ブリキ大王

登録日:2010/07/27(火) 00:05:54
更新日:2024/03/03 Sun 15:35:38
所要時間:約 5 分で読めます






デケデン! デーデデケデン! テーテテーテテテッー テーテテッテーレーレー

Main character design
Kazuhiko Shimamoto

『GO!GO!ブリキ大王!!』


今は昔の バビロニア

鋼の(こぶし)が 天を突く

異形の魔神を 倒すため

怒りで 火を(とも)

熱い心が 呼び覚ます

ブリキ大王 我とあり

歌:影山ヒロノブ(リメイク版)





ブリキ大王とは、LIVE A LIVE近未来編に登場するロボット魔神。核戦争後の世界で戦う巨大ロボについてはこちらへ。

スペック(スーパーファミコン版攻略本より)*1
 全長:19メートル
 全幅:13メートル
 重量:14356トン
 生産地:古代バビロニア
 動力:精神エネルギー

古代バビロニア帝国の人間が念動力で動かしていたというが、現在は何故か藤兵衛が保管している。
ゲーム中で藤兵衛が「わしの発明」という一幕もあり、アキラ以外には自分が開発したと偽っているケースや、古代バビロニア人が残した資料を基に藤兵衛が現代技術で再現したケース、あるいは設定ミス等の可能性が考えられるがリメイクでも説明はされなかった。
現実の歴史ではブリキという加工金属が作られたのは古代バビロニア民族*2の数千年は後なのでブリキの要素やその名前は藤兵衛がアレンジして入れたのかもしれない。

一人乗りだと思われるが、その割にコクピットは6人くらい乗れるほどやたら広い。*3
起動させるには強力な念動力を持つ人間か、あるいは液体人間が必要。
その戦闘力は高く、陸軍の一個師団を一機で壊滅させるほどである。


以下ネタバレ










陸軍と裏でつながっている暴走集団クルセイダーズによる大量誘拐事件。
誘拐された人々は陸軍将校ヤマザキ、生きてるのにシンデルマン博士、僧侶雲龍らの計画のため、筑波の研究所に集められ、液体人間に変えられていた。

計画の最終段階。止めるにはブリキ大王しかない。だがアキラの念動力ではブリキ大王を起動することができない。

アキラの兄貴分無法松は、精神を昂揚させるキノコ、マタンゴを大量に服用することで、ブリキ大王を起動。巨大ロボットのお約束、池を割って地上に現れる。
クルセイダーズに火を放たれたチビッコハウスからアキラたちを救うが、マタンゴの副作用で倒れてしまう。

アキラが自分の心を読んでいることを察した無法松は、誰にも話さなかった真実を思う。

自分がかつて、陸軍に反抗していた頃のクルセイダーズのリーダーだったこと。
機動隊の隊長だったアキラの父を手にかけたのが自分であったこと…

無法松は最後の力で、ヤマザキたちのいる日暮里の御出居寺に向かおうとするが、息絶えてしまう。
真実を知ったアキラは妙子らをコクピットから下ろすと、無法松の想いも込めた念力で、ブリキ大王の操縦桿に手をかけた...!

藤兵衛(CV.チョー)「アキラ…お前か?お前が動かしてるのか!?」


●技・武装


リメイク版では技発動時に、その技の名前か、以下の「」内セリフをアキラが叫んでくれる。アキラ自身の超能力技を技名で叫ぶことはないのに、ブリキ大王に乗った途端に技名を叫ぶあたり、わかっているとしか言いようがない。
赤羽根健治氏が担当するだけあって

メタルッ! ヒィーット!!

バベルノンッ! キィィィック!!

ハロゲンッ! レェェェザァァァーッ!!

某ロボットアニメの主人公っぽい叫び方。*4ジョムジョム弾だけは区切らずに叫ぶ。

また、リメイク版ではブリキ大王を操作している間、アキラの髪が金色に変化したなびく。どこかの伝説の宇宙人を連想したプレイヤー多数。

  • メタルヒット
「鋼の拳が天を突く!」
鋼鉄の剛拳。多段ヒット判定で、ヒット時の効果音が非常に格好良いが、単体攻撃なので基本的に不要。
足を封じられた時や飛び蹴りばかりでは…という時にあいさつがわりにどうぞ。
なお最終編ではワールダークに嫌って程食らわされる。色々あってPTメンバーは死ぬ。
リメイク版では怒竜(陸軍のデカい飛行機)の弱点であり、まさに「天を突く」技となっている。

