スクラップ(遊戯王OCG)

登録日 :2010/05/02(日) 17:19:29
更新日 : 2017/01/12 Thu 13:26:01
所要時間 :約 17 分で読めます




遊戯王OCGのカードカテゴリーのひとつで、DUELIST REVOLUTIONから登場したモンスター群。
冷蔵庫、カメラ、扇風機、車輪などのスクラップを寄せ集めた姿をしている。

スクラップの名にふさわしく、墓地からの蘇生と回収の戦い方が基本。
ちなみにキマイラはこのパックのスー枠なのだが、このパックの残りのスー枠にはあの「強欲で謙虚な壺」と「エフェクト・ヴェーラー」が存在し、ノーマルには「神の警告」が存在する。
…言いたい事はわかるよな?(エレキマイラ? 女王の選択? 威風堂々? 知るか!)

かつて、スクラップと名のついたモンスターに「スクラップ・リサイクラー」がいたが、相性はよくない。


◆スクラップ・リサイクラー
☆3/地属性/機械族/攻 900/守1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから機械族モンスター1体を選択して墓地へ送る事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する機械族・地属性・レベル4モンスター2体をデッキに戻す事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

元祖スクラップのガラクタ回収機。あくまでも機械族サポートなので、種族がバラバラのスクラップにはあんまり合わない。そもそもコイツのドロー効果に対応するモンスターはほとんどの場合でガジェットなので、大人しくそっちに入れよう。
一応、ゴーレムの効果で拾って来たり、スクラップカードの対象には出来る。また、逆に素材制限のないドラゴンをキマイラ&ビーストのセットと組んでコイツと一緒に向こうに放り込み、火力&除去に使うのも手。

◆スクラップ・ゴーレム
☆5/地属性/岩石族/攻2300/守1400
1ターンに1度、自分の墓地に存在する☆4以下の「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択し、自分または相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。

スクラップを回収してくるガラクタ冷蔵庫。
攻撃力2300は心許ないが、効果は強力。自壊したコングを拾って来たり、ビーストを拾ってきてツインをシンクロしたり、ゴブリンを投げて殴ったり、サーチャーを投げて相手の場を掃除したり、と色々使い方はある。
ファクトリーの効果でデッキから直接リクルートするのが鉄板だが、手札事故には注意。ちなみにファクトリーの影響下なら攻撃力は2500と、水準は満たす。

◆スクラップ・キマイラ
☆4/地属性/獣族/攻1700/守500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたチューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、他のシンクロ素材モンスターは全て「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。

中核となる下級モンスター。高速シンクロに一役買うガラクタライオン。
墓地にスクラップ・ビーストがいればすぐにスクラップ・ドラゴンが出せる。が、その組み合わせならばスクドラ以外にも豊富なランク4エクシーズが出せる。

◆スクラップ・シャーク
☆4/地属性/魚族/攻2100/守0
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。

効果が発動すると壊れるガラクタザメ。
下級モンスターとしてはかなり高い攻撃力を持つが、カードが発動しただけで自壊してしまうため場持ちが悪い。
自壊するのは効果解決時なので、「強制転移」とのコンボが強力。相手のモンスターを奪いつつ、相手側に渡ったコイツは自身の効果で自壊するため、アドバンテージを一方的に取れる。
スクラップ用の「おろかな埋葬」を内蔵した使いきりアタッカーとみるのが一番か。

◆スクラップ・ビースト
チューナー
☆4/地属性/獣族/攻1600/守1300
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

スクラップチューナーの共通効果を持つガラクタ狼。
自壊するのがバトルフェイズ終了時でサルベージが遅い、というスクラップチューナー共通の悩みを抱えている。
効果を狙うよりも、キマイラやゴーレムの効果で拾ってきてシンクロを狙うのがベター。また攻撃力もそこそこあるので、シンクロが難しければ単独でアタッカーをさせるのも手。
ゴブリンともども、実はスクラップより【宝玉獣】で輝く。

