池沢佳主馬

登録日:2012/04/06(金) 00:17:51
更新日:2024/04/17 Wed 23:52:47
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「言い方がダメ。もっと取引先に言うみたいに言って」



池沢佳主馬とは2009年に公開のアニメ映画「サマーウォーズ」に登場するキャラクターである。
(C.V.谷村美月)
十三歳の中学一年生。栄の曾孫の一人で夏希の従兄弟。

若くして部屋に引きこもりがちであり、居間に親戚一同が集まる中一人だけ納戸でパソコンを弄ったりしているなど性格は孤高。
一見根暗なオタク少年に見えるが、実は電脳世界OZのMCSにおいて長身のウサギ型アバター「格闘王キングカズマ」を操る世界的チャンピオン。さらに世界的な企業をスポンサーに持つスーパープレイヤーである。
クールでやや無愛想な性格だが、自身のアバターが世界チャンピオンであることに少なからずプライドを持っており、戦いの際には冷静ながらも熱い一面を見せる。

反面現実においては昔はいじめられっ子だったことが母親により発覚。祖父の万助から少林寺拳法を教わり現在も修行を続けている。もうすぐ妹が生まれる予定のお兄ちゃん。

名前の漢字「佳」「主」「馬」にはすべてに「王」の字が入っている。

作中の活躍やサイレントショタぶり等々から屈指の人気を誇り、彼が主人公のスピンオフ漫画ライトノベルが刊行されているほど。

なお、漫画版では彼が「キングカズマ」になるまでが、小説版では健二との知られざるファーストコンタクトが描かれている。

キャラデザイン自体は二次性徴前でごつくはないものの、せいぜい「中性的」であり服装・顔つき・体形共に女っぽさは皆無なのだが、声優が女性で女声*1のためアニメで見るとボーイッシュ女子にしか見えず(聞こえず?)映画館では初見でボクっ娘だと勘違いする者が多かった。勘ぐっちゃうよ、だってアニヲタだもん。
実際、メインヒロインなのに終盤まで見せ場がなく何だかさっぱり活躍しない夏希先輩を差し置いてやたらと活躍するため、彼こそがこの映画のメインヒロインであると確信した全国の大姉や大友の数は計り知れない。
皆の性癖を人知れず進化させた、ショタコン量産機である。ショタコンでなくとも涙に萌えた人多数。

OZの世界でも多数のショタコンを魅了しているようで、よく見ると劇中の吹き出しにカズマきゅんの指チュッパチュッパしたいとの書き込みが映るなどまさに公式が病気。


なお、後のインタビューで監督、細田守はカズマきゅんについてこう語っている。

細田「いやぁ、これねぇ…絵コンテを描いていても、レイアウトチェックや原画チェックをしていても思うんだけどさ、健二君はさておき、佳主馬が色っぽくて。」

「―――いや、あれ一番人気でしょう(笑)」

細田「あぁ、「エス」系読者にはそうかもしれない。首筋とかを描いていて、何かドキドキするんだよ…こっちはもう中高年なのに。」

「「エス」でも少年の魅力についてさまざま特集があるけど、やっぱり描いていても思うよね。十二歳くらいの子の妙な色気って言うのはさあ…手足が妙に長くて、細くてさ、それで変声期でさ。
変化の瞬間って、実はすごく魅力的なのに、たぶん中一や中二の男の子たちは自分のそういう魅力に気づいていないんだよね。惜しいなあ、みたいなね。
まあ、みんな手を出さないからね。同年代の女の子も若すぎて、男の子の魅力に気づけないじゃん。いやあ、良いんだよね…プール帰りの男の子とかって、すごく色っぽいんだよね

「―――ちょっと浅黒いところが、また良かったりね。」

細田「ねえ。何かそう、いやらしい目線を佳主馬には監督ながら注いでしまう…。



なんだ同志か。
なんといってもホショタ監督である。
公式自体が病気だった。



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最終更新:2024年04月17日 23:52

*1 「女性声優の声=女声」ではない。例えば『ドラゴンボール』の孫悟空は大人になっても野沢雅子が声優だったが、「マッチョキャラなのに女みたいな声」と思った人はほぼいないだろう。