仮面ライダーBLACK(登場キャラクター)

登録日:2010/02/15 Mon 22:54:54
更新日:2024/02/28 Wed 12:27:49
所要時間:約 11 分で読めます






俺はブラックサンではない! 仮面ライダーBLACK(ブラック)!!



『仮面ライダーBLACK』の主人公である南光太郎が変身した仮面ライダー。

主なスーツアクター:岡元次郎

パワーアップ状態の仮面ライダーBLACK RXについては個別項目を参照。


■概要

暗黒結社ゴルゴムは、5万年に1度の日蝕の日に生まれた若者を改造し『世紀王』と呼ばれる最強・最上位の改造人間を生み出す。
世紀王はゴルゴムの支配者・創世王の後継者候補として2名用意され、王の証である互いのキングストーンを懸けて殺しあう宿命にある。
そして光太郎はその片割れであり、BLACKも本来の名は『世紀王ブラックサン』という。
発音から紛らわしいが決してブラックさんとさん付けで呼ばれている訳ではなくブラック=サンではない。そう呼ぶのはニンジャだけだ、いいね?

義父・総一郎の手で改造手術が妨害されたために光太郎は脳改造寸前で脱出に成功し、ゴルゴムに孤独な戦いを挑む戦士となった。
彼が『仮面ライダー』を名乗るのは自分と親友・秋月信彦の運命を歪めたゴルゴムへの決別の意からである。

『原点回帰』『仮面ライダー0号』をコンセプトに作られた本作の世界において、
人類の自由と平和を守るために戦う正義の戦士『仮面ライダー』は彼をおいて他にはいない。
故に劇中では単に『仮面ライダー』『ライダー』とだけ呼ばれる機会も多い。
しかし、本編ではBLACK以前の仮面ライダー達の存在が示唆され、続く『RX』では終盤に仮面ライダー1号から仮面ライダーZXまでの歴代ライダーが登場。
それに合わせて『BLACK』の時にはゴルゴムの海外支部打倒に専念していたと(後付けで)設定された。

改造人間としてのモチーフは破滅の使いである飛蝗(バッタ)
BLACKも変身時はまず奇怪な『バッタ男』の姿に変態する。

さらにその上から漆黒の外骨格『リプラスフォーム』が形成されることにより世紀王としての完全体を顕すのであり、
変身の際には毎回この二段変身のプロセスが瞬間的に行われている(後述の『ディケイド』『スーパーヒーロー大戦GP』での客演時にもこの演出が再現されている)。

そのため、歴代ライダーの中でも特に有機的なシルエットを有しており、ライダーベルトは存在するもののマフラーやグローブ・ブーツといった服飾的なパーツも見当たらない。
手足の関節にはむき出しの筋線維の意匠が見て取れる。変身完了後は余剰エネルギーが全身の関節から蒸気となって噴き出す。

胸に刻まれた刻印『リンゴを食べる蛇』を図案化したもので、ゴルゴムのシンボルマークでもある。
なお、ゴルゴム怪人の標準的能力として寿命は最低でも5万年は保障されている。

なお、この『BLACK』および続編の『RX』に変身する光太郎以降、即ちクウガに変身する五代雄介以降のテレビシリーズの主人公仮面ライダーはただひと作品*1を除いて改造人間ではなくなっている*2
これは「手術による改造」を書かない事で人工臓器や義手義足を使用する人に配慮したという大人の事情があるからなのだ。



■仮面ライダーBLACK

身長:198.7cm
体重:87kg
ジャンプ力:30m
聴覚:センシティブイヤーで500m先の囁き声も聞こえる。
視覚:BLACKのマルチアイは望遠のテレスコープ能力、暗視のノクトビジョン能力、広視界のブロードサイト能力と高スペックなうえに敵の動きや弱点を見抜く事も可能
触覚:額のライダーセンサーとアラードポイントを連動させ、空気の動きや温度を感知する。
水中での活動時間:10分(変身していない状態でも5分は無呼吸状態を保てる)

力に関しては資料が無いため詳しい事は不明だが、強化筋肉『フィルブローン』の効果で普通の人間の30倍の力を発揮出来る。
当初、南光太郎は力の制御が出来ず、手にしたジュース瓶をうっかり破壊してしまった事がある。
また、生身の状態でも固定されたボイラーの金具を力づくで引きちぎったり落下してきた車一台を受け止めて勢いを軽減するなどの怪力を劇中で発揮している。

