登録日：2010/10/14(木) 13:56:07
更新日：2024/01/21 Sun 00:24:13
所要時間：約 3 分で読めます
CV：坂東尚樹（旧アニメ版）・
一条和矢（新アニメ版）
演：坂田利夫
大沢木金鉄(おおさわぎきんてつ)は浜岡賢次の漫画作品「
浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
主人公・小鉄の祖父。
金鉄〝孫LOVE〟じいちゃんと呼ばれた事もある気の良いお爺ちゃんであり、あかねやのり子ら小鉄の仲間達にも慕われている。
初登場は「浦安」第1話。
ドラマ版では「アホの坂田」こと坂田利夫が演じていた。それに伴い、劇中のセリフも関西弁に。
キャラ付け的にはただの“坂田師匠やんけ！ｗｗｗ”……と言われたものの、見た目の再現度はズバ抜けて高かった。
尚、撮影時期はいわゆる新型コロナ禍の真っ只中ということもあってか、スケジュール調整や演者の年齢の考慮からか明らかに別撮りでの出演となっている場面も多かった。
共演の場面では大鉄役の佐藤二朗や順子役の水野美紀に容赦なく愛のあるツッコミを受けており、浦安と言いつつのコテコテぶりが繰り広げられ、2023年末に坂田師匠が死去した時にはドラマ版の公式X(Twitter)で追悼のコメントが掲載された。
【人物】
初登場時は〝ローリング・ストーンズ〟を好んで聞くなど、年齢に見合わぬ若さがある設定だったが、物語が進む内に普通のお爺ちゃんとして、体力面の低下などがネタとして使われる事が多くなった。
好好爺的キャラクターは一貫して変わらない物の、仲間内で孫をどれだけ抱いていられるかを競ったり、体力の低下を嘆いたりといった描写が多い。
反面、上記の様に現在ではかなり肉体が衰えた設定となっているが〝孫パワー〟によって思わぬ力を発揮したり、気だけは若く、プライドもある為に張り切り過ぎる物の、結局はから回りして、それが騒動を呼んだり…という事も多い。
また「浦安」後半からの〝爺ちゃんの知恵袋シリーズ〟は、その名の通り金鉄の何気ない一言から単純バカの小鉄が暴走する展開となっており、順子から自重を促されていたにもかかわらず、やはり頼りにされたり小鉄が喜ぶ姿を見るのが嬉しいのか、大晦日をあかねの家で過ごしていた小鉄の下にわざわざ最高の初夢(一富士二鷹三茄子)を教えに訪れるなど、自ら止める気は無い様である。
…無論、金鉄も小鉄のバカさ加減は解っているのだが、やはり孫の喜ぶ姿には代えられない…という事なのだろう。
その他、小鉄らのお願いに答え大鉄のダットサンを持ち出した挙句に壊したりと、孫には本当に甘い。
骨董の趣味がある描写もあり、200万の壺を購入した際にはすぐに春巻に破壊され、杖で殴り付けた。
他、裕太のプロレス技(指導は小鉄)の犠牲となっている様である。
【家族・交遊関係】
小鉄とは一緒の部屋で寝ており、〝知恵袋シリーズ〟もありエピソードに絡む場面も多い。
上記の様にあかねやのり子に懐かれてもおり、子供達にも〝優しいお爺ちゃん〟として親しまれている様だ。
裕太の面倒を一番見ているのは金鉄だが、裕太の関心を引くべく頑張り過ぎて、逆に引かれる事も少なくない。
稲川ジューンが来訪したエピソードでは裕太が嫌がっているにもかかわらず怪談話で頑張り過ぎて、結果まとめて裕太に懲らしめられた。
桜、晴郎との関係はあまり描かれていないが、晴郎のエピソードの際に「何て親不孝なヤツじゃ～」と呟くのが定番になっている。
しかし、初孫であった晴郎を可愛がるエピソードでは晴郎が太ったのも、映画オタクになったのも原因は金鉄が甘やかした結果だった事が明かされた。
大鉄、順子との関係は…まあ普通。
飼い犬・ハッチの散歩係でもあったが、年々散歩時間が短くなっており太らせる結果になった為に散歩係を解任されてしまった。
その他、公園などでたむろしている老人会の仲間などがおり、彼らのイニシアチブを取っている場面も見られる。
順子に腰を踏まれた際に偶然から腰痛が治った事を聞き、自ら踏まれようとするなど、やっぱり暴走気味。
孫だっこでの大吉じいさんや、嫌なじいさんなど、敵も居り、金鉄が奮起するエピソードもある。
※皺を糊で隠し、小鉄に化けるという特技があったが最近では見られなくなった。
小学生時代の晴郎が車に轢かれずに早く家に帰れるように(自分が与えたお小遣いで買ったアイスが溶けない様に)、住民運動を起こして歩道橋を作らせるなど、ただの〝孫LOVE〟爺さんでは無い。
一人で留守番させるのが不安だと大鉄に言われた際には花子に師事してまで自らを鍛えたが、やはり空回りをして辺りを荒らしてしまい、あまりの恥ずかしさに架空の強盗をでっち上げる結果になった。
静電気で髪が逆立つ要領で幽体離脱した事がある。
最近、更に体力が低下してしまった(ネタ的な意味で)。
〝追記、修正よろしくじゃよ〟
- 無印の時は普通？のおじいさんレベルだったけど元祖になると杖が必須だったり階段にあがれないと老化が凄まじい。 -- 名無しさん (2014-06-18 23:49:38)
- ブランコで宙返りしてた事あったな。 -- 名無しさん (2015-01-18 14:30:36)
- ↑確か自分が衰えていることに自棄を起こしてた時だよな、あと吹雪の中タンクローリー引っ張ったことも -- 名無しさん (2015-01-18 14:50:47)
- スルメ固めとかもありましたよ -- 春巻 (2017-01-01 15:54:58)
- そういえば、桜との孫LOVEエピソードが描かれていない。浜岡先生お願いします！ -- 名無しさん (2017-12-26 00:16:22)
- 金鉄じいさんはアホの坂田が演じるのか。孫LOVEパワーが見れるのが楽しみ。ちなみにアホの坂田は未だに独身。 -- 名無しさん (2020-02-14 21:29:44)
- 追記したけど見た目の再現度と中身はアホの坂田のままというギャップもドラマ版の魅力だったと思う。ドラマは実写故の限界はあったけど頑張ってたよね。 -- 名無しさん (2020-11-21 13:41:54)
- 金鉄回は基本ハズレがないから爺ちゃん好き -- 名無しさん (2021-08-30 20:55:06)
- 最近死んだ友人の行動と自分の行動が一致して「ワシも死ぬのかぁあ」って嘆く回と真夏のバス停回(本人巻末評価はいまいちだったけど)で一生笑える -- 名無しさん (2021-09-30 22:16:21)
- 浦安ではよくある「粘着力のある物体やぬるぬるしたものに翻弄され大変なことになる」ネタの被害者筆頭 -- 名無しさん (2022-04-22 16:51:07)
最終更新：2024年01月21日 00:24
