竹之内豊(魁!!クロマティ高校)

登録日: 2012/07/23(月) 18:55:01
更新日:2023/03/05 Sun 09:43:55
所要時間:約 4 分で読めます





竹之内豊魁!!クロマティ高校の登場人物。
cv:内藤玲

都立クロマティ高校に通う高校一年生。一年にしてクロ高の番格を務める男で本人曰わくケンカの強さと人望の暑さは右に出る者はおらず、三年生ですら一目置く存在である。ただし不良でも何でもない主人公神山高志がある理由から天敵。

クロマティ高校というバカ学校に通っているが見かけによらずかなりの秀才で中学時代も勉強しなくても偏差値60は軽く超えていた程。



……と、ここまで聞くと主人公になってもおかしくないぐらいのハイスペックな完璧超人に見える。
だがそんな彼でも本人も悩むくらい致命的な弱点がある。それは……



乗り物酔いが激しいのである。

乗り物酔いが激しいのである。

大事なことなので二回言いました。

成績がいいのに「引き算ができれば入れる」と言われるクロマティ高校に通っているのも、家から近いので電車に乗らなくて済むから。しかし徒歩で通うにはダルい、自転車通学はみっともないとの理由からバス通学。
竹之内曰く、自転車でも酔いそうらしい。本人曰く「手術して治るなら入院してもいいと思ってる」らしい。



作中ではやむを得ず乗り物に乗る場合が多い(っていうかこいつが登場する場合は9割方乗り物ネタ)
その度に神山によって乗り物酔いを悪化させられているため先述のように神山を苦手としている。


遠足でバスに乗った際は、腹が減って機嫌が悪くなってると勘違いした神山にぬるくなったプリンを食わされ気絶させられている。


また、九州の修学旅行では運悪く(良く?)ハイジャック犯に襲われてしまう。
自首しかけていたハイジャック犯達を説得し、修学旅行を中止させたりするなど乗り物酔いに対して並々ならぬ執念があるようだ。

ちなみにこの事件がきっかけで一時期アメリカで生活し、マフィアのボスへと登り詰めた…
しかしそこでも乗り物酔いに悩まされ、自身の部下に戦車に乗らされる羽目に。
更に、彼がアメリカに行っていても一部を除いて彼の安否を心配している人間は皆無だった(しかも竹之内自身は『今頃学校じゃ俺の話題で持ち切りだろうな』と勝手に想像していた)。人望が厚いという設定はどこに行った。実の親ですら息子が入れ替わっていることにスルーしていた。竹之内ェ……


その後はいつの間にか日本に帰国し、帰国と同時に京都へ修学旅行へと向かう。もちろん移動手段は新幹線。そこでも当然の如く神山達に嫌がらせ(?)を受ける。そして色々あって大暴れした末にヤクザ二人組を半殺しにした(アニメ版ではヤクザ二人組のくだりはカット)。

修学旅行に行かなければいいじゃんと思うかもしれないが、彼は旅行が大好きなためつい行ってしまうようだ。


彼自身、この弱点を克服したいと考えているためか、劇中では様々な乗り物にのっている。自転車、ローラースケート、ロードローラー、タクシー等。

とある回では竹之内が自転車に乗るだけで一話使うというシュールな回も見られた。
また、彼が苦手とするのは乗り物ではなく、乗り物の中の密閉された空間が苦手 とのこと。
本人曰く『世界の車窓から』をテレビで見てるだけでも酔うらしい。




レギュラーキャラクターではあったのだが、彼は原作8巻を最後に一切登場しなくなった
9巻以降のストーリーには一切登場せず、神山たちが二年に進級した際に単行本のオマケコーナーで一緒に進級したことが語られてたが、結局登場しないままだった。
作者が完全に忘れてたのか、単にネタが切れたのかは不明。
一応最終巻では表紙に自転車に乗りながら登場している。アニメ版ではフェードアウトすることはなく最終話まで頻繁に登場する。



☆彼とよく関わる人物

  • 神山高志
本作の主人公。
プリンを食わされた後も基本的に好い人だったため竹之内を心配し、気遣うがそれらは全て裏目に出てしまい、神山は自分の命を狙っているのでは?という疑心暗鬼に陥る。以降も一方的に神山を恐れている。


  • 林田慎二郎
自身が乗り物に弱い体質であることをカミングアウトした数少ない人物。
しかし当の本人には「乗り物酔いって何だ?」と言われる始末。
最終的に少しずつ乗り物に慣れていこうと竹之内を説得したが、最初にジェットコースターに乗らせた(アニメ版ではこのシーンはカット)。


  • マスクド竹之内
前述のハイジャック犯のリーダー。
本物がアメリカにいる間、姿を竹之内と偽り身を隠しクロ高で生活をしていた。
竹と書かれたマスクを被っただけで本人は騙せていると思っていたが、単に周りがあえて何も言わなかった事が判明。ただし林田はバカなのでガチで気づいていなかった。
中身はオッサンなため他とは考え方が達観している。

後に本物が帰ってきたためにフェードアウトするかと思われたが、逆に本物以上に出番が増えていった。

竹之内がアメリカに行くことになってしまったのは元はと言えばぶっちゃけこいつのせい…なのだが竹之内自身は「なんだか不思議と憎めねえ奴らだった」と評しておりあまり恨んではいない様子。

アニメでは黒田崇矢氏が、劇場版では板尾創路氏が演じた。


  • マーキュリー
前述した竹之内のマフィアにいた時の部下。
見た目はクロ高のフレディそのもので竹之内は何度も日本にいたかと問い掛けていた。
お互いに信頼し合っているため竹之内の乗り物酔いという弱点を知る数少ない人物。
しかしその割には戦車に乗せたりするなどどこか抜けている。

日本のことにやたら詳しい。だが本人曰わく日本は嫌い。




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最終更新:2023年03月05日 09:43