◆スクラップ・ゴブリン
チューナー
☆3/地属性/獣戦士族/攻0/守500
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ゴブリン」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
また、このカードは戦闘では破壊されない。

戦闘破壊耐性を持つガラクタ小鬼。
表側守備表示の時に攻撃されると破壊されてしまうが、墓地からスクラップをサーチできる。
スクラップ・ゴーレムで相手フィールド上に特殊召喚してサンドバックにするのも手。逆に言えば守備表示であっても1ターンのみ強固な壁として機能してくれる。
ちなみにコイツに限ったことではないが、 攻撃対象に選択された時点で自壊の条件が満たされる ため、くず鉄のかかしなどで攻撃を無効にしても壊れる。このあたりは悪シノビの効果を見るとわかりやすい。

◆スクラップ・ハンター
☆3/地属性/機械族/攻1600/守400
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊し、自分のデッキからチューナー1体を墓地へ送る事ができる。

スクラップを破壊してデッキからチューナーを落とすガラクタ戦車。
が、スクラップチューナーはスクラップ・エリアで容易にサーチ出来る上、同じく「おろかな埋葬」効果を内蔵した上にチューナーに限定しないシャークに完全に負けている。
ただし、こいつが落とすチューナーはスクラップに限らないため、グローアップ・バルブやゾンビキャリア辺りと合わせてシンクロを狙う手もある。

☆4/地属性/獣族/攻2000/守1000
このカードが召喚に成功した時、このカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・コング」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

出てきただけで壊れるガラクタゴリラ。詳しくは項目参照。
裏を返せば「自分のカードを破壊する」という効果を1枚で賄えるため、色々と悪用出来る。ファクトリーがあれば万能リクルーターに変貌する他、獣族であるためグリーン・バブーンを呼びつつファクトリーの効果を使う、なんて芸当も可能。
コイツが活躍するのは場も墓地も整っていない序盤なので、中盤以降に手札に来たら特殊召喚に巻き込んで純アタッカーに採用すべし。また、強制的に自壊するのを利用して自壊効果→カゲトカゲ→サモンチェーンと積めばファクトリーがなくとも爆アドが取れる。
シャークと異なり通常召喚時の誘発効果以外では自壊しないため、それを抜ければ向こうよりは場持ちがよい。

◆スクラップ・オルトロス
チューナー
☆4/地属性/獣族/攻1700/守1100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「スクラップ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・オルトロス」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。 

実質的に場のスクラップ1体と引き換えに出てくるチューナーのガラクタ犬。破壊効果で自身を破壊することで墓地のスクラップを回収することも出来る。キマイラを回収→コイツを蘇生→ドラゴンをシンクロ、と繋げられるのが強み。とはいえコイツ単独では通常召喚できるビーストの下位互換に近いので、サルベージ効果をうまく生かしたい。

◆スクラップ・マインドリーダー
チューナー
☆1/地属性/機械族/攻0/守0
このカードが墓地に存在する場合、自分のメインフェイズ2に1度だけ発動する事ができる。「スクラップ・マインドリーダー」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは全て「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。

場のスクラップと入れ替われるガラクタ探知機。
サーチャーの相方候補。蘇生の条件がサーチャーとかみ合うため、同時に蘇生すればフォーミュラ・シンクロンの召喚やランク1のエクシーズが狙える。
ただし、自己再生はメインフェイズ2にしか使えないため、これで召喚したシンクロ・エクシーズは攻撃できない上、この方法で出したい場合バトルフェイズに入らねばならないのが難点。ちなみに裏ワザとして、リサイクラーでコイツを落とすとそのターンのメイン2でリサイクラーと入れ替わりに蘇生できる。
スクラップの中で、おそらく一番モデルがわかりにくいモンスター。名前の綴りから見ると精神読み取り装置らしい。

◆スクラップ・ワーム
チューナー
☆2/地属性/昆虫族/攻500/守100
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に破壊される。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ワーム」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

