登録日:2012/03/04(日) 17:54:35
更新日:2023/02/21 Tue 13:26:05
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『少年エース』とは、角川書店から出版されている漫画雑誌である。大体毎月25~27日発売。
かつて角川書店が出版していた漫画雑誌『コミックコンプ』が角川お家騒動で『電撃コミックGAO』に連載引き抜きされ、混乱の最中どうにか立て直しを図るもお家騒動の終息で改めて刊行雑誌の整理が行われ、その際に休刊してしまう。それから2か月後にコミックコンプ編集部およびお家騒動後の連載陣が再集結して創刊されたのが少年エースである。
『
新世紀エヴァンゲリオン』の大ブーム及びその
コミカライズの掲載によって部数を伸ばし、ブーム終了後は一時期低迷するもなんだかんだで盛り返して現在に至っている。
『少年』とは銘打っているものの、掲載作品は『
ケロロ軍曹』のような子供向けから『
そらのおとしもの』のようなバカエロ、
果ては『低俗霊Daydream』や『エデンズボゥイ』等のよい子には到底見せられないような、
エログロ作品まで幅広く揃っており、その内容は兎に角バラエティに富む。
また比較的メジャーな
エロゲーやラノベのコミカライズも連載している。
◆主な作品
〇
ケロロ軍曹
言わずと知れた看板作品。
初期はヘッポコ侵略宇宙人のドタバタ(パロディ)コメディと言った感じのストーリーだったが、
設定が深まるにつれシリアスな物語も多くなっている。
〇
未来日記
主力その1。
連載は終了したものの現在アニメが放送中であり、その勢いは今もなお衰えない。
ヤンデレ四天王の一人、
我妻由乃を輩出した作品としても有名。
オリジナルストーリーでドラマ化もされた。
今まで
アニメ化やラノベ・アニメのコミカライズがほとんどだった雑誌なので異例なケース。
〇
デッドマン・ワンダーランド
主力その2にしてグロ枠。
大体一話につき平均二~三人死者・四肢欠損が出るハードな作風だが、
通して読むと話そのものは意外と王道な少年漫画である。
〇
トラウマ量子結晶
最初はラノベにありがちなSF風ボーイミーツガール……かと思ったらそんなことはなかった。
敵も味方もとにかく情けない。
角川系列の雑誌でやるには危険すぎるパロディと、
ぼっちの心を抉るアレな内容が売り。
〇
日常
シュールな内容が売りの(非)日常系コメディ。
内容もさることながら、ぽわぽわした可愛らしい絵柄にも人気がある。
〇
機動戦士クロスボーン・ガンダム
知る人ぞ知る、ガンダム外伝漫画の中でも屈指の名作として名高い作品。
が、この雑誌で連載されていた事を知る人は少ない。
〇
成恵の世界
ハートフル枠その1。
ラブコメの中に濃いSFネタを仕込みながらライトな作風を保つ作風にファンは多い。
問題は
年単位の休載が多い事。
しかし故に
この作品のガチなファンはかなり忍耐が鍛えられている。
いわばエースの
まじっく快斗枠でもある。
追記・修正お願いします。
- RDGの場違い感がヤバイ -- 名無しさん (2013-07-17 00:53:56)
- デッドマン・ワンダーランド完結おめ。それと記事誰か復旧して -- 名無しさん (2013-09-07 06:32:06)
- エースのまじっく快斗はガイバーじゃね? -- 名無しさん (2016-11-02 16:34:55)
- 鈍器であり更に防具にもなる月刊誌。某作無手の主人公も武器防具とする愛読書 -- 名無しさん (2016-11-02 17:07:17)
- 創刊号の表紙を車田正美が描いていたというのも今は昔の物語。 -- 名無しさん (2017-05-02 20:56:50)
- ビートXは面白かったな。 -- 名無しさん (2017-05-02 22:51:06)
- 今のエースラノベばっかりでケロロなくてもやっていけるんじゃね… -- 名無しさん (2019-03-22 11:18:03)
- 僕は小学生の頃にアニメ版「ケロロ軍曹」経由で本誌を知った際、少年誌とは思えないほどすごく唖然とした。 -- 名無しさん (2023-02-21 13:26:05)
最終更新:2023年02月21日 13:26