ポケモンバトルレボリューション

登録日:2012/07/08(日) 01:47:11
更新日:2024/03/08 Fri 11:41:06
所要時間:約 4 分で読めます




ポケモンバトルレボリューション(以下バトレボ)とはWii専用ソフトである。開発はジニアス・ソノリティ。


【概要】

DSポケットモンスターシリーズ向け(第四世代)に発売されたソフトであり、バトルの幅を広げてくれるソフト。いわゆる対戦ツール。ポケモンスタジアムシリーズの後継と思って頂ければ分かりやすい。
実況も復活。堀内賢雄氏が担当。

これが発売された当時はダイヤモンド・パールまでしか発売されてはいなかったが、プラチナ、HGSSとも通信可能である。


○バトルパス

トレーナーとDS版ポケモンからコピーしたポケモンを登録しておくもの。トレーナーを着せ替えできる。バトル開始時などに任意のセリフを当てることが出来る。あとから変更可能。(コピーについては後述)

ベースとなるトレーナーは男女ともに3人ずつ、計6人。
服装は勿論、帽子や眼鏡、果てはフェイスペイントや目の色まで変えられる。中にはピカチュウペイントなんてカオスなものも。
ただし、ショップで購入してからでなければ着せ替え出来ない。


○ストレージ・ポケモンのコピー

ストレージとは、DS版ポケモンからコピーした手持ちとボックスの情報を保存してある場所である。

ポケモンをコピーするには、Wiiの指示に従えば出来る。ただし、一つのファイルにつき、コピーできるカートリッジは一つ。例えばパールのポケモンをコピーした後に、同じファイルでダイヤモンドのポケモンをコピーすることは出来ない。


○対戦

コロシアムモード、フリーバトル、Wi-fiバトルが可能。ただし、フリーバトルではバトルパスvsバトルパス、DSvsDSしか出来ない。
コロシアムモードでは様々なルールでバトルを楽しめる。ダブルバトルも可能である。

  • 30レベルオープン
レベル30以上のポケモンが出場可能。
COMのレベルはこちらのポケモンの最も高いレベルに合わせて出てくる。

  • 50レベルフラット
手持ちの全てが50レベルに統一される。
30レベルオープンに比べるとCOMが手強い。ランクを上げると禁止伝説まで出てくる。中にはスカーフカイオーガを中心とした雨パも。


最初はレンタルポケモンのみで戦うゲートコロシアム、スタンダードな勝ち抜きバトルのストリートコロシアムしか解放されていないが、勝ち進むと他のコロシアムも徐々に解放されていく。


○ショップ

こちらではバトルパスのトレーナーのコスチュームを購入することが出来る。
その他にも、DS版ポケモンにアイテムを送ることが出来る。技マシンや幻の木の実まで種類豊富に取り揃えてある。
ただし、購入するにはバトルで勝ち進むと貰える「ポケクーポン」が必要。


【問題点】

なかなか綺麗なグラフィックも魅力の一つだが、問題点も存在する。


本作最大の問題点
  • CPUがアホの子(不利なのに交代しない、一致弱点技があるのに不一致で攻め続ける)
  • ストレージを更新するのにそのたびにDSと通信しなければならない
  • 技が外れると攻撃発動時のモーションがない、ポケモンが直接攻撃をする場面で棒立ちの相手にノロノロ走っていくなど一部の挙動がおかしい。
  • wi-fiで、禁止伝説や重複アイテムの制限がない。
ルールらしいルールはほぼ皆無と言ってよく、楽しく対戦するにはお互いに共通した価値観やモラルが第一に求められた。
アルセウス×6と当たったとの報告も…
  • リモコンを使った対戦では自分のポケモンと相手のポケモンの技と持ち物が常に表示される。そのため手の内がバレる。
  • 従来のポケモンの大半はコロシアム、スタジアムシリーズのモデリングやモーションを使い回しているので、見劣りする。
新モデリングのフシギバナカメックスに対してリザードンェ…


…とまぁ、問題点もあるが、やはりグラフィックは迫力があり見応えあり。ポケモンたちの動きにも注目して頂きたい。ポケスタに引き続き実況も熱い。

また、上記の問題点、禁止伝説に制限が無い点では、事前にフレンドコードを交換した相手と相談しておけば、禁止伝説ありの対戦も楽しめる。だが、見ず知らずの人と対戦する際は禁止伝説を使うのはやめよう。

…しかし残念ながら、第五世代対応の後継ソフトは登場せず、ランダムマッチは本体機能に統合され、据置機を使った連動ソフトは完全に廃れてしまった。
ただ、第六世代から戦闘画面が3Dになり、ポケモンが実際にゲーム本編で攻撃動作をするようになり、トレーナーの着せ替え機能もXYから登場した(ORASでも異装要素はコンテストとダイビング、グラカイ捕獲戦、XYとの通信対戦で相手のグラフィックを読み込むときに一応使われる)。
更に剣盾以降は対人戦での背景が変化するようになるなど、据え置き機で培われたものは少しずつメインシリーズにフィードバックされている。


【余談】

上記の通り、熱い実況も魅力。特定のポケモンの名を呼ぶときは相当な気合いが入っている。

例・アァグノムッ!!」「ギラッティナッ!!
…といった感じ。

また、「へんしん」を使うと、
例・ミュウが変身した場合…
「んミュウウゥゥッ!!」

ただし技が外れたりすると
「わぁざが当たりませぇんw!!!!」
と無駄に熱いので人によっては煽られているように聞こえる

まだまだ実況のメッセージは多彩にあるので、探してみてはいかがだろうか。



追記・修正は、マスターズバトル最終セットをクリアしてからお願いします。

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最終更新:2024年03月08日 11:41