武田防衛長官

登録日:2009/06/29(月) 10:11:11
更新日:2021/07/18 Sun 01:45:04
所要時間:約 6 分で読めます




武田防衛隊長官とは、エルドランシリーズ全三作に登場する人物。
ただし名字が明かされるのは第二作『元気爆発ガンバルガー』からで、一作目の『絶対無敵ライジンオー』ではただの防衛隊長官だった。


CV:西村知道
身長:166cm
体重:71kg
誕生日:8月20日
血液型:B型


防衛隊の長官。家族は妻と娘の桂がいる。年齢は40歳(ガンバルガー時点)。
元気爆発ガンバルガーの舞台である青空町に自宅があり、
ガンバーチームの正体である虎太郎達三人は娘のクラスメイトで顔見知り(もちろん、彼らがガンバーチームの正体だということは知らない)。


基本的に悪い人間ではないのだが、偉い軍人だからと何かと高圧的な態度をとることが多い。

序盤では子供を戦わせたくないという思いからか、それともロボットをくれないエルドランへの嫉妬からか、
地球防衛組ザウラーズの基地に押しかけてロボットを取り上げようとした。
この件で当の子供達からはよく思われていない。

ガンバーチームについては正体を知らないので押しかけて取り上げる事はなかったが、
ガンバーチームの方は普段の長官の姿をよく知っており、「ガンバルガーのような鉄クズ~」発言からあまり心証はよくないだろう。


邪悪獣、魔界獣、機械化獣、鬼界獣の出現に際しては必ず前線で指揮をとるが、力及ばず撤退するハメになることが多い。
長官本人は20年間戦車の操縦をしていない。
(単純に計算すれば最後に戦車を操縦したのは20歳あたりになる)

実は制服を二種類持っており、普段着ている紺色の制服の他に白を基調にした服がある。
おそらくは式典用なのだろう。娘の授業参観に着ていた気がするが気のせいだ。



なお、一作ごとにちゃんと設定画が描きおこされていたりする。




※以下、作品ごとの活躍(?)

絶対無敵ライジンオー
第2話で初登場し、ライジンオーを取り上げようとするが失敗。校長先生にすらビビる始末。
その時の地球防衛組の態度が気に触ったらしく、再登場した第21話で邪悪獣ジャークライジンオーが現れた時は真っ先に彼らを疑った。

しかしライジンオーMk-Ⅱというハリボテを製作した時は邪悪獣バトールに追い込まれた防衛組を救い、ライジンオーの偽装基地を各地に作って敵を欺いた。
また第50話ではバクリュウオーの修理に駆られる防衛組男子を援護し、OVA3巻では再生邪悪獣を倒している。

ちなみに生み出した邪悪獣は第47話に登場したコドモスキー。
「迷惑」に反応するって知ってたのに……


◆元気爆発ガンバルガー
第2話から登場。今回はメカの取り上げはなし。
ガンバルガーを鉄クズ呼ばわりこそしているが、実はガンバーチームを嫌っている節はあまりなかったりする。

しかし、防衛隊の訓練のために近所の子供達が使用していた野球場を占拠し、憤慨したレッドガンバーと野球勝負したことがある。
ちなみに勝負の直前、レッドガンバーに戦車を縦に積まれたり、試合中に2台ほど壊された。
いやまぁ、割り込んだ防衛隊が悪いよな。

ところで、前作でタイダーが迷子になったくらい広い基地が訓練に使えないとは、基地に何かあったのだろうか。


なお、この作品での武田長官は青空町での人間関係もあってか『武田桂の父親』としての印象が強い。
授業参観、肝試し、学芸会、運動会、餅つき大会…すべて防衛隊の制服で参加。
まさに『ヒマなおっさん』(虎太朗の発言)。

さらに劇中では、

▼ケーキを魔界獣に取られたから「わしのケーキを取り返すんだ!」と防衛隊を出撃させる

▼娘の帰りが遅いから「心配して防衛隊まで出動させた」

▼防衛隊のヘリで家族旅行に向かう

という姿も見せる。

防衛隊はおまえの私物か!

