フロイライン=クロイトゥーネ

登録日 :2013/07/23 (火) 22:43:56
更新日 : 2016/09/12 Mon 07:08:59
所要時間 :約 3 分で読めます




とある魔術の禁書目録』の登場人物。
初登場は新約5巻。

魔女狩りの時代、300回以上もの神明裁判にかけられ、その全てを無傷で生き残ったとされる女性。
およそあらゆる殺害方法を試されたが、命を落とさないどころかろくに顔色を変えることもなかったという。
当時の歪んだ司法においては「神明裁判に生き残れば人間、死ねば魔女」という滅茶苦茶な理屈がまかり通っており、全てに生き残った彼女は「善良で潔白なただの人間」とされた。
しかも彼女は現代においても年老いることなく生きており、その特性は科学と魔術の双方において未だ解明されていない。
そして、科学サイドは苦肉の策として『窓のないビル』に幽閉することで存在の排除を図った。

遺伝子構造的には間違いなく人間であるものの、むしろそれが異常と呼べるほどの肉体を持っており、周辺の状況に合わせて形状や性質を変化させている。

思考形態も人間とは異なっており、精神や自我の主柱となる『自分だけの現実』を保有しておらず、昆虫をさらに簡略化した単純思考の積み重ねが人間的な思考に見えているだけらしい。


劇中の活躍


科学と魔術のどちらにも属さないというその特性からグレムリンに目をつけられ、全体論の超能力者の素体として狙われる。

それに反発したトール上条は『窓のないビル』の外壁を破壊し、彼女を救出しようとするが、それによって外界に興味を持ったのか、自力で『窓のないビル』の外壁をぶち破り脱出。正体不明の謎の攻撃で上条とトールを一蹴し、学園都市へと足を踏み入れる。
ちなみに『窓のないビル』は、プッツンした一方通行が全力で放った攻撃を受けても傷一つつかないほどの強度。

その後、学園都市を迷い歩いていた時、偶然打ち止めとフレメアと出会い、友達になる。

しかし、これによってミサカネットワークの存在を認識した彼女は打ち止めの脳を捕食することでネットワークを掌握するという「機能」を手に入れてしまい、打ち止めを食おうとする衝動を持ってしまった。

だが、始めて出来た友達が出来たことで彼女は人間に近い感情と精神を獲得し、打ち止めを食らおうとする衝動に抗おうとする。それでもその衝動は止められず、自分を殺しに現れたバードウェイに命を差し出すことで自分を止めようとする。
その姿を見た上条は改めて彼女を助けることを決め、バードウェイと戦い、勝利を収める。

そしてサンドリヨンのパーツから作られたダミーを食ったことで彼女の「機能」は停止し、打ち止めとフレメアをその手に抱きしめるのだった。

その後、『情報』を取り込んだことでその容姿は幼くなり(通称フロ ライン=クロイトゥーネ)、人間的な精神構造を獲得した。
これによって全体論の超能力者の素体としては適さないと判断され、グレムリンからも狙われる心配はなくなった。

以降は上条に保護されたが、今現在どこで暮らしているのかは不明。
ビルの屋上で、眠りながら自分の見ている夢を「情報」として食べている姿が目撃されている。


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