パンナコッタ・フーゴ

登録日:2011/09/21(水) 09:10:10
更新日:2018/05/28 Mon 00:54:22
所要時間:約 5 分で読めます





違うね!

……死ぬのは、ぼくの能力を見るおまえの方だな


ジョジョの奇妙な冒険第5部の登場人物。
スタンド名は『パープル・ヘイズ』
CV.三浦祥朗(黄金の旋風)、小田久史(オールスターバトル)



  • 人物
ギャング「パッショーネ」の一員。
IQ152の天才で、13歳にして飛び級で大学に入学できるほどの頭脳を持つ。
物腰は柔らかく、浮浪児として重病に冒されていたナランチャを保護してチームに引き入れる。
チームの中では良くも悪くも常識人であり、普段の言動は大人しい。
また、学校に行っていないナランチャに勉強を教えてくれとせがまれても嫌がらず教えてあげるなど非常に優しい性格である。








このチンピラが、オレをナメてんのかッ!

何回教えりゃあ、理解できんだコラァ!

ろくご30ってやっておきながら、なんで30より減るんだ、この……



ド低能がァーーッ



…しかし一度キレると上記のように普段からは想像もつかないほど凶暴になる。
主に被害に遭うのはナランチャ。
ちなみに上記のやりとりでは頬にフォークを刺され、顔をテーブルに叩きつけられている(一応その後に謝っているが)。
そもそも秀才である彼がギャングの道を選ばざるを得なくなったのは教師に対してキレてしまったため。

彼のスタンドはそんな彼の内面を反映した獰猛なものとなっている。




  • スタンド
パープル・ヘイズ』(→『パープル・ヘイズ・ディストーション』)
破壊力:A
スピード:B
射程距離:C(→E)
持続力:E
精密動作性:E(→C)
成長性:B(→?)
()内は「恥知らずのパープルヘイズ」にて

人型のスタンド。
拳には3個ずつ、計6個のカプセルが付いており、中には殺人ウィルスが詰まっていて、割れるとウィルスが吹き出す。

非常に凶悪なウィルスであり、僅かでも感染すると全身が急速に腐敗、ものの数十秒で死に至る。ひとたび蝕まれれば阻止はほぼ不可能である。

しかし日光には弱く屋外や離れた相手には扱いずらい。感染の範囲や威力はコントロールできず、また本体であるフーゴ自身も感染する。
加えてウィルスは成長し続けるため、予め抗体を持つという対策も取れない。
強力だが非常に使いどころが難しいスタンド。

ちなみにカプセルは直接叩きつける他、ノーモーションで射出も可能。取り外してフーゴ自身が持ち運ぶこともできるようだ。



  • 活躍
初登場シーンでは上記のブッ飛び教育を披露。アバ茶にも笑って楽しむなど最初はイヤミがかったところも。
ポルポの隠し財産を求めてブチャラティらと共にカプリ島へ向かうも、ズェッケロのスタンド攻撃により早々にダウン。流石に相手が悪く、スタンドを出す暇もなかった。

イルーゾォ戦で初登場、スタンドも披露することができた。チームメンバーとの連携によりウィルスでイルーゾォにとどめを刺した。
ここでは己の命も顧みず策を講じたジョルノに感銘し、敬意を示す一面もあった。

しかし、その後はフーゴがスタンドを出すことも無く、トリッシュ救出後、組織に反旗を翻したブチャラティに対して、フーゴが組織なくして生きられないと反発しそのままチームから離脱、出番は最初で最後となってしまった。
途中離脱の理由としては、
スタンドが強過ぎて(何しろ一撃必殺である)バトルに絡め辛いこと、
もともとブチャラティチームをフーゴが裏切る予定だったのが、作者がフーゴに愛着が湧いて「これ以上(暗黒に)落とすのはあんまりだ」と考え、途中離脱させることにした、
という理由がある。

後者の理由を裏付けるように、フーゴ離脱後には彼とよく似た能力を持つカビを操るスタンド使い・チョコラータが敵として登場し、
ジョジョ史上に残る酷い倒され方をしている。




なお、歴代ジョジョの中でも主人公勢の中で死亡せず、離反という形で退場したキャラは、現在のところ彼1人だけである。




  • 不遇
途中離脱である以上仕方ないのかもしれないが、彼はとにかく不遇である。
スタンドが登場したのは一度きり、IQ152という設定も基本的にみんな頭がいい、もしくは土壇場のひらめきがあるため余り目立たない。
さらにギャングへのきっかけも、他の仲間はちゃんと回想付きで丁寧に描かれているのに対し、フーゴはイルーゾォが1コマでチロッと言っただけである。




そしてチーム離脱後は本当に一切登場しない。




更には前日譚として描かれた「眠れる奴隷」に登場したと思ったら、
車で待機していたところを上から落ちてきたミスタに車ごと潰されてしまう

しかしながら、強力なスタンド、その言動や行動などから、人気ではチームの他のメンバーに引けをとらない。

勘違いされやすいが、路地裏のナランチャを見つけて助けたのはブチャラティではなくコイツである。



  • 小説
そんなフーゴだが、小説においてはその不遇っぷりをバネにしたかのように優遇されている。

大塚ギチ、宮昌太朗著、5部のとある一幕を描いた『ゴールデンリング/ゴールデンハート』では離脱後も陰でジョルノ達のために奔走する。
一方で、当の小説自体は一般市民をためらいなく虐殺する描写があるためいまいち不評。
後述する『恥知らずのパープルヘイズ』が多少賛否ありながらも概ね好評を博した現在は、実質黒歴史に葬られてる感がある。

2011年に発売されたブギーポップの著者上遠野浩平が描く、『恥知らずのパープルヘイズ』ではなんと主役に大抜擢
(ちなみに上述の『ゴールデンリング/ゴールデンハート』とは描写上繋がっていない、実質的なパラレル相当)
5部終了後を舞台に、組織への忠誠を示すため、自らを縛りつける過去に決着を付けるため、新たな戦いに赴くフーゴが描かれる。
著者独自の考察によってフーゴの過去、ナランチャ以外のメンバーとの関係も深く掘り下げられている。 流石は主役である。



  • 名言

「こいつにスパゲッティを食わせてやりたいんですが、かまいませんね!」

「ジョルノッ!おまえの命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!」

「オレたちは、トリッシュがどんな音楽が好みなのかも知らないんだぞッ!」


PS2用ゲーム、ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風にも登場する。
「ド低能」発言もボイスで聞ける!(戦闘ボイスだが)

イルーゾォと戦うことになるが、鏡の世界ではフーゴを操作し、現実の世界ではパープルへイズを操作しなければならない。
さらに鏡の世界では移動が逆になるため結構手こずる。

もちろん操作中にはしっかり突如としてキレてくれる。
しかしながら、ゲームの宿命か、パープル・ヘイズの一撃で勝てる訳ではないので注意。



ちなみに先述した「ド低能がァーーッ」であるが、コミック文庫版では「低能」が倫理コードに引っ掛かるため、自主規制という形で

「クサレ脳ミソがァーーッ」

に変更されている。

……よりヒドくなってるように感じるのは気のせいだろうか。
(ゲーム版では「ド低“脳”」である)




「Wiki篭りッ!おまえの命がけの追記・修正ッ!ぼくは敬意を表するッ!」

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