カノンノ・イアハート

登録日:2011/02/25(金) 20:33:44
更新日:2024/03/15 Fri 09:56:45
所要時間:約 7 分で読めます





継がれゆく意志…今を超える力になるの!
刻めッ! ラヴ・ビ――ト!!


Kanonno Earhart

種族:人間
年齢:15歳
性別:女性
身長:158cm
体重:44kg
職業:魔法剣士
称号:おとぎ少女
BWH:ぺたん/ぺたん/ぺたん
CV:伊藤かな恵


『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』のヒロイン。


親代わりでもあるナツナッツ族の女性・パニールと共に、チャットの所有する機船、バンエルティア号で暮らしている。
青を基調としたセーラー服っぽい衣装に、桃色の髪と淡い緑の瞳を持つ少女。明るく活発で、素直な性格。
戦闘では数々の攻撃魔法や、ナツナッツ族に伝わる宝剣『セブンスサマー』を振り回して果敢に戦う。
この剣は自在に大きさを変えられるらしく普段は縮小されて彼女のポーチの中に収まっている。

どこか浮世離れした危うい印象を持っているが、世界の全てに憧憬の念を抱き、困難な問題でもまっすぐに立ち向かっていける芯の強さも併せ持つ。
その一方でサバイバル術に長ける謎の逞しさも持ち合わせ、イリア曰く「幼い頃から訓練された特殊コマンダー」ぐらいに凄い。

幼い頃からパニールに童話やおとぎ話を聞かされていた為、現在でもメルヘンチックなお話が好き。少し前までは自分で物語を作っていた。

好物は焼きリンゴ、パイナップルご飯、レモンカード。
幼少期はパイナップルご飯が食べたい時、「ぱいなっごー、ぱいなっごー」とパニールにねだっていたらしい。鼻血が出そうな程に微笑ましい光景である。


バンエルティア号に墜落してきた主人公が最初に出会うキャラクター。
記憶がなく、行く宛てもない主人公をギルドに加入させ、生きる糧を与えた。
…と言えば聞こえは良いが、初対面で記憶がない人間にお使いさせたり、魔物と戦わせたりと、冷静に見ればやってる事は結構危ない。

『空から落ちてきた』『記憶がない』と言う特徴を持つ主人公に、自分の大好きなおとぎ話の救世主《ディセンダー》の姿を重ね、懐くようになる。


バンエルティア号に辿り着くまではパニールと2人で放浪の旅をしていた。それ故に年の割にはしっかりした面がある。

また、物心付く前にパニールと連れ立って故郷を離れた為、自分の故郷はおろか両親の顔すら知らずに育っている。
にもかかわらず彼女が剣術や魔法を使えるのは、彼女の夢に現れる何者かの『声』に教わった為。『声』の正体は自身でも解ってないが、両親ではないかと踏んでいる。
バンエルティア号に乗船し、ギルドに参加したのも『声』の主を探す為であり、主人公と共に多くの経験の中で成長していく。

また、前作のヒロインであるカノンノと名前や容姿が瓜二つだが、関連性は不明。





【プレイアブルキャラとしてのカノンノ】

職業は魔法剣士だが装備する武器は両手剣であり、回復魔法も習得する為、性能的には攻撃魔法が使える聖騎士と言った所。
しかし覚える技は『爆砕斬』や『旋桜花』『獅子戦吼』など、やや戦士寄り。

両手剣と鎧による高い攻撃力、防御力を備えており、その数値は女性キャラ中最高。
更に闇と光を除く、ほぼ全ての属性攻撃を習得し、回復まで可能、術攻もかなり高くなり、TPの成長率も著しい為TP切れも起こし難い…と非の打ち所がない性能を持ち、最強キャラの一角に名を連ねる。

また、彼女の『獅子戦吼』は何とシリーズ初の飛び膝蹴り
「獅子戦吼!」の掛け声と共に放たれる闘気、そしてパンチラ。
しかし彼女のスカートの中にはダークマターが詰まっている為、我々の眼ではその御身を拝見する事は出来ない。しかし3では……。


放出する闘気の角度上、上に打ち上げる性質があり、これを利用してダウンしない特徴を持つバルバトスを壁際で一方的にお手玉する事が可能。


尚、戦闘不能時にはマンドラゴラと化す。
その悲痛な叫びに「取り返しの付かない事をしてしまった…」とPSPの前でうなだれるディセンダーが続出したとか。

「いやァああああああ!!」





以下、ネタバレ。











その正体は、異世界『パスカ』のディセンダー・カノンノの因子を受け継ぐ者。
前作のカノンノとは似て非なる、数多の可能性の内の1つ。

ストーリー中盤にて、上記の事実に加え、自らの夢の中で聞こえていた『声』が両親ではなくニアタと呼ばれる存在のものであった事、両親は既に死亡している事、更にはパニールの寿命が近付いている事などが明かされ、ショックを受ける。
生きる目的を失った事や衝撃的な事実からその後は情緒不安定な状態が続くが、主人公やパニール、ニアタの言葉によって、何とか立ち直った。

