登録日:2012/09/29(土) 06:41:25
更新日:2022/03/08 Tue 20:49:29
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「映司…昔みたいに一緒に暮らさないか?」
「俺は前だけを見ていんだ…今あなたが持っているものをもってしても過去に置いてきた悔しさには勝てないはずだろ?父さん!」
「なぁ後藤ちゃん…ってこれから弾丸抜くオペに向かうからひとりだよな…」
キュッキュッ
「完成!伊達専用ヒゲゴリラカンド…ハァ」
「この感覚…比奈への感情…物でしかないグリードって何なんだ?」
次回「父さんとヒゲゴリラと私」
以下真面目に解説
『父とヒゲゴリラと私』は小池定路がまんがくらぶで連載していた
4コマ漫画。単行本は全7巻。
やもめ子持ちの兄一家と、一緒に住むことになった主人公の晃二。ヒゲゴリラと呼ばれつつも、兄の娘や周囲の人物と楽しく暮らすあったかホームコメディ。
基本的に笑える話だが、時にはやもめ子持ちならではのシリアスな話や、家族の絆の大切さについても描かれている。
登場人物
草原晃二
本作の主人公。ヒゲ面で大柄な体つきのため、姪っ子からはヒゲゴリラと呼ばれており、悪の組織の幹部だと思われている。フリーランスのWebデザイナーのため在宅で仕事をしており、兄から娘の面倒を見るように頼まれて、一緒に住むことになった。何かと器用で、料理も得意。幼少の頃より体格は兄より大柄で、兄をいじめる相手を撃退していたこともある。
草原総一
晃二の兄。掴みどころのない性格で、マイペース。交通事故で妻を亡くしており、一人で娘を育てていたが、疲労で倒れてしまったため、晃二と一緒に住むことになった。不器用だが、几帳面。会社では主任を務めている。三国志の全武将の名前を言えたり、日本さかな検定一級保持者だったりする。幼少の頃は体が弱く弟よりも小柄で、母からは過干渉気味の過保護に育てられた経緯があり、それ故に実家との折り合いがあまり良くないかのように描かれている。
草原みちる
総一の娘で、幼稚園に通っている。ちょっとワガママで晃二とよく喧嘩し、ヒゲゴリラと呼ぶ。元気のいい性格で、幼稚園の男子よりも強い。お父さん大好きっ娘で、将来は総一のような人と結婚したいらしい。父親に似て几帳面。特撮の「暴れん坊軍曹」の大ファン。
真島先生
みちるが通う幼稚園の先生。面白ければなんでもいい適当な先生で、晃二のこともヒゲゴリラと呼ぶ。
西原先生
幼稚園の新人先生。マジメな先生だが、ゴリラに
トラウマがあり、まともに晃二の顔を見れない。
だいち
みちるの友達。気が弱く大人しい。
ゆうた
幼稚園のワルガキ。よくだいちをイジメるが、みちるにコテンパンにされる。「暴れん坊軍曹」の敵役ヒゲラーに憧れている。
日野
総一の課の後輩。「草原主任を観察する会」の会長(会員は日野だけ)であり、総一を
ストーカーレベルで観察している。
東ゆりか
総一の課に所属する女子社員。総一を狙っているが、恋愛では空回り気味。
比和つかさ
総一の課に所属する女子社員。ゆりかと同期。マイペースで基本無表情であり、色恋沙汰に興味がない。そのせいか総一とは気が合う。
課長
総一の上司。普段は静かで温厚だが、酒が入ると性質の悪い酔い方をする。
草原みゆき
総一の妻で故人。草原兄弟とは幼馴染だったが、小さい頃引っ越していった。その後大学で偶然総一と再会。十数年間総一を想い続けていたこともあり、以後付き合うようになり結婚する。元気がいいが
ドジっ娘で、
料理は壊滅的。みちるを産んでしばらくして、交通事故を起こし他界。
みゆきの父
孫のみちるには優しいが、総一にはなにかとイジワルをする困ったおじいちゃん。もっとも総一のことを嫌っているわけではなく、寂しさ故らしい。猫アレルギー持ち。
みゆきの母
温厚な性格。夫のイジワルを嗜めるも、その本心にも気づいており、優しく見守っている。
- 最初の次回予告的なの、要る? -- 名無しさん (2014-02-28 22:08:23)
- (当時の)作成者の個性や流行が発掘されたまんまで放置されてるからしゃあない -- 名無しさん (2014-07-02 02:09:07)
- あの濃い課長の紹介文がシンプルすぎでは -- 名無しさん (2022-03-08 20:14:50)
最終更新:2022年03月08日 20:49