  • バベルノンキック
「行くぜ…松ッ!」
古代神キック。巨体が宙を舞い敵に自重+キック力+重力加速度がもたらす一撃が炸裂する!
ブリキ大王の単体攻撃技では最も頼りになる。
射程に癖はあるが、自分も相手も巨大なキャラばかりなので当てやすい。
威力が高いだけでなく敵の守りを崩し、「体」(物防)を下げることもある。

  • ジョムジョム弾
「壊せ蹴散らせ悪の基地!」
起動もできないのに勝手に藤兵衛が増設してたじまんの爆裂弾。精神力で発射するらしい。
範囲攻撃・多段ヒットなので運は絡むが性能は良く、陸軍兵器の群れにもデカブツにも使っていける。
力(物攻)やLv(命中・回避)を下げるため、牽制や悪あがきで撃てばチャンスを作れるのが頼もしい。
最終編の敵もたまに使うのはナイショだ。
リメイク版で背中のブースターの上部が多連装ロケットランチャーになっていることが判明。
四つん這いになって肩口を相手に向け、無数の炸裂弾を連射する。コクピット内部が揺れるどころじゃねーぞというツッコミは厳禁
脅威の10ヒット技であり、ダメージに少々ムラがあるがいつでも使えて高火力と非常に強力な技となっている。
その強さは敵の耐性をものともしないほどで、全弾ヒットすると大隠呼像相手でも400を超える特大ダメージを叩き出す。半減しなければヤバい域ともいえる。

  • ハロゲンレーザー
「神か悪魔かこの姿!」
その声で言ったらそれはもう元ネタなのよ*5
全てを焼き尽くす閃光。ブリキ大王の武装では最も火力は低いが、攻撃範囲が最も広い為雑魚散らしに便利。
特に戦車隊はまともにやっていると時間がかかるのでここぞとばかりに使ってやるように。リメイク版だと基礎威力は上がっている。
リメイク版で前腕部の半球状のパーツから極太レーザーを左右に放出する技だと判明した。*6


漫画版では初出がリメイク発売前だったこともあり、攻略本の設定に倣い手足についてるルビー部分からレーザーを乱射している。

※ちなみにブリキ大王の能力はアキラのステータスや装備耐性が適用されているらしく、
ド根性グラブ装備時等は液体人間呪縛の手足封印効果を防止でき、攻撃力自体も上がる。リメイク版では反映されないようである(攻撃力については不明だが、少なくとも状態異常にはかかる)。

飛び立ったブリキ大王は、行く手をふさぐ群がる93式戦車隊に戦闘機「飛電」編隊、果ては空中戦艦「怒竜」をこれら古代のパワーを感じさせる武装の数々で蹴散らし、御出居寺に到着する。
しかし一足遅く、寺の池は2000人分・60000リッターの液体人間で満たされており、悍ましき野望が最後のステップに達しようとしていた。

シンデルマンは言う。
肉体を捨て、すべての人間が一つになり身も心も分かち合うことで、憎しみも争いもない世界が産まれると。
(…どっかの世界で似たものを聞いた事がある発言だが(後述))

そして液体人間を取り込み、更には時空を超えた「なにか」に突き動かされるようにインコが吸われていき、彼らの崇拝する御出居様が隠呼大仏像を依り代に現世に降り立ったのだ。

…だが、ここまで来たアキラが臆するはずもなく。


ざけんなよ‥…

そんなカッコにならなくてもな・・・・

ひとつにはなれんだよ!

なあ・・・・











そうだろ 松ッ!!


♪MEGALOMANIA



隠呼大仏(リメイク版:大隠呼像


近未来編ラスボス。厳密には、隠呼大仏/大隠呼像(いんこだいぶつ/だいいんこぞう)は器になっている大仏像の名前であり、
そこに御出居(おでお)なる存在が降臨して操っている。主題歌の「異形の魔神」とは恐らくコイツの事。
2000人分60000リッターの液体人間と挙動が怪しい大量のインコを媒介に、まるで生き物のようなポーズでブリキ大王と対峙する。
その力の源は恐らく液体人間にされ、人として生きることも死ぬこともできなくなった人々の無念と声なき怨嗟、そして憎しみであろう…