直接攻撃能力を持つガラクタ芋虫。
ダイレクトアタックすれば自壊→サルベージと繋げられるが、バトルフェイズの終了時になるため遅いのが問題。

◆スクラップ・ソルジャー
チューナー
☆5/地属性/戦士族/攻2100/守 700
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された場合、バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、「スクラップ・ソルジャー」以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。

スクラップ専門チューナーのガラクタ兵士。
効果は他のスクラップチューナーとたいして変わらないが、リリースが必要なので場に出しづらく、攻撃力も上級にしては低く使いにくい。
サルベージ・ウォリアーで拾って来ると、両方ともレベル5なので究極神が呼べる。
場に出すよりも、シャークやハンターで墓地に落とす→イージーチューニングで除外して火力のモトにする、というのがいいだろう。

◆スクラップ・サーチャー
☆1/地属性/鳥獣族/攻 100/守 300
このカードが墓地に存在し、自分フィールド上に存在する「スクラップ・サーチャー」以外の「スクラップ」と名のついたモンスターが破壊され、墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、「スクラップ」と名のついたモンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。

自分のスクラップが破壊された時に特殊召喚されるガラクタカラス。
特殊召喚時に召喚した側のスクラップ以外のモンスターを破壊するデメリットがあるが、あえて相手フィールド上に召喚したら擬似的なライトニングボルテックスになる恐ろしい子。ゴーレムやギブ&テイクで投げつけてやろう。
ミラーなら意味ないけど。
ちなみに蘇生は「時の任意効果」なので、チェーン2以降でスクラップが破壊された場合タイミングを逃す。

◆スクラップ・ブレイカー
☆6/地属性/機械族/攻2100/守700
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。

スクラップを壊して出てくるガラクタ粉砕機。
召喚条件自体は緩いが、場のスクラップと引き換えになる。しかもコイツしかいない場合自爆する。
オルトロスの方がチューナーである分使いやすいか。攻撃力で並ぶ上に似たような効果を内蔵し、かつ普通に召喚できるシャークもいるし。

☆8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを1枚ずつ選択して発動する事ができる。選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

スクラップの代表的シンクロモンスター。カードをどんどん破壊するガラクタ竜。
シンクロ条件に縛りがないのでどんなデッキにも投入できる、要するに汎用5D'sの一体。
ブラックフェザー・ドラゴンのことは忘れてやってください。
ちなみにコイツと進化系の後続蘇生効果、実は 破壊される場所の指定がない。 よって、神の宣告シリーズや黒角笛、スタダウォリアーなどで召喚を潰されても「相手による破壊」ならば発動する。なので黒薔薇やアブソ、ズァークのような「全体破壊」にはめっぽう強く、潰されてもゴーレムを蘇生→チューナーを拾ってくる→再度シンクロ、と繋げられる。

◆スクラップ・ツイン・ドラゴン
☆9/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2200
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と相手フィールド上に存在するカード2枚を選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードを手札に戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

スクラップ・ドラゴンの強化形態。さらに強くなったガラクタクリプト。
破壊効果がバウンス効果となっているが、昨今はバウンスの方が有効なカードも多いため強化されてると言っても構わない。たとえば相手が六武衆なんかの場合は身代わりを無視してダブルシエンを戻せたりする。
自分のカードを破壊しても1:2交換となる為ボードアドバンテージも稼げる。
スクドラと比べてスクラップチューナー縛りがあるので出張は難しいが、【スクラップ】ではその強力な効果を多いに発揮してくれるだろう。
ただし、コイツの効果は素のドラゴンと違い、 選択した自分のカードが破壊耐性を持っていた場合バウンスも不発になる 。つまり、自分のカードの破壊を無効にされると不発に終わってしまう。一方的に相手のカードだけバウンスし続ける、ということは出来ないので注意。

◆アトミック・スクラップ・ドラゴン
☆10/地属性/ドラゴン族/攻3200/守2400
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と、相手の墓地に存在するカードを3枚まで選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードをデッキに戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

