ビートバスター/陣マサト

登録日:2012/06/21(木) 12:44:04
更新日:2024/04/19 Fri 07:42:19
所要時間:約 6 分で読めます




※推奨BGM:イッツ タイム フォー バスター!


GO BUSTERS,Next Mission!

よっ、リュウジ。13年ぶり

陣マサト、天才エンジニアだ

信用するのは危険だと思います




お前はこの俺が削除する

って、俺にかぶんな!


Mission.15 金の戦士と銀のバディ

バスターズ、レディー・






「主役はこの俺! ビートバスターとでも呼んでくれ!」



陣マサトは、『特命戦隊ゴーバスターズ』の登場人物。
演:松本寛也

Mission15「金の戦士と銀のバディ」(ビートバスターとしてはMission14「サバ? 救出作戦」ラスト)より登場した青年。
年齢は40歳(外見年齢27歳)で、IDは198・662・125。


【概要】

かつて岩崎リュウジが準優勝を獲得したロボットコンテストで審査員を務め、桜田ヒロムの両親が働いていた転送研究センターに属していた天才エンジニア。
ちなみに、特命部司令の黒木タケシは同期の友。
完璧でない方が面白い」というエンジニアとしては異色の信条を掲げている。前述の関係上、リュウジからは「先輩」と呼ばれ、親しまれている。

13年前の事件で亜空間に飛ばされてしまい長らく行方不明だったが、とある事情で現実世界に事件当時の27歳の若々しい肉体のまま、自身が製作した相棒のバティロイドのビート・J・スタッグと共に現れた。
―――ビートバスターとしての力を手にして。
その理由とは?


【性格】

一言で言えば、非常に陽気な性格の持ち主。
しかし、ヒロム達の追求ものらりくらりとかわして自由気ままに行動する等、チャラ男な印象が強い。
その反面、非常に鋭い観察眼を持ち、ヒロム達の実力不足やリュウジの戦う理由の無さを辛辣に指摘する等、いい加減に見えて実際は周囲を良く観察している。

ヒロムの両親の周囲を巻き込む決断を批判しつつも(これはヒロムを焚き付ける目的もあったが真意でなかったかは不明)、両親のヒロムへのクリスマスプレゼントを回収したり、リュウジのエンジニアへの熱意を取り戻させる等、人情家で面倒見もいい兄貴分な一面も見せる。

このように頼れる大人だが、リュウジに金をせびったり、Jのフリーダムさに振り回される等、コミカルなダメ男な面も見せる。

現状、ゴーバスターズを鍛える事を目的としており、特にヒロムの強化を重視しているらしく、結構彼にちょっかいをかけている。
本人的には悪気はないが、当のヒロムからは若干苦手意識を持たれている(信頼はしているが)。



「レッツ・モーフィンッ!」
画像出典:『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー』本編より
「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」制作委員会 © 2013 石ノ森プロ・東映・東映エージェンシー・テレビ朝日


【ビートバスター】


スーツアクター:清家利一

テーマソング:「Boost up! ビートバスター」

陣が携帯電話型ツール・モーフィンブラスターを使用し、変身した金色の戦士。
基本、初期3人と同じ変身だが、一部のパーツをJから貰ってスーツを構築するという異色の方式を採用しているが、Jのパーツそのものを移植するワケではないらしく、陣が単独で変身してもJはビート・J・スタッグの状態である。
ここらへんの詳細はまだ不明である。

ドライブレードを使った豪快且つスピーディーな近接戦を得意とし、近いスタイルのレッドバスター以上の実力を見せる。
陣自身はヒロム達のようにワクチンプログラムを持たないので能力は扱えないが……。

【ツール】

モーフィンブラスター
携帯電話型ツール。
ビートバスターへの変身時に使い、当然同型をJも所有している。
携帯電話機能の他、銃形態ブラスターモードにも変形可能。

  • ドライブレード
長剣型ツール。
近接武器として使える他、ハンドル型のドライブモードにし、BC-04の起動と操縦にも使う。
ハンドル剣ではない。


【アバター】

陣の正体。
実は今現実世界にいる彼は亜空間の陣本人がJのマーカーを介して送り込んだ分身。
13年前と外見が変わらない理由はこれで、本体は40歳の肉体となっている。
本体とJが無事なら不死身であり、エンターと同等の存在となったと言える。

その性質上、かなりの無茶も可能で、ヒロムを助けるためにエンターを道連れにバスタースーツすら消し飛ぶ攻撃を浴びるといった捨て身の戦法も可能。
…だが、後にJの口から「亜空間にいる陣の本体にダメージが蓄積する」という衝撃の事実が判明した。
本体はヴァグラス空間で眠りについており姿もアバターと同じである。


【戦闘力】

本気を出して無いにも関わらず、ヒロムを軽くあしらい、メタロイドも軽口を叩きながら一蹴する等、底知れない実力者。
メガゾード戦でもゴーバスターオーですら敵わなかった相手を(性能差があるとはいえ)単独で叩きのめす等、卓越したパイロット能力の持ち主でもある。
これらについてリュウジが特に疑問を持っていないため、元から陣本人が持っていた技能である可能性が高い。
陣さんマジ天才。

