアキン』が、本作のヒロイン『コーラ』と駆け落ちしようとし、
コーラの父ギンスキーにより雇われた、ハンター『トレド』とレスラー『ラウル』によって連れ去られようとしていたのだ。
ホアキンがラウルのパンチ一撃で打ちのめされて使い物にならず、コーラは偶々傍にいた主人公に助けを求める。
相手のラウルは筋肉質のいかにも強そうな男……なのだが、主人公は（頑張れば街中で銃を拾えなくもないが、素手で）あっさりと倒してしまう。
そこでトレドは、戦車の主砲を主人公に向け……
『手を挙げろ！ 動くな！ 動くと主砲をぶっぱなす！ 火炎も放射するぞ！ 機銃も撃つぞ！ 対人追尾機能つきミサイルもある！
（略）
『名乗らないと主砲をぶっぱなす！ 火炎も放射するぞ！』
『それから…』
主人公、軽くわき見して選択肢が表示
ドラムカン・スミス
ドラムカン・ジョーンズ
ドラムカン・ジューロ
（偶々目に映ったドラムカンで咄嗟に思いついたらしい）
戦車砲を向けられ咄嗟に答えた偽名の筈なのだが、メニュー画面を開くと名前が本当に『ドラムカン』になっており、
しばらくはプレイヤーが付けた名前をガン無視して物語は進む。
ワラの町にて、主人公のものと思われるバイク『チョッパー』があった。
拾った主から、『息子の仇を討ってくれ』といわれるので、重機型モンスターの賞金首『ユムボマ』をぶっ潰す。
（以後、ここのおっさんには壊れた戦車パーツも無料で直してくれるようになる。
その他、娘さんに話しかけると無料で宿泊もさせてくれる上、結婚エンドも迎えることができるようになる。
いわゆるシリーズ恒例の「自宅」拠点）
バイクを返してもらい、そこでチョッパーに刻まれた文字『○○○号』（プレイヤーが名付けた名前）から、
主人公は自分の名前を知る事になる。
しかし、そのまま『ドラムカン』を名乗り続けることもできる
ストーリー中盤、自分の
過去を知る男『魔犬のオズマ』と出会い、
主人公の名前が『ドラムカン』のままだとプレイヤーが名付けた名前に変更する事が出来る。
しかし、それでもなお『ドラムカン』を名乗り続けることもできる
キャラクター
外見
燃えるように逆立つ真っ赤な髪と瞳、そして額から両頬にかけてつけられた謎の赤いラインが特徴。
このラインはV-ジーン計画のメタモーフ細胞を埋め込まれた人造モンスターである事の証。
ワラの畑の主人曰くメタルマックスの世界をしても悪人面という事で、実際イラストでもあまり人相は良くなく善人には見えない。
だが整った顔をしていて、コーラやシセをはじめ女性キャラにそれなりに好意を寄せられる事もあり、イケメンと言えなくはない。
ほとんどのイラストで眉間にしわを寄せ遠くを見つめるような目で仏頂面をしている。
服装は初期装備で「焼けたジャンパー」に「焦げたブーツ」、そしてボロボロになったトレンチコートを羽織りライダーゴーグルを首から下げている。
ダフネが持っていた彼の被検体時代のカルテの写真では黒髪のようにも見えるが、白黒写真のようにも見えるので真偽は不明。
（当然だがこの時点では顔にラインは入っていない）
性格
シリーズ主人公同様、セリフは一切ない代わりに、提示される選択肢がかなりカオスでかつフリーダム。
後にシリーズ恒例のような扱いになる名物選択肢「キミ、かわいいね」の元祖でもあり
女性と見れば熟女でも少女でもこの選択肢が出てくる所から考えると、結構チャラい性格なのかもしれない。
助けを求めるレディに対して『まかせとけ！』と言ってのける漢にもなれるが、肝心な時に『サイフ忘れた』というようなヘタレにもなれる。
あまりにも理不尽な報酬にはケチをつけることも出来るが、比較的良心的な報酬にもケチをつけることもできる。
本作ではそこまで外道な選択肢が無いため、悪人のレッテルを張られる事は無い。
物語冒頭でバイクに潰されかけた見ず知らずのシセを咄嗟に身を挺して庇う（選択肢なし）など、性根は善人である事が垣間見える。
一方で目の前で無理矢理連れていかれそうなコーラに対し、我関せずとスルーするなど、そこまでお人好しではない模様。
全体的にマイペースで呑気な印象を与える選択肢や、バレバレの誤魔化しですっ呆けてみせるような選択肢が多い。
選択肢次第ではイービル不動産のエリカや地獄耳のダフネに手を出したり、ハーレムを作ると豪語したりとかなり女好きらしい。