リメイク版でのボイスは大隠呼像が叫ぶ訳ではなく、黒幕三人組が担当している。拡声器のようなエフェクトがかかっているが、杉田智和氏のライブアライブ実況の最終回にゲスト出演した時田氏によると、三人組は「拡声器で遠隔操作しながら応援していることにした」とのこと。
また戦闘画面でも下の方に黒幕三人組が小さく映っており、ブリキ大王と大隠呼像のバトルのスケール感を演出するのに一役買っている。残念ながら黒幕三人組を攻撃目標にはできない

●技・武装

「ええい! 叩き潰せ!!」
  • けるる〜きっく
隠呼大仏唯一の肉弾戦。ブリキ大王に対するダメージは大きくないが、向きを変えられたり吹き飛ばされる。
リメイク版では最大2Hitになり、少しは痛くなった。
熱を伴うジョムジョム弾やハロゲンレーザーを受けると集中が乱れるのか、この技を多用するようになる。

  • ナム~の後光(リメイク版:後光)
「液体人間たちが、強靭な力となるッ!!」
念仏を伴う後光を放つ。おそらくは超能力によるもの。
ハロゲンレーザーへの反撃でしか使用してこないが、LVや知を削られる危険があるので万全を喫するなら出させないこと。
リメイク版では反撃技となり、能動的に発動しなくなった。

  • けるる〜しょうわ
「けるけるけるけぇ~る…!!」
魔神の念仏。「昭和」と「唱和」をかけたダブルミーニング。最大2ヒットする。
威力が中々ある上に受けると足封じになることがあり、移動とバベルノンキックの使用を両方とも封じられる。
力と体が減るので、こちらの肉弾戦のダメージが低くなることも。そうなったら飛び道具中心に切り替えよう。

  • 液体人間呪ばく
「御出居様! 彼らに救いをッ!!」
バビロニアの遺産すら取りこむ勢いでダメージを与える液体人間を放つ。最大4ヒットする。
こちらは腕封じでメタルヒットを使用できなくさせたり、LVや速を減らしてくるのだが、何より厄介なのはその威力。下手すると押され負けする。
こちらの肉弾戦を届かせ、相手にきっくを使わせる意味でも、吹き飛ばされたらいろいろ封じられる前になるべく距離を詰めて戦う事。

決して弱くはないが、ブリキ大王がそれ以上に強いので、すべての技が当てられる位置関係を維持しつつ、
手足を封じられるまでは鋼の拳とキックで戦って、封じられても諦めずにジョムジョム弾を撃って、
相手がひるんだらまた格闘戦を挑めばよい。全ラスボス中最も工夫が不要なボスかもしれない。
しかし、手足封じ→飛び道具→相手がひるむ→もういちど格闘戦って実にロボアニメの…狙って作ってたらすごいぞスタッフ。


激闘の果て、隠呼大仏は破壊され、溢れた液体人間は黒幕の三人を飲み込み、溺れゆく彼らは望み通りに一つとなった。

しかし液体人間はなおも止まらず、ブリキ大王をも飲み込もうとする。
アキラは自分の念力の全てを以て脱出を図る。
そして、時が流れ―




アキラは子供の声で目を覚ます。
「ねえ、サボってないでたい焼き焼いてよ!」
無法松がその売上をチビッコハウスの運営に回していた公園のたい焼き屋台。
今その店を切り盛りしているのはアキラだった。
ブリキ大王は再び藤兵衛が保管。あれから一度も動いていない。
アキラは一人、埠頭で潮風に当たるのだった―――

●その他


  • 無法松の執念によるブリキ大王の起動、そしてアキラが遺志を継ぎ隠呼大仏との決戦に挑む一連の流れはLIVEALIVE中屈指の熱い名場面として人気を博している。
    2022年にはほぼフルボイスでリメイクされ、触れたプレイヤーを熱く震えさせた。
    ファミ通が行ったアンケートの「一番好きなセリフ」では「あの世で俺に詫び続けろ」をも差し置いて「そうだろ松ッ!!」が堂々の一位に輝いたことからもその人気ぶりが窺える。
    相手がオルステッドでないとはいえ、こんな所でも一つ上を行かれてしまうのがいかにもストレイボウらしい

  • 冒頭の歌詞(1番)はゲーム内で使われている公式のものである。
    この他に当時『ファミ通』の企画で2番以降の歌詞を一般公募するという企画があり、
    漫画家であり近未来編のキャラクターデザインを担当した島本和彦氏本人が、
    なんと一般公募で「島本和彦 職業:漫画家」と書いて応募してきて見事採用された2番と、
    他の読者の投稿を複数人分組み合わせて作られた3番の歌詞が存在する。
    このため2番についても非常に人気が高いが、3番は都合上ツギハギであることもありやや賛否が分かれる。
    島本氏がガチで応募した件の詳細については「超級!! ライブアライブ近未来編」の描き下ろしおまけ漫画で描かれた。

