MissingBlue(ギャルゲー)

登録日 :2011/07/09 (土) 13:15:38
更新日 : 2017/05/27 Sat 13:56:49
所要時間 :約 5 分で読めます




幻想の誘い……

……現実への回帰



『MissingBlue(ミッシングブルー)』は、2001年7月26日にPS2より発売されたデジタルノベル。


前作『Lの季節』の続編だが、繋がりは殆んどないのでコチラからプレイしても問題なし。

当初は、Lの季節→MissingBlue→Nightmare
のLMN三部作を予定していたそうだが未だに続報はない。悲しい。私はとても悲しい。



【ストーリー】


綺麗な彼女と可愛い幼馴染みがいて、それなりに楽しくやっていた主人公の前に、
ある日、謎の転校生から謎の水晶を渡され、「思い出して…」と謎の言葉を言われる。
そこから主人公は、主人公の世界は、何かが、変わり始める…


【キャラクター】


  • 丹雫(にしずく) 瑠羽奈(るうな)
(CV:宮村優子)
メインヒロインその1。
主人公の先輩にして自称彼女。

  • 璃月(りつき) 沙夜(さや)
(CV:松来未祐)
メインヒロインその2。
健気で可愛くて料理得意な理想の幼馴染み。
おそらく人気No.1。沙夜かわいいよ沙夜
どの√でもほとんどの割合で消滅しちゃう可哀想な娘。

  • 春日(かすが) 瑞希(みずき)
(CV:友永朱音)
メインヒロインその3。
おとなしくていじらしい謎の転校生Χ。
ギャップ萌え。

  • 矢城(やしろ) 静乃(しずの)
(CV:飯塚雅弓)
中学生、巫女服、スク水、主人公を「お兄様」と呼ぶ。
この作品では珍しく萌え属性満載キャラなのに不思議と萌えない。

  • シーナ・アリール
(CV:坂本真綾)
水が好き、寡黙、全裸でプール遊泳、同級生ながら大人の魅力がパない。
坂本真綾の「AQUA」が聴けるのはミッシングブルーだけッ!

  • 美角(みすみ) 唯芽(ゆめ)
(CV:かないみか)
ドジっ娘な鬼っ娘。

  • 折坂(おりさか) (みこと)
(CV:茂呂田かおる)
熱血体育教育実習生。通称みこピー。
よく食べ、よく動き、よくドジる。

(CV:幡宮かのこ)
主人公に忠誠を誓う騎士道部の女の子。かなり強い。

  • 緋山(ひやま) 花乃香(かのか)
(CV:河原木志穂)
眼鏡。


【説明】

さて、キャラ紹介も終えた所でゲームの特性について言及しておく。


  • IPS
通常選択肢とは別に出てくる選択肢。
この選択肢によって幻想寄りか現実寄りか、世界観自体が変わってくる。


  • 3Dマップ
全体チャートからルートやブロック、シーンまでを3Dで確認できるマップ。
どのシーンを通ったか一目で分かるので大変助かる。
現実寄りか幻想寄りかでA~Fのルートに別れる。


  • そして…
忘れてならないのは、膨大なボリュームと複雑すぎるシナリオ分岐こそ、
作品最大の売りにして致命的な欠点でもある。


PS2初期の作品でありながら、未だにこの手のゲームの難易度ではトップレベルであろう。

選択、好感度、IPS、フラグ分岐などから発生するシーン総数、およそ3400。

上級者向けどころか、マゾゲーにも程がある。
3Dマップを見るたびに目眩を覚えるのは必然だろう。

これだけの分岐で、整合性を崩すことなく完成させた製作者は凄い。というか、絶対頭おかしい。
隠しシナリオ関連でルート達成率100%にできなくなるバグこそあるが、
むしろよくそれだけで済んだものである(一応回避方法はあるが、データの内クリア回数とプレイ時間が犠牲になる)。

ヒロイン毎のトゥルーEDに到達するだけで一苦労。
ましてやコンプリートなど修羅の道。
そこを目指すならば攻略本は必要不可欠である。


攻略本?ギャルゲーコンプとか攻略サイト見れば何とかなるだろww

↑なるかバカがッ!


そういう次元ではないのだ。
そういう次元ではないのだ。


攻略本なしでコンプ出来たなら、ちょっとした事件ですね。
本見ながらでも複雑すぎて頭こんがらがるのでね。
紙とペンも必須ですね。
ジュースとポテチがあれば尚良しですね。
ただし、攻略本の内容も結構間違ってるから注意な。


ちなみに押しっぱなしスキップなので、
セロハンテープでボタン固定するのが吉です。


そうしてシーンブロックを一個一個潰すことに悦びを見出だせたなら、立派なマゾゲーマーの誕生である。


どんだけ鬼畜かの例として、
最初から始めて沙夜のトゥルーエンドまでプレイしたらどうなるか説明しよう。

プレイ時間   約6時間
選択肢の数   約90
埋めたシーン数 352
ルート達成率  12%
CG達成率    4%


うん、いろいろとおかしい。


メインヒロインでこれである。
というか、メイン以外のヒロインでもシナリオのボリュームは大差なく膨大。
バッドを含め総数52に及ぶエンディングの大半が終盤にある上に、
序盤のどうでもいい選択肢が終盤の分岐に影響するなんてザラですので、
我こそは思う強者は是非チャレンジしていただきたい。







【以下重大なネタバレ】









事故で瀕死の主人公の魂に惹かれたサキュバスの瑠羽奈が、
主人公と共に新しい世界を作ることにした。

当の主人公はそんなことすっかり忘れて新世界(正確には新世界の準備世界)を満喫中。

実は瑞希は現実世界での幼馴染みであり、主人公を元の世界に戻すためにやってきた。
沙夜は主人公の絵を描きたいという気持ちから生まれ、
瑞希をどこか煩わしく思ってた主人公の理想の幼馴染みである。

どのキャラも現実か幻想に属しているので、
主人公が世界を選択することで必ず誰かが消えることになる。切ない。



【最後に】

沙夜「追記修正して欲しい……ような気がする……」

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