西川のり子

登録日 :2010/08/07(土) 01:37:07
更新日 : 2017/09/19 Tue 22:34:48
所要時間 :約 5 分で読めます




西川のり子

CV:神代知衣(ドラマCD)・荒木香衣(旧アニメ)・橘田いずみ(新アニメ)

西川のり子(にしかわのりこ)は浜岡賢次の漫画作品「浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
名前の由来はお笑い芸人の西川のりおから。

初登場は無印第18話。大阪から転校してきた。
あかねと並ぶ本作のヒロイン格で、主人公・小鉄と最も仲のいい女友達と言っても過言ではないだろう。
大沢木家の隣に住み、父親が同じ(グータラな)タクシー運転手と、小鉄とは生活・心情的な面で重なる部分が見受けられる。

当初はライバル関係にあったが、そんな境遇もあってか程なくして一緒につるむ事が多くなり、仁を加えた3人で無印時代にはメインキャストを努めていた(現在はあかねも加えた4人)。
大阪出身と云う事もあってか、特技はツッコミと書かれている。
実際、小鉄始め仲間の暴走を止める事が多いのは彼女だが、単に有無を言わさず黙らせるために暴力を振るう事も珍しくない。

【人物】

大阪出身なので、主要キャラでは唯一関西弁を喋る。
初期にはかなりキツい印象の喋り方だったが、ポジションが落ち着いてからはそうした印象はなくなった。

小鉄に匹敵する体力の持ち主で、小鉄と共に悪ノリ、悪フザケをする事もあるが、女の子らしい面もあり、心根は優しいよい子である。良識もあるので諫め役に回る事も少なくない。
そうした面が強調されたのか「元祖」以降性格が以前より丸くなっており、その代わりに個人の生活に踏み込んだ描写が見られる。

小鉄とつるむ内に情が移ったのか、バレンタインにチョコを渡そうとした事があるが、「いらねーよ オメェーのチョコなんて」と瞬時に切り捨てられ、号泣と共に鉄拳を見舞った。
バレンタインに関連したネタであるため、真偽は不明だが、近くにいる男子をそれなりに意識してしまうと云うのは、決して不自然な描写ではないと思われる。
なお「元祖」の26巻383固めのラストでは冗談ではなく、さり気なく小鉄にチョコを渡そうとしたが満腹でさり気なく断られてしまったためさり気なくはぐらかす描写がみられる。
作者曰く「10年に1度のサービス」とのこと。

また、涙がサッカーのユニフォーム姿を披露した時には、余りの凛々しさに顔を赤らめる描写もあった。いずれの場合ものり子の元気娘の裏にある女の子らしい性格が顔を出した結果、と考えるのが素直かもしれない。

小鉄とほぼ同じ境遇にありながら、その生活レベルには差異があり、やや貧乏気味。
これは、同じ個人タクシー業を営む父親を持ちながら、夫婦のバランスや、父親のギャンブル癖による(家族構成以上の)マイナスポイントが多いためと考えられ、おニューの服やオムレツのエピソードではいずれもわがままを言う小鉄に鉄拳制裁を加えてオチを飾っている。

グータラな両親を恥じる一方で、彼らがグータラな分は自分が補わなければいけないと思う健気さもあり、本当によく出来た女の子である。

前述のバレンタインネタを始め、小鉄からは異性の対象外と見られているため、よく「チビ」「ブス」と呼ばれている(ただし、のり子も小鉄を「サル」「ハゲ」「アホ」と呼ぶのと同程度の感覚だろう)。
しかし、一度だけあかねのお古のワンピースを着、(替えのヘアゴムがなかったので)髪を下ろして学校に登校した際には黒髪になったあかねと勘違いして猿化した。
つまりはあかねと同レベルの美少女なのだが、平時には誰も気にしていない(普段のイメージが強過ぎる)のが窺える。
普段の服装は学校の体操着。冬場はジャージ、夏場は甚平とワンピースも多い。
バレンタイン回は、こっそりとスカートを履いたり頭にリボンを付ける等、普段と少し違う格好をしており女の子らしくお洒落をしている。
初期から今まで息づく特徴として、大きく驚くとツインテールが逆立つ。

【交遊関係】

上述の通り、小鉄・あかねとは親友。
「浦安」当時は小鉄とつるみ外を走っている印象が強かったが、現在ではあかねや中田ちゃんと女子だけで遊ぶ様子も見られ、一緒に図書館に行ったりしている。

貧乏暮らしのため、あかねの金持ちぶりやフグオの食生活など、他人との生活環境の差を思い知らされるとやや卑屈になる所がある。

小鉄がラップの芯を入手した際には耳元に息を吹き掛けられた際のリアクションが面白かったせいで延々とその被害にあったり、仲間内のノリに付いていけず孤独を感じたり、柔道着を着せられた際に柔道の達人になったりと「元祖」以降の描写は多様(後述)である。
その流れで、のり子のおでこに触るとあらゆる怪我や病気が治ると云う設定も生まれた。
伝説の一人トライアスロンにより深刻なダメージを負った小鉄の膝を完治させたのは、のり子のおでこである。

最新のバレンタインネタではノムさん始め、大勢の女子から(義理とは言え)チョコを貰いまくる小鉄を見て複雑な表情を見せるなど、実は作中屈指の女の子キャラである。

お隣さんだけあって大沢木家自体との付き合いも深く、特に順子、桜、金鉄に懐いている。

指をポキポキ鳴らす音や黒板のキーッと鳴る音が嫌いらしい。
これも「元祖」になってからの追加要素の一つで、耳に息を吹き掛けられるのが嫌なのと併せて「のり子の苦手な物シリーズ」を形成している。

以前から小鉄との仲はいいが、最近は特に甘くなっており、以前なら途中で帰っていた場面でも付き合う機会が増えた。
「毎度」第1話の「本物はもっと男前や」発言はファンに妙に喜ばれたらしい。


「追記、修正どんと来い、や!」

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