【バティロイド】


【バスターマシン】

BC-04ビートル

ビートバスターが搭乗するバスターマシン
ドライブレードをドライブモードに変形させ、コンソールに接続することで本格的に起動する。
以下の3形態に変形する。

  • ビークル
クレーン車形態。
巨大クレーンを生かした豪快な格闘戦を得意とし、打撃やクレーンゲームよろしく敵を吊り上げ投げ飛ばす等のトリッキーな戦法が可能。
両側面の機関砲による射撃戦も可能。
発進時にはスタッグバスターのSJ-05を後部に搭載している。

  • アニマル
カブトムシ型形態。
角を生かしたトリッキーな格闘戦を得意とする。
敵メガゾードに組み付き、エネトロンを簒奪する事も可能。
タンクに取り付いてエネトロンを吸い出す様子はまさに虫。

  • ゴーバスタービート
人型メガゾード形態。
クレーンが変形した腕を使った格闘戦を得意とし、フックのついた右側に伸し、敵を捕縛する事も可能。
伸した腕をカタパルトにし、SJ-05ビーグルを敵にぶつける「ビート肩パルトアタック」が必殺。
ヴァグラスも同じ設計図を用いたメガゾードを製作したが、何故かほぼ別物になっていた。ちなみに腕の合体が某勇者王っぽい。


【タイプδ】

エンターがMission8「マシン設計図を守れ!」で入手したBC-04の設計図から作り上げた新型メガゾード。
右腕のクローのみゴーバスタービートの面影を残すのみで、他はエンターのアレンジが入ったのかほぼ別物である。
製作には大量のエネトロンが必要なようだが、その分、性能は破格の一言。
紅い電撃を纏ったパワー放出や右腕のクロー、モノアイからのエネルギー弾でエースとラビット、ゴリラを圧倒。
ゴーバスターオーのディメンションクラッシュさえフィールドをクローの一撃で破った。
これ程の性能を持ちながらも当の陣さんからは「何で俺の設計からあんなのが出来るんだ?」「モドキだ」と酷評されており、事実、ビートとの一騎打ちでは手も足も出ないまま倒された。


以下、ネタバレ








実は13年前の事件の際に身体のデータの一部が欠損し、亜空間へのデータ転送が完了していなかった(亜空間で陣の本体が眠り続けている理由もこれ)。
しかもその欠損データは紆余曲折を経てエンターの手に渡り、エンターを破壊すればそのデータも破壊され、陣が帰還不可能になるという状況に。
エンターは陣のデータに加え、バックアップとしてヒロムの中に残したメサイアカードという二重の盾を用いて、ゴーバスターズを追い詰めていく。

終盤、陣はヒロムの中のメサイアカードに、自分のデータもバックアップされているという点に着目。
亜空間にある『欠損したデータを欲しがる自分の身体』と『ヒロムの中にある自分のデータをバックアップしたカード』を共鳴させ、自分のデータごとヒロムの中のメサイアカードを取りだすことを考えつく。

しかし、エンターの集めた膨大なデータに陣の本体は耐えきれず、結果として彼の本体は消失。
帰還不能となりながらも、アバターの姿のままエンターとの最終決戦に臨む。

「J…最後まで頼むぜ!」
「――ああ!!」


決戦後はアバターも消滅してデータの残滓となりながらも、ヒロム達を亜空間から脱出させる手助けをした。


キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』では、
一度限りでヴァグラスが活動再開した時にJの体内で自動的にアバターが再生するシステムが組み込まれていたことが判明。
最後にゴーバスターズの獣電池を手渡し、「お前等が大事だと思う相手は、最後まで絶対に守り抜け!これからも、この先もずっとな…。」とヒロムたち3人に言い残し消滅していった……。
DVDジャケットやポスターでは他のメンバーと一緒に映っているが実際はキョウリュウジャーキャストとの絡みはない。

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』ではチームエグゼイドの「黄色枠」として登場し、八雲には小津翼だと間違われた。最終的に勝ち抜き仮面戦隊ゴライダーの「キライダー」に変身した。ゲーム世界のため単独でビートバスターに変身可能。
当初はマジイエロー/小津翼として出る案や陣と二役を演じる案もあり、八雲の台詞は名残である。


【ちょっとした余談】

松本寛也氏は『魔法戦隊マジレンジャー』でマジイエロー/小津翼を演じており、マサトが劇中で「マジで行くぜ!」と叫ぶことがあった他、『ゴーバスターズVSゴーカイジャー』では、バスターヘラクレスがマジキングに豪快チェンジした時に「落ち着くなー」とコメントしている。
戦隊シリーズで二回戦隊を演じたのはニンジャレッド→黒騎士ヒュウガ役の小川輝晃氏以来である。
また、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの38「魔女っ子は八雲がお好き?」にて翼が客演したが、言動が所々陣さんっぽくなっている。


OP映像には17話から追加。
前期OPのキャスト紹介シーンに表示されているIDの数字を全部足すと、陣の本来の年齢になる。
しかし「僕らは逃げたりしない」という歌詞なのに爆発の中Jと一緒に逃げている
しかもJがアタッシュケースを持っているため、「エネトロンを強奪した結果攻撃されている」ようにしか見えないのは気のせいだろうか。










「いいか。俺の項目を作りたいなら」

「まずは新規登録を押せ。次に項目名にビート・J・スタッグと入力し」

「お前の項目の話じゃねぇ!!」


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最終更新:2024年04月19日 07:42
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