ポケットモンスターSPECIALの脇役

登録日:2011/12/15 Thu 22:45:27
更新日:2024/01/03 Wed 08:10:19
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ポケットモンスターSPECIAL』は主人公や主要キャラクターに独自の設定をつけることが多いが、
主役級のキャラクターだけには限らずに、原作ではモブキャラクターだった人にも細かな設定や活躍が加えられ、話を盛り上げる名脇役になることもある。

中には第1章ポニーテールの女の子や第4章に登場した女性科学者など、ある章で出てきたキャラクターが後の章に登場して新事実が判明する場合もある。



以下、数多くいる各地方の名脇役の一例を挙げる。

●もくじ

カントーの名脇役】

言わずもがなポケスペのあらゆる章に登場し活躍するポケスペの名脇役。

第1章では原作同様レッドに助けられた後も登場してイーブイ捜索に協力し、第2章ではなんとジムリーダーマチスと共に四天王シバと戦う。
コイキングはねるを有効活用したのは彼くらいだろう。

第3章では科学者として活躍し、レッド達の危機を救い、第5章でも転送システムの研究仲間と協力して活躍した。

上記以外にも大小様々な事件に巻き込まれる。


  • ヒデノリ(つりびと)
元々はモブキャラクターだったが、シナリオ担当の日下秀憲と同じ名前のためか、なんとイエローのおじさんとして活躍する。
イエローの手持ちとなるドドすけをあげたのは彼であり、存在自体は第2章のころから仄めかされていた。


  • ジュンジ
ボーイスカウト。
初登場は第2章の回想シーンで、キクコゴーストを奪われた。
グリーンと協力して取り返しラプラスも手に入れ、その後カツラと知り合う。


  • りかけいのおとこ
第2章でレッドに変装してピカを奪おうとした男。
その変装は見事なもので、その場にいる全員が正体に気づかなかった。
完全に自分をレッドだと思い込んだエリカに腹パンしたり頭を踏みつけたりと大活躍。

バトルの腕もガラガラの骨ブーメランの風を切る音をペルシアンのいやな音で掻き消して一方的に攻撃するなどレベルが高い。

後に名前が「アキヒト」だと判明する。
更生したらしく、ジュンジとよく行動する。


  • ポケモン大好きクラブ会長
髭を蓄えた老人で、この人の登場からポケモンスタンプの流れはお約束になっている。
カントーの他にホウエンやシンオウにも似たような人がいるが全て別人。

ジョウトの危機をラジオで聞いた時は全国のポケモンを愛する者に支援を呼び掛け、レッド達の危機を救った。
カントー&ジョウトの会長はバトルに目覚めた。

ホウエンの会長はいい人だが役には立たない。
そしてシンオウの会長さんは非常にかっこいい。


  • メノクラゲと一緒に風呂に入って感電してしまったAさん
度々登場。

「いやあ、シビレました」


ジョウトの名脇役】

戦いが未熟だったゴールドを仕事を手伝わせるついでに特訓してやったり、海に投げ出されたイエロー達を介抱したりと活躍する。
オーキド博士やキクコ、ガンテツにヤナギは昔からの友人。
なにげにシンオウメンバーとも面識がある人たち。


  • ポケモン協会理事
その名の通りの役職の人。
カントー以外にもホウエンやシンオウにも同じ役職の人物がいる辺り、地方毎の役職。
顔はどの地方も何故か同じだが、髪型と性格が違う。
カントーの理事はジョウトの理事も兼任しているが、腰が低くどこか頼りない。髪は悲惨。
ホウエンの理事は巨大なアフロで威厳の固まり。
シンオウの理事はジムの石像の声も担当している。そしてソフトン。


コガネラジオ塔のディレクター。
シルバーを残念なイケメンにさせてしまった元凶。
ゴールドのストーカー(棒)。



ホウエンの名脇役】

原作ではライバルよりもライバルらしかったが、
ポケスペでは偶然ポケモン図鑑キモリを手に入れて、一時期だけだが図鑑所有者になり「空の柱編」で主役級の扱いを受ける。
服装もポケスペオリジナルのものとなり、この時期に発売された『エメラルド』に合わせてか、手持ちが緑色のポケモンで統一されている。

