エンター(特命戦隊ゴーバスターズ)

登録日 :2012/03/08(木) 14:09:08
更新日 : 2017/06/22 Thu 18:52:33
所要時間 :約 7 分で読めます






ボンボンボンジュ~ル






エンターとは、スーパー戦隊シリーズ第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する敵組織「ヴァグラス」の幹部。

演:陳内将

キャラクターソング:「ジュマペル エンター」






【概要】

ヴァグラス首領のメサイアが現実世界に送り込んだスパイでメサイアのアバター的存在。

容姿は普通の男性であり、複数の個体が既に社会に溶け込んで潜伏している。
左目に可笑しな模様が描かれたサングラスを愛用しているのが特徴。

「我がマジェスティ(陛下)」ことメサイアを亜空間『マジェスティ空間』から現実世界へ連れ戻す事を目的に、一般企業やエネトロンスタンドからエネトロンを盗み出し、メタロイドを作り出している。

主な所持品はマジェスティ空間へのアクセスやメタロイドの作成に必要なノートパソコン、メタウイルスが仕込まれているカード、戦闘員「バグラー」を生み出すバグラーカード。


またこの世界にいるのはアバターと呼ばれる分身であり本体はバグラス空間にある。
チューバロイドによると、少なくともアバターは心臓が動かないらしい。


【性格・口癖】

キザな性格をしており、上司にパワハラされているせいか何処か憎めないキャラクター。

何故かフランス語混じりで話す癖がある。
初対面の ブルーバスターイエローバスター に対して 「サヴァ?ゴーバスターズ」 と云う挨拶をした(これを聞いたイエローバスターは「人を魚みたいに!」と不快感を現わにしたが、直後にブルーバスターに「調子どう?ってフランス語」と訂正される)。元ネタは『超光戦士シャンゼリオン』で二度もサブタイトルになったサバじゃねえ!から。

他にも、ブルーバスターに対して「ボン・ボン・ジュール?」と挨拶をした。

そのわりにマジェスティはフランス語では無く 英語
そして陽動作戦を展開した際には ピザ を食べていた。 道路の真ん中でテーブルと椅子を用意して (その後ピザカッターをメタロイド化)。

ゴーバスターズが戦力を整えていた事は予想外だったらしく、メタロイド・メガゾードを大量生産してゴーバスターズを潰す計画をメサイアに持ち掛けたが拒否された(メサイアはマジェスティ空間からの脱出を優先した)
因みに、この計画は劇場版で実行した。
だが、独自にゴーバスターズの排除に乗り出す等、ゴーバスターズを危険視している。

メサイアからは「黙って動け」と言われた際、不満げな表情を浮かべる等、ストレスが溜まっている様子。
メタロイドが利口で無い事もストレスになっているらしい。

新たな幹部であるエスケイプが送り込まれて来たおり、お役御免であると悟り肩を落としていた

律儀な一面もあり、新バスターマシンの設計図を奪う為に協力して貰った内通者のエンジニアに約束通り多額の報酬を払った。
その金の出所は不明。

失敗が悔しくないわけではないらしく、陽動作戦に引っかかった際には怒りを露わにした(ちなみにこの時、捕らえたウサダに取り付けた爆弾のタイマーを早めるべく、エンターキーを連打するというシュールな行動が見られた)。

製作したメタロイドを削除される事が多いが、自身の目的はしっかりと果たす事が多い。
メタロイドは消耗品である為、メタロイドの敗北自体は悔しくない様子。


【戦闘力】

某魔影参謀よろしく指が触手の様な形状に変形し、それを武器にして戦う。
また、袖に剣を仕込んでいる。

戦闘力は高く、力自慢のブルーバスターを圧倒する程。
レッドバスターを一方的にフルボッコにもした。

メガゾードεのパイロットも務めている。
この時のエンターはハイテンションで、日頃の鬱憤を晴らしていると思われる。


【コスプレ】

趣味なのか、仕事中はコスプレをする。
バリエーションは「作業着」を中心としており、毎回様々な作業着を着ている。
普段は逆立った髪型だが、コスプレの際にはストレートヘアーにする事もある。

~コスプレのバリエーション~
Mission1:電気工作着
Mission2:工事現場の作業着、防火用エプロン
Mission3:白衣
Mission8:警備員、ホームセンターの店員
Mission13:パンダの着ぐるみ、音楽隊(帽子のみ)
Mission15:純白のフリル付きエプロン姿
Mission17:タキシード
Mission21:トレーニングウェア
Mission24:浴衣
Mission26:先生
Mission27:科学者
Mission43:黒いサンタクロース

