ツル多はげます会

登録日:2012/09/03(月) 01:34:07
更新日:2021/09/28 Tue 20:22:51
所要時間:約 3 分で読めます





あったまてっかてーか
さーえてぴっかぴーか
そーれがどおしーた
わしたちハゲじゃもん!

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ツル多はげます会とは、青森県北津軽郡鶴田町に存在するハゲハゲによるハゲのための集団である。2018年1月、青森県知事認証によりNPO法人化した。
              ☆


■概要
発足は1989年。町名に因み、「普段はバカにされるハゲを集めて日頃の鬱憤を晴らそう」という趣旨により結成された。

2月22日を「つるつるの日」と定め、毎年2月22日と中秋の名月の年の二回に渡り例会を開き、ツルツルピカピカのハゲ頭たちが集まってお互いをハゲまし合っている。

地元では割と有名で、毎年ローカルニュースでとりあげられ、その度にお茶の間に笑いとをもたらす。

一年に一回ほど、全国番組に出演することも。
が、ほぼ全員がかなりきつい津軽弁で話しているため、地元以外では何を話しているのかさっぱりわからない、という事態が発生する。テロップ大活躍!


■有多毛(うたげ)の主な催し
  • 吸盤綱引き
例会の見所となる行事。
ハゲ二人が紐に括り付けた吸盤を「ピタン!」といい音が響き渡る勢いでハゲ頭に貼り付け、紐を引っ張り合う。
トーナメント形式で、優勝二回以下の強者たちが競い合い、優勝者は圧倒的な力を持つグランドチャンピオンに挑戦する権利を獲得する。
角度や力加減を変えながら男たちが熱くハゲしい戦いを繰り広げる様は非常に滑稽である。
   ¨
  • 平和の光当てクイズ
穴から突き出された煌々と輝くハゲ頭が誰のものかを当てるクイズ。
髪の毛一本ない頭だけが穴にすっぽりはまっている光景は、非常にシュール。

■その他の活動
  • ハゲ川柳
2016年に傑作選集が出版されている。
  • 交通安全啓発活動
「毛が無い」→「怪我無い」のシャレ。交通安全PRの小旗や幟を吸盤で輝かしい頭に固定し、主に当地の子供たちへ交通安全を呼び掛けている。

ちなみに、この会の幹事長(創設者)は、昭和の頃からずっと絵日記をしたためており、それがあるテレビ番組で紹介されたことをきっかけに出版され、なかなかのヒットを記録した、というスーパーおじいちゃん。地元ではかなりの有名人、というか40年余り東北電力で勤め上げた後に当地の町議を4期担った名士だったりする。なお、2017年10月に99歳にて大往生を遂げた。


男にとってハゲというのは重く苦しいバッドステータスである。人より髪の量が少ないだけで笑い者にされ、女にはモテなくなり……

しかし、そんなものなど笑いに変えてしまえという彼らのスタンスは、多くのハゲに悩む男たちを「なぜ自分はこれほどちっぽけなことで悩んでいたのか」と思わせ、勇気付け、ハゲましてきた。
彼らのアホな戦いは、これからも多くのハゲたちに明るく道を照らすハゲ頭となるだろう。

そう、暗くなる必要はないのだ。あなたには人よりも光輝く頭がある。そのハゲ頭は、きっと闇夜を照らし、明るい未来を築くためにある。

スネーク「お前は雷だ。光を放つことができる」

冥殿……悩む必要なんてどこにもないんだ……!



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最終更新:2021年09月28日 20:22