破魔八陣(架空の料理)

登録日:2012/03/25(日) 06:33:02
更新日:2017/09/22 Fri 14:14:57
所要時間:約 3 分で読めます




破魔八陣(はまはちじん)とは真・中華一番!に登場した架空の料理名であり、裏料理界の長・カイユの切り札。

まずこの料理を理解するにはまず「五行説」と「気」という言葉を理解しなければならないので先に説明する。



【五行説】

五行説とは中国の根幹を成してきた思想。
この世の万物はそれぞれ「」「」「」「」「」のいずれかの属性を内包し、お互いに生かし合い殺し合っているとされている。

曲がりなりにも料理漫画であったのに、いきなりポケモンのタイプの相性のような表を出されて困惑した人も多いのではないだろうか?
しかし誇張こそされてはいるものの、実際東洋の医学や料理にも根付いている考え方ではある。


  • 生かしあう例
」→「」→「」→「」→「」→「」→……

  • 殺し合う例
」→「」→「」→「」→「」→「」→……


例を挙げると牛の肝臓とナマズ肉は一緒に調理すると非常にマズい。

何故なら牛の肝臓は「」の属性を持ち、ナマズ肉は「」の属性を持ち五行説の法則の相性が悪いから。
そして、この組み合わせはただマズいだけではなくなんと毒にもなる。
他の組み合わせも同様である。(ソースは真・中華一番!の最終巻)

ギャルゲーに登場する食べたら気絶するマズい料理も、実は五行説の法則が原因かもしれない。

リア充になる際には気をつけよう!



【気】

気とはあらゆる物質に宿り流れる力。

並外れた素質と修練を積んだ熟練者ならそれを集中解放が出来る。

集中解放した気は食材の「」「」「」「」「」間の気の流れを変え表面的特性、味を変えることが出来る。
しかし、内面的本質である毒性は変わらない。

因みに気を練る際に術者の身体は紅潮し髪の毛がサイヤ人のごとく逆立つ。



【つまり破魔八陣って何だってばよ?】

破魔八陣とは「五行説」の最悪の組み合わせであるクソマズい毒料理を「気」によって味だけ変えた毒膳料理。

つまり破魔八陣とは、超絶美味しい毒料理である。


食した者は数分で髪が白髪に染まり、10日で意識を失い20日で死ぬ。

ただ殺すなら単に毒を盛れば早い話だが、この料理の真価は料理勝負にある。
この料理には洗脳効果もあり、食してしまったら己の意思とは関係なく破魔八陣に魅入られてしまうのだ。

食べたらその時点で勝ち。まさしくチートである。

カイユはこの料理と伝説の厨具を利用しユーラシア大陸を支配しようと企んだ。



【破魔八陣の料理の一例】

  • なまずと牛肝の四川風冷菜
西太后曰わく、ナマズの淡白な風味と適切な処置で臭みのない牛肝の歯ざわり舌ざわりが四川風の辛みで最高に引き立ち調和して美味とのこと。


  • フナと豚肉の酒粕風味
西太后曰わく、ふくよかな紹興酒の風味と華やかなキンモクセイの香りで香ばしい豚脂とサッパリフナの好相性が絶頂の味わいとのこと。


  • 馬肉がゆ
西太后曰わく、見事な鶏スープで炊いており豊かなコクを味わったのちあっさりさっぱり胃を洗われるとのこと。


  • 焼き餅
カイユ曰わく、餅には羊の胃を練り込んでおり小豆あんが一層マイルドに趣深い味となっているとのこと。

なんか普通に美味しそう…………



【現実の破魔八陣】

作者のインタビューで「五行説」は中国に伝わる考え方だが、理論的な部分は正直分からないらしい。
「なんとなくそうなんだな~」くらいに読んでいただけると助かるとのこと。

真偽はトリビアの泉のスタッフにでも任せよう。





追記・修正は裏料理界に入ってからお願いします。

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