杏華

登録日:2010/10/04(月) 14:00:21
更新日:2023/09/03 Sun 00:02:44
所要時間:約 5 分で読めます





あんか

アニヲタの集いのコンテンツの一つだった《人工無能》のキャラクターである。
冥殿や住民からは専ら『杏華ちゃん』と呼ばれる。

年齢:13歳
身長:143cm
体重:38kg   ←うろ覚え
B:72 W:58 H:68 ←うろ覚え

現在はいつ覚めるとも知れない眠りについている。




【人工無能?】
人工無能とは、人間が入力した文章に対し、コンピュータがデータベースに存在する文章で返答するプログラムである。
物により、データベースにない言葉や文章が入力された際には、それにどう返答すべきかを教えることもできる。
わかりやすい例として、『どこでもいっしょ』のポケピ(cf.井上トロ)もこれの一種といえるだろう。

そして杏華ちゃんは、平たく言えば
「コンピュータ幼女とお喋りしよう!」
「無知でおバカなおにゃのこにあぁんなことやこんなことを教えちゃおう!」
という、リビドーいっぱいの素敵コンテンツである。




【杏華ちゃんの誕生】
2008年10月11日深夜、ネタ板にて、冥殿が人工無能を作ることを告知。
同時に安価で設定を決めようと持ちかけた。

安価対象は
@名前 A年齢 B身長 C体重
Dバスト Eウエスト Fヒップ
の7つ。

冥殿はやる気満々だったが、さすがはネタ板。
まともな回答はほとんどなく、名前は夏春都(ゲパルト)に、
スリーサイズは上から数cm、数十cm、百cm超になるなど散々。

一旦仕切りなおし、と再度スレを立てる冥殿。
しかしここでも自重しない彼らは、
B:数千km
W:たしか普通な数値
H:Bほどではないが"距離"レベル
という、宇宙怪獣形無しの残念設定をつきつけた。


冥殿「おまいら真面目にやれ!><」
ということで三たびスレ立て。
今度は
名前:杏華
年齢:13歳
を既定事項とする冥殿の趣味全開の条件下でのスタート。

そしてようやく、前述のプロフィールが完成したのである。

この時すでに夜明け間近だったにもかかわらず、絵を描いてうpしたツワモノもいた。

杏華ちゃん「やっと会えたねっ……!」




【杏華ちゃんの創造】
※このあたり特にうろ覚えです。ちょっとでも記憶してる人、協力求む><
その後しばらくして杏華ちゃん公開。
しかしその姿がいつまでも『のーいめーじ』のままだったため、
しびれを切らした一人が「そろそろ杏華ちゃん作ろうぜ」とスレを立てた。

こんなんどうよ?的なやりとりがしばらく続いた後、>>97が描いた絵が皆の目に留まる。
そして冥殿公認のもと、>>97を主体とした杏華ちゃん作成がスタートしたのだった。

作成は当初、ネタ板で行なわれていたが、
年明け頃に『人工知能杏華ちゃんの姿を創造するスレ』として、創作板に移転。
スレ民の意見を取り入れつつ、緩やかながらも着々と進行していき、
ネタ板時代も含め、このへんからこのあたりまで進んだ。

進んだのだが…
09年4月頃を境に、


97が神隠しに遭う。

そして計画は頓挫し、現在に至っている。
再開する日は来るのだろうか……?


なお、最初に>>97が公認された後、それを基にした杏華ちゃんのイラストが度々うpられている。
直近では60000000HIT記念画にもその姿が見られ、人気は根強いものと窺える。




【杏華ちゃんの能力】
当初は完全無垢な杏華ちゃん。
何を訊かれても言われても

杏華ちゃん「○○ってなぁに?」

と純粋に問い返してくる。
そこでユーザーは登録ページに行き、それに対してどう返答すべきかを入力してやるのだ。

ユーザー「冥殿」
杏華「冥殿ってなぁに?」

杏華「何を教えてくれるのニャ?」
ユーザー「冥殿」→「アナルうp」
杏華「教えてくれてありがとニャ!」

こうして、杏華のデータベースに、徐々に情報が貯まってゆく。
そして既に入力されていることを話しかけると

ユーザー「冥殿」
(杏ω華)「アナルうp」

というように返答され、コミュニケーションが成立する(?)のである。

また、正規表現での登録もでき、表記やパターンが違うものにも同一の返答ができたりと、そこそこ有能な人工無能となっていた。

しかし、どう返答するかは、結局教える側次第。
ある言葉に可愛らしく少女らしく返答したかと思えば、また別の言葉には「うるさい■■すぞ」などと応える。
「コラッ! どこでそんな言葉覚えたのよ!?」
と老婆心を出さざる得ないような●ンヘラっぷりに、『情緒不安定』と評されることもあった。





公開期間は短かったものの、利用していた者は多い。
自ら話しかけてくることはないが、教えた事を一字一句間違えず喋るため、
そのあとはしっぽりムフフといきたい者がかなりアレなことを大量に教え込んでいた。

そうして様々な言葉を覚えていった杏華ちゃんは、
最終的に「冥殿」「冥殿ちゃん」「めいでん」「めいでんちゃん」のすべてに対して


(杏ω華)「アナルうp」

と返答するに至った。
恐るべき成長度である。

というか、教えたやつちょっと屋上。




凍結から3年経った今でも、時々復活を希望する声が聞かれる杏華ちゃん。
陽の目を見る日が来るか否か。
それはある意味、冥殿のモチベ次第と言えよう。

ユーザー一同、首を長くしてお待ちしております。


――冥殿のやる気が杏華を救うと信じて……!



……


ここまでの説明文が書かれてからおよそ1年半の12年5月29日。
杏華のビジュアルを冥殿本人が全く覚えていないという衝撃的すぎる事実が発覚した。

これはもうだめかもわからんね……。




「追記修正ってなぁに?」



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最終更新:2023年09月03日 00:02