伊達マサムネ(戦国乙女)

登録日:2011/11/01(火) 21:04:25
更新日:2023/12/31 Sun 16:06:13
所要時間:約 2 分で読めます




CR「戦国乙女」シリーズに登場するキャラクター。


・概要
CV:中原麻衣
身長:162cm
血液型:O型
好物:魚介類
趣味:料理*1


パチンコでは「六」の図柄を担当。

沈着冷静な「奥州の独眼竜」
だが、内には確かな情熱を秘めており、意外と情にもろい。
ヒデヨシには伊達っちと呼ばれ、なつかれている。
元ネタは初期メンバーの元ネタの中ではぶっちぎりで最年少(他の連中と比べると子供や孫のレベル)だが、
すらりとした長身ではじけ飛びそうな巨乳を持つ絶世の美女。
作中の時系列からして、ヒデヨシよりは確実に年上である。
だいたいどの作品でも同じような外見にされる元ネタの仕様上、ちょっとでも戦国物をかじった人ならば見た瞬間一発で本名が分かるデザインをしている。
逆に言えば、アニメ版で佳乃含む登場人物の誰一人、彼女が偽物であると気付かなかったのもその強烈な外見にあると言える。

史実の伊達政宗は天然痘の後遺症で右目を失ったが、
こちらのマサムネは室生オウガイとの戦いの際に失明しており、そのため彼女とは浅からぬ因縁がある。
『戦国乙女 Legend Battle』によればこの一戦の跡で青葉城を家臣に譲って隠居し、室町幕府直属の客将となっている。
オウガイに関してはセリフ予告で「貴様のような外道は斬ってくれる!」と言い放つなど片目を奪われた因縁も含めて関係性は険悪な物だが、一方で最近では「奴の存在があったから自分を鍛え上げる事が出来た」と好敵手として認めている節もある。

風貌は膝まで届く青みがかった銀髪に青い鎧を身につけ、両手には西洋剣に似た形状の大型の双剣を携える。
かの有名な三日月の兜は当然着用しているが、吹き返し部分*2は蝙蝠の翼のような形状になっている(アニメ版では無し)。
『戦国アスカZERO』でのコラボでは丈の短い陣羽織を着用している。
鎧や武器に伊達家の家紋の類は無いが、これは現在の伊達家の家紋がちょっと大人の事情で創作に使用するのが困難だから*3というのもある模様。

「この双剣に斬れぬものはない」と自ら語っている辺り、腕にはかなりの自信がある模様。
…単体でのスーパーリーチの期待度は微妙だが。

シンボルカラーは青だが、同じく青がパーソナルカラーのレッツパーリーな筆頭の方とは関係ない。
漫画版ではもう4本刀を持たされていたけど

必殺技は標的をX字に斬りつける「双竜連斬」(そうりゅうれんざん)
ちなみにパチンコ初代では、彼女のリーチだけある有名なバグが存在している。

ロングリーチ(通常より強いリーチ)に発展する時には全員序盤に剣役物が「ジャキーン!」という音と共に振り下ろされるのだが、
彼女だけ一瞬だけ音がズレ、「チーンッジャキーン!」となる場合がある。
もしこうなった場合は外れ確定(復活も否定されるとのこと)、逆に音がズレなかった場合は大当たり確定というバグである。
他のキャラではこのようなバグは存在せず、何故か彼女だけこのようなものが存在するのだ。

またこのバグとは関係なく、初代の図柄変化(偶数図柄から奇数図柄に変化する)予告では、よりによってヒデヨシにチェンジするため、
普通はチャンスアップなこの予告が彼女だけ大幅なチャンスダウンになってしまう。

このようなことから、初代の不遇キャラとして名前が挙がったこともある。
サバサバした姐御肌の人物かと思いきや、料理(特に魚料理)が得意という、戦国乙女の中ではまともな女性的な面を持っている。
単独の萌えカットインでは作った料理を『あ〜ん』で食べさせてくれるし、ヒデヨシとの萌えカットインではヒデヨシに料理指導してたりもする。

スロットではノブナガやヨシテルに次ぐ強チャンスキャラとして扱われる事が多く、特にレア役を引いた際の演出に絡む事が多い。
上乗せ性能も一撃が小さい変わりに高い継続率で上乗せを重ねていくタイプとなっている事が多く、登場した際は大量出玉に期待が持てる。

