遠藤正明(歌手)

登録日:2011/03/01(火) 05:04:00
更新日:2024/01/11 Thu 16:32:29
所要時間:約 5 分で読めます




Stop The WARぁあ゙ああ゙あああああああ゙ああああああ゙あああ゙ああああああああ!!



JAM Projectに所属しているアニメソング歌手。
キャッチコピーは『アニソン界の若獅子』 。
愛称は『遠ちゃん』 。


【プロフィール】

生年月日:1967年8月28日
出身:宮城県
血液型:AB型
代表曲:勇者王誕生!
ペット:ポッチとちゃまめ(チワワ)
愛車:エヴリ

【特徴】


身長は172~173cm程らしいが筋骨隆々のためかなり大きく見える上、金髪なので一目見ると中々強面。
胸囲は驚異の105cm(全盛期は120cmあったらしい)で、握力も全盛期は90㎏あり、逆立ちで腕立て伏せもやってのけるかなりの肉体派。
ステージでは金髪を逆立てた超サイヤ人のような髪型をしていることが多い。

そして歌声はとにかくパワフルで熱い


【人物・性格】

外見や、ステージでのパワフルなパフォーマンスとは裏腹に寂しがり屋であるという。(きただにひろし談)
ライブやイベント等でホテルに宿泊の際夜部屋で独りで寝られない(スタッフの部屋へ行く)、独りで風呂に入るのが怖い等。

「うさぎと遠藤は寂しいと死ぬんだよ」

また、食べ物の好き嫌いも多く、海外に行った際に苦労しているらしい。
「お前は何を食べてそんなに大きくなったんや」(影山ヒロノブ談)


同じくJAM Projectに所属でデビューからの付き合いである影山ヒロノブを慕っており、『兄さん』と呼んでいる。
鋼鉄兄弟?知らんな 

因みに影山ヒロノブが持った当時ヤンキー全開だった遠藤正明の第一印象は「ウザい」


【歌唱力】

裏声を使うことを嫌っており、どんな高音パートであろうとも地声で歌うのをポリシーにしている。
女性の曲も歌うことが出来る音域の広さと、圧倒的な声量、影山ヒロノブ曰く『アニソン界一声の伸びる男』という肺活量、
ライブ終盤でも衰えない体力で、アニソン界トップクラスの歌唱力であると言われている。
弱点を挙げるなら、音程に若干ルーズなところと、歌詞間違いが多いことである。

また、基本的に熱くパワフルな歌声でヒーローソング、バトルアニメ等のOPを担当することが多いため、
どんな歌を歌っても「熱い」「勇者王」「完全にロボットアニメだ」等と言われてしまうこともしばしば。
しかし優しく暖かい歌も歌えるので是非聞いてみて欲しい。


音域について:ラジオの生放送で『アンインストール』や『空色デイズ』等を原曲キーで歌っている他、
JAM Projectの女性不在のライブでは福山芳樹とともに女性パートを担当している。

アンインストールについては曲のイメージを完全に覆してしまっている。

しかし、そんな遠藤さんでも『創聖のアクエリオン』を原曲キーで歌うのは無理だと発言している。

ソロのオリジナルアルバムでもhiDやhiC#を出す曲がある。
また、JAM Projectの10th記念ライブではhiEのロングトーンを見せており、地声での最高音はhiE~hiFと予想される。
前述の通り裏声を使わないので裏声での最高音は不明。


【スーパー遠藤タイム】

JAM Projectの2006年のライブにおいて、
『鋼の救世主』の「Stop The WAR!!」という部分で約16秒間(音程はmidG)のロングトーンを見せたことから生まれた言葉。
スーパーヒーロータイムをもじった言葉と思われる。

現在では遠藤正明がロングトーンを見せた時や、高音の曲で大活躍した時にこの言葉が使われる。
ライブ終盤でも見せることがある。


◆主なスーパー遠藤タイム

  • 『鋼の救世主』
年々タイムを伸ばしており、最近のライブでは22秒~24秒も記録している。

  • 『思いではおっくせんまん!』
2番サビ後の「グラフティ」で15秒(hiC#)を記録。

  • 『Carry on』
ソロのライブ終盤に歌う曲で、曲の後半に3秒~5秒(hiA#)を連発し、最後に10秒(hiA#)を超えるロングトーンを見せる。


【スーパー遠藤スピン】


爆竜戦隊アバレンジャー』のサビで片手を上げ、くるくる飛び跳ねながら歌う荒業。
回り過ぎてフラつくこともあったが、決して歌はブレない。

JAM Projectのライブでは『VICTORY』で見せる。


【代表曲】

『ZORRO』
『快傑ゾロ』OPテーマ。
かの有名なジョンストン・マッカレーの小説「快傑ゾロ」のアニメ化作品であり、日本ではBS衛星放送で放映された。

弱気を助け強きをくじくゾロと、その活躍を望む人々の心を歌った曲。舞台はスペイン領であった頃のカリフォルニアということでフラメンコ風である。

しかし、遠藤氏の熱い歌声と、やかましいまでに過剰に挿入されたSEが相まってヒーローものであるにも関わらずまるでロボットアニメを思わせる雰囲気と化している。

勇者王誕生!
勇者王ガオガイガー』OPテーマ 
言わずもがな、遠藤正明の代名詞。歌詞に出てくる『ガ』の数は125回。
非常に変則的なメロディゆえに常人には歌いこなすのが難しいが、それを自分のものとしてしまうのはさすがの歌唱力と言える。
ガオガイガーが使用する道具の高らかなシャウトも聴きどころ。

