ブルマ(衣類)

登録日:2012/09/14(金) 05:34:50
更新日:2023/12/29 Fri 20:05:52
所要時間:約 4 分で読めます





ブルマとは女性が運動するために用いる衣類の一種で、下半身に下着の上から着用する。
ブルマー、ブルーマ、ブルーマーとも呼ばれるが本項目ではブルマで統一する。

【概要】


女性のパンツを一回り大きくした様な形状でイメージとしては少しモッサリしたパンツ。
生地は伸縮性のある厚手のものを使用しており耐久性があり腰と裾にゴムが入っていて、色は紺・赤・緑など。
一応ほかにも種類はあるが日本でブルマと言われ想像するのは大体これのはず。

日本人にこの形状のブルマが浸透しているのには理由があり、それには教育の現場でブルマが採用され『女子の体操服=ブルマ』となったことが上げられる。
小学・中学と短い者でも義務教育の9年間、高校の3年をプラスすれば12年間も見たり実際穿いたりすれば印象に残るのは当たり前の話である。

本来は内側にポケットがあり生理用品を入れられるが、今はフェチやコスプレ向けの商品が主流なのでポケットが無い事が多い。

現在では運動着とされているが、本来は19世紀中頃に、コルセットで腹を締めるような当時の下着に反発した女性解放運動家が、自由度が高くゆとりのある下着として考案したものである。





【ブルマとフェティシズム】

実はこのブルマ結構な確率で男性のフェティシズムを刺激する存在だったりする。
まぁ、思春期にロリ(小)・青い果実(中)・大人の階段(高)とはちきれんばかりの色っぽい太ももを見せられてどうにもならないのは少数派と思われる。
「先輩!どこ見てるんですか」とか言われるシチュエーションに憧れた男子は多いはず。
ちなみに昔えらい先生が


『私は体操服はブルマの中に入れる方がいいと思う』


っと語っていたがその辺は個人個人の趣味でいいと思うよ。


【ブルマと尻】

ブルマとフェティシズムを語るのに欠かせない要素として先ずはお、すなわち臀部を上げたい。
パンツやスク水とはひと味違うある種の迫力が満点のお尻がそこにはあり、ぶっちゃけたまらない。
食い込んだブルマを引っ張って直す姿にはドキドキ、そしてハミパンはロマン。
お尻とはちょっと違うけど脚も良し。
つまり女性の下半身の魅力を引き立てる素晴らしい衣類ともいえよう。



【ブルマと制服】

人によっては恥ずかしいとか言われるブルマだが、中には常日頃から制服の下にブルマを装備するブルマ愛好家の女子も結構いて、
あったかい・エッチなハプニングをある程度減らせる・着替えが楽などのブルマのメリットを有効に活用してたりもする。
男子にとって女子のスカートの下がパンツじゃないのは少し残念なことだが、ブルマがチラチラ見えるのは違うベクトルで嬉しい。

ついでに上は制服、下はブルマのアンバランスな魅力は筆舌に尽くし難い。


【ブルマと熟女】

ここまでは青春時代のブルマだったがコレはアダルトでマニアックなブルマ。
熟女は守備範囲外?!まあとりあえず百聞は一見にしかず画像検索なりで見てね。

ムチムチの熟した肉体+ブルマの破壊力をお分かりいただけただろうか?
なにげに露出の多いブルマを着用する羞恥心やら、学生でもないのにこんな格好をさせられる羞恥心やら、悟ってくるとひと粒で何度も美味しい。













ふぅ…







【ブルマの終焉】


そもそもブルマが日本で女生徒の運動着として定着したのは、
当時のオリンピックなどで「東洋の魔女」の活躍による一大ブームの際に、海外選手を見た為。
当時の日本はいわゆる提灯ブルマであったが、

「海外選手のあれはスポーティーでかっこいい。体操服あれにしろ」
と、女生徒側の猛烈な主張で、どんどん露出が上がって行き
あのような形になったものである。


もう一度言うが、
ブルマが現在の形で普及したのは、女生徒側の要望である。
ついでに言うと食い込み等の卑猥なハプは提灯ブルマでは極めて発生しにくい。

ところが90年代になると、当の女生徒側から、「ブルマは卑猥」「恥ずかしい」「教育者は何を考えてるんだ」「撤廃!」
などと声が上がるようになった。
この運動は様々な場所に飛び火し、ついには新聞や週刊誌に取り上げられるほどにもなり、
ついにPTAを動かし、本格的な規制がはじまることとなる。

繰り返すが、ブルマは女性が自ら望んだものである。
とはいえ、時代の流れで人の価値観も変わっていくため、強く攻めるのは酷だろう。
もっと言うとブルマを望んだ女生徒とブルマを否定した女生徒は世代的に完全に別人なので「おまえらが望んだんだろ」というのは的外れである。
大体俺ら男がエロい目で見まくったのも原因だし。

規制は順調に進み、ついにその魔の手はブームの発生もとでもある日本女子バレーにも及び、ブルマ着用はされなくなった。
現在は陸上やチアリーディングなど本当にそれが必要とされるもの以外はスポーツ界でも壊滅状態にあり、
学校では2011年をもって絶滅が確認された(と言うウワサもある)。
ちなみに男子の体育着のズボンは今でこそ普通のズボンだが、昔はセクハラ染みた代物であった。
早い話パンツである。
子供の内からそのような性的感情を刺激するような衣類を着せる事はよくないし、近年は男女平等が唱えられて久しい。
そういった側面もあり、現在は男女ともハーフパンツやスパッツが愛用される事となった。

二次元やらAVやらでは現役だけどね。






【現役とは言ったけど…】


しかし、そういった「フェチもの」以外の話で言えば、少々不穏な動きもある。
現代を舞台にした学園物の漫画やアニメ、ゲームでは、時代背景のリアリティを追求するためか、ブルマが登場しない場合も徐々に増えてきている。

一般的な夕方アニメや、こども向けの作品なら風当たりを避ける意味でも当然であるが、エロゲや深夜アニメでも置き換えが進みつつある。
ブルマを知らない世代も時代の変化で20~30代となりブルマに性的魅力を感じない人が増えているからだろうか。
今後はごく一部の作品に懐古趣味として残るだけになるのかもしれない。
だが、旧スク水と共にそれは確実に存在し、多数の男性を癒し続けてきた事実だけは決して忘れてはいけない…。


【ブルマの代わり】


ハーフパンツ(スポーマー)
半ズボンにしては長すぎ、長ズボンにしては短すぎる、そんなハーフな長さの物。
パンツと言っても下着ではなく、膝上辺りまでを覆うポリエステル製の密着型ズボンである。
脚を全部隠すわけではないがかといって股間付近まで露出するわけでもないという、運動には持ってこいのもの。
現在の主流はこれである。
…エロ目線で見ればこれはこれであり。密着型という言葉に反せずお尻の形が綺麗に現れるからだ。

なおブルマ廃止時にスパッツが採用されたところがあると聞くが、追記主は見たことないのでご存知の方は追記願います。








追記修正はブルマを穿いてブルマを被りながらお願いします

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最終更新:2023年12月29日 20:05