ポーズ(モンハン)

登録日: 2010/09/27(月) 22:58:59
更新日:2023/06/07 Wed 21:01:08
所要時間:約 3 分で読めます




ポーズといえば色々あるが、ここではモンスターハンターのポーズについて書いていこう。



普通のゲームではポーズといえば、ゲームを一時停止状態にするアレのことである。それは勿論、モンスターハンターにも実装されている。

ここでいうモンスターハンターのポーズは文字通りのポーズのことだ。要するにキメる方のヤツだ。



モンスターハンターというゲームではアイテム(一部除く)を使うと、プレイヤーキャラであるハンターが必ずガッツポーズを取るのだ。

このガッツポーズ、例え目の前に自分の何倍もの大きさを持つモンスターが襲いかかってこようがお構い無しで行う上、動作中は動けないので非常に厄介。
アイテムを使った後のガッツポーズ中に火球やら突進やら尻尾ビターンやらお手やらで




 力尽きました 




は、誰しも一度は通る道。
その事でプレイヤーはハンターに怒りを覚えること間違い無し。



しかしハンターはそんなプレイヤーの意思を無視して、頑なまでにポーズを取るのだ。
設定上ハンターの殉職率は高いとは言われるがおそらく死因の半分位これが原因だろう。
クーラードリンク飲み忘れたとか立ったまま目を回したとか段差で思わず跳ねたとかで他も大概だが。

特に厄介なのがこんがり肉である。ただでさえ食べるのに長いモーションが必要であるのに完食後ぽんぽんっとお腹を叩いて満腹アピールまであるのである。
この満腹アピール中に突進やブレス、はたまた吸引などで逆に食べられた人は多いだろう。
ドスバギィディノバルドなど、一連のポーズを明確に隙と見抜いて積極的に狙うモンスターまで現れる始末。
アイルーが主役のニャンターモードでも、採取後やら怒りアピールやらドングリ食べるやらで余計なポーズをとる点はやっぱり変わっていない…。




ハンターはそのガッツポーズに何を見出そうとしているのか…。

このポーズには諸説あり、ガッツポーズをすることでアイテムの効果を全身に行き渡らせる説や、ただ単にハンターのおつむが常人以下等々…



ちなみにこのガッツポーズの対処方法は、せいぜいガッツポーズを取る時間を考慮してタイミングを見計らってアイテムを使うか、アイテム摂取からガッツポーズ終了までの一連の動作を短縮する「早食い」スキルを付けるくらいしか無い。

超急ぎクエストでは友達に、

自分ホットドリンク飲む
 →蹴ってもらう
  →ホットドリンク飲む
   →蹴る(回復Ver.もあり)

で時間を稼ぐなど苦し紛れの対策しかとれない。

しかし3rdではプレイヤーにダメージのないマタタビ爆弾が登場。
これを使う事で

マタタビ爆弾を仕掛ける
 →アイテムを飲む
  →爆発で吹っ飛ぶ

というガッツポーズのボムキャンセルをすることが出来るようになった。
爆弾吹っ飛び中は当たり判定がない為、タイミングを見計らえば通常より安全にアイテムを使う事ができる。
一方で暫くの間、

  • 体からピンクの煙が立ち上る
  • ネコがよってくる

などのネックはあるが。


もしガッツポーズをしなくなるスキルが登場すれば、大幅な時間短縮及び危険回避となるのは間違いないだろう。
次回作に期待したいところである。

絶対出ないだろうが。








と、思われていた。







時は流れ2018年。
世界にも通じるゲームとして開発されたモンスターハンター:ワールドにおいて、このポーズは撤廃された
回復薬を使用すると、ハンターは回復薬を飲み始める。
この間は移動することができ、飲んでいる間はじわじわと体力が回復する仕様になった。
普通の移動よりは遅いが、遠目から飛んで来るブレスくらいなら避けられる。
回避でこのアクションをキャンセルすることもできるが、回復はキャンセルした時点で止まり、回復薬は消費してしまう。*1

回復薬に限らず、肉の食事モーションも歩きながらできるなどガッツポーズの呪いからは解放されたといえる。
ちなみに小ネタだが、しゃがみながら回復すると回復速度が上がる。

ではこのポーズが完全になくなったのか?というと実はそうではない。
NPCの一期団の古風なハンター、ソードマスターこと先生は二等マイハウスにて睡眠をとっている事があるのだが、
その時の格好が鎧を着たまま仰向きで例のガッツポーズをとっているのである
彼は新しいものはよく分からんとして今だに旧式の鎧を着てたりするのだが、こういったところも旧式なのだろうか。
実力的には古龍相手にもまったく引けをとらない男なのだが……。

続くモンスターハンターライズでもアイテム使用後はポーズを取らない。
その代わり、おだんごを食べるとガッツポーズをバッチリ決めてくれる。おだんごを食べるのは拠点かテントの中なのでこのガッツポーズにデメリットは全くない。

なお、ガッツポーズの呪いから完全に解き放たれたのは先述した通りだが、武器の研ぎ上がりをじっくり眺める通称「剣キラリ」は新大陸でもカムラの里でも健在。
といっても全てオトモガルクがいれば乗りながらできるので、連れてこないとかでない限りは隙だらけになることは一応無くなった。
どこのハンターも斬れ味が蘇ったことをしっかり確認しなければ気が済まないのは共通らしい。


追記・修正した後には必ずガッツポーズをとるかマタタビ爆弾で吹き飛ぶようにしてお願いします。


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最終更新:2023年06月07日 21:01

*1 より厳密に言うと飲んでいる時にキャンセルすると消費され、蓋を開けて飲み始める前ならキャンセルしても消費されない。