理系の人々

登録日:2011/11/23(水) 21:53:19
更新日:2020/10/29 Thu 22:36:12
所要時間:約 3 分で読めます




理系の人々、とは、
現役SE兼漫画家兼イラストレーターのよしたにによるノンフィクションWebコミック。


「ぼく、オタリーマン。」同様、よしたにの実体験によって構成されている。

WebサイトリクナビNEXTに隔週掲載されており、後に書籍化もしている。



■内容について
現役のSE(システムエンジニア)として働くよしたに本人、
また周りの理系の人々についての生態が綴られている。
理系だからこその小さな癖、考え方、悩みなどが主な内容となっている。

●登場人物


  • よしたに
主人公。デフォルメされた低い頭身に、黒目のない大きな目。
基本的に会社が舞台のためスーツ姿が多い。
理工学部出身で、中学生のころはコンピューター部に所属していた。
理系特有の「気が利かない」「理屈っぽい」ところがあり、そのあたりは自覚している模様。
喫煙家である。
iPhoneとウィルコムの二台持ち。


  • 源さん
よしたにの担当。某有名大学の英文科出身で、バリバリの文系。
ただし留学においてマスコミ工学(人文系工学は留学先では理系扱いだったらしい)を学んでいるため一応理系とも言える……らしい。
正確に言うなら「文系でも理系でもあり、ゆえにどちらでもない学際的(人文科学者)なヒト」である。
常識的な感性からよしたににツッコミを入れることが大半である。
可愛い。



メインキャラはこの二人である。
その他の人々。


  • 友人達
文系、理系、工学系などさまざま。リア充もいる。


よしたにの母。
主に長野の実家のシーンで描かれる。
お米を水で煮たり(息子に人類はアルファ化していないので消化できません!とツッコまれた)、
ガンに効くらしいという怪しい水を購入したりするお茶目さん。パーマヘア。



★本作に言う「理系」
  • 実学系(医学・農学など)は含まれない。ついでに人文科学上の工学系学問(マスコミ工学や金融工学など)も微妙。
  • 理学と工学など修めた学問によっても特徴があり理系vs理系のバトルもありえる。
    (そして文系からは「どうでもいい」「すこぶるどうでもいい」とツッコミが入る。実際、知らない人間が見たらどっちでも同じに見える)
  • とりあえず文系はタラシで成功者な爽やかさん。モテモテ。理系共通の敵である。
    と同時に超えられない壁。(コミュニケーションスキル的に)ただし研究職は尊敬できる。
  • M(マスター。修士)やD(ドクター。博士)は無条件に尊敬する人。とりあえず様をつけよう。
  • とりあえず理論と数式を玩ぶ。頭脳は暇潰しのステキツール。
  • 人の感情なんか読まない。読んでも物理的事象は改善しないから意味が無い。(心理・社会的事象は思考の範囲外。)
  • 理屈と効率と論理は正義。感情論は悪。
  • 最新ツールは欲しがっても人柱(先に購入した人の反応)の犠牲を見て買う。そのため流行に乗ら(れ)ない。
  • 商品価値は材料原価計算のみ。デザインやブランドは金の無駄。付加価値に理解が無い。
  • 宝石は石ころか実験素材。
  • 「事実」にしか価値を見出さない。人間関係を円滑にするために話に乗る事は「嘘をつく」事であり事実ではないため苦痛。
  • 逆に事実を理解しない(したくない)人には嬉々として事実を突きつける。
    相手が気分を悪くしても正しい事だからしょうがない。現実を認めないのが悪い。
  • 精神論や感情性、人間性に基づく批判は建設的ではないので聞く耳は持たない。



etc……。



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最終更新:2020年10月29日 22:36