Team Muramasa

登録日:2011/08/06(土) 16:41:19
更新日:2023/10/01 Sun 17:31:16
所要時間:約 5 分で読めます





Team Muramasa(チームムラマサ)とは、かつて存在した株式会社マイケルソフトのゲームソフト開発チーム。通称チームラ。
後述する経緯からメンバーは株式会社エクスペリエンス(EXP)として独立しており、チーム名はEXP製品のファンのコミュニティサイトに残っている。
名称の由来はウィザードリィシリーズに登場する最強クラスの武器『村正』。
独立後は主にそれ以前の製品を直接の源流としたウィザードリィライクな3DダンジョンRPGを開発しており、その他『死印』や『NG』、『死噛~シビトマギレ~』などのADVも開発している。


【来歴】
『ウィザードリィ エンパイア』の「古の王女」及び「女王の遺産」の製作スタッフを中心にマイケルソフトの下で結成。
記念すべき処女作は2005年の『ウィザードリィ エクス~前線の学府~』(PS2)。
シリーズ初の学園ものという異色の設定、アイテム錬金、ストレスフリー志向のシステムデザインやロード速度など、独特の個性が光る作品であった。
しかし、超低予算で作られたとあってか荒削りな部分も目立ち、Wizへの新風とするにはもう一押し欲しい作品でもあった。
翌年にはその続編として『ウィザードリィ エクス2~無限の学徒~』を製作・発売。
前作の不満点をことごとく解消しつつ新要素を多数追加。結果、前作以上の良作と誉れ高い評価を得た。

が、元々低予算であった前作よりも更に予算が少なく(半分という説も)、挙げ句マイケルソフトが 『未完成のままの発売』 を主張したが、チームラはこれに反発。
完成まで無給でもいい』と啖呵を切り、実際に発売までの約6ヶ月間、無給で開発し続けた末、完成にこぎ着けた。
これをきっかけにチームラは無限の学徒発売後、マイケルソフトを脱退。株式会社エクスペリエンスとして独立すると、まずGENERATION XTH(G-XTH)などのPC向け作品を展開。
そしてPC向けタイトルの4作目『円卓の生徒 Students of Round』のXbox360への移植を契機にコンシューマー復帰を果たした。


なお、この時Xbox360を選んだ理由は「国外展開を視野に入れており、北米と欧州でのシェアが高かったから」
「エクスペリエンスのユーザーアンケートで、Xbox360の所持率が高かったから」だとか。
また、噂だが当時の任天堂とSCE(現SIE)がサードパーティーの小規模デベロッパーによるソフトの開発を快く思っていなかった事の煽りもあったともされる。
以来、時折思い出したかのようにXbox系列でもソフトを出しているが、当系列の日本での所持率が任天堂ハードやPlayStation系列と比べあまり高くない事から、首を傾げるユーザーも少なくない。


2023年2月14日時点ではウィザードリィ エクス3製作のゴーサインをウィザードリィの権利元から貰うべく奮闘する傍ら、RPG『まわせモンカル団(仮題)』などを製作している。



以下、手掛けてきた製品の主な傾向。

  • 短めなロード時間
作品にも依るが、強いストレスを感じる程長いロード時間はほぼ無い。

  • 高速処理可能な戦闘
特定のボタンの押しっ放しで攻撃等のエフェクトや(信頼と実績の伝統ある)SEをそのままに高速でメッセージ送りが可能。SEが小気味良いのも手伝い中々爽快で、コマンド入力もカーソル位置記憶+ボタン押しっ放しでサクサク。
一部作品ではボタン押しっ放しの手間すら省く高速戦闘(メッセージを表示すら省略してターンを2、3秒で終わらせる)を実装しており、戦闘の展開速度に磨きがかかっている。

