ジェミニ・サンライズ

登録日 :2010/04/13(火) 01:19:04
更新日 : 2017/10/27 Fri 16:52:17
所要時間 :約 7 分で読めます










紐育華撃団・星組の隊員。
初登場は『サクラ大戦・EEPISODE0~荒野のサムライ娘~』。
大河新次郎がやってくる少し前から星組の隊員候補としてリトルリップシアターのスタッフをしていたテキサス出身のカウガール。
パーソナルカラーはオレンジ。


自分のことを「ボク」と呼び、非常に明るく元気でまた正義感が強く、深いことはあまり考えないなど、よく言えば純朴。悪く言えば田舎気質な性格。
しかしその裏表のなさは人を惹きつけ、どんな相手にも良い印象を与える。
そのためか作中もゲーム序盤からステージに立たないはずのジェミニがシアターのパンフレット用に公募される写真のお題になっていたりする。
ステージに上がるようになって売店で発売されたジェミニのブロマイドは飛ぶように売れていたこともあり、実は密かに人気があったのかもしれない。

また熱心な日本マニアであり、加山の経営するROMANDOの常連。作中でも度々訪れては加山に無理を言って日本からチョンマゲのカツラを取り寄せて貰うなどの通ぶりも見せた。


ジェミニはもともとテキサスの生まれだが、そこで日本から来たミフネというサムライと出会い、剣の手ほどき受け修行をしていた。
ミフネはそのときジェミニ本人もまだ知らない秘密を見抜き、あえて黙っていたがある事件によって帰らぬ人となる。
「自分になにかあったら紐育へ行け」そう言い残したミフネの言葉に従い、ジェミニは紐育にやってきたのである。

ちなみに『サクラ大戦Ⅴ~さらば愛しき人よ~』より先に発売された『EPISODE0』はテキサスを後にしたジェミニがその方向音痴ぶりを発揮して紐育とは真逆のサンフランシスコにたどり着いてしまったときの物語であり、『EPISODE0』のセーブデータを連動していた場合、特定のイベントが変化する。
またこのミフネなる人物はプレイした全国の大河隊長たちの間でも謎の人物とされており、ジェミニの秘密にどうして気づいたのか、日本から来たはずのミフネがなぜサニーサイドを知っていたのかなど疑問の声が上がっており、「実は賢人機関のエージェントだったのではないか」などともささやかれている。


平時はリトルリップシアターで主に掃除等雑用をこなすがその勤務態度は概ねよく、活動的に働きいつでも一生懸命な姿は同じく裏方を務めるプラムや杏里のよく知るところとなっているが、同時に機械の扱いが壊滅的に下手であり、壊した掃除機は数知れず。紐育華撃団の作戦司令室の機械を滅茶苦茶にいじくりまわし、公演直前に劇場内の電源をすべて切ってしまうなど、生粋のトラブルメーカーぶりとあいまって、評価はトントンとなっている。


先述の通りの性格のため新次郎との初めての出会いでは
家に帰るはずが迷子に→渡米してきた日本人(新次郎)にぶつかる→ビレッジに向かってると知り「連れてけ」と泣きつく
とまさにやりたい放題。そしてフラグのキングメーカーぶり。

またいつでも妄想するクセがあり、一々台詞やシチュエーションを口にするばかりか初対面の人間(新次郎)の前でも身振り手振りまでつくという。
それは大抵周囲に物理的被害を与えるか、ひとしきり妄想してから終了となる。ちなみにその場合最後は「…なんて言っちゃうの!キャー!なんちて!なんちて!」と結ぶのが基本。

そして


極 度 のダジャレ好き


数々の個性的キャラクターを排出してきたサクラ大戦において異例の、ホントどうしようもな…もとい異色のキャラである。

しかし料理や掃除等の家事全般などを苦手とする者の多い華撃団内において普通スキルは以外に高い。また愛馬ラリーのおかげか乗馬も得意とし、馬上剣においてはまさに人馬一体の技の冴えも見せる。
そのため『EPISODE0』をプレイしたことのある者からは「ジェミニはスターいらんだろ」などと声が上がっていた。