彼がいなければホウエンは滅亡していた。

また、原作と同じようにいとこにミチルがいるが、彼女の姿もミツルそっくりに変わっている。
どのくらい似ているのかというと、よく姉妹と間違われるほど。
彼氏にリュウジという男がいるが、第6章にてめでたく結婚。

何故か式場にミツルの姿はなかった。

  • ルビーのママ
ルビーの母、センリの妻で本名は不明。5年前のジムリーダー試験のとき「この人と一緒ならどこへでも!」と言うほどセンリに尽くしており、センリの単身赴任が決まった際は涙を流して悲しんだ。

ルビーの綺麗好きには呆れながらもセンリのように反対することはないようで、対立するルビーとセンリの板挟みに気苦労が絶えない様子。

ホウエンに引っ越すことでの家族団欒を何より楽しみにしており、ルビーの家出を知ったときは気を失ってしまった。また、何かと心配性でルビーとセンリの行方を案じ、ルビーの誘拐をニュースで目撃したときも気を失った。

作中で引越しトラックを運転しているため、大型免許を持っていることがわかる。ルビーのアホ毛は母譲りである。第4章のラストでは、ルビー・サファイアの合同誕生パーティーを開こうと待っているところをマリとダイに取材されていた。

  • マリとダイ
原作にも登場したレポーターとカメラマンのコンビがモデルだが、マリの髪型が一新されている。また、何かとビショビショにされる機会が多く、そのたびにお色直しをしている。

サファイアと一緒にアクア団に襲われ、その事件に報道規制がかかったことから、重大な事件の可能性を感じてアクア団を追いかけるようになる。

その途中でもう一つの組織であるマグマ団の暗躍にも気づいたマリはセンリに助けを求めるが、息子であるルビーの行方にしか興味のないセンリに一喝される。センリを追いかけたマリとダイは、センリとルビーの親子喧嘩に遭遇する。「親子の問題に介入すべきではない」というダイとヒデノリの静止を振り切ったマリは、豪雨の中必死にポワルンに呼びかけ、二人の命を救った。

その後、マグマ団と戦ったルビーの情報を求めて付き纏うが、バトルから逃げるルビーに無視され続ける。独自に局長のもう一つの顔に気付き、二つの組織が手を組む場面に遭遇する。マリは予想外の場面に取り乱して過呼吸になってしまうが、冷静なダイに説得されて、ルビーやセンリの協力を求める。

また、ダイの機転でマリに心を許したアブソルにも導かれた二人は、ともに壮絶な戦いを見守った。

作中のマリは妙にスキニーな格好が多いが、作者曰くアクティブな大人の女性を表現しようとしたそうである。

  • カラクリ大王
テッセンとはお互いに「クリちゃん」「テッちゃん」と呼び合う親友。
ニューキンセツで見つけた発電マシンを駆り、最終決戦の場にまさかの登場。
また、エメラルドが言っていた靴屋というのは彼のこと。


原作で登場した2人目のヒデノリ。
118番水道でヒンバスを捕まえようとしていたところでルビーと出会う。

ルビーになついたヒンバスを養殖しようとする金に汚い面を見せることもあったが、ルビーの態度を敢えて必要以上に咎めたミクリを非難したり、崩れ落ちるコンテスト会場でMIMIを追うルビーを助ける等、悪いやつではない。
手持ちはひーとん(ヒトデマン)、ぎゃーとん(ギャラドス)


  • ヤナセ
第4章の回想シーンにて、ポケモン協会が捕獲したレックウザを研究し、
協会の依頼でレックウザを支配下に置く媒介「翠色の宝珠」を作ろうとしていた女博士。

しかし、ある事件によってレックウザは逃げだしてしまい、翠色の宝珠の開発にも失敗してしまう。
この事実から科学の力でなんとかできるものではないと判断して、完成度の高かった宝珠を捨てるが、その宝珠を偶然エメラルドが発見する。