変身ポーズ動作は歴代仮面ライダーの中でもかなり複雑な部類。
まず、一文字隼人/仮面ライダー2号と同じ動作で両拳を振りかぶる。
握りしめる拳がメキメキと音を立て、下げていた視線をキッと敵怪人に上げる南光太郎/倉田てつをの横顔に惚れた少年多数。
その後ビシビシと平手を振り回し、本郷猛と同じ決めポーズとともに変身ベルトが光を放つ。
肩幅が広く手足の長い倉田てつをが大きく鋭く手足を振るう姿は非常にカッコいい。
しかも話数が進むほどにキレが鋭くなってゆく。
複雑な中動作を伴うこの1号2号合成ポーズは、概要にある通り本作が仮面ライダーの原点を目指した事のアピールであると言えよう。

戦闘スタイルは徒手空拳を活かしたシンプルな肉弾戦。
特にバッタ由来の跳躍力を活かしたジャンプの勢いを上乗せしたパンチやキックは強力無比。
ただし、戦闘開始時にジャンプで奇襲攻撃をかけた時は大抵対空攻撃で撃ち落とされる。

高い地力に加え、自身の体内にあるキングストーンから漲るエネルギーを一点に集中させ(これをバイタルチャージと称す)
繰り出す打撃の威力を瞬間的に倍加させる能力を持つ。チャージして放つ必殺技は
キングストーンのパワーと空気との摩擦熱で拳足が真っ赤に灼熱し目が眩むような烈しい閃光を放つ。
パンチはバズーカ砲並の威力があり、チョップは直径100ミリの鋼鉄をも寸断する。これで怪人の急所を攻撃しキックでとどめを刺すことも多かった。

BLACK必殺のパターンはライダーパンチライダーキックの連続速攻で、ほとんどの敵をこのコンビネーションで撃破している。
単発の威力も尋常でなく、パンチだけでも怪人を即死させたことがある他、未来の自分と共闘した時など
バイタルチャージしていない状態で放つ名前ばかりのライダーパンチでゴルゴム怪人以上の強さを誇る怪魔異生獣の顔面を陥没させていた。
第13話以降は対カニ怪人の特訓の成果で技の発動タイミングに屈伸運動をプラスし、威力がさらに数倍にはね上がっている。

また、手足や側頭部に走るエネルギーを蓄えるの縞状の線『パワーストライプ』を通して、キングストーンのエネルギーを放出することも可能。これを使うと、一時的にパワーストライプがなくなり、えらくすっきりしたデザインになる。



終盤の第47話、シャドームーンとの決闘に敗れ一度は絶命したかに見えたが、ゴルゴムを裏切ったクジラ怪人の一族に伝わる『命のエキス』の力で復活。その際、大幅なパワーアップを遂げている。
この段階のBLACKは飛び蹴りと通常の廻し蹴りでコウモリ怪人を(時間差で)葬っており、もはやその強さは序盤明かされた能力とは比較にならないほどの境地に達していると思われる。
続編ではそこからさらに『不思議なことがおこる』んだからクライシス帝国が勝てるわけなかった。
ちなみに最前線でこんな奴と張り合わされる当のゴルゴム怪人達からは中盤以降、倒すべき敵という認識を超えてもはや恐怖の対象と化していたようで、三神官に発破をかけられても「仮面ライダーBLACKは強すぎる!!」と戦闘を拒否されるというライダー史上類を見ない扱いを受けていた。さもありなん……


●キングストーン

キングストーンとはゴルゴムに伝わる至宝である。
対なる『太陽の石』『月の石』が存在し、
次期創世王の座を懸けて戦うふたりの世紀王の体内にそれぞれが埋め込まれている。BLACK(ブラックサン)が授けられたのは太陽の石で、
変身ベルト中央に位置する『エナジーリアクター』の深奥に収められている。

大いなる力の源であり半永久的にエネルギーを供給するだけでなく、
身体に付着した物を消す、敵の幻術を破ったり攻撃を跳ね返す、ポケモンショックで敵の目を眩ます、パワーアップ後はダロムの光線を跳ね返す、シャドームーンに操られているバトルホッパーを解放させる、
太陽の力で体力回復(RX)、ライダーさえも通れない他のライダーがいる世界の時空の壁を一時的に破壊(ディケイド)
……と神の御業現代人の俺らはもっと簡単にチートって言うねの如き奇跡を起こしているが、
これはまだごく一部にすぎず、2つが揃ってこそ真の力を発揮するという。