  • リメイクでは前述のように、ブリキ大王の戦闘時のアキラの台詞の中に歌詞をなぞったものがある。

  • 一部のファンの間では、ヤマザキたちの計画と人類補完計画の類似性が指摘される*7
    (なお、「LIVE A LIVE」の発売は1994年、「新世紀エヴァンゲリオン」の放送は1995年~1996年である。念のため)

  • さらに一部のファンは、ブリキ大王のスパロボ参戦を半ばネタ気味に希望し、エヴァとの共演を夢見たりしている。

    まあ確かにEVA量産機の群れにバベルノンキックするブリキ大王は見てみたいけど。

    とか言ってたら、島本氏繋がりで『超級!機動武闘伝Gガンダム』にてガンダム連合に参戦した
    地球再生の目的から暴走した異形の魔神に地球にやさしい無敵ロボが立ち向かうというのもある意味皮肉な気がしなくもない。

  • 最終編魔王オディオルートでは逆に隠呼大仏/大隠呼像を操作してブリキ大王を打倒するのだが、弱体化補正などはなく近未来編の強さそのままなので一手間違えると普通に負ける
    封じなどの搦手をきちんと使っていても地力で押し負けてしまうことすらあるため、オディオルート最難関と言われることも。*8

  • スーファミ版には、セレクト+Xボタン同時押しで、制限なく前に出した技を出せるというバグがあった(リメイク版では修正)。有名なのは功夫編ラストで1回しか出せないはずの「旋牙連山拳」を連発できてしまうネタだが、ブリキ大王操作時にこのバグ技を使うと「電影結界」というブリキ大王が本来使えない敵の技を出せてしまう。
    「電影結界」は幕末編で天草四郎が使ってきたりするが、電撃が飛ぶ技なのでブリキ大王が出しても意外と違和感はない。また、タメ時間がある「ハロゲンレーザー」より速く出るのでタイムアタックで活用することもできる。

●余談

  • 発売当時、上記のファミ通の企画で作られた歌詞をスタッフが熱唱したカセットテープが抽選プレゼントになっていた。
    その後、2012年に再販されるサントラの予約特典として新録の主題歌ミニCDが付属していた。
    どちらも熱唱してるのはLIVE A LIVEのディレクターである時田貴司氏。
    本当は当時のカセットテープを復刻したかったらしいのだが、残念ながらマスターが紛失していたため新たに気合を入れてアレンジし直したとのこと。
    限定品なので現在はいずれも入手困難である。
    リメイク版の予約特典でブリキ大王のプラモデルが付属する事が決定。パッケージイラストは島本和彦氏の直筆で、本人も「(プラモのパッケージを描くのは)ずっと憧れていた仕事」とビデオメッセージで語っている。

  • 島本和彦氏による漫画『燃えよペンRRR 1993「LIVE A LIVE」制作記録編』によると、近未来編デザインの依頼が来た時点でスクウェアのスタッフが描いたブリキ大王の暫定デザインがあり、そのデザインが良すぎて実際にデザインする時に苦労したという。
    また同漫画によれば、ブリキ大王のテーマ曲を作曲担当の下村陽子氏に発注する際、時田氏は下村氏を連れてカラオケに行き、ゲッターロボの主題歌などを熱唱して聞かせたという。*9

  • リメイク版で正式に付いた英語名は「Steel Titan」。
    名前自体からは「大王」要素が抜けてしまっているが、英語版『GO!GO!ブリキ大王!!』のサビで「king of kings」と補完されている。
    また、リメイク版ではSF編のカトゥーの自室に「ブリキ製の年代物のロボットのおもちゃ」が飾られているが、表示言語を英語にしている場合ははっきり"Steel Titan"と書かれている。

  • リメイク版で影山ヒロノブ氏の歌が付いたおかげで『GO!GO!ブリキ大王!!』がカラオケ配信されることとなった。
    JOYSOUNDは曲番号610421、LIVE DAMは曲番号1774-18。
    時田Pや島本和彦先生がカラオケで熱唱している様子も各人のTwitterにて見ることができる。熱唱を超えてシャウトしまくる島本先生の動画は一見の価値あり。
    なお島本先生は、2023年の夏コミ(国際展示場)で「超級!!最終編」などを発売し、同日開催「29周年記念コンサート LIVE A LIVE A LIVE 2023 八王子編」の夜公演へ駆けつけアンコールにて「GO!GO!ブリキ大王!!」を影山ヒロノブ氏と熱唱するという偉業を成し遂げた。

