カリブの海賊

登録日:2011/02/21 Mon 09:55:08
更新日:2024/04/07 Sun 21:35:29
所要時間:約 4 分で読めます




『カリブの海賊』はディズニーランド、マジック・キングダム、東京ディズニーランド、ディズニーランド・パリ、上海ディズニーランドに存在するアトラクションである。
この項目では、主に東京ディズニーランドのアトラクションについて記述する。


【基本情報】

場所
アドベンチャーランド ロイヤルストリート

利用制限
乗り物に1人で乗って安定した姿勢を保てない方と、子供を膝に乗せた状態での利用不可

定員
20名×38隻

所要時間
約15分

注意事項
フラッシュ撮影禁止



【アトラクション紹介】

ワールドバザールを左に抜けるとすぐに見つかる。
東京ディズニーランドの『カリブの海賊』はグランドオープン当時から存在している最古参のアトラクションの一つである。

オーディオ・アニマトロニクス技術によって、海賊たちの恐ろしくもユーモラスな蛮行がリアルに表現されており、今でも他のアトラクションに劣らぬ高い人気を誇っている。

2007年にリニューアルされ、パイレーツ・ オブ・カリビアンのキャラクターが登場するようになった。

またブルーバイユー・レストランが隣接しており、アトラクション側からもそれを確認出来る。詳細は後述。

上海版は内容が大幅に違い、ボートが回転する・逆走して落下するなどの最新鋭の技術が盛り込まれている。



【アトラクションの流れ】

ゲストは海賊ラフィートの船着き場からボートに乗り込む。
ボートは薄暗闇の中をゆっくり進んだ中、突如海賊の骸骨が語りかけてくる。

「今更コースを変えようったって間に合わねえぞ。この先の入り江には恐ろしい海賊共が手ぐすね引いててめえらを待ってるからな」

そして突如ボートは急降下し海賊の世界に入り込んでゆく。

そしてゲストが目にするのは砂浜で白骨化した海賊の亡骸。そして自分たちが死んでいる事も気付かず嵐の中舵を取る者、酒を煽る者。そして白骨化した海賊が佇む宝の山を目にする。
するとどこからか『おめえたちは呪いの言葉なんて恐れるに足らんというんだなぁ?だが油断するな。この恨みの籠った宝の山を見た以上はいつ呪いが降りかかるかわからねえぞ』と不気味な声が聞こえてくる……。

伝説の海賊デイヴィ・ジョーンズが目の前に現れると、ボートは暗黒の世界へ。ゲストは、凶暴な海賊が跋扈するカリブ海にタイムスリップしてしまう。

海賊達は港町を占拠しやりたい放題。
治安警備員を拷問にかけ、宝の情報を吐かせようとしたり、女性を捕らえ、オークションにかけたり……

泥酔した海賊達は、ついに港町に火を放ってしまった。周りはたちまち火の海に。

それでも豪快に笑い歌い飲み続け、この世の春を謳歌する海賊達。
酒と女に溺れた彼らは、互いに同士撃ちを始めてしまう。

弾薬庫での銃撃戦。火薬樽の近くであるにもかかわらず、銃を構える海賊達がたむろするシーンでアトラクションは終わる。



【ブルーバイユー・レストラン】

ブルーバイユーは、「青い入江」という意味。
ミシシッピ川流域のブルーバイユーに面したレストランであり、店内からは入江を出発していく『カリブの海賊』のボートを眺めることが出来る。
星が輝き、蛍が飛ぶ、ロマンティックな夜の空間で楽しむクレオール料理はとても贅沢。
値段は張るが、TDLでも評価の高いレストランなので、アベックでもファミリーでも楽しめる。
プライオリティ・シーティング(指定された時刻の間に行けば優先的に案内してもらえる制度)を実施しているので、食事の際は利用すると良いだろう。
尚、店内はいつも夜というコンセプトなので、朝や昼に訪れてもキャストの挨拶は「こんばんは」である。


※メニュー例(公式サイトから抜粋)
  • 牛フィレ肉のグリル、彩り野菜とグレイヴィーソース ¥3,200
  • オマール海老と帆立貝のポワレ、アメリケーヌソース ¥2,500
  • 豚フィレ肉のソテー、キノコクリーム添え ¥1,880
  • スモークサーモンのオードヴル ¥950
  • グリーンサラダ ¥400
  • デザートの盛り合わせ ¥650



【トリビア】

◇全38隻のボートには船首側の側面にそれぞれ女性の名前が付いている。これは航海の無事を祈り、海賊が自分の船に好きな女性の名前を付けたことに由来している。

◇イギリスのエドワード・ティーチやフランスのジャン・ラフィートといった、過去に実在した有名な海賊をモチーフにしている。

◇リニューアル後は英字名称が『PIRATES of the CARIBBEAN THE ATTRACTION』と変更された。また、ロゴもパイレーツ・オブ・カリビアン(後述)をモチーフとするものになり、出航後、ゲストに挨拶という名の警告をする骸骨もややオシャレな雰囲気になった。

◇混雑時に通るルートにはジャン・ラフィートの肖像画が飾ってある。空いている時にはこの部屋を通らないため、近くで見ることは出来ない。

◇ヒドゥン・ミッキーは青金貨の中、案内板、 ロゴ上の窓など

◇ガヤで海賊達が話しているのは南部訛りの強い英語である。

◇冒頭に出てくる骸骨船長の声は納谷悟朗氏が担当している。

◇ライドが緊急停止する際は、アトラクションの雰囲気を壊さないよう「海賊たちが大暴れしてライドを止めてしまいました」とのアナウンスが流れる。

◇一見恐ろしいことを言ってくる印象を持たれる海賊達だが「おめえたちは冒険が好きでこの海賊の海に来んだな?それならここはうってつけだ!」と歓迎する気満々だったり「両方のおててでしっかりつかまっていろ」「この先は危険でいっぱいだ」と警告してきたり「気を付けないと生きては帰れないぞ」と言ってきたりと、ゲスト達へは律儀な対応をしていることがわかる。

◇言わずもがなだが、ジョニー・デップの代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は元々このアトラクションを原作とする映画である。
ちなみに、『パイレーツ』シリーズは第三作目『ワールドエンド』までは本アトラクションをオマージュしたシーンが小ネタとして見られていたが、ネタを使い果たしたのか第四作目となる『生命の泉』以降はアトラクションオマージュシーンが少なくなりつつある。
また、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の公開後は、ジャック・スパロウのオーディオアニマトロニクスが設置されているが、アメリカのディズニーパークではデップ本人がそれと入れ替わってゲストを驚かすサプライズをしたことがある。

◇映画『ジュラシック・パーク』には、作中のパークの様相について「ディズニーランドだって失敗続きだった」「カリブの海賊は人を食わないよ」とこのアトラクションを引き合いに出すやり取りがある。


おめぇ達は追記・修正が好きでこのアニヲタwikiに来たんだな?
そんならここはうってつけだ。
だがぼんやりすんじゃねえぞ。
しっかりルールを読んどけよ。両方のお目目でなぁ。
言うことを聞かねえと冥殿ちゃんがタダじゃおかねぇよ。
フッハッハッハッハッハッハ。
いいな?気をつけねぇとアルマゲドンだぞ。


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最終更新:2024年04月07日 21:35