コスプレ演出ではゴスロリ衣装などクールな見た目とのギャップを狙った可愛らしい物がメイン。

PSVitaのゲーム・LEGENDBATTLEでもプレイアブルキャラクターとして参戦。
毛利モトナリと新武将の小早川ヒデアキと共に「流浪組」を結成し、放浪の旅をしながら
モトナリと共にヒデアキの師匠として武芸の稽古をつけている。
キャラ性能としては今作でも最高峰のスピードタイプ。非常に速い突進技や飛び道具を有し、接近戦の強さは全キャラ中でもトップクラス。
同じく近距離スピード型のドウセツと共に最上位キャラに位置づけられる。

このゲームのストーリーにおいては3〜花までの時系列でオウガイとの再戦に臨んで勝利。ヒデヨシとノブナガの元へその戦勝報告に訪れている。
その後はモトナリ、ヒデアキと共に「流浪組」を結成。ヒデアキの武芸の師匠となり、家族のような情愛を持って接するようになる。*4
しかし、ヒデアキがカシンの依代となって日に日に衰弱していき、それを介錯しようとしたモトナリを阻止するものの、外的な力でカシンを完全に封じ込める事は不可能と判断したモトナリは自らの体でカシンの力の半分を引き受ける捨て身の策に出る。
それがなんとか功を奏してカシンを封じ込める事に成功したものの、2人が共にいればまたいつカシンが復活するともわからないため、モトナリはマサムネとヒデアキから離れ、また1人放浪する道を選ぶ。
マサムネはいずれ再会することを信じ、毛利輝元に狙われるヒデアキの身元を預かることとなったところで、物語は幕を閉じた。

このLBのストーリーからの地続きと思われるパチンコ・6のストーリーでは、毛利輝元が差し向けた石田ミツナリの襲撃を受け、自身も深手を負わされたばかりかヒデアキも奪われ、彼女の内に眠っていたカシンを目覚めさせてしまった。
このことを負い目に感じている様子が各演出で見られ、なんとかヒデアキを救おうとしているものの、ミツナリとの戦いで負った傷が癒えず、恐らくはこれまで関わりの深かったヒデヨシとモトナリ、カシンと因縁のあるイエヤスに後を託したためか、カシン化ヒデアキと戦うリーチには参戦出来ていない。


・アニメ版の設定
CV:メレ様(平田裕香)

主人公であるヒデヨシ=日出佳乃の担任教師で、当然右目がある。独眼竜はダテじゃねえか!
原作に比べ髪はセミロング程度で(まあ流石に原作通りの長さだと日常生活も大変だろうし)、普段はアップヘアにしている。
神社で転生の儀を行っていた所をヒデヨシに発見され、戦国乙女世界にトリップしてしまう。
正体を隠し例のクソ恥ずかしい痴女みたいな甲冑*5の上に陣羽織を羽織り、右目に眼帯を付けて「伊達マサムネ」を僭称しノブナガ達に接近する。
なので、パチンコ版の彼女とは違い、伊達マサムネを名乗る現代の一般人なので戦闘に関してはヒデヨシ同様ズブの素人。オウガイと一騎打ちなんてとんでもない。

彼女は伊達政宗(たぶん仙台伊達家)の直系の子孫であり、「10年早く生まれていれば天下を取れていた」と云われる政宗公を尊敬していた。
故にその汚名を削ぐべく「現実世界の」戦国時代に戻り、歴史を改変しようとしていたのだが、儀式に失敗し女かいない戦国乙女世界に飛ばされてしまった。
イエヤスの暴走により真紅の甲冑が完成すると、その力で「本来の」過去の世界に飛ぼうとするも、ヒデヨシらの論破説得により断念し、
ノブナガの手によって真紅の甲冑は完全破壊された。
最後はヒデヨシを伴い現実世界に転生し、彼女の担任教師として教壇に戻った。

ちなみに、先述の通り伊達マサムネを僭称している一般人なのだが、アニメ版乙女世界に本来の伊達マサムネが存在しているかどうかは明らかにされていない。
いたらタダじゃすまされんだろうなあ…



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最終更新:2023年12月31日 16:06

*1 実は当時、料理は武士の美徳とされており、料理を趣味・特技としていた武将は多い。政宗もその一人で、宮城県の名産品は殆ど伊達政宗が開発したと言われている。

*2 兜の側頭部の矢を避ける出っ張った所

*3 『戦国乙女』関連のキャラクターを使用する際には、必ずと言っていいほど(下の方に小さく)マサムネに関する注意書きが書かれているのもこのため。

*4 モトナリが母、マサムネが父のようだと公式の4コマでネタにされた

*5 裾部分が簡略化されている