  • ライトなアバターとキャラデザイン
主力である3DダンジョンRPGがマニアックなジャンルとされがちなため、それを多少なりとも緩和するためのもの。
ウィザードリィエクスシリーズ(W-XTH)や学園ダンジョンRPGシリーズが学園ものであるのも、上記に由来する。
実際、W-XTH以外のウィザードリィは(主に和製シリーズのほとんどのその実態として)硬派な画風・作風で知られており、特に日本ではそれだけでライト層やカジュアル層から敬遠されがちなため、悪くない選択肢と言える。
更にW-XTHはマネキン、学園ダンジョンRPGシリーズはアバターに装備した武具の外見が反映されるため、着せ替えを楽しめるのも特徴。
(自キャラを脳内で描きたい層向けにか)それらを非表示にしたりクラスのアイコンやイラストを用いるという選択肢があるのも魅力か。
ハードの問題でフェイスロードを使えない非PC作品はこの限りではないが、一部作品では他作品(コラボ作品含む)のキャラのグラフィックをアバターとして用いる事が可能。

  • このソフトには村正が入っていないようだ
チーム名に関連してか、ウィザードリィ以来の伝統の継承としてか、強力な武器として「村正」が毎回登場する。ここの3DダンジョンRPGでは(時に村止などの偽物も混ざりながら)数種類登場しており、最上位の物ともなれば最強の刀の座は揺るがない。
しかしそこは妖刀。ほとんどはリジェネマイナス(装備していると移動やターン経過の際にダメージを受ける)を持つ。
上記は作中最上位の村正が出ない人の(時には当の社長含むEXP社員すら)漏らすセリフ。
実際、これが出る場所で数十時間粘っても出ない、レベルカンストしたのに出ない等は作品によっては珍しくない。
ちなみに無限の学徒のユニーク版村正は当時、(宝箱からのドロップ数が少ない程ドロップアイテム1つ当たりの質が上がる仕様と合わさり)歴代Wizでもトップクラスにドロップしづらいと評されていた。

  • 誤字、脱字が多い
小規模故のデバッグ不足からか、読んで字の如く。新規のパッチが配布される度に誤字、脱字修正が入るものの、それでもひっそり残ってたりする。

  • ややバグが多い
原因は上記と同様か。致命的なバグこそ無いが、ややバグが目立つ。
とはいえサポートにメールするなどすれば、大概のバグはアップデートや修正パッチで対応してくれるため、見つけたらとりあえず報告しておくといい。サポートの対応も社是に掲げるだけあって親切である。





余談だがW-XTHは本来三部作が予定されており、無限の学徒でも次回作への伏線を張っていたのだが、マイケルソフトとのいざこざやその倒産をきっかけとして、三作目への着手は原因を変えながら未だ困難を極めている。





開発タイトル

詳細は当該作品の攻略Wikiなどを参照。
()内は対応機種

ウィザードリィ エクスシリーズ(WizXTH、W-XTHとも)

ウィザードリィ エクス~前線の学府~(PS2)
ウィザードリィ エクス2~無限の学徒~(PS2)

先史文明の魔法仕掛けの遺産と世界の覇権を巡り、人類と魔族が戦争を続けている惑星『オリンピア』が舞台のシリーズ。
前線の学府は来歴で記述したもの以外にも更にいくらかの独自要素を含みこそすれ、比較的それ以前のウィザードリィに近いシステムではあった。
しかし無限の学徒では後のEXP製品でも度々採用される独自システム(の原型)が追加されている。いくつか挙げると
  • パーティ全員で発動させるスキル「パーティスキル」の追加。これは戦闘によって溜まる共通リソースを消費するもので、敵全体へ防御力無視攻撃・敵最前列へ必中攻撃・行動にファストトリック付与・イベント戦闘除き確実に逃走する・被ダメージ軽減および状態異常率低下・魔法威力倍増、などの戦闘に有利な効果をもたらす。
  • ほぼ非売品で、ごく一部除き錬金に使用できない「ユニークアイテム」を追加。基本的に強力で、もちろん入手も困難。
  • 物理攻撃命中時に確率発生する状態異常「気絶」を追加。従来のウィザードリィの一部にあったそれとは違い、発生するとその次のターンが終わるまで行動できず、回避率や防御力が大幅に悪化する。また、低攻撃力だが命中補正に優れ、アイテムレベルも高い上にヒット数1という性能から高い気絶率を持つ所謂「ピコピコハンマー」が登場。装備制限がほぼ無い事も手伝い、侍(=範囲物理攻撃持ち)の役目の一つに「素早さ極振りからのピコハン二刀流で気絶ばら撒き」が追加された。なおこの『気絶させる確率が高く、命中補正に優れるが低攻撃力な鈍器』は後の作品のほとんどにも登場しており、それを装備しての範囲物理攻撃で敵を気絶させていく行動はEXP製品あるあるの一つとなっている。
ちなみにEXPのYouTubeでのライブストリーム『EXPチャンネル』における千頭元氏と安宅元也氏の回顧によると開発当時、マイケルソフトをパブリッシャーとして(SCEに?)認めさせるべく、フロアを共有する別企業と協力し、ある程度規模のある一個企業に見せかけるなどの様々な『裏技』を駆使したとの事。