そして主人公に勧められ、絵本作家を目指す事を決意。新たな生き甲斐を手にし、その実現の為に再び目の前の苦難に立ち向かう決心を固めた。


途中、行方不明となったファラ、アニス、クロエを探し出す為に大量のマナを消費して『世界を覗く』と言う行為を行い体内のマナが枯渇した上、グラニデを蝕む『負』の根源であるゲーデに濃縮した『負』を浴びせられ死にかける
しかし強い意志と覚悟でそれを跳ね退け、憎しみに囚われるゲーデに「人は負を乗り越えて変わった。貴方も変われるはず」と説いた。カノンノちゃんマジ女神。
ぶっちゃけ主人公よりも身体を張ってる。おいディセンダー、仕事しろ。


ゲーデとの最終決戦の後は両親の墓参りの為、バンエルティア号を発つ。
その1ヶ月後、墓参りを済ませ、再び皆の前に舞い戻った。

旅の途中で書いていた本(主人公の物語)が完成した為、持ち込んだ所、出版される事になった事を明かし、パニールや他のメンバーとの再会を心から喜ぶ。
しかし主人公だけは帰ってきておらず、彼(彼女)との再会を夢見て、船内へと歩き出した。

主人公が、すぐ後ろに帰ってきた事も知らずに…





以上がゲーム内での主な活躍。メインヒロインだけあって優遇されている。
前述の通り高性能で、更には出番も多い。後半は殆ど主人公、カノンノ、ゲーデ、ニアタの独壇場である。

本編以外ではその可愛らしいデザインと演じた伊藤かな恵氏による好演から、人気は徐々に上昇。第5回人気投票では数あるキャラを押さえて24位、マイソロ3ポスターアンケートでは並み居る強豪を抑えて何と3位にランクインし、ポスターに登場。2017年2月28日より配信開始された、リニアモーションバトルシステムで戦闘が楽しめるスマホアプリ「テイルズオブザレイズ」では、キャンペーン時点で参戦していない全てのパーティキャラを対象とした第1回推しキャラ投票キャンペーンで5位と健闘した。
その後も3人のカノンノの中では一番出番も多く、公式もカノンノといえばイアハートと扱ってる感もある。




余談(心臓が弱い方はBACK推奨)

実はヤンデレなのではと噂されてる。
スキットの顔グラに於いて眼が大きく描かれており、常に見開いて見える事が主な原因。特に首を傾げているグラは眼のハイライトが消えて見える為、見方によってはすげえ怖い。


うん、なにこれこわい

また、彼女が因子を受け継ぐパスカのカノンノは自分を利用しようとした人間を皆殺しにしたり、懐いていたテレジアのディセンダーに剣を向けたりしてたので、彼女も充分素質があると思われる。



最新作であるレディアントマイソロジー3にもまさかの参戦。
グラニデで研究されている永久機関の技術を伝える為、ニアタの力で時空を超えてルミナシアにやって来る。但し、参戦はクリア後となるので注意。
ちなみに上記の通り、絵本作家志望だが、絵がかなり前衛的らしい…(連動サイトの一言日記より)。

モーションは前作と変わらないが、秘奥義の「アンチェインド・ノート」の詠唱にワンフレーズが、展開時に水泡が湧き出るエフェクトが追加された。





更にネタバレ


















2014年冬配信の、Android とiOS対応スマホ用ゲームアプリ「テイルズオブアスタリア」・光と闇の救世主編では物語全体のメインヒロインとしてまさかの大抜擢。自分の名前以外の記憶を失った状態で戦場に現れ、居合わせたアスベルに助けられ、行動を共にする模様。原作と違い、アスタリアでのキーアイテム「星のカケラ」を6つ集めた形の六芒星のペンダント(リプリカームと言う名前)を、記憶がないながらも大切なものと認識し、持っている。新しいスキット絵(勿論かわいい絵柄)も用意され、ヤンデレ顔グラ率が減った。
PVから推測するに、彼女の役割は主人公兼メインヒロイン兼ストーリーのキーパーソンのような立場で、下手したらマイソロ2よりもヒロインらしいシーンが多い。記憶喪失にPV終盤での結晶化や「世界の終わりに少女は目覚める」というフレーズ、「私、わかったの。私の生まれた理由」と彼女が話している点などから、ただの人間というより、むしろディセンダーのような立場に近いように見受けられるが…

そして2015年4月に配信された新章「導かれし戦士編」で、アスタリア世界にもディセンダーが存在する事が発覚した。
まさか…?