歌詞がややこしい上に、VER違いがあるので、ライブではよく歌詞を間違える。 

『戦士よ、立ち上がれ!』
『魔装機神サイバスター』OPテーマ
命を懸けて戦場に赴く男を描いた燃える一曲。

杉田智和の声優デビュー作だが、作画不安定等からアニメ本編の評価は低い。
OPの方も映像が曲に負けているという散々なことに…

曲自体の人気は高いため、これを使用した「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のMADが製作されたりした。

爆竜戦隊アバレンジャー
スーパー戦隊シリーズ第27作目のOPテーマ。
ライブでは喉からCD音源どころか、遠藤スピンや遠藤タイム盛り沢山で、CD音源よりかっこいい。
2019年には『NHKのど自慢』にてこの曲を歌いチャンピオンになった挑戦者が話題となった。

『BELIEVE IN NEXUS』
遊戯王5D's』4代目OPテーマ。

『Clear Mind』
遊戯王5D's』の挿入歌。
タイトルは作中における明鏡止水の境地であるクリアマインドを指し、遊星アクセルシンクロを繰り出す際のテーマ曲。
迷いを捨て去って一瞬の勝負に賭けるデュエリストの気迫を歌っている。
シンクロモンスター同士でシンクロ召喚する時には心の中でこの曲が聞こえてくるOCGプレイヤーもきっと多いだろう。

その熱い歌声は物語を否応なく盛り上げてくれるが、曲名はどちらかというとジャックの方の要素である『Burning Soul』の方が似合うのでは?といわれることもしばしば。

プラシドとのデュエルで流れ、決着した際にDホイールと合体した彼の体が千切れて上半身だけになるというあまりにも衝撃的な姿が描かれたため、「プラシド処刑用BGM」という異名を持つ。

『本気戦隊ガチレンジャー』『またあした』
みつどもえ』の作中作『本気戦隊ガチレンジャー』のOPテーマとEDテーマで、第2期の第1話で使用された。いずれも本家特撮ソング顔負けのクオリティを誇る。

『健全ロボ ダイミダラー』
健全ロボ ダイミダラー』OPテーマで、ユニット『遠藤会』のデビューシングル。
熱い曲調に隠れたとても人前では歌えそうにない歌詞が特徴。サビ辺りは腹筋崩壊必須。

『ご唱和ください 我の名を!』
ウルトラマンZ』OPテーマ。
ウルトラマンダイナ』OPのカバーバージョンを歌った経験を持つ遠藤氏だが、ウルトラシリーズの正規の主題歌を歌うのはこれが初。
作品人気も相まって評価が高い一曲。


◆カバー曲

ENSONシリーズと呼ばれ、現在3枚CDが出されている。主に女性の歌う歌のカバー曲の評価多い。
以下、そのカバーされた曲で本家とのギャップがでかいものを紹介。


創聖のアクエリオン
原曲キーではないが歌いました。物凄い暑さを秘めながらも本家でもあったあの
ちなみに上述したとおり、遠藤氏は「さすがにアレは(声が高すぎて)無理。機会があれば(歌う)」と発言した事があるが、
「難しい歌を3人(遠藤および相沢舞・杉田智和)で歌う」という話題になった際に杉田が本曲を連想した際は乗り気で、その後実際に3人で歌っていた。

もののけ姫
なぜ歌った!?

『ゆずれない願い』
準ロボットアニメが本気でロボットアニメになりました。

アンインストール
本家のイメージどこいった!!?
曲を聞いた人からは「これアンインストールじゃなくてアイムストロング」だとか「俺らの」だとか「ぼくらの(勇者王)」とか「死をアンインストール」とか言われてしまった。

ETERNAL BLAZE
ファンからのリクエストがあり、この曲のカバーが収録された。
本編にまだギリギリ残っていた魔法少女要素が完全になくなった。というか完全にロボットアニメ。
この曲でも違和感ない本編がおかしいと思う
この縁で、Animelo Summer Live 2011 -rainbow-では水樹奈々と一緒に本曲をセッションした。原曲キーで
スーパー遠藤タイム内蔵

鳥の詩
 焼 き 鳥 の 詩 

スケッチスイッチ
※この番組はスーパー戦隊でもロボットアニメでもありません
通称火だまりスケッチ、火だるまスケッチ
ただの日本語の歌詞が英語に聞こえて仕方有りません。
『宿命だよ』 
『燃え!燃え!燃え!』

コネクト
みんな助かりそうである。

Snow halation
熱い歌声の中に切なさを折り込む。だが雪は降らない。

【宮城県石巻市/シージェッター海斗】



荒波越えてみんなのもとへ

笑顔と勇気届けに行くよ

知っての通り、3月11日の地震、特に津波で最も大きな被害にあった町の一つで、遠藤正明の出身地でもある。
石ノ森章太郎氏がデザインした石巻市のご当地ヒーロー『シージェッター海斗』のテーマ曲を作詞(作曲は影山ヒロノブ)して歌うなど、積極的に関わってきたが、
津波によってCDも流されてしまった。

ちなみに本人はライブで香港に行っていたため被災しなかった。
しかし地震以来ブログが長いこと更新されず、何かあったのかと心配されていたが、家族の無事も確認された。

相当なショックで落ち込んでいたように見えたが、
『不滅のヒーローSEAJETTERKAITO』をひっさげ影山、きただにと共に現地に行き、何度か応援ライブを行った。
この曲のCDは石ノ森萬画館のHPで購入可能。



暗闇の中、迷い込んでる

君を救いに行くよ、今すぐ

だから泣かないで待っていてよ

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最終更新:2024年01月11日 16:32