そんなジェミニが親友ラリーをかなぐり捨てて駆る霊子甲冑は"FENIX AT-05E"通称ロデオスター。

地上形態時の主兵装は銃と刀を掛け合わせたガンバレル=ソード。
ガンブレードちゃうよ。
炎をイメージしたカラーリングでオレンジ色が眩しい機体であり、新次郎機と同じく近接戦闘に特化したスターは師匠ミフネから学んだ剣でどんな相手であろうと両断する。

また華撃団内随一の機動力を誇り、参戦後は常に星組の切り込み隊長として一騎当千の活躍を見せる。
その他に敵味方や障害物などをジャンプして跳び越せるため、同一エリア内での特殊能力『移動力UP』と併せ昴機とともに縦横無尽にフィールドを駆け回る姿は全国の隊長たちからも絶大な信頼を得ている。

また合体攻撃のテーマはセントラルパークでプロを目指していると言っていたアレ。
サクラ大戦シリーズ恒例の精神攻撃とは打って変わりジェミニならではのワケのわからなさが存分に表現されているあたり、セガの心意気を感じられる作りとなっている。







以降ネタバレ





新次郎が初めてアメリカの地を踏んだ折、颯爽と現れ強盗事件を解決した正体不明の人物、通称"仮面の剣士"(まさに『仮面ライダー』)。その正体とは本来ジェミニの双子の姉として生まれるはずであったジェミニン。
ジェミニがまだ母親の胎内にいたとき、産まれることのできなくなったジェミニンの身体はジェミニと溶けあい、ジェミニは本来の心臓とジェミニンが持って産まれるはずだった小さな心臓の2つをもってこの世に生を受けた。
そのためジェミニには自分と姉、2つの意識が存在し、無意識下でのみジェミニンとしての人格がその身体を支配するようになった。

ミフネはこのジェミニンの存在にいち早く気づき、ジェミニの無意識下でのみその存在を許されたジェミニンに優しく接し、剣の稽古をつけていた。
16年間常にジェミニの影の存在として鬱屈していたジェミニンにとってそれは何物にも代え難いものとなり、紐育に来た後は度々ジェミニの身体を使い、師匠の仇(悪人)を探していたのである。


そうしたジェミニンの霊力は紐育華撃団の誰よりも高く、その値は隊員たちの数倍にまで高まることもあった。実際パトカーやトレーラーを生身で一刀のうちに両断したことなどもあり、五輪のアザの持ち主たる本来の力と、仇を殺すという執念の強さを感じさせる。

ちなみに昴やラチェットからも見事にその正体を隠し続けたジェミニンのマスクの詳細について、初登場時の質問リップスによって「自前だ」と語っている。
さらに言うと意外にも仮面の剣士は子ども達に人気があり、マギーの店ではそのレプリカが大ヒット商品となりその売り上げに貢献しているとか。

残念ながら作中ジェミニンがスターを駆ることはなく、新次郎がジェミニのお尻に五輪のアザを発見した後、紆余曲折を経てジェミニンの人格はジェミニの中で深い眠りにつくこととなった。
が、『君あるがため』ではジェミニの体力がピンチになると簡単に登場する上、あまつさえダイアナが近くにいると状態異常と判断され必殺技で簡単に封印(回復)されるなど、実際はかなり不安定な状態のようである。



なおこのジェミニなるキャラ、シリーズ史上屈指の甘酸っぱいEDを迎えることなどからプレイヤーからの人気が高く、中の人とあわせてⅤヒロイン中最大のファン層を持つとか持たないとか…

余談だが声優本人が出演するレビュウショーでは桐島カンナ役の田中真弓さんからエリカ・フォンティーヌと合わせて「イッちゃってる」と言われたのに対し、ファン達から「ジェミニだから仕方ない」と反論一つ上がらなかったことは比較的有名な話である。
そもそも中の人がヘソ出し美人だが


ジェミニ「ねぇねぇ、この掛け軸ってなんて書いてあるの?」


wiki篭り「そ、それは…」


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追記修正
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