エルアーク

登録日:2009/10/16 Fri 05:20:19
更新日:2023/08/31 Thu 20:01:04
所要時間:約 5 分で読めます




シナリオ:リンドブルム
運営:スクウェア・エニックス
提供:株式会社DeNA

モバゲータウン内にある携帯ネットゲームのひとつ。

メールで行動選択の結果や更新情報等が送られる“メールプレイングゲーム”。
1日2,3回しか行動できないが、それにより忙しい社会人でも遊べるシステムとなっている。

同社がシナリオを担当した“みんなdeクエスト”作品(虹色の夜-芯海の楽園-)の後継にあたり、戦闘システムや技法等は一部引き継いだ形になっている。
登場人物に関しても上記の2作品からの再登場が一部見られ、リザルトの内容から時系列は“虹色の夜 ⇒ エルアーク”と推察される。

モバゲー内部から厨が大量流入しておりクレクレも大量にいるため注意が必要。
ゲーム内掲示板も治安が悪く完全に混沌と化している。

……が2012年5月末日をもってサービス終了した。


技法の習得は前2作と異なり熟練度制。

『剣、槌、槍、鞭、手甲、弓、銃、盾、楽器、炎、冷、光、闇』の13種類が現在確認されており、各々の武器を装備して戦闘することで、使用した種類の技法熟練度が上昇する仕組み。

課金関係はスクエニ運営であることから、同社作品のトレースが多く見られる。
また装備の無料配布や定期的なシナリオ拡張も行われておりそれなりにやる気があることがうかがい知れる。
現在TOPページにて“登録者数200万人突破”と謳っているが、序盤放置キャラが多く見られるため実質的なプレーヤー数は不明。


【これまでのキャンペーン装備】
ナナシノゲエム



■ファイナルファンタジーCC EoT

■サガ2 秘宝伝説

■光の四戦士 ファナルファンタジー外伝

■エストポリス伝記




■用語

  • エルアーク
 遥か昔、一つの世界が崩壊した。
『完全な崩壊』から逃れるために旧世界の住人が創り出した数々の対策のひとつ。

 古の竜の形を模した空を行く箱船。
小山程度の大きさしかないが幾つもの世界と幾星霜もの人々が暮らしている。
 現存する数少ない旧世界の遺産。

 その名がエルアークである。


世界が内包された無数の本。
各々の本の中では他の本との干渉はなく、独自の世界を形作っている。
 これらの“本”を統括し管理するのが前述の“箱舟”エルアークの役割であり、現在は創造した魔術師に代わり助手の人形娘“ツヴァイ”が管理代行中。


  • 群書
前述の“世界の崩壊”から逃げ込んだ人々が住む世界。つまり“生身の人間”が住む世界。
一度本に入ると二度と出ることは叶わなかった。 
長い年月を経た現在では動物が絶滅した世界等、多種多様な世界が各群書で形成されている。

群書内では外の世界(旧世界)の存在は伝承や伝説となっている。


  • 単書
“世界の崩壊”前に作られた、小説や戯曲などの娯楽用の本。

こちらは“群書”と異なり“作られた人間”が住む世界。群書は複数の単書を繋げて作られている。

書き込まれた小説や戯曲のストーリーに忠実に世界は動き、始まりも終わりも既に書ききられている。

群書と違い世界が完結しているため、生身の人間が単書に入ることは出来ない。
(人間が創作の世界に入れないのと同じ)

ただし、既存の登場人物として生活することは一応可能である。
しかし、自分自身が小説の人物になりきってしまうため、長期間“本”に閉じ込められると自分が完全に“本”のストーリーに洗脳されて自分自身を忘れてしまう。
その為、旧世界では四権により禁止されていたり、死者の書などと呼ばれたり、
マッドサイエンティストやオタク揃いの“永遠の探求者”古賢属[エルアルーダ]達が死ぬまで本の中でストーリーの執筆作業をしていた。 


  • 挿入栞
前述の通り、“本”に入ることは危険を伴う行為であったのだが、長い年月を経て挿入栞という道具が作られた。

これは“本”に入ったとしても、その世界に同調することなく自分自身の存在概念を具現化できる代物であり、それ故“本”と“箱舟”を自由に行き来することを可能にした。

勿論“世界の崩壊”時に群書に逃げ込んだ人々はこの事実は知る由もなく、主に“迷い人”の移動手段として使用されている。

更にこれを持って入れば本の中に存在しないアイテムをマイブックという機能で箱船から呼び出したりできる。

主人公が能力を鍛えると秘跡や技法を使えるのもこれのおかげ。なので主人公は本の外では全く強くない。


  • 落丁
“落丁”には2種類あり、
①文字、頁が消滅する
②“本”自体が消滅する

①の場合、消滅した文字及び頁を再び書き足すことで世界の修復が可能。

(具体的に“本”の内部で何が起きるかは作中で明示されていない)
仮に“迷い人”が出現しても欠落した、迷い人の情報を書き直すことで、迷い人は元々存在した世界に帰ることが可能。

②世界自体が消滅するので修復不可能。
仮に“迷い人”が出現した場合、無論元居た世界に帰ることも不可能。
(ツヴァイはある単書にお茶を零して世界を崩壊させている)


  • 迷い人
“落丁”により“本”から弾き出され、元の世界に戻れなくなった人物を示す。プレイヤーも迷い人に該当する。

本来なら元いた本に戻すのだが落丁途中の事故で、(外に自分がいるのに)本の中にも自分がいるため帰れなかったり、
主人公のように“本との縁”が見つからない奇妙な迷い人がいる。
(どの世界に居たかが分からないので戻しようがない)
朝起きたら見ず知らずの場所にいて、いきなり「君は元の世界に帰れない」と宣告される。
“落丁”してきた人物にとってはたまったもんじゃない話である。


■現時点で存在が確認されている“本”

  • 群書

  • 単書



黒星「追記、修正の項目は引き合いが多いでやんす」

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最終更新:2023年08月31日 20:01