セルゲイ・スミルノフ

登録日 :2010/12/20(月) 12:11:44
更新日 : 2017/06/11 Sun 22:14:59
所要時間 :約 11 分で読めます




市民の利益と安全を守るのが軍人ではないのか!?





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:石塚運昇
性別:男
誕生日:1月28日
年齢:43歳(1st)→48歳(2nd)
身長:189㎝
体重:72㎏
血液型:A型
所属:人類革新連盟→地球連邦平和維持軍
階級:中佐(1st)→大佐(2nd)

搭乗機



恐らく、本作で一番苦労した人物(人間関係面で)。

ロシアの荒熊 」の異名を持つ人革連の軍人であり、指揮官とパイロットの両面で高い技量を持つ。
その名は軍内外でも有名であり、あのアリー・アル・サーシェスですら対面時には名を聞いてたじろいだ程でもある。

自分の指示で妻ホリーを戦場の最前線に送り、更に指揮官だったとはいえ妻を含む前線部隊を残して撤退してしまった過去を持つ。
止むを得ないとはいえ見殺しにする形になり、更に妻の生死すら正確には不明な別れとなってしまった事に強い負い目を感じており、
その事をどう弁明すれば良いかも分からないまま、息子のアンドレイ・スミルノフとは容易には解消し得ない確執が出来てしまった。
(因みに、ノベライズ版では「妻と共に最前線に出て、妻の死に際の言葉を受け取った」となっており、状況が大きく異なっている。
基本的には本編に沿っているノベライズ版の中で幾つか存在する、大きく異なる描写の一つである。)

超兵施設やアロウズの行いについても時折怒りを見せる他、優しさを知らないソーマ・ピーリスや、
カタロンの構成員と見做されて自軍に捕らえられた沙慈・クロスロードを気遣う等、人柄の良い人物でもあり、ファンからは「 『00』屈指の人格者 」と評されている。

が、息子がいるのにソーマを養子にしようとする等、劇中の行動から、息子の中の人含めた視聴者からダメ親父という評価も出ている。
仕事では優れており、家族への愛情が確かにあろうと、実際の家庭内でも上手くいくかと言えばそうとは限らない。
等身大の人間として描かれているキャラクターの一人であろう。


【1stシーズン】

人革連所属で、階級は中佐。

ソレスタルビーイング(以下CB)が活動を開始し、刹那・F・セイエイの駆るガンダムエクシア相手に遥かに性能の劣るティエレンで肉薄してみせた。

その後、ガンダム対策部隊「頂武」の隊長に就任、超兵1号ことソーマ・ピーリスが部下として配属された。
しかし、軌道エレベーター「天柱」周辺にてティエレンタオツーの性能テスト中にピーリスが暴走(原因はアレルヤ・ハプティズムの脳量子波と干渉した為)し、
エレベータの重力ブロックが落下してしまう。
重力ブロック内部の民間人の救出の為、一時アレルヤと共闘、落下を阻止した。

その後も幾度となくCBと戦い、対抗策を投じてガンダムキュリオスガンダムヴァーチェと鹵獲寸前まで追い詰める程の活躍を見せた。

国連軍が結成され、GN-Xに乗り始めるや否や、「 何という性能だ、やはりこの機体……すぅんごぉい! 」と唸った。(笑)

そして最終決戦「フォーリンエンジェルス」では、中破したキュリオスをピーリスと追い詰めるも、
アレルヤとハレルヤが人格を統合してトランザムを発動した為、形勢が逆転してしまう。
キュリオスの攻撃がピーリスを貫こうとしたその時、捨て身で彼女を守り自身は深手を負ってしまうも、ピーリスのおかげでキュリオスの撃破に成功。
急いで救急室に向かったおかげで大事には至らず、彼女とは「親子」と呼べる程の深い絆で結ばれるようになった。


純粋な操縦技術だけならピーリスやグラハム・エーカー等、彼に勝るパイロットは複数居るものの、
総合的な判断力・統率力等もあってか、この時期にパイロットとして登場したキャラクターの中では、
サーシェスと並ぶ最高のパイロットだと監督の水島精二に評されている。