スクラップ・ドラゴンの最終形態。ステータスがさらに高くなったガラクタギドラ。
スクラップチューナーと非チューナー二体を要求してシンクロされるこいつの効果は――相手の墓地のカードを3枚までデッキに戻す。
おい、場アド稼がせろよ。しかもコイツを出せる状況ならば、チューナー側のレベルを1つ下げれば出せるあの氷結界ギドラがいるわけで……。
とはいえ、ライロやカオス、アンデッドなど、墓地肥やしをメインとするデッキにはかなりの嫌がらせが出来るので、ツイン・ドラゴン程汎用性はないが状況次第ではこれでもかと刺さる。
役割としては、打点で敵モンスターを殴り倒す→デッキに戻して蘇生を阻止&再度呼び出すための消耗を強いる、という防御的な役割になる。また、進化前の2体はフィールドをボロボロにできるが、逆に言うと墓地に干渉できるのがコイツしかいない。つまりスクドラ&ツインとは活躍すべき場面がそもそも違うので、大型狙いにはスクドラで、特殊召喚による大量展開狙いにはツインで、墓地を肥やしてのトリック型にはアトミックで、と使い分けるのが望ましい。


◆スクラップ・デスデーモン
☆7/地属性/悪魔族/攻2700/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

スクラップでは唯一効果を持たないガラクタ悪魔。単純な打点ならドラゴンに匹敵する。
コイツの真価は【デーモン】の名を持った汎用シンクロであることで、実際向こうに出張した方が活躍できる。もちろんスクラップでもあるのでサポートを共有できるが、真の価値はキマイラ+ゴブリンの組み合わせで出せること。
ゴブリンは元々単独でもスクラップデッキでの汎用性が高く、それを生かす先としてはキマイラでゴブリンを釣ってくれば出せるレベル7のコイツはうってつけ。
効果を持たない部分はいろいろとフォローする必要があるが、スクドラの弾として破壊した後、「ダーク・コーリング」でゴーレムと融合すれば攻撃力5000のダーク・ガイアが出てくる。


魔法カード

◆スクラップ・エリア
通常魔法
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたチューナー1体を手札に加える。
デッキからスクラップチューナーをサーチする。スクラップはチューナーの数が少なく、また際立って優秀な連中もいないので、ピン刺しでも十分機能する。

◆スクラップ・スコール
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、カードを1枚ドローする。
その後、選択したモンスターを破壊する。
デッキからスクラップを落として1ドロー+選択スクラップを破壊。
ビーストに発動してドローついでにキマイラを回収したりできる。ファクトリー&補給部隊が揃っていれば、相手のターンなのにモンスター1体+ドロー2枚なんてことも。
ちなみにこのカード、 対象のスクラップが効果解決時にいなくなっていても不発にならない。

◆スクラップ・ポリッシュ
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
自分フィールド上に表側表示で存在する全ての「スクラップ」と名のついたモンスターの攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
カード2枚の消費は重いが、1000という上げ幅は打点の低目なスクラップにはありがたい。
大抵のスクラップが持つサルベージ効果のトリガーにもなる上、サルベージは全て「場合の任意効果」なのでタイミングを逃さない。
ただ、能動的にスクラップを破壊するならスコールの方がよい。さらに、効果の都合上スクラップが2体いないと使えないのに注意。

◆ポンコツの意地
通常魔法
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター3体を選択して発動する。
相手はその中から1体を選択する。
その後、相手が選択したモンスターを自分または相手フィールド上に特殊召喚し、残りのカードをゲームから除外する。
墓地のスクラップから相手に1体選ばせ、選択されたモンスターを自分か相手の場に特殊召喚して残りを除外する。
どう考えても死者蘇生やリビデの下位互換でしかなく、除外リスクは典型的な墓地利用テーマであり、かつ手札・場・デッキを自在に駆け回るスクラップには痛い。
特筆すべきは相手の場にも特殊召喚できる点だが、同じことはゴーレムでも出来る。

