女騎士

登録日:2011/12/11 Sun 22:04:43
更新日:2024/03/24 Sun 20:30:45
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女騎士とは、その名の通り女性騎士の事である。
英語ではKnightessと表記・翻訳される事も。


そして、女性の騎士に興奮する性癖も存在する。

●目次


【概要・主なキャラ属性】

基本的に男の就くであろう、騎士と言う仕事を女だてらに選んだその方は、
それでも、汗臭さや泥臭さなどは一切無しに変わらず、いや、鎧兜を身につけ、剣を携え、馬に跨がったその姿は、より美しい…。


女性は男性とは身体的に様々な部分が違う。
まず体系が違う。胸が大きいかどうかは個人差があるものの、ほぼ全ての女性に共通して男性よりも肩幅が狭く、骨格レベルで体型が異なる。
また、男性よりも筋力に劣る。現実世界の人間では、同じだけのトレーニングをして得られる筋力は男女で6倍ほどの差がある。ファンタジー世界だとそうでもない可能性も無いが、これを逸脱しているファンタジーは滅多に見ない。
以上の理由から、女性では男性と同じ装備品(主に鎧)は使えず、女性用の鎧を使う傾向が多く、そしてそれは胸部が膨らんでいる形状をしていたり、二の腕や太ももなどが露出している軽装であったりする事が殆ど。
つまり、一目で「女騎士」だと分かるデザインになる。
メタ的に言えばわざわざ女性を登場させるのに男性と見た目が変わらない全身甲冑なんか着せてもつまんないからね!

使用する武器も筋力の差からそんなに長くない長剣やレイピアなどの軽量武器である事が多い。
ただしこちらはギャップ萌え的な意味で物理法則を無視し、ムキムキでもないのに身の丈を超える大剣を軽々と振り回す女性はちょくちょく存在する。
そんな怪力の女性でも防具は上記の通り女性用の軽量なものである事が多い。見た目の問題。

魔法が登場するファンタジー作品では、魔法による身体強化で男女間の筋力差が問題にならない世界観も存在するが、それでも女性は軽装。



一方、人格的な面で言うと基本的に色恋沙汰に疎い傾向が見られる。
なので、いざ、男とそういう雰囲気になると、とてもしおらしくなってしまう。
男性社会である騎士団でやっていくには青春を捨て剣の道一筋でなければならなかった、という理由がつく事もあるが、特に何もない事もある。
普段、逞しく剣を振るう姿とのギャップがまたグっとくるのだ。

また、女性らしい言葉使いはあまり使わないことも多い。
とは言え、女騎士に女性らしさがないと言うわけではない。
中にはその辺の公私を切り分けて口調を変える女騎士もいる。

サブカルでは高貴な身分の出身であることが多い。何故冒険者をやっているのかの理由も様々。女の子らしく育てられるのが嫌だったから、社会勉強、そういう方針etc…
また、騎士ということもあって礼儀正しく、高貴な身分故に貴族社会には精通しているというアドバンテージも。

「王女の護衛」という身分がセットでつく事も多い。
こちらはメタ的な理由に留まらず、単なる直属の親衛隊程度ではなく寝室にも立ち入るレベルの側近だと、異性の護衛では万が一があり得てしまうので、同性の護衛に限定する必要がある。
従って女性である王女の護衛もまた女性である必要があり、女騎士の出番となる。

逆に女騎士自身が一国の王女クラスの身分である場合もある。
この場合は社会勉強とかお転婆とかそういう話で片付くレベルではないので、神の加護を得た選ばれし勇者だとかそういう特殊な理由がつく事が殆ど。



この女騎士様をオカズに妄想する時は、思う様凌辱してやるも良し

「く……! 脱げば……、姫様に、手出しはしないのだな……?

 く……う

 見、見るな……!」

ピュアな恋愛でラブラブチュッチュするも良し。

「わわわ、私は、その……。闘いばかりだったから……、こういうのは……。

 ……わ、私で本当に良いのか……?」

女性としての幸福をエンジョイしながらも、気高さを忘れない女騎士様に魅力を感じるもよし。

「……どうした?まさか、もう果ててしまったとは言うまいな。

 ……毎度ながら情けない奴だ。……どれ、次は私が上だ。折角の非番に、このままお開きでは少々困るのでな。ふふふ……。」


全て貴方のフリーダム。
しかし、騎士様の魅力はいずれも変わらず素晴らしい。

よく混同されるが、女軍人や女傭兵などとは似て非なるものである。
同じ武に生きる女性であっても、報酬と契約に基づいて任務をこなす傭兵とはまた違う。
同じ国家に対して忠誠を誓う者であっても、任務遂行が第一であり陰に徹する軍人とも違う。
「騎士」というからには、市民の模範となるべき誇り高く高貴な存在でないといけないのだ。
まあ甲冑着て剣振り回してりゃ騎士呼ばわりされても仕方ない気もするが





