ダニエル・パウター

登録日:2012/07/20(金) 07:00:50
更新日:2020/12/20 Sun 23:56:16
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ダニエルパウター(Daniel Powter)は、カナダ出身のミュージシャン。本名はダニエル・リチャード・パウター。
ピアノの引き語りによる楽曲を多く手がけており、そこからピアノ・マンと呼ばれることもある。
ハスキーな歌声とポップなメロディーが特徴。
帽子がトレードマーク。
1971年2月25日生まれ。
音楽好きな両親の元に生まれ、オーケストラ役員でもありピアノが得意だった母親の見よう見まねで自分も弾き始める。
4歳でバイオリンを習い始め、14歳からは本格的にピアノを習う。
高校生でバンドを組み、ボーカルを務めた。
学生時代はスポーツよりも音楽を好むということでスクールカーストの下層に位置する。
つまりは、いじめられっこだった。
音大に進むも、2年でドロップアウト。
その大きな理由の一つは彼が楽譜を読めなかったこと。
実技ではA評価でも、理論ではいつもFをもらっていた。
また、理論武装した音楽を体験したことで、自由な音楽を作りたいという気持ちを持つようになった。
そんなことでたどり着いたのが、「他人の音楽が読めないなら自分の音楽を作ればいい」という考えだった。
ただし、簡単な作曲自体は小学生程度の頃から既に行っていた。


バンクーバーのクラブで演奏している姿を音楽プロデューサーのジェフ・ドーソンに捉えられ、デビューへの足がかりを得る。
この体験は彼の楽曲「free loop」のPV映像においてモチーフにされている。

2005年にヨーロッパでデビューし、「Bad day」が大ヒット。
翌年にアメリカで1stシングル「Bad day」が発売され、
オーディション番組「アメリカンアイドル」のエンディング、落選者たちの姿を映すシーンで流されることで大ブレイクした。
2009年にはビルボードに00年代の「一発屋」として認定された。
ただし彼の楽曲は1st「Bad day」以降もそれほどではないもののヒットと呼べるレベルの売り上げを続けており、
あくまで絶頂期とその後の落差という意味での選出。
つまり、「Bad day」が売れすぎたのだ。
日本では2006年のヒットにより数回公演を行っている他、SMAP×SMAPなどの番組にも出演している。
アルバム発売のイベントなどでもよく来日しており、
「世界中の人々が日本人のようなら、世界はもっとよくなるのに」と発言したことも。


主な楽曲

Bad day
代表曲ともいうべき1stシングル。
日本国内でのタイトルは「バッド・デイ〜ついてない日の応援歌〜」
全体的に明るい曲で、歌詞は前向きなメッセージソングとなっている。
シンプルな曲で歌いやすく、未だに根強い人気を持つ。
やはり印象的なのは、アメリカンアイドルで流れる場面。
「今日は日が悪かっただけ。また明日がある。すこしだけ休もう」と語りかけるような歌詞が、哀愁を誘う。

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最終更新:2020年12月20日 23:56