◆スクラップ・カウンター
通常罠
フィールド上に守備表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスターが攻撃された場合、そのダメージ計算時に発動する事ができる。
攻撃された「スクラップ」と名のついたモンスターの守備力は2000ポイントアップし、バトルフェイズ終了時に破壊される。
コンバットトリックの典型。
処理の関係で裏側守備表示で狙われても有効。ゴブリンは元々戦闘破壊耐性があるので、使うならビーストに。同タイミングで使える「牙城のガーディアン」を手札に握っていれば、反射ダメージもバカに出来ないレベルになる。

◆スクラップ・オイルゾーン
永続魔法
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
スクラップを効果を無効にして蘇生する永続魔法。魔法になったスクラップ用の劣化リビデ。
発動ターンにはバトルフェイズが行えないのと、効果が無効になるデメリットは痛い。
正直スクラップの動き方にはマッチしない。バトルを捨ててでもシンクロを狙いたい状況があれば。
先攻で引いた場合、効果で自壊したシャークを拾って来れば当座の戦線維持には使える……か?

◆スクラップ・クラッシュ
通常罠
自分フィールド上に存在する「スクラップ」と名のついたモンスターが破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
裏側表示にも対応する邪神の大災害の下位互換であり、ファクトリーを道連れにするのが痛すぎる。永続罠によるロックを潰すのには使えるが、シムルグロックやお触れには無力。どっちかというとアンティーク・ギアに出張させ、歯車街を巻き込むのが狙い目。
ただしこっちは大災害と違い能動的に発動できるので、使うならそこを生かしたい。


◆スクラップ・ファクトリー
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上の「スクラップ」と名のついたモンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、自分はデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「スクラップ・ファクトリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
プライマル・オリジンの過去テーマ強化の一環として登場したフィールド魔法。
スクラップの攻守を200アップし、
スクラップが効果で破壊されることでスクラップをデッキから特殊召喚する。スクラップデッキの生命線と言うべき工場で、これがあるとないとでは回転力が違う。
スコールでドローしつつチューナーを破壊→可能ならば別のスクラップをサルベージ→ゴーレムをリクルート→チューナーを蘇生してシンクロ、と繋げるのが鉄板。ただし「時の任意効果」なので、破壊のあとに別の処理が挟まったり、チェーンの途中でスクラップが破壊されたりするとタイミングを逃すのに注意。
余談だが思わずI'll be backと言いたくなるような絵をしている。

◆スクラップ・フィスト
速攻魔法
(1):自分フィールドの「ジャンク・ウォリアー」1体を対象として発動できる。
このターン、その自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、以下の効果を適用する。
●相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●対象のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
●相手が受ける戦闘ダメージは倍になる。
●対象のモンスターは戦闘では破壊されない。
●戦闘を行った相手モンスターはダメージステップ終了時に破壊される。

こいつのみスクラップとは全く関係ない必殺技カード。一応こいつの効果を受けたジャンク・ウォリアーにスクラップが破壊されてもサルベージ効果の起動条件にはなるが、発動できないので無意味。


以上からわかるように
ドラゴンズ→ドラゴン族
ゴーレム→岩石族
キマイラ&ビースト&オルトロス&コング→獣族
ゴブリン→獣戦士族
ソルジャー→戦士族
ハンター&ブレイカー&マインドリーダー→機械族
サーチャー→鳥獣族
ワーム→昆虫族
デスデーモン→悪魔族
と種族がバラバラ。初見だと機械族統一のカテゴリーと勘違いしやすいので注意。

中の人なんていないよ!

