ビッグシューター(パチンコ)

登録日:2011/07/25(月) 22:00:54
更新日:2024/02/29 Thu 14:45:04
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「ヴィ〜ン、ドゥン!……パッパラパ〜パ〜ラ〜ラパッパラパ〜パ〜ラララ〜」



ビッグシューターとは、平和が製作した羽根物系パチンコである

左右のスタートチャッカーで一回、中央のスタートチャッカーで二回羽根が開き、その羽根に玉を拾わせて上部の回転するローター役物の穴の中に玉を入れ、下部のVゾーンに入れば大当り

大当り中は羽根が開閉を繰り返し、上部のハズレゾーンが一定時間玉を保留し、さらにローター役物の回転が止まる
一定時間が経つと保留が解除され、ハズレゾーンに貯まっていた玉が解放される
そしてさらに一定時間が経つか、Vゾーンに玉を入れないとパンクして終了してしまう

つまり、最初の保留状態の間になるべく玉を入れてV入賞をしやすくさせることが継続のコツなのだ



初代ビッグシューターでは、V入賞するとそのRは終了となるが、ネオビッグシューターではV入賞しても役物内に玉が10個入るまで継続する

初代は最大10R、ネオビッグシューターは最大12Rなので、コツさえ掴めば完走も簡単に出来る


ネオビッグシューターの前にも、CRAビッグシューターVが作られており、そちらはラウンド振り分け式のアタッカータイプになっている




ビッグシューターのタイプは様々あるが、上げると切りが無いので割愛とする。
が、初代ビッグシューターだけは少し真面目に触れて置きたいと思う。

発売は昭和61年。基本性能として
スタートチャッカー 3か所 2か所は羽根1回開き(0.4秒) 1か所は2回開き(0.6秒×2)

羽根に拾われた球は上段ステージを奥に進み、左右のハズレ穴、または中央役物に到達する。
中央役物は回転する円筒形で、これに3つ穴が開いている。そこを通過した球のみ下段ステージにあるVゾーンに入賞するチャンスが生まれる。

めでたくVに入省後は大当たりを消化する。
羽根開閉は1ラウンド毎0.75秒×最大18回、継続条件はV入賞、最大8ラウンドまで継続。

これだけでは普通の羽根モノだが、この台には画期的な機能が存在した。
「貯留機能」である。
大当たりになると、左右のハズレ穴にストッパーが現れ、いつもはハズレ穴に落ちるはずの球をせき止めてくれ、中央役物への入賞をアシストする。
また、通常は回転している中央役物は穴を中央に向けたまま止まり、保留から溢れた玉のV入賞を助けてくれる。

もうこれだけでそれまでの羽根モノとは一線を画しているのだが、貯留のクセや回転役物の向き(正面向いて止まらないものもあった)次第で
様々な玉の動きが産まれる。

また貯留機能も無限ではなく、羽根10回開閉または下段ステージ入賞1個で解除となり、その後はアップテンポのBGMと共にプレイヤーにパンクの恐怖を煽る。

新たな貯留機能、その機能が追加された事による付加価値としてのゲーム性は従来機とは全く違うものであり、当時のプレイヤーを熱狂させた革命機であった。



ちなみにネオビッグシューターは釘さえよければ超爆発機種へ変貌する

羽根物にして、ミドル機種に勝るとも劣らない出玉を叩き出すときも少なくない

さらに、釘が悪くてもたまに羽根が何らかの原因で常時解放状態(通称亜脱臼)の台が置かれている店もあるが、次の日にはその台は必ず整備中になっているため。その台はあるで意味お宝台と言えよう



もっとも、大体の店ではガッチガチですけどね♪


「テレレレレテレレレレテレレレレテレレレレテレレレレテレレレレテレレレレテレレレレ……ブッブ〜」






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最終更新:2024年02月29日 14:45