【アイテム類】


ヘルメット
アーメットヘルムとも呼ぶ。

武器
騎士の象徴。スタイリッシュな勇者タイプの正当派な剣もあったり。
他にはレイピア、槍など正統派な物が好まれる。豪快気味なキャラなら斧や鈍器もあり得る。


持っていたりいなかったり。バックパックには盾が装備されるが、重くはない。
両腕部に小型の盾を装着することも可能。それほど重要じゃないかも。


硬く頑丈な衣装で、普段少女が纏っている鎧の総称。
全身ガッチリは少なく、胸当てのようなものが多い。動き易さ重視か。
両肩・両腰・両腕・両脚・胸・腹部・背中を覆っている。両胸には花状のブローチが装着される。
ビキニアーマーだと騎士より剣士というイメージになる。
また『リボンの騎士』のサファイヤの様に鎧を纏わぬ騎士系キャラもいる。


見事な馬術はワルキューレのよう…。


鎧の下の服は、ズボン率が高いが、希にスカートもある。


【主な女騎士キャラ】

◆ヒロイン

サファイア
手塚治虫の代表的な漫画『リボンの騎士』に出てくるヒロイン。本人は知らないが天使のミスのせいで、生まれた時「女の心」と「男の心」を埋め込まれている。
女として生を受けたが男性しか国王の後継になれないうえ、王族に次ぐトップが野心家のジュラルミン大公だったため内密に男性として育てられた。
本来は優しい性格だが政治の腐敗を知り悪政と戦うため、「男の心」の作用も合わさり「リボンの騎士」に変装して活躍する。
そのためジュラルミンとその側近のナイロン卿などの実力者に狙われることとなり、同時に自身の中にある「女の心」もある魔女に狙われることに。

アグリアス・オークス
『ファイナルファンタジータクティクス』より。
女騎士のパイオニアと言って過言では無い名キャラ。
2章しかメインストーリーに絡まないのに、ラムザとカップリングされる。
ヘルプメッセージの女性としての一面にグッとくる人もいたはず。
その後の作品の女騎士達は、彼女の影響が無いとは言えまい。

マルグリット・ピステール
『第2次スーパーロボット大戦Z』より。
泣き顔は図鑑で見れないので、破界篇で見れる内に瞼に焼き付けよう。

エルフリーデ・シュルツ
『Gジェネレーション』シリーズより。
騎士道精神を重んじる性格と、格調高い服装をしている。
クロスボーン・バンガードやOZの機体がよく似合う。

ミネルバ
ファイアーエムブレム』シリーズより。
ドラゴンナイトという空駆ける騎士であり、初期作品なのでキャラ付けにはブレがあるが気丈で厳ついイメージが強い。
マケドニア王国の王女であり、姫騎士要素もバッチリ。
ドルーア帝国に組するを止めるため、妹のマリア、配下のペガサスナイト三姉妹と共に反旗を翻す。
華麗なペガサスナイトとの対比もあってか以降の女ドラゴンナイトは彼女同様、厳つい方向になりがちである。
なお「騎士」がユニットとしても設定としても一大カテゴリである同シリーズでは、女騎士な人物を挙げていくだけで当記事を埋め尽くせてしまうので最小限に留めさせていただきたい。

アメリア
またまた『ファイアーエムブレム』シリーズより。
明るい性格をしたまだまだ見習いの騎士であり、ごく普通の少女だが、将来性は非常に高い。
軽鎧にヒラヒラのスカートのままか、ゴツい鎧に大きな武器の重騎士か、高貴な馬を駆る聖騎士にするか、自分好みに味付けして育成することができるのが特徴と言えよう。

イングリット
彼女も『ファイアーエムブレム』シリーズより。
主君にして級長であるディミトリからも「下手な騎士よりも騎士然とした女性」と評され本人も騎士になることに憧れており、更に同名の個人スキルも持つ。

クリルラ・V・メクリュ
廃人量産ゲーム『FF11』より。
騎士(ナイト)であるものの、赤魔道士用のクエストがあり、そちらのイメージも強い。
脳筋王子トリオンとのラブコメを繰り広げてくれる。
「ヒロインズコンバット」というイベントで、連邦の黒い悪魔、黒髪ポニテの侍娘と共に冒険者達に牙を向いた事がある。
エルフ、隻眼という属性も持ってる。

姫騎士アンジェリカ
項目が総てを語っている。

アリアンロード
『英雄伝説 碧の軌跡』より。
特に騎士と名乗っているわけではないし、国際犯罪組織に属しているものの、見た目、立ち振る舞い、そして推測される正体から正に女騎士そのもの。
普通に挑んだら油断しなくても殺される。