  • 相性のいいカード

◆レベル・スティーラー
☆5以上のモンスターの☆を1下げて墓地から特殊召喚出来る。
こいつの効果でスクラップドラゴンの破壊効果を毎ターン気軽に活用できる。
ツインの効果もしかり。禁止になってしまったので現在は使用できない。

◆ダンディライオン
墓地に行くとトークンを残す優秀なカード。
スクラップドラゴンの効果に活用可能。

◆機皇帝
スクラップモンスターは破壊効果が多いので、機皇帝を出す機会も多い。
破壊した後に手札から飛んでくるこいつらは驚異的。
また、機皇城も破壊されたら効果発動なので、機皇帝を入れるなら検討の余地アリ。ただし、グランエル以外は出すと他のモンスターが攻撃不能になるのに注意。

◆歯車街
言わずとしれた破壊されると古代機械が飛んでくるフィールド魔法。
ドラゴンたちに破壊させて奴を呼ぼう。

◆イージーチューニング
墓地のチューナーを除外して攻撃力を永続上昇させる速攻魔法。
ビーストやソルジャーを除外して打点を補助してやろう。

◆荒野の大竜巻
破壊されたら相手のカードを1枚破壊。
ドラゴンズで破壊させて相手のカードをもう1枚破壊だ!

◆黄金の邪神像
セット状態で破壊されたらトークンになる。
ドラゴンの弾にどうぞ。
ただし、こいつに限らず「破壊される・墓地に送られることで効果を発揮する罠」は結構あるのだが、その大半は「相手からの効果」がトリガー。能動的に使えるのはこれと荒野の大竜巻の他に、「盗人の煙玉」「呪われし棺」「リミッター・ブレイク」「Z-ONE」「ワンダーガレージ」「アビスコーン」など。この手の「地雷」は入れすぎると回転率が落ちるため、戦術や仮想敵に合わせてカードを絞り込むこと。

◆カードガンナー
十代さんのしもべの一つ。
自己強化の皮を被った墓地肥やしと、破壊された時1ドローの二つの効果を持つ。毎度のことだがドラゴンズの弾にはぴったり。さらに下級モンスターなので、手札に引いても腐るということはまずない。

◆おろかな埋葬
キマイラとこれが手札にあればドラゴンまたはツインに即シンクロ可能。
いきなり出てくるスクラップシンクロの脅威を相手に知らしめる事ができる。

◆TGの皆さん
破壊されたエンドフェイズに同名以外のTGをサーチできる。
ドラゴンの弾にもなるしラッシュライノとビーストに幻獣の角を装備してビートもできる。

◆補給部隊
能動的にモンスターを破壊出来るスクラップにとっては非常に発動しやすいドローソース。ただしカードゾーンを圧迫するのが難点。1枚でも十分。

◆ナチュルの皆さん
ナチュルのシンクロモンスターはチューナーとそれ以外のモンスターを地属性で縛っているため、オール地属性のスクラップとは意外と好相性。
ガイアストライオは融合モンスターだが、高速シンクロに長けるスクラップでは割合出しやすい。またビーストは打点がやや不安だが、魔法カードをシャットアウト出来るのが強み。

◆E-HEROダーク・ガイア
デスデーモンが出せれば、墓地に行った後「ダーク・コーリング」でゴーレムと融合すれば攻撃力5000のコイツが出てくる。
種族がバラバラ、かつ岩石族のゴーレムが中心となるスクラップでは割と出しやすい。隠し玉にどうぞ。

◆リボーン・パズル
効果破壊されたモンスターを蘇生する通常罠。この手のカードには珍しく場合の任意効果=タイミングを逃さないが、発動条件が「自分フィールド上のモンスター1体のみがカードの効果で破壊された場合」と少々ややこしい。
つまり相手モンスターを巻き込んだ除去には対応していないので、自壊する下級スクラップと組み合わせるのがベター。ちなみにツイン・ドラゴンかアトミックならば効果で破壊するカードを自分自身にすることで問題なく復帰できる。

◆転生断絶
スクラップ最強はアトミックさんだー! という人に。
墓地からデッキへ戻るカードを除外する永続罠。この影響下ならば、アトミックの効果が墓地からカードを除外する効果になる。ただし王宮の鉄壁とは両立しないので注意。

