カロッゾ・ロナ(鉄仮面)

登録日:2010/12/30 Thu 00:30:54
更新日:2024/03/09 Sat 15:59:47
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この声に覚えはあろう……


私だ、カロッゾだ!



プロフィール

カロッゾ・ロナ
Carozzo Ronah

誕生日:不明
身長・体重:不明
血液型:不明
愛称:鉄仮面
搭乗機:XMA-01ラフレシア
CV:前田昌明

概要

クロスボーン・バンガードの軍事部門における指導者であり、当時は職業訓練校であったクロスボーン・バンガードを、地球連邦軍と同等どころかそれ以上、の力量を持つ“軍隊”へと鍛えあげた人物。
ロナ家家長であるマイッツァー・ロナの娘婿であり、またドレル・ロナベラ・ロナの実の父親でもある。
常に頭部を仮面で覆われていることから「鉄仮面」と呼ばれている。


人物

彼は若い頃は大学院でバイオ・コンピュータを研究していた単なる科学者だったが、ナディア・ロナとの交際を契機にロナ家の人間となる。
カロッゾが凡庸な科学者なら良かったがなまじ人間的に優秀なこともあり、義兄ハウゼリーと仲良くなるにつれて政治的な物事や世間について学習していった。
入り婿のカロッゾが義父であるマイッツァーの期待に応えようとする程、ナディアの心は離れていき家庭で不協和音が生じさせることになるのは皮肉である。

そして、ナディアは幼いベラを連れてシオ・フェアチャイルドと駆け落ちしてしまった。

義兄のハウゼリー議員がテロによって討たれると、それがトリガーとなって覚悟を決めたカロッゾはコスモ・バビロニア計画を実現させようとクロスボーンの軍隊をフロンティア・サイドに侵攻させることをマイッツァーに上申する。
そしてカロッゾは一年の休暇を頂いてラフレシア・プロジェクトの強化人間の手術を自身に施し鉄仮面となり、クロスボーン・バンガードの大計画を実行するため、マイッツァーからクロスボーン・バンガードの指揮権を移譲された。

フロンティアIでの戦闘ではモビルアーマー「ラフレシア」に搭乗。
初戦である連邦軍艦隊戦では、遠距離から無数のビームを放ち、艦隊からの攻撃であると連邦軍に誤認させ殲滅。
その後ベラ・ロナことセシリー・フェアチャイルドの乗るビギナ・ギナと交戦。
パイロットが実の娘であるにもかかわらず躊躇いも無くビームを浴びせ、瞬く間に戦闘不能に陥らせた。
しかしシーブック・アノーの駆るガンダムF91との戦闘で放熱機構の「質量を持った残像」を捉えきれず、誤って自機を攻撃したことにより自滅してしまう。

映画のラスト、画面の左半分にF91の、右半分に鉄仮面の顔が映し出されて合わさるシーンは、人が機械に近付いてしまっていることへの警鐘だったのだろうか…?


他媒体での扱い

コミックボンボン』で連載されていた漫画版(シーブックが「うぬらめが八つ裂きだァーッ!」とか言ってるアレ)では
紙面の都合上宇宙貴族主義や妻との関係が丸ごとカットされているため、単なる殺戮野郎、文字通りの「ド外道」に成り下がっている。
またこちらではコックピットをF91にぶち抜かれて直接「ゲームオーバー」の引導を引き渡されている。
その後、残留思念で「このカロッゾが死ぬことなぞ永遠にあり得ないことだぞ」とシーブックに話しかけており、強化人間やサイボーグといった枠を超えた不死身の怪物として描写されているようにも見える。

漫画『F90FF』では強化前のカロッゾが登場。マンハンターの名前を聞いて動揺するなどまだ真っ当な一面を見せた他、クラックス・ドゥガチの縁談相手の選定に関わっていたことが明かされた。

スーパーロボット大戦シリーズにおいても、シナリオの再現が面倒なためとりあえず敵部隊のイカレた幹部として引っ張り出されることが多々ある。
躊躇なく残虐な行動をしでかす輩としてこれほど便利な「人」もそうそういないし。
現状最も新しい登場作である『X』ではマスク先輩から「マスクをかぶっているような奴にロクな人間はいない」などと(マスク自身の自戒も含めて)言われてしまった。


主なセリフ

  • 「この声に覚えはあろう……私だ、カロッゾだ」

  • 「人が旧来の感情の動物では、地球圏そのものを食い尽くすところまで来ているのだ。何故それが分からん!」

  • 「……私も感情を持つ人間だ。素顔であれば今お前を殴り殺していたかもしれん」

  • 「少しずつでも世界をさっぱりさせんとな」

  • 「誰の良心も痛めることがない、いい作戦だ。機械による無作為の粛清……!」

  • 「家庭の問題だからな」

  • 「お前が私の近くに来たいらしいからこうしてやったが。つくづくお前は悪い子だ、大人のやることに疑いをもつのはよくないな……」

  • 「人類の十分の九を抹殺しろと命令されればこうもなろう!」


  • 「フハハハハ…怖かろう」

  • 「しかも脳波コントロールできる!」

  • 「しかも手足を使わずコントロールできるこのマシンを使う私を、ナディアと同じように見下すとは!つくづく女というものは、御しがたいな!」

  • 「質量を持った残像だというのか?!」

  • 「化け物か!?」


  • 「どういう男とだっ!」(小説版)

  • 「バグを使え! コロニー4千万市民を皆殺しだ!」(漫画版)

  • 「遊びは終わりだ 宇宙のゴミにしてくれる」(漫画版)

  • 「お前の首はワシがこの手で引き千切ってくれる!」(漫画版)

  • 「くそーっ! 殺せ殺せラフレシアー!!」(漫画版)

  • 「我々はラストバタリオン、DCの最強部隊だ。貴様らごときムシケラなど本来は相手にはせんが、訓練の道具にはちょうどよいわ!」(第2次スーパーロボット大戦



余談

カロッゾは、監督である富野由悠季個人の当時の心境、身辺が反映されたキャラクターだと言われている。
従来の作劇理論や作品のテーマ、セリフ回しなどのレベルでの反映ではなく、個人としての感情が移入する事は稀であるが、後のインタビューによると

「全く表情のない鉄仮面というキャラクターであったから作中のキャラクターに自己投影ができた、あるいはしてしまった」

という旨の発言をしている。

ラフレシアの脳波コントロール用に頭部には多数のコネクタがあってトサカはその蓋となっており、伏線として
当初の予定では演説シーンで狙撃された際、カロッゾの仮面の頭のブレードを飛ばして迎撃することになっていたが、
ウルトラセブン』を知るスタッフの指摘により変更されている。

劇中では終始仮面を着けていたカロッゾであるが、その素顔は過去の回想シーンでは紫髪の姿や、
小説版などに収録されたロナ家が集合している挿絵(画:美樹本晴彦)で金髪の彼の確認ができる。






しかも手足を使わずこの項目を追記・修正する私を見下すとは!つくづくwiki籠りというものは、御しがたいな!


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最終更新:2024年03月09日 15:59