クロエ・ヴァレンス
『テイルズ オブ レジェンディア』より。
名門ヴァレンス家の娘。カナヅチなのが玉に瑕。
だがそれがいい。
服装はというと、全身黒タイツに上着を羽織っただけというなんともいやら…勇ましい格好である。なんてけしからん。
だがそれがいい。
大事なことなの(ry

セイバー(Fate)
言わずと知れた我らが騎士王にしてはらぺこKING。
伝説では選定の剣・カリバーンを抜き、ブリテンを繁栄に導いた『アーサー王』、つまり男性の王として伝わるが、
劇中では、『アーサー王』として後世に伝わったのは、本当は騎士の養子として育ったうら若き乙女の『アルトリア』であり、
騎士の中から王を選び出す選定の剣を騎士たちが抜けない中で騎士見習いとして挑戦して引き抜き、王となった。
宮廷魔術師のマーリンから、「その剣を抜けば過酷な運命が待っている」と警告されつつも、民のために剣を抜き、過酷な運命に立ち向かった。
民衆からは『騎士王』という異名は「王でもあり騎士でもある」の意味だと思われているが、
本来はブリテン中のすべての騎士たちが臣従に値すると敬服した「騎士たちの王」と讃えたものだった。
赤セイバーやルーラーは容姿(胸以外)こそ似ているが別人で、騎士でもない。

ライトニング
FF13より、「光速」の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士。
続編のFF13-2やライトニングリターンズでは甲冑姿となり、まさに高貴なる女性騎士といえる外見となった。

ネイト・ミトツダイラ
境界線上のホライゾン』より。
六護式仏蘭西(リアルでのフランス)出身で、「水戸松平」の襲名者でもある少女騎士兼水戸領主。
かつて自分を救ってくれた「わが王」のため奮闘し、最近ではついに一線も超えた。
衣装は軽装で主な得物は鎖と体術(剣も要所要所で使う)、半人狼としての膂力を生かした怪力とガワはあまり騎士らしくなく、
一方で同級生で従士のアデーレ・バルフェットが甲冑&槍装備と騎士っぽかったりする。
ちなみに騎士・従士共に貧乳。なぜだ。

ダクネス
この素晴らしい世界に祝福を!』より。
大貴族ダスティネス家の令嬢で上級職種の聖騎士『クルセイダー』でドM

その他
『甲冑少女』より登場。

白銀ノエル
ホロライブ』所属。
メイスを使う牛丼大好き女騎士。

フレン・E・ルスタリオ
にじさんじ』所属。
コーヴァス帝国から因縁の相手(生活保障費をギャンブルで溶かして逃げた男)を追ってバーチャル日本にやってきた女騎士。
頭の悪さに定評があり、先輩から小学校の算数を教えてもらう配信をやったことも。
システムエンジニアにヘコヘコしたり、ケルベロスの太鼓持ちをやったりする姿は、くっころとは程遠い。


◆サブキャラ


タバサ
ゼロの使い魔』より。
実績を要するシュヴァリエの爵位を持つ騎士で、ガリア王国の秘密組織・北花壇警護騎士団に所属している。
メイジ(魔法使い)なので杖と黒マントが基本装備。
同作ではどちらかいえばアニエスのほうがイメージに近いか。

ディアンヌ、マーリン
『七つの大罪』より。
リオネス王国聖騎士団とは独立している国王直轄の七人のみの騎士団「七つの大罪」に所属。
ディアンヌは9メートル程ある巨人族、マーリンは魔術師である。

女騎士
ゴブリンスレイヤー』より。作風*1もあり、本名はあると思われるが作中には登場しない。
銀の甲冑姿が基本の、見眼麗しい女性冒険者。「辺境最高の一党」と名高い重戦士の一党に所属しており、彼の相棒ポジション。
脳筋気味で口調もやや中性的といかにも「くっころ」と言いそうだが、辺境では最高位の銀等級だけあって実力は高く、
重戦士と共に前線を張り、彼と共に強力なモンスターをも(主に物理で)叩きのめすほどの実力者。
ただし、妙齢故に実家から結婚をせっつかれているが、女性としてはあまりに強すぎることが災いして嫁の貰い手がなく、
個人的な好意もあって引き受け先として重戦士をロックオンしており、巻が進むにつれて徐々に良い雰囲気になりつつある。
なお、同性・異性問わず、パーティメンバーからは「静かにしていれば美人なのに…」(意訳)と言われるなど、残念な美人扱いが定着している。



追記、修正は、女騎士様へのプレゼントに口紅を買ってからお願いします。

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最終更新:2024年03月24日 20:30

*1 王道ファンタジーTRPGに沿った世界観の一環で、登場人物はメイン・サブキャラ問わず役職・肩書き・あだ名で呼ばれる。