なお、その力は創世王が代を重ねるごとに強力になっていくらしく、当代のブラックサンとシャドームーンのいずれかが勝者となり、
2つのキングストーンを手に入れた時、全宇宙の支配すら可能となるらしい。

また、キングストーンの効果かははっきりとしないが、「改造人間で感覚速度が常人とは異なる」という理屈で、第41話でコブラ怪人が滅茶苦茶にした時間の流れの中でも普通に活動していた。
それってクロックアップにも対抗できるってことじゃ…



■BLACK時代の乗騎

バトルホッパー

全長:2,220mm
全高:1,240mm
最高時速:500km/h、最高出力:415馬力。
ゴルゴムが世紀王用に作ったバッタ型バイクにして、仮面ライダー用マシンでは初の生体メカ。

光太郎がゴルゴム神殿から脱出する際に入手。
普段はロードセクター(後述)と一緒に光太郎の隠れ家である廃工場に隠されているが、眼を発光させテレパシーで呼び出すとどんな場所でもやって来る。
ロードセクターに比べると速度は劣るが、オフロードタイプのマシンなのでロードセクターで行けない場所も走れるので汎用性は、こちらの方が上。
また生体メカだけに生物の長所である自己再生能力を持ち、サイ怪人に角でめった刺しにされるも傷が全快した。

敵に操られたことが2回もあり、1度目のタマムシ怪人事件ではクローン虫に脳に寄生され新聞沙汰になる騒ぎを起こした。
2度目は最終決戦の際において、同じ世紀王であるシャドームーンに奪われて、シャドームーンのバイクと化した。
しかし、BLACKのキングストーンの力を受けて自由を取り戻し、BLACKを守る為にシャドームーンに捨て身の特攻を掛ける。
その際シャドームーンにサタンサーベルで反撃されて、致命傷を負い、シャドームーンを巻き込みながら大爆発。
大ダメージを与えるも、バトルホッパーはBLACKに最期の言葉を言い遺して力尽きた。

「ア…、アリガトウ…、ラ、…ライダ…」

ベース車両はスズキのオフロードバイク、RA125。 

なお『仮面ライダーBLACK SUN』でも、同作世界の南光太郎(仮面ライダーBLACK SUN)のバイクとして新デザインのバトルホッパーが登場している。

▼ロードセクター

全長:2,100mm
全高:1,320mm
最高時速:960km/h
最高出力:1,515馬力
南光太郎の3台目のバイク。(バトルホッパーの他、変身前の時に使う普段使いのバイクがあるので)
間違ってもピザ屋の宅配バイクではない。

機械工学の専門家でオートバイの神様と呼ばれた大門洋一博士は莫大な資金援助に惹かれゴルゴムの一員となりこのマシンを開発した。
大門博士はロードセクターを完成した直後にコウモリ怪人に殺された為、マシンは息子である元オートバイレーサーの大門明が山奥の秘密基地に隠し持っていた。
コウモリ怪人とカミキリ怪人に襲われた明をBLACKが救った事がきっかけで「ゴルゴムを倒すまで自分が預かる」事を約束してロードセクターを受け取った。
RSコンピュータが内蔵されており、バトルホッパーのように呼び出す事が出来る。44話ではRSコンピュータを使い妨害電波を発生させワープ装置のコンピュータの破壊に成功した。

時速が800km/h以上に達すると上部にアタックシールドが自動展開して、その際はBLACKがすごい体勢になる。その状態の時には前を目視することもできないためにヘッドアップディスプレイを見て運転する。
ここには光電子レーダーライトやオプティカルアイからの路面状況や障害物のデータが映し出される。
高いスピードがこのマシンの売りだが、オンロードタイプのマシンなので、バトルホッパーだったら走れる場所を走れないことがある。
アタックシールドを展開した状態で体当たりするスパークリングアタックは、壁をぶち破り怪人に大ダメージを与える威力があり、後部からはあらゆるものを吹き飛ばすプラズマジェットを出す事が可能。

時にはバトルホッパーとロードセクター両方を呼び攻撃するスクラムアタックという戦法を取ることもある。

最終話では、創世王の死と共に崩壊するゴルゴム本拠地からBLACKを脱出させた。
その後は不明だが『仮面ライダーBLACK RX』の第4話の冒頭でライドロン製作中のシーンで、
「もうすこしでお前の仲間が出来るぞ」とアクロバッターに話しかけるシーンの背景にロードセクターらしいバイクが一瞬見えるが、
放映終了後に雑誌『宇宙船』編集部が読者からの質問を受け、制作会社の東映にロードセクターの行方を質問すると、
「ロードセクターは光太郎が大門明に返却した設定になっている」との回答があったことが誌面に掲載された。