エルドランが防衛隊にロボットを渡さないのは、ひょっとして長官の公私混同ぶりのせいではないだろうか。
まあガンバーチームも似たようなものだが。


熱血最強ゴウザウラー
第1話から登場。
さすがに三度目ともなれば慣れてしまうのか、ゴウザウラーに対して「もしやエルドランのロボットか?」「降りてこい! どうせ子供だろ」と発言している。

でも今度はPTAとまで一緒になってメカを取り上げようとする。
ライジンオーの一件で懲りてないのか。それとも娘に彼氏が出来かけている腹いせだろうか?

さらにはその後、ザウラーズを防衛隊にスカウトした事もある。懐柔策のつもりだろうか。
というか、防衛隊なら子供に戦わせていいのか?

今回はグランザウラーの元となったボウエイガーや機械化した拳一の体を復元した物質復元装置などを開発する活躍を見せる。

機械化獣バロンガーノン(砲台)、ガンドップラー(戦闘機)、ゲーパルドン(戦車)、レドクーバー(潜水艦)、デッカード(新型ミサイル)の素体が防衛隊の機体なのは忘れよう。
ボウエイガーも一度は敵に機械化獣にされたのも忘れよう。
全ては兵器にこだわる電気王が悪い(デッカードを除く)のである。

なお、長官はボウエイガーが完成したら自分がパイロットになるつもりだったらしい。ロボットを乗り回す小学生たちがうらやましかったのだろうか。
最終回には何故か春風小学校の卒業式に出席していた。


◆完全勝利ダイテイオー
久しぶりのシリーズ作品でも相変わらずな人。
第九話でゴクラクルーザーのブリッジに立った。
いい加減にしなさい。




【おまけ】
◎武田桂(CV:深見梨加)

身長:134cm
体重:27.2kg
誕生日:11月10日
血液型:A型

『元気爆発ガンバルガー』で登場した長官の娘で、青空小4年1組のクラス委員。
勝ち気な性格で親譲りの頭の固さと高いプライドを持つがカナヅチだったりする。出る時代が早すぎたツンデレ眼鏡っ娘。

占いが趣味で学校に堂々と占い雑誌を持ち込んだりしていたり、クラスメイトの鷹介と百合香のデートにぶつくさ言いながらも目を輝かせていた。
クラスメイトでジャーナリスト志望のトラブルメーカー結城千夏とは険悪だったが、実はウマが合うのか次第に仲良くなった。
ゴン(霧隠藤兵衛)曰く、修行すれば良いくの一になれるらしい。

たまにスネ夫じみた自慢話をすることもあるが基本的に根は真面目で、出たとこ任せなうえに父親の見せ場を奪うガンバーチームを嫌っていた。



しかし、肝試しに魔界獣が紛れ込んだ事件で助けてもらった事や、超魔界獣の素体にされた大切な時計を守ってもらった事などから印象は好転。
特にレッドガンバーがお気に入りで、第34話のガンバーチームの劇では自ら脚本を担当した上にノリノリでレッドガンバー役を演じていた。
リボルガーのコクピットでレッドガンバーに抱きついていたり、お姫様だっこされたのもレッドガンバー(18話、31話)。

同じクラス委員の流崎力哉とは溺れかけたのを助けられて以来フラグが立っており、最終回でレッドガンバーの正体が力哉だと知った。
最終決戦直前では地球の最後を覚悟し、力哉に「今までよく頑張ってくれた」と戦うのを止めて一緒にいて欲しいと訴え、生還した力哉を涙目で迎える。
以来力哉とは良い感じになっているらしく、最終話のEDでは野球場で力哉の弟達と共に力哉を応援していた。



その後、『熱血最強ゴウザウラー』第19話にゲスト出演。
第20話で登場した最新型戦車を『ビューティータケダ1号』と名付け、彩色を中心としたデザインに携わる。
だが、この戦車で機械化獣ゲーパルドンを生み出した電気王にはデザインを酷評されていた。








追記・修正しない人にはもれなく防衛隊勧誘が待っています。

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最終更新:2021年07月18日 01:45