そして、第7章のラストでまさかの再登場。
この時、彼女のフルネームが「ヤナセ・ベルリッツ」でプラチナ・ベルリッツの母親であることが判明する。


  • 記者
取材先のバトルフロンティアにてエメラルドと出会い、彼に興味を持つ。
モデルはアニメにも登場した『ポケモンスナップ』のトオル。
なお、年齢はシナリオ担当の日下先生曰く「レッドたちと同世代くらいじゃないのかな~(ゲーム発売年的な意味で)!」とのこと。(No.610)



シンオウの名脇役】

  • 足跡はかせ
名前はフトマキ君。
目はコイルの足跡。
取り調べの待ち時間に飽きて警察署から外に出たとき、時空の歪みによって最終決戦の場に偶然現れる。
プラチナのバッグから飛び出したレジギガスの足跡を採取できて大興奮したりとマイペースな性格。

プラチナ編でもレジギガスの気持ちを知るためにダイヤモンドに頼まれて、旅に同行することになる。


プラチナのボディーガードとなるはずだった2人組。
詳しくは項目参照。


  • じんりき
ハクタイシティのサイクルショップ店長。
ギンガ団に捕まっていたところをダイヤ達に助けられ、自転車3台をプレゼントする。


  • ナミキ
第3章でマチスの部下として登場したふなのり。
現在はミオシティで家族と暮らしており、シンオウ丸の船長をしている。


イッシュの名脇役】

  • ナツミ
ブラックの初めての対戦相手であるやまおとこ。
極度の暑がりで、リュックには大量の飲料水が入っている。
20年間一度もリーグに出場できず、ブラックに負けた事でトレーナーを引退しようとするが、ブラックの説得で思いとどまり再びリーグ出場を目指すようになる。
プラズマ団との決戦では、ブラックが出会ったトレーナー達を率いて七賢人に立ち向かった。


  • ペタシ
訛りが強い少年。たんぱんこぞうとかいじゅうマニアを合わせたような恰好をしている。
こう見えてイッシュリーグでベスト8に入った実力者。ラクツ達の通うポケモントレーナーズスクールの生徒で、ラクツの理解者でもある。


  • シンノスケ
バトルカンパニー社長。
身分を隠してスカイアローブリッジで清掃員のふりをしており、通りかかったトレーナーにバトルを挑んでいる。
プラズマ団との決戦にも駆け付ける。


  • ヨシエ
ビレッジブリッジでベーカリーを営む女性。
ホワイトが手掛けたミュージカルのセレモニーを見てホワイトに興味を示す。
プラズマ団との決戦にも駆け付ける。
第11章にも名前のみ登場。


  • テルユキ
ハチクの専属医。
ハチクの指示で、ブラックとその手持ちの治療を担当する事になる。
プラズマ団との決戦にも参戦し、第11章ではトレーナーズスクールの校医となっていた。


  • ヒデアキ
暴走族「ブラックエンペルト」の総長。
ブラックに敗北後は彼に敬意を表してチーム名を「ブラックプロトーガ」に変更した。
プラズマ団との決戦にも駆け付ける。


  • トリッシュ
ブルジョワール家の女性。
身勝手な性格だったがコバルオン・テラキオン・ビリジオンの一件で考えを改め、ショーコとも和解する。
プラズマ団との決戦にも駆け付ける。


  • ショーコ
「ミネズミショーのショーコ」と呼ばれているパフォーマー。
トリッシュの知人。トリッシュと気が合わず度々喧嘩していたが、コバルオン・テラキオン・ビリジオンの一件で和解している。
プラズマ団との決戦にもトリッシュと共に駆け付ける。


カロスの名脇役】

  • クロケア
カロス地方の預かりシステムの管理人。
見た目はバッドガイだが面倒見の良い人で、行き場のない不良達を自宅に居候させている。第12章では数少ない善人。
エックス達にも無条件で協力し、フレア団との決戦でもサポートを行っていた。


  • ミソラ
スカイトレーナー訓練校の生徒でワイの先輩。大会社の令嬢で目立ちたがり屋でもある。
教師から注目されているワイに嫉妬しており、その嫉妬心をフレア団に利用されてしまう。
洗脳が解けた後は病院に搬送されるが、その後はワイと和解している。


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最終更新:2024年01月03日 08:10