◆幻獣の角
獣族・獣戦士族の攻撃力を上げ、戦闘破壊時にドローする効果を付与する罠。上げ幅が800と大きいのが嬉しいところ。シンクロに頼らないなら主力となりうる。
特に「スクラップ・スコール」を擁するスクラップは戦闘破壊の標的になりやすいため、コンバットトリックが生きやすいので好相性となる。ビーストでも攻撃力2400、キマイラで攻撃力2500、コングに至っては攻撃力2800に達し、上級モンスターを殴り倒しかねない威力になる。

◆ランク4エクシーズの皆さん
言わずと知れた激戦地帯。このテーマの場合キマイラ+ビーストによるスクドラコンボがそのまま流用できるため非常に応用が利く。ついでにキマイラはレベル4なので、カゲトカゲを握っていれば3体素材のエクシーズも射程圏に入る。


  • 弱点となるカード

◆群雄割拠
フィールドの種族を1種類に限定する永続罠。スクラップは種族がバラバラなので、これを張られるとデッキ自体が機能停止する。

◆次元の裂け目/マクロコスモス
墓地に行くカードを除外する永続カード。典型的な墓地利用カテゴリであるため、これを使われては機能停止どころか戦術が崩壊する。除外利用デッキはさほど多くないのが救いだが、注意すべきポイントとして覚えておこう。また相手にのみ同様の効果を適用するダーク・ロウも厳しい。
ドラゴンを早めに出しておきたい。

◆王家の眠る谷-ネクロバレー/王宮の牢獄/深淵に潜む者
墓地利用に対する最大のメタ。スクラップの多くが持つサルベージ効果を無力化してしまう。
特に深淵に潜む者は、フリーチェーンでこちらの墓地効果を封じてくるためタチが悪い。激戦区のランク4であるため遭遇率は高くないのが救いか?

◆大天使クリスティア、虚無魔人など
特殊召喚自体を無力化するモンスター達。互いに作用するので向こうもリスクは負うが、コイツらを投入するデッキならばほぼ間違いなくすり抜けの手段が用意されている。
面倒なことに最低打点の虚無魔人ですら攻撃力2400であり、素の状態のスクラップでは突破不能。しかも自身が特殊召喚できない虚無コンビはともかく、クリスティアはほぼ天使族デッキに投入される上に召喚制限がないため、最悪の場合初手で現れる可能性がある。パキケファロならキマイラ辺りで殴り倒せるが。


  • 弱点への対策

◆サイクロン・地砕きなどの汎用除去
スクラップに限ったことではないが、手っ取り早いのはこれ。

◆トラップ・スタン/王宮のお触れ
トラップを無力化するカード。スクラップは自分のターンでの動き方がキモになるので、最悪の場合トラップなしでも最低限は動ける。とはいえリスクは付きまとうので、基本的には最後の手段。
ちなみにいずれもフィールドにのみ作用するので、ドラゴンで破壊した荒野の大竜巻の効果は使える。

◆ゴッドバードアタック
サーチャーが場にいるならコイツでロックを叩き潰すのも手。

◆スキルドレイン
フィールド上のモンスター効果を全て封じる永続罠。もちろんドラゴン達の除去効果もなくなるが、不要になったなら「スクラップ・クラッシュ」で壊せばよい。

◆クローザー・フォレスト
獣族の微妙な強化フィールド。ファクトリーが使えないが、これがある限り相手はフィールド魔法を使えないため、一番お手軽な墓地封じであるネクロバレーをメタれる。ついでに恩恵を受けられる獣族がビースト、キマイラ、コング、オルトロスと結構多い。

◆王宮の鉄壁
除外封じの永続罠。マクロコスモスなどとぶつかった場合は発動順に関わらずこちらが優先される。
墓地を安全に守れる他、マインドリーダーを使い回せるのが強み。







鉄屑を愛してやまない方、追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/