【2ndシーズン】

地球連邦平和維持軍に所属し、ガンダム討伐の功績から階級は大佐へと昇進。
以前より表情が出るようになったピーリスを養子に迎えようとする等、実の息子に与えられなかった愛を彼女に注いでいた。
同時期に活動していたアロウズに対しては、武力による徹底的な弾圧を行うやり方に対し表向き中立的な立場を装いつつ、内心批判的な思いを募らせていた。

ピーリスがアロウズに入隊する際、息子アンドレイと偶然再会。
他者を通じて連絡を取っていたがアロウズにいた事は知らず、過去の出来事やピーリスとの関係により溝を深めてしまったのは言うまでもない。

アフリカの任務に赴いた際、捕らえられた沙慈を尋問中にCBの関係者と看破。
しかし軍のやり方を許せなかった彼は「 これ以上犠牲者を増やしたくない 」という思いから沙慈を釈放するも、
結局カタロン基地は発見され、犠牲者が増える事態になってしまった。
この時、沙慈の件を秘密にしようとしたが、それを盗み聞きした部下によって基地が発見されるという皮肉な結果になってしまった。

部下にしてみればちゃんと仕事しただけなのだが、セルゲイはこのことについて叱咤するが後でこのことでアーバ・リントに暴行されてしまった。
ただ、セルゲイがしたことは本来なら軍法会議ものである為、その程度で済んでよかったとも言える。

新生したCBとの戦いの中で行方不明になったピーリスを単身捜索に行き、彼女の本当の人格と過去を知り、自身の信念を貫き通す為、彼女をアレルヤに託した。


そしてブレイク・ピラー事件では、事前に首謀者でもある親友のパング・ハーキュリーから告げられた際に「 やり方が違う 」とし、自身は賛同しなかったが、
上官から隠密裏の交渉役としての任務を命じられたのを機に単身説得に向かう。

表向きはハーキュリーが気を許すであろう人物として、
性能が低めで威圧感を与えないティエレン全領域対応型に搭乗して現地に向かい、交渉にあたる任務だったが、
実際は沙慈を逃がすなどをした反アロウズ派でありながら前大戦の功労者であるので軍内部でも人望の厚い彼を始末する為の罠であった。

現地に向かった時点で軌道エレベータの崩壊に巻き込んで”事故死”させる、
事故死に失敗しても、前線部隊への事前通達を一切行っていないために、「 管理の緩いティエレンを無断で持ち出し、クーデターに合流した犯罪者 」に状況的には仕立て上げられているため、そのまま社会的に抹殺。
あわよくばその場で殺害するというもの。

結果、ハーキュリーの説得には成功するものの、エレベーターが崩壊。
その後、上層部の思惑通り「 クーデターに合流したテロリストの一味に成り果てた男 」と誤解したアンドレイに牙を向けられ、そして乗機をGNビームサーベルで貫かれてしまう。


機体が爆発する寸前、今迄アンドレイにどう接すれば良いか分からず、その結果彼の思いを理解しようとせずに無視し続けてしまった事を後悔するも、
親としての責任を全うすべく最期の力を振り絞ってアンドレイの乗るGN-XⅢを押し飛ばし、亡き妻ホリーの姿を垣間見ながら散っていった。


死を持ってしてもなお最後まで分かり合えず、更に亀裂を大きくしてしまった彼の人生は、本作のテーマである「対話」「相互理解」の難しさを象徴する物語である。



【台詞集1】


【台詞集2】




【余談】
  • 彼の部下に就いたソーマ・ピーリスの駆るティエレンタオツーが 桃色 にカラーリングされているのは彼女を“乙女”と評した彼なりの心遣いなのかもしれない。

  • 劇場版の予告として登場した際、天国(あの世)に来たピーリスを発見するが、その後ろについてきたアンドレイときちんと分かり合う事が出来た。

  • 劇場版では既に故人である為、登場はしないが、死に際のアンドレイの脳裏には、妻であるホリーと共に優しく微笑みかけるセルゲイの姿があった。




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