GENERATION XTHシリーズ(G-XTHシリーズ、学園ダンジョンRPGシリーズとも)

GENERATION XTH-CODE HAZARD-(PC)
GENERATION XTH-CODE BRAKER-(PC)
GENERATION XTH-CODE REALIZE-(PC)
迷宮クロスブラッド(無印:PC リローデッド:Xbox360 インフィニティ、インフィニティUltimate:Vita)
東京新世録 オペレーションアビス(Vita、Steam)
東京新世録 オペレーションバベル(Vita、Steam)

21世紀の東京を舞台に、日輪(ひのわ)区(≒千代田区)やその周辺で頻発しだしたハザード現象(施設や建築物が変形・再構築され「アビス(都市迷宮とも)」となる「アビス化現象」や、そこからの異形の出現等のこと)から人々を守るべく、秘密裏に活動する「特務隊エクス」、通称「エクス隊」の物語。
エクスへの協力者や一部のアイテムなど、所々にW-XTHを想起させる要素が登場するため、それらの要素やタイトルから両シリーズを「XTHシリーズ」と総称する事も。
エクス隊員は過去の偉人の遺伝子に由来する超常的な能力のパッケージ『ブラッドコード(BC 当シリーズでのキャラクタークラス)』を自身に宿して戦う。シンドロームではないし憑依合体でも、ましてやスピリットエボリューションでもない
その能力を扱える体質が活性化する年齢の関係上、隊員はことごとくティーンエイジャー。
システムは(原型となるG-XTHの製作当時の状況からか)先述したW-XTHの順当なブラッシュアップであるが、クラスやタイプ(素の身体や頭脳などの傾向 種族に相当)を廃統合している。
G-XTH(CH、CB、CR)は20X6年度のそれぞれ1学期・2学期・3学期、クロブラはその翌年度のエピソード。
プレイヤーキャラとなるエクス隊員は、3学期時点での2学期以前の隊員は国外から敵勢力に対処すべく、留学を装って不在。クロブラ時点でのそれ以前の隊員は、国外でも発生しだしたハザード現象に対応すべく、エリート隊員として日本国外で新規隊員の育成に当たっている。
「クロブラ」はG-XTHの後日談兼外伝に当たり、「リローデッド」は無印のXbox360移植版。また「インフィニティ(同Ultimate)」はVita向けマイナーチェンジであり、6人パーティを組めないなどのデメリットと引き換えにコードチップ(=宝箱)の質の上昇や限定の装備及びトロフィーを入手・取得可能な「インフィニティモード」が追加されるなどの各種要素の追加・変更が施されている。
「東京新世録」はG-XTHのリメイクで、「オペアビ」はCHとCB、「オペバベ」はCRに相当。なお、システムの骨子とシナリオの大筋は同じだが、各種システムや家庭用ゲーム機のソフトとして出すにはそのままだとまずい一部団体の名称・単語などに大小様々な修正が入っている。
(愛国学会は東条平和財団(TPF)に変更、中国、統一朝鮮、中華総連は東方連合(東連)へ統合、アメリカ合衆国は大陸諸国連合(UC)に、時代も20XX年と一層ぼかす、等々)
ちなみに3学期以外での隊員は「文民統制の一環」としてレベルキャップが設定されており、レベルキャップ解放申請が通るとそれが解放・引き上げられる形となっている。
時系列的にはCR序盤以降、「サブブラッドシステム」としてメインクラス(メインブラッド)と別にサブクラス(サブブラッド)を1つだけ設定できるようになったが、個々のBCこそ強力なものの最大HPは両クラスの平均、経験値はメインにのみ入る、等デメリットが強烈であり、サブクラスを設定せず(=シングルブラッドで)遊んだプレイヤーも少なくなかった。
それを受けてかクロブラ及びオペバベの「クロスブラッドシステム」では最大HPは両クラスの合計となり、サブにもメインから1/3貰う形で経験値が入るようになるなど、デメリットが大きく減じた。


