魂斗羅(アーケード版)

登録日 :2012/07/28(土) 20:56:04
更新日 : 2015/09/05 Sat 18:13:00
所要時間 :約 8 分で読めます





“魂斗羅”とは、
熱い斗魂とゲリラ戦術の素質を先天的に合わせ持つ、
最強の闘士の呼称である。


魂斗羅 とは、1987年に発売されたアーケード用横スクロールアクションゲームである。
翌年にFC、2年後にMSX2に移植されているがこちらは後述する。

基本的には重火器をぶっ放して敵をブチ殺しながら戦場を突き進むゲーム。
当時のアクションゲームでシューティングスタイルというのは非常に珍しい作風だった。
同年発売の初代ロックマンも似た作風だが、こちらとはミリタリー色の強さや左右だけではなく上下への撃ち分け等、戦略面で差別化されている。
また、被弾=即死という仕様から緊張感を高めているのも特徴。
走って撃ち、避けて撃ってまた走る「ランアンドガン」の始祖的作品とも言える。

映画好きなら解るだろうが、作風はコマンドーランボーエイリアンのごった煮。
シュワやスタローンそのまんま。最近の作品では肖像権からか流石に似せていないが。


●ストーリー
西暦2631年、ガルガ諸島に小隕石群が落下した。地球軍司令部はすぐさま調査隊を派遣したが…。
2年後。人類滅亡を目論み、「レッド・ファルコン」を名乗る組織がガルガ諸島を制圧した事実が判明。
魂斗羅 を冠する2人の戦士、ビル・ライザー上等兵(1P)とランス・ビーン上等兵(2P)。
司令部は彼等に「レッド・ファルコン」壊滅を委ねる事になる。


●武器
※小型センサーか飛来するカプセルを破壊する事で出現するアイテムから入手。

  • ノーマルガン
初期装備及びミス時の装備。豆鉄砲。マシンガンに立場を寝取られたが最近復活してる。

  • マシンガン
そのまんま。これを連射する姿は筋肉モリモリマッチョマンの変態そのもの。
しかし大抵レーザーかスプレッドに取って代わられる。
GBのコントラからは標準装備に昇格。

  • レーザーガン
そのまんま。長いレーザーを放つ。再発射可能だがその際発射したレーザーは消えてしまう。
最高威力と貫通性能を持ち、ボスキラー。続編ほど敵も大量ではないので道中も十分戦える。
だが、FC版では処理能力の関係で見た目・性能共にショボくなった。

  • ファイアーボール
回転する火炎弾を放つ。…使い所が無さ過ぎる。まだノーマルガンの方がマシ。

  • スプレッド
シリーズの常連武器。5WAYの弾を扇状に放つ。
本作とスーパー・デュアルスピリッツでは連射も利き、使い勝手が良い。

  • ラピッドビレッツ
弾速を上げるアイテム。
AC版では7面のみでしか手に入らないがFC版ではちょくちょく出る。FC版スーパーにも続投。

  • バリア
AC版では特定条件(大抵武装無しとかのミス後)で入手可能。効果時間は 32秒
流石に長すぎたのか以降の作品では効果時間が16〜8秒になっている。


●ステージ
  • 1面-ジャングル
シリーズ通して楽曲がアレンジされているステージ。
AC版のみ橋爆破に攻撃判定がある為、ちゃんと渡橋前にジャンプしておこう。
橋の直前でスプレッドかレーザーが取れる。
ボスの要塞ゲートは雑魚ボスだが以降シリーズ常連になる。

  • 2面-要塞内部(3D迷路)
迷路といっても迷わない筈。通路のセンサーを破壊していけば良いだけ。
敵弾は伏せれば回避可能。ただし当然機雷や爆弾は喰らうので注意。

  • 3面-要塞深部
ボス戦のみだがAC版ではここが3面扱い。大型センサー全滅後、独炎眼ガルマキルマが出現。
左右に移動しながら破壊可能な炎の輪を発射してくる。センサーと共に設置されてる砲台の方が厄介。

  • 4面-滝
滝上の要塞を目掛けて上って行くステージ。
ステージ開始時ノーマルガンor開始直後に死亡した場合、バリアが入ったカプセルが飛んでくる。
橋は炎上してるが、大きな炎に触れなければ死なない。
分裂弾を放つ雑魚は一気に上昇してスクロールアウトで消してしまうと楽。
バリアを入手した場合はスプレッドを拾いつつ一気に突き進んだ方が良い。
ボスは陰獣魔神像グロマイデス。
5WAYの拡散砲台が難物だがこれさえ破壊すれば、後はセンサーを破壊すれば良いだけ。
また、画面左右から雑魚が湧くので画面端に居ない方が良い。