  • 一瞬だけの動作にも専用のドットを制作するなど、ドットアニメーション周りでやたら気合が入っているリメイク版だが、
    中でもブリキ大王のアニメーションはその中でも別格の出来となっており、このままでもスパロボに出れるようなレベルになっている。
    リメイク版のドットは別会社での制作となっているが、その統括となった人物が相当に愛を持っていた人物らしく、
    「ブリキ大王だけは自分がやりたい。」と宣言し制作。
    自身の技術と情熱、そして溢れんばかりの愛を注ぎ込んだその出来は凄まじいものになっており、
    30年近く待たされたファンの熱い想いを代弁するが如く、画面狭しと暴れまわる。
    近未来編のOPからして、「あれ、これ何のゲームだっけ」と思わせる出来になっているが、
    その凄まじさは終盤になればなるほど加速していく。
    当時目頭を熱くした少年達は、是非とも自身の目で確認して頂きたい。

  • PlayStation4, PlayStation5, Steam版の発売に伴い、かつて島本和彦氏が(勝手に)執筆した同人誌「超級!! 近未来編」がスクエニ公式から「超級!! ライブアライブ近未来編」として発売されることになった(一般書店でも販売、電子書籍版もあり)。同人誌はプレミア価格が付いたりして入手しにくくなっていたため、新規ファンにも嬉しいところ。リメイク版でのブリキ大王がどれほど島本氏の漫画から引用されているのか、ぜひ確かめてみてほしい。
    ちなみにブリキ大王のカッコいい戦闘シーンがかなりのページ数加筆されている。同人誌版を持っている人も一見の価値あり。
    更に、2023年には島本氏が(またしても勝手に)執筆した同人誌「超級!!最終編」で、再びブリキ大王のカッコいいバトルが描かれている。「超級!!最終編」は、実質「超級!!近未来編」の続きでもあるので、近未来編ファンも興味があれば手に取ってもらいたい。

  • プロデューサーの時田氏は、以前からスパロボ参戦を野望として語っており、
    バンダイナムコとスクウェア・エニックス間の問題が無ければ、新たな夢も決して不可能ではないかもしれない。*10
    作者側?そんな事は言うまでもないだろう。




行くぜ松…

追記・修正によ…

男 アキラ…!



無理を通してみせるッ!!

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最終更新:2024年03月03日 15:35

*1 スーパーファミコン版の攻略本ではブリキ大王のスペックが掲載されている。ゲーム中にはこれらのスペックは出てこないが、当時のゲーム雑誌や、攻略本2冊とも同じデータが載っているので、ゲームの開発資料なのだろう

*2 そもそも現実の古代バビロニアの地域は鉱物資源を得にくい土地で鉄どころか石すら輸入していた。

*3 メタ的に言えばコクピット内でイベントが発生するため。

*4 ちなみに赤羽根健治氏によれば「ハロゲンレーザー」の叫び方は「僕のイメージではちょっとだけガンバスターの『ホーミングレーザー』に寄せたかった」。(杉田智和氏のライブアライブ実況ゲスト時より)

*5 杉田智和氏のライブアライブ実況にゲストで登場した赤羽根健治氏は、「みんながこれ言わせていいのかって言っていたセリフですけど」「僕は書いてあるセリフを言っているだけです」と笑ってコメントしていた。そもそも、ジョムジョム弾の「壊せ蹴散らせ悪の基地!」も含め、『GO!GO!ブリキ大王!!』の2番の歌詞(作詞:島本和彦)の一部なので何の問題もない、いいね?

*6 小学館の攻略本では「全身のルビーから光を放つ」と記されている。

*7 双方とも1987年に翻訳された小説「ブラッド・ミュージック」が元ネタ。

*8 場合によっては幕末編や原始編もそれなりにきつい

*9 CDを貸せばいいじゃないかという島本氏の至極まっとうなツッコミに対し時田氏はそうしないと伝わらないものがあると熱く語った

*10 杉田智和氏のライブアライブ実況の最終回で時田氏が語ったところによると、リメイク版ライブアライブの発表がきっかけで、スパロボの寺田Pと知り合えたとのことである。もしかすればワンチャン……?