円卓の生徒シリーズ(空の叙事詩シリーズとも)

円卓の生徒(無印:PC、Xbox360 The Eternal Legend:PSP 蒼き翼のシュバリエ:Vita、Steam、Switch(予定))
剣の街の異邦人(白の王宮:PC、Xbox360 Stranger of Sword City:XboxOne、Steam 黒の宮殿、新釈:Vita、Switch(予定))
デモンゲイズ(無印:Vita エクストラ:PS4、Switch、Steam)
デモンゲイズ2(Vita)
モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。(モン勇)(Switch)

光の精霊神と闇の魔王の戦いを中立の竜神(竜王とも)が仲裁する、剣と魔法の異世界「アルダ」が舞台のシリーズ。いずれもMPが回数制ではない。円卓の生徒はセルフコラボレーションとしてG-XTH~クロブラの世界と(クロブラのインフィニティ及び同Ultimateにおいて)わずかながら接点がある。
作品ごとにシステムが大きく変わるのがこのシリーズの特徴で、また時代や地域も大きく異なるため、一部を除いて同一キャラが登場することも稀。
蒼き翼のシュバリエ(アオツバ)は円卓の生徒のリメイクで、新釈・剣の街の異邦人は無印(黒の宮殿)の言わばバージョン1.5。どちらも元からのシナリオの変化はあってもごくわずか。
  • 円卓:キャラメイク要素はサブクラスやステータスの調整、主人公の(肉体的な)性別及びその容姿のメイキング時点での選択のみ*1。「The Eternal Legend(TEL)」はPC・Xbox360版のPSP向けマイナーチェンジであり、ハードの都合上解像度や音質の劣化こそあるものの、楽曲やDVE、アイテムが追加され、またPSPソフトとあって取っつきやすい仕上がりとなった。
    大人の都合でTEL追加要素0の「アオツバ」では円卓での各種不満の声を受けてか、主人公以外のベースクラス含むクラスの必要アイテム無しの自由な選択・選び直しや特性値ボーナスの振り直し、種族の変更、果てはポートレートへの「円卓の生徒」でのものの使用も可能。その他にもサブクラス設定のデメリットが実質的に消失するなど、システム面の快適化は徹底して行われており、この流れは『黄泉ヲ裂ク華』にも受け継がれている。
  • 剣街:血統種という無限種と手配異形のチャンポン賞金首モンスターや(白の王宮と黒の宮殿で内訳が違う)マルチエンドシステムを実装。様々な効果の「才能」をいずれか1つ、キャラメイク時に選択できるようになっている。 他作品と比べ高難度志向な上、キャラロストがある。 ちなみに「Stranger of Sword City」は白の王宮。
    「新釈」ではバフ・デバフの上限が99から10と大幅に引き下げられ、ガードカウンターや見切り、素性などの新システムと合わさり、より計画的なパーティ運用と戦闘中の立ち回りが求められるようになっている。ちなみに新釈はアオツバにも付属している
  • デモゲ:画風やストーリーは一番カジュアル志向だが難易度は円卓と剣街の中間ほど。主人公がテイマー(デモンゲイザー)というのも珍しい。邪気眼言うな。
    「無印」では 日常パートにラブひなやめぞん一刻のような下宿生活をぶっこみ 、「2」ではキャラメイク要素をほぼ廃止した代わりに主人公のヘルパー止まりだったデモンがパーティメンバーとなっているが、その評価はやや賛否両論
    システムはタイトルにも冠する「デモン」や、装備したキャラへアビリティを追加する「神器」などの新要素が盛りだくさんであり、シングルクラス制ながらデモンは兎も角パーティ編成の自由度は決して低くない。「エクストラ」は無印から更に「武具の合成」や神器のスロットが多い新クラス「マキナ」なども追加されている。