  • 5面-第2要塞内部(3D迷路)
また3D迷路。基本は2面と変わらない。

  • 6面-第2要塞深部
またボス戦オンリー。砲台は減ったが雑魚も出てくる。
この複合攻撃が厄介な為、砲台を真っ先に破壊して雑魚を処理するといい。
センサーを全滅後、分幻鬼ゴドムガーが2体出現。
分身状態ではダメージが与えられず、実体化した時のみダメージが与えられる。
ゴドムガーが放つ天翔金剛連弾(公式名称)こと追尾弾は破壊可能だが、小さく狙い辛い。
時々物凄いスピードでカッ飛ぶ上に時間経過で発狂モードに入る。早めに仕留めると楽。

  • 7〜10面-ツンドラ地帯・エネルギー伝導管・格納庫・エイリアン基地
7面以降はステージクリア演出無しでステージ展開される。
序盤のスプレッド入りセンサーの先には雑魚と爆弾を大量に放つUFOが居る。
この雑魚は座高が低く、立ち状態だとスプレッド以外では攻撃が当たらないので注意。
降下する雑魚の処理を優先しつつUFOにダメージを与えた方が得策か。
先の地帯の砲兵は伏せていれば避けれるがやけに硬いので注意。
後ろから突進してきた雑魚にドツかれることも珍しくない。
ツンドラ地帯終盤では装甲車二両が出現。ノーマルガンの場合本気連打でないと倒せない程硬い。指にもコンパネにも優しくない相手。

BGMの転調に合わせてアメフト選手なボス兜鬼巨神兵ゴルデアが出現。フリスビーを投擲したり突進してきたりする。


エネルギー伝導管地帯はパイプから炎が噴出す。吹き出すパターンは決まってるので覚えれば簡単。
ここの後半で取れるレーザーが最後に取得できる武器。
パイプ地帯を抜けるとラガーメン再び。ただしツンドラ地帯とパターンがやや異なるので注意。

格納庫は雑魚ラッシュと天井から下がるトラップのみ。上下段ルートがあるが好みで。
ミスしてると途中でバリアが取れる。

格納庫を抜けると背景が禍々しく変わり、エイリアン地帯に変化する。
中ボスのギーガーまんまな天王鬼龍神ジャバの手前から雑魚が何匹が浮いてる。ジャバも吐き出すので予め処理しておくと楽。
ジャバから先は壁面に張り付いた顔・超猛獣ワーダやらまんまフェイスハガーなバッカーが飛んできたりする。
最深部には巨大な心臓でありラスボス、天王創魔心ゴメラモスキングが待ち構えている。
コイツ自体は何もして来ないがバッカーの卵エグロンにワーダが上下に配置されており、攻撃は苛烈。
ゴメラモスキング本体さえ倒せばゲームクリアとなる。


●移植

◆FC版
恐らく最もプレイした人が多いであろう作品。
ハードスペックが劣る分、良質なアレンジでAC版ファンをも唸らせた逸品。
AVGNやHVGN(AVGN公認レビュアー)でもよく引き合いに出されるが実際それだけ完成度が高く、
シリーズ自体が国内より海外の方が知名度が高いというメトロイドシリーズと似た事情もある。
実は足を抱えて無駄に回る「魂斗羅ジャンプ」の開祖。
ちなみに海外版はNESが拡張チップを使えない為演出が劣化している。こちらは魂斗羅デュアルスピリッツに収録。

◆MSX2版
MSX2自体スクロール処理が苦手な為、画面切り替え方式にしたら… どうしてこうなった。
SCC音源による楽曲だけは素晴らしいが、内容の方がグダグダ。音楽以外はどれを取っても他のコナミMSX作品未満。
スプレッドの代わりにリアーガン(前後に撃てる銃)が追加されたが格好悪い…。

因みにFC版を差し置いてVCで配信されている。 何考えてんだ。

◆PS2版
オレたちゲーセン族第5弾として発売。
BGMが妙にスロー。これは エミュレーター「MAME」からのソース無断使用が原因の可能性大。
あと特典のノーミスDVDが ノーミスじゃない。

◆XBOX360版
グラフィック・演出の変更はあるが非常に良好な移植。
ただし純正コントローラーの十字キーがクソなので、箱○用RAPか非純正コントローラーを使った方が良いかも。

◆携帯アプリ版
元のゲーム性から携帯との相性はあまり…。グラフィック・演出は一部差し替えられてる。


●余談
  • タイトル
本作発売の前年に「イラン・コントラ事件」が起きている。本作のタイトルの由来になったかは不明。

  • クリアBGM
実はステージクリアBGMは本作では4面クリア時しか流れない。
「クリア時BGM」として定着したのは続編「スーパー」から。

  • コナミワイワイワールド
1ではラスボス戦BGMのみ登場。
2では変身キャラとしてビルが出演。強すぎると評判。

パペット人形ランス・ビーンは本作のランスがまんま元ネタ。
相棒のビル・ランサーもまんまビル・ライザーから。

  • オトメディウス
シナリオ上のみ登場。●<ヴァーを止めるんだとか。



追記・修正はワンコインでゴメラモスキング倒してからお願いします。

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