テレマガDVD:麦藁帽子+タンクトップ

余談だが、Mission14ではヒロムがエンターのコスプレを披露した。

そしてテレマガDVDではビートバスターになるなど、今後もエンターの変身に期待が高まるところ。







【エンター、進化とその顛末】

物語中盤、亜空間へ乗り込んできたゴーバスターズとの決戦でヒロムに敗北しメサイアをシャットダウンされてしまう。
エンター自身は亜空間から脱出し生き残ったがこの敗北をきっかけに「人間の持つ強さ」に興味を抱くようになる。

そのためメサイアのバックアップ・メサイアカードを用意しゴーバスターズとのゲームを開始。
カードからメタロイドを超える「メサイアロイド」を生み出し「人間のデータ」を収集。





enterunite.jpg

身長:186cm
体重:162kg
製造モチーフ:エンター
推奨動作環境:ヒロムのいる世界
メサイアカード:「04」「07」

また、「04」のカードを自身に取り込み「 エンター・ユナイト 」という怪人態への変身能力を獲得。
さらにエンター自身のバックアップデータでもある「13」のカードを初戦でヒロムの体内に埋め込み、
たとえ倒されてもヒロムの周囲にある無機物を媒体として即座に復活できるようにしていた *1

この工作によりエスケイプのメガゾードに潰され、ゴーバスターズに削除されても復活してデータの収集を継続。自身の目指す「完璧な人間」へと近付いていく。
更には陣の欠損データのはいった「07」のカードを得て生物へのメタウィルスの注入を可能にするなど着実な進化を果たし遂に は「新たなメサイア」 を名乗るようになった。

そして……



レッツ・モーフィン…

darkbuster.jpg


身長:183cm
体重:160kg
製造モチーフ:レッドバスター
推奨動作環境:ヒロムのいる世界
メサイアカード:「04」「07」

ヒロムのデータをも取り込んだエンターは、Mission49にてレッドバスターと同じ技、そして見たものすべての能力をコピーして使う「 ダークバスター 」へと変身。
ゴーバスター5人を越える力を獲得するに至った。
しかし「人間の感情」をも取り込んだことで自身を『ただのデータの寄せ集め』と断じるヒロムの言葉に激怒するなど以前により感情的に。
また、わざわざ復元したエスケイプが自身に従順な以前の彼女とは完全な別物であることに苛立ち破壊し、その後も以前の彼女を復元するために再び復活させたりと不規則な行動を見せるようにもなっていた。
エンター自身もこのことを自覚しており、エスケイプが収集した「愛のデータ」によるものだと分かっていた。



終盤、その能力を使い世界すべてを取り込もうと画策し、メガゾードΩと進化したその圧倒的な能力でゴーバスターを追い詰める。

しかし彼らの作戦によって亜空間へ転送され、陣の決死の行動で「13」のカードがヒロムから分離され消滅。これによりダークバスターへの変身能力とバックアップも消滅。

メガゾードもヒロム達の連携で破壊され、ユナイトの姿でゴーバスターズと対決。
互角に渡り合うが、『不完全だからこそ助け合うのが人間の強さであり、仲間を見捨てるお前にそれは分からない』という発言に動揺し感情を露わにする。
そのままボルカニックアタックを放つがボルカニックオールバスターズアタックの前に敗北。




セ・ラ・ヴィ…アデュー、ゴーバスターズ…

(これもまた、人生…ごきげんよう、ゴーバスターズ…)


この辞世の句と共に削除された。



序盤から表立った行動を一人でこなし中盤以降は物語の主導権を握りラスボスとなったエンター。
彼はある意味ゴーバスターズと並ぶこの作品の主人公だったのかもしれない。


【余談】

シリーズ第40作『動物戦隊ジュウオウジャー』第29話にて、巨獣ハンター・バングレイゴーカイレッドの記憶から読み取った再生怪人軍団の一員としてエンター・ユナイトが復活。
エスケイプ・エボルブと共にゴーカイレッドとジュウオウホエールを相手に戦うが、再生怪人のお約束なのかジュウオウホエールに苦戦し、必殺技たるジュウオウファイナルを受け呆気なく倒された。

パワーレンジャー化が見送られた『ゴーバスターズ』であるが『パワーレンジャー・スーパーダイノチャージ』ではエンターをモデルにした「ヘキル」と言うキャラが登場している。


さぁ!追記・修正の始まりです!



画像出典:『特命戦隊ゴーバスターズ』Mission40、Mission49より
© 2012 東映・東映エージェンシー・テレビ朝日


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