さらに光と闇の救世主編がクライマックスを迎えようとしていた、2016年2月、ニコ生番組『876TV』で、アスタリアが紹介された際、衝撃的なイラストが登場した。それがこちら↓


果たして、これが示すのは一体…















以下、アスタリアの重大なネタバレ



















彼女の正体は、世界が存亡の危機に陥った時に、世界再生の為に目覚め現れると言われる、「世界の終わりに現れる者」及び「世界の守護者」とも呼ばれる存在・ディセンダー。
アスベルの前に現れた時に記憶喪失になっていたのも、そもそもその時に目覚めてアスタリア世界に降り立ったばかりで、その世界での記憶など存在しないので当然だった。

降臨当初は自分がディセンダーである事も忘れていたが、「世界を滅ぼす力を持つ」と言う伝承がある古代の超巨大魔導器「零の塔」での戦いの最中に、遂に自分の使命を思い出し、ディセンダーとしての力にも覚醒する。
しかし、覚醒を迎えようとしていたその時、主人公達の協力者として行動していたデューク・バンタレイが突如彼女を殺そうとする。主人公達はカノンノを守りながらの戦いに苦慮するもこれを退けるが、その時、カノンノの身には異変が生じていた。

…実は、彼女の体には、その力に目を付けた「光と闇の救世主編」の黒幕・ユグドラシルによって、ディセンダーの持つ「再生」の力を「破壊」の力に反転させる「種」が、ディセンダーとして完全に覚醒したタイミングで発芽するように植え付けられており、それにより彼女は覚醒したまさにその時、破壊の化身となってしまう。その危険度は零の塔の比ではなく、これを阻止する為にデュークは彼女を殺そうとしたのだった。

結局、デュークは再び協力者として行動する。しかし、デュークが敗れた事で、彼女はディセンダーとしての覚醒を迎え、結果「種」により力を反転させられ……





滅びよ…生命あるもの全て…
欠片も残さず全て焼き尽くしてあげる…
エターナル・エンド!
…これこそが私の使命




……「世界とそこに生きる命の再生」ではなく、「世界とそこに生きる命の破壊」を使命として行動する存在「破滅へと導く者」に変貌してしまう。その際の姿が上記のイラスト。なお、本来のカノンノの衣装からの変化途中の衣装のイラストも描き下ろしている。
この「破滅へと導く者」は「光と闇の救世主編」全体を通してのラスボスであり、カノンノは主人公、メインヒロイン、キーパーソンに加えてまさかのラスボスも兼ねていたという衝撃の事実が発覚した。
そして、タイトルの「光と闇の救世主」とは、光(=再生)、闇(=破壊)、救世主(=ディセンダー)でカノンノの事を示していたのである。

そして、破滅へと導く者は、自分の使命を邪魔しようとするかつての仲間達に刃を向ける。本来のカノンノの意思は、破滅へと導く者の意思により封じられ、声なき悲しみの叫びを上げるほかなかった。彼ら、特にアスベルは仲間だったカノンノへの攻撃をためらうが、「カノンノを取り戻す」為、やむを得ず彼女と戦う事を選び、最終決戦が幕を開ける。
彼女は、ディセンダーとしての圧倒的な力、そして覚醒の際に取り込んだ7人の大精霊の力でアスベル達と死闘を繰り広げる。アスベル達は必死に攻撃するが、どれも彼女にはあと一歩で届かず、6人がかりでも苦戦する。

しかし、戦いの最中にカノンノの攻撃が止まる。カノンノの意思が、一時的に破滅へと導く者の意思に打ち勝ち、表に現れたのである(この時、瞳が破滅へと導く者としての赤と本来のカノンノとしての明るい緑のオッドアイになっている)。彼女の意思は、「自分を取り戻す方法はない、もうすぐ私はもう一人の私に飲み込まれて完全に消えてしまう」として、自分の大好きな世界を守る為に、自分の意思が完全に飲み込まれない内に自分を倒すように懇願(ミラ曰く「望まざるを得ない」といった方が正しい)。
それに対し、仲間達、特にアスベルは強く拒むが、彼女の言う通り今の状況で他の方法など探しようがなく、アスベルはじめ仲間達に「ありがとう」と言い残して、カノンノの意思は再び乗っ取られる。仲間達は世界を守る為、そしてカノンノの為にその意思を尊重し、断腸の思いで破滅へと導く者と再び戦い、彼女を倒す。
それを見届けた破滅へと導く者…カノンノは涙を浮かべながらも、穏やかな笑顔で息を引き取る。

それを見た仲間達は悲劇の結末に打ちひしがれる。特に出会った時から共に行動していたアスベルは、彼女を結果的に「守れなかった」事に「本当にこれしか方法が無かったのか……?」と強い後悔を抱く。

その時、決戦に居合わせたデュークが「種」を浄化してカノンノを生き返らせる。再び目を開けたカノンノに喜ぶ仲間達。彼女は今度こそディセンダーとして、世界の再生を実行し、世界各地の異変は終息、世界は救われたのだった。そしてディセンダーとしての力を使い果たし、使命を終えた彼女は、以後人間として生きる事になった。

そしてエンディング、元に戻った世界を皆で回っていたところ、カノンノはアスベルに「一緒に行かないか」と誘われ、なぜか全員でアスベルの故郷へ歩き出したところで「光と闇の救世主編」は幕を下ろすのである。









項目は追記されていく
それはどれも同じ……
この項目だって変われるのよ








皆が言う程ぺったんこじゃないもん!

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最終更新:2024年03月15日 09:56