その他タイトル
レイギガント(Vita)
死印(Vita、PS4、Switch、XboxOne、Steam)
NG(Vita、PS4、Steam、Switch)
黄泉ヲ裂ク華(XboxOne、Switch、PS4、Steam)
死噛~シビトマギレ~(PS4、Switch)
(この内「死印」と「NG」、「死噛~シビトマギレ~」はホラーADVシリーズとして同じ世界を舞台としている。ちなみに時系列は死印→シビトマギレ→NGの順)



なお、PC版の円卓の生徒及び迷宮クロスブラッドはXbox360版での追加要素を無料アップデートで追加しているため、一部要素を除き、PC版でもXbox360版とほぼ遜色無いプレイが可能。

以下オマケ















マイケルソフトはチームラの脱退後、程なくして倒産。
残っていたスタッフの一部は後にシティコネクションの完全子会社となる『ゼロディブ』へ移籍。
そのゼロディブはアクワイアをパブリッシャとして剣と魔法と学園モノ。(ととモノ。)を開発。2008年に発売したのだが…。




以下、特に『ととモノ。』シリーズファンは閲覧注意!

























……その内容は『無限の学徒のソースコードをほぼ丸々流用したコピーゲー』であった。
言うまでもないだろうが、ととモノ。シリーズにEXPはチームラ時代含め
一切関与していない。
アクワイア及びゼロディブはこれを完全新作を謳って憚らないのだからある意味スゴい。厚顔無恥的な意味で。

2以降は(バランスの良し悪しはともかく)自力で開発してはいるものの、 種族や一部システムはパクったまま。
なお、3以降のサブ学科システムがG-XTHCRのサブブラッドシステムのパクリともされるが、こちらは発売の近さ的に眉唾気味。
後にアクワイアは「ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮」、「ウィザードリィ 囚われし亡霊の街」を手掛けるものの、そのシステムもととモノ。を経由しているとはいえ、やはりウィザードリィエクスの影が色濃い。ちなみに後者はKOTY2011据置部門次点、同2016携帯部門大賞

しかしこの件、2010年に発売された「アクワイア原画集Vol.1 剣と魔法と学園モノ。1+2 3も少し入ってるよ!」の一部ラフイラストにW-XTHのNPCの名前(一部は無限の学徒未登場)が添えられていたことや、2018年にアクワイアがTwitterにて「ととモノ。無印製作当時、ウィザードリィの権利は取れていた(一部割愛かつ意訳)」とツイートした事を考慮すると、アクワイアとゼロディブを全くのクロであるとは言い難くなってくる。
また、ドリコムの持つWizの権利(2020年10月30日を以てGMOインターネットより取得)も6~8及びGoldの著作権と全世界における商標権のみ。W-XTHの権利については『XTH*2』の商標権をEXPが2007年に登録している一方、シリーズそのものについては『アクワイアかゼロディブが隠し持っているのでは?』、『EXPが持っているもののウィザードリィの商標権を巡ってドリコムと揉めているのでは?』とまでしか一般には推測できていない。
これらの事から『「ととモノ。」は元々W-XTHのリメイクとして作られていたが、EXPがXTHの商標権として実質的に「ウィザードリィエクス」の商標を得た事を受け、しかし出さないわけにも行かず、それが新規IPとして発売する事につながったのではないか?』といった仮説まで出ているが、あくまで仮説であり、依然として関連企業からの声明が待ち望まれている状況である。

特にW-XTHの著作権の現状は? 無限の学徒の更なる続編は出せるのか? それらの真相は未だ不明である……。



追記・修正はランダム付与良好かつ高強化値の村正がドロップしたらお願いします。

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最終更新:2023年10月01日 17:31

*1 その上ステータスは振り直し不可。サブクラス変更は専用アイテムが必要な上に通常モードでは有限で、高難度モードでも追加入手に高い買い物を強いられる。

*2 読みは『エックステイエイチ』。G-XTHはこれに合わせたタイトルか?