記憶喪失で過去の事はほとんど忘れているはずだが、後半の選択肢では明らかにグラトノスを嫌っている様子を見せている。
オズマの話では記憶を失う前は瀕死でのた打ち回りながらも、グラトノスへの怒り呪い、殺してしまった者達への謝罪と悔悛を繰り返していたほど。
全ての記憶を失ってさえまだ刻まれている恨みを抱いているのがわかる。
キャラ性能
発売前の宣伝にはRPG史上最強のレベル1という煽り文句がつけられていた。
その謳い文句に違わず初期能力がべらぼうに高い。
どれだけ高いかというと、素手のままレベル1で最初の賞金首『ユムボマ』を倒せる位強い。
（他のシリーズ主人公は初期状態だとほぼ無力であり、装備を整えなければ町を出ることすら危険）
ヌッカの酒場で作成・加入出来るレベル1のキャラと比べれば、如何に主人公の初期能力がぶっ飛んでいるかが分かるだろう。
更に職業はハンターなので運転レベルも高く
戦車戦が得意で、覚える特技も戦車戦が有利に進められるもの。
その上で腕力も高いため、ソルジャー・レスラーの白兵戦キャラが居ないパーティでも十分戦える。
一人で白兵戦から戦車戦までマルチにこなせるオールラウンダーである。
ゲーム開始後しばらくは生身の主人公一人でも十分だが、やはり戦車戦がこのゲームの花。
しかも本作では賞金首が1ターンにつき2,3回行動してくるので、戦車相手に白兵戦はあまりにも不利。
すぐにクルマを入手して主人公を乗せてあげよう。尚、「バイク」なら高いHPと白兵戦能力＋運転レベルを活かせるのでおすすめ。
能力値はヌッカの酒場で作成できる『ハンター』に、HPと腕力の値が激しく上乗せされた感じである。
腕力はレベルが上がったソルジャー・レスラーには追い付かれるが、HPでは主人公の方が上。
『ゴーストドリフト』という一ターン完全回避の技を覚えない代わりに、イベントにてスキル『
変身』を獲得できる。
素早さだけはハンターには敵わないが、素早さなど装備品で幾らでも調整できる。
ハンターの能力にソルジャー並の白兵戦能力がある訳で、酒場で作成出来る
ハンターの上位互換とも言える。
MM3以外のシリーズ
『
2』のリメイクで次回作でもある『
2R』でゲスト出演。
転送装置で方々を彷徨っており、たまに迷い込んできては様々なアイテムを落としていく。
量子ドールに
コーラたんと名付けて持ち歩いている。
『
4』ではDLCキャラとしてゲスト出演。
声優は鈴木達央が担当。何故か変身してもいないのによく唸る。
戦いたくてうずうずしており、そんな自分に疑問を感じている。
邪魔する奴はぶっ飛ばすが、知らないうちに自分が死んでないか心配するなど天然な面もある。
「史上最強のLV1」と言われるだけあって他のDLCキャラと違い能力は『3』準拠。
更に今回は加入時点で変身可能なため、序盤から主戦力として活躍が期待できる。
ただ、やはり素早さの成長率が低めな点だけは注意。
バイクが愛車だった事もあってか、レベルが上がるとハンターとライダーの特技を習得できる。
ちなみに持っている量子ドールが『4』ではコーラたんからシセドールになっていたりする。
「キミ、かわいいね。追記・修正してみない？」
- ４でもDLCとして登場、相変わらずの耐久力 -- 名無しさん (2013-11-29 13:43:08)
- 史上最強のレベル１は伊達じゃなかったな -- 名無しさん (2013-11-29 14:55:14)
- 戦闘になると熱くなるタイプらしい -- 名無しさん (2014-10-14 20:00:37)
- LvUPで強くなる自分に疑問を持ったり素直に喜んだりするドラムカン -- 名無しさん (2017-07-23 20:47:17)
- バイクに乗るために生まれてきたような能力値。他の戦車職で真似するとたまにな… -- 名無しさん (2017-07-23 21:17:18)
- 他シリーズの主人公が綺麗な身体（ﾉｰ改造 ﾉｰお薬的意味）なのと比べて彼はつむじの生え際から足の爪までガンガンに戦闘用改造されてるからそりゃ強いわな -- 名無しさん (2018-01-08 18:05:56)
最終更新：2023年05月19日 17:40