ベース車両はスズキのレーサーレプリカ、GSX-R400。なお、光太郎が普段使いしているバイクもコレで、信彦のバイクも色違いのおそろい。

ちなみに『仮面ライダーBLACK SUN』にも新デザインで登場したが、こっちの方は秋月信彦(仮面ライダーSHADOW MOON)のバイクに変更されている。

■萬画版『仮面ライダーBlack』

石ノ森先生執筆の萬画版は「バッタ怪人」としてのイメージを盛り込んでおり、
頭の部分がトノサマバッタのようになっているほか、腹にある副脚を伸ばして敵を押さえつけるなどその特性を生かしている。

なお、漫画版とテレビ版の違いとしては
  • 『BLACK』ではなく『Black』
  • 変身ポーズが無い
  • 変身したら服が破れるので、変身する時は衣服を脱ぐ
  • 漫画版は戦意に応じて緑→黒と体色が変わる(仮面ライダークウガで例えると
  • バイタルチャージが無い
  • 埋め込まれている石がキングストーンではなく賢者の石と呼ばれ、場所も腹部ではなく額になっている。
  • バトルホッパーは生命体ではなく、人の手で作られたハイスペックなバイクという設定になっており、登場したのは1回のみ。
  • シャドームーンと姿がまったく同じ(というよりシャドームーンの方がBlackに似ている)
などが挙げられる。


■客演での活躍

仮面ライダーディケイド

第26・27話の「『BLACKの世界』の南光太郎」が変身する仮面ライダーとして登場。

当初は仮面ライダーディケイド世界の破壊者と認識して戦ったが、ディケイドが子供を守った事で考えを改めて共闘する事になった。

元々は1人で戦っていたらしいが、ある事情で『BLACKの世界』に迷い込んでしまった「『RXの世界』の霞のジョー」と出会い、現在は共闘しているらしい。
「『RXの世界』の南光太郎」の存在は霞のジョーから聞いて知っていた。

「『RXの世界』の光太郎」の危機を救うべく、ディケイドを『RXの世界』に送り返すためにキングストーンフラッシュで次元の壁を破るという、驚異的な芸当をやってのけた。

さらに、そうしてディケイドが移動した『RXの世界』では、士が手に入れたBLACKのカードを仮面ライダーディエンドが「君には扱えない」と嘯きつつ士から掠め取ると、
BLACKのカードをディエンドライバーに装填・カメンライドし、仮面ライダーBLACK…ではなく、変身前の『BLACKの世界』の南光太郎を召喚。
並行世界の同一人物たる『RXの世界』の南光太郎と頷き合うと、二人の光太郎はBLACKとRXに同時変身し、共にアポロガイストを撃退した。

映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
変身解除はしなかったが、倉田てつを氏が声を担当。

冒頭のライダーバトルに勝ち残り、仮面ライダーV3仮面ライダースーパー1と共にチームを組んで、
ディケイドとディエンド、仮面ライダークウガ小野寺ユウスケ)のチームと対戦。
ディエンドとクウガが離脱した為に有利になったが、最後は3人まとめてディケイドに倒されてしまう。

大ショッカーとの最終決戦にも参加しているが、主に「怪人軍団との戦いに参加した」程度の扱いで、ガラガランダを倒したRXと違い、目立った活躍はなかった。
ただし、RXと違ってディレクターズカット版では戦闘シーンが追加されている。

ちなみに、RXは去り際に変身を解除して門矢士にメッセージを伝えていたが、BLACKは変身を解除しなかった。


オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

1号と2号がショッカーグリードに倒された事で歴史が改変された事で(仮面ライダーNEW電王と彼に接触した仮面ライダーオーズを除いた)V3以降のライダー共々存在しない事になっていたが、
人々のライダーへの熱い想いを受け、他の(「仮面ライダーOOO」までの)ライダーたちと共に復活。
RXと同時に登場してメタルゲラスをぶっ飛ばした。
BLACKとRXを見て大神官ダロムは逃げ出し、シャドームーンはディケイドの相手をしたので絡まなかった。


仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

決戦時の大乱闘で戦いを仕掛けてくるシャドームーンに「やめろ、信彦!」と声をかけ、気にする様子を見せた。
……が、最終的に光戦隊マスクマンとの連係プレーでシャドームーンにライダーキックを仕掛けて爆殺した。
いくら相手が悪役とはいえ、元親友にも一瞬で気が変わるBLACKは鬼畜のヒーローで創世王の器。


平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

BLACK RXと共にコンビでジャーク将軍を倒した後、仮面ライダージョーカー仮面ライダーバロンに戦いを挑んだ。
ついに公式で黒い主役ライダー同士の戦いが実現し、ジョーカー=左翔太郎役の桐山漣氏も感激したという。


スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

『ディケイド』以来、久々に倉田てつを氏自らが南光太郎を演じた。
ショッカーによる歴史改変後に多くのレジェンドライダーがショッカーライダーとなる中、改変による悪影響を免れて一人ショッカー相手に戦い続けてきた。
ショッカー支配下の世界では指名手配されており、悪堕ちした特状課のターゲットにもなっている。

こちらでもショッカー怪人相手にも戦闘力を見せつけるが、ショッカーライダーとなっていた仮面ライダードライブの横槍とショッカーの卑劣な手段を前に敗北。
その後は、詩島霧子達にドライブピットに匿われるも、ショッカーの襲撃に巻き込まれ、負傷した泊進ノ介と霧子を救う為にショッカーの前に立ち塞がる。
最期は怪人達の攻撃を生身で受け続け、急所であるキングストーンを破壊されて戦死してしまう…が……?


セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記

神山飛羽真の説得を受けて、石ノ森章太郎が「本当に描きたかったヒーローとは何か」を思い出した事で他のレジェンドライダー共々復活。
アスモデウス率いる怪人軍団との戦いでは「格闘系チーム」として仮面ライダーバスターとレッドマスク、リュウレンジャー、ゲキレッドと共に戦った。
ちなみにバスターとは格闘繋がりに加えて、スーツアクターが岡元氏という共通項も。


■ゲーム作品での活躍

ガンバライドには1弾から参戦。
当初はレアとノーマルを行ったり来たりだったが、5弾にてレジェンドレアに昇格。初の昭和ライダーLR化であった。

能力値合計1400、必殺威力2400、スロット合計値430と中身はSR級の安定感。
だが、配置問わず能力値上昇合計+450と当時においては屈指の強スキル保持者であった。
これは、その後も数々の優秀カードに受け継がれゆく、『+150×3点強化万能スキル』の開祖でもある。

ガンバライジングではND3弾でマシンライドキャンペーンの1枚に選ばれ高レア・演出技実装。
スキャン時の特別演出は「バトルホッパーに乗り込み、opに合わせて走り出す」。

演出技は「ブラックホッパーチョップ」。ライダーパンチ→ライダーキックではないが、
「呼ぶと来るバトルホッパー」「バイタルチャージを行うBLACK」など、見応えのある技である。

また、無印3弾のRX本人ボイス化に合わせBLACKも倉田てつを氏がボイスを新録。
「ゴルゴムの仕業だ!」はないが「許さん!」は最初の登場時・テクニカルバトル時などのセリフフとして叫ぶ他、
前述のように「バトルホッパー!」「バイタル・チャージ!」など、数々の名セリフを言ってくれる。





光太郎
「信彦…それでも僕はこの項目を、何度でも追記・修正してみせるぞ!」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 仮面ライダー
  • BLACK
  • 仮面ライダーBLACK
  • 南光太郎
  • ブラァッ!
  • 仮面ライダーディケイド
  • 昭和ライダー
  • 主人公
  • 世紀王
  • 黒き太陽
  • 倉田てつを
  • 岡元次郎
  • ブラックサン
  • 黒いボディ
  • 真っ赤な目
  • バッタ男
  • 原点回帰
  • キングストーン
  • チート
  • 石ノ森章太郎
  • 黒いヒーロー
  • てつを
  • 世紀王!ブラックサン!!
  • シンプル・イズ・ベスト
  • 仮面ライダージョーカー
  • スーアクの本気

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月28日 12:27

*1 ただし、その方法は一般的に想像される手術等ではない。

*2 但し「何らかの手段で人間(ホモ・サピエンス)以外の種族に変貌した」・「元々その作品における『怪人』と同種族だった」・「その身体に異種族の血が流れている」等広義の「人間の枠を超えた」キャラクターはたまに存在している。