ウルフマン/リキシマン

登録日 :2011/05/04(水) 15:30:31
更新日 : 2017/08/14 Mon 20:08:00
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うおりゃあ~っ!!

どけどけ~いっ!!

リキシマン だ!!

オレは超人相撲の横綱だ
オレの名前を聞いただけで
泣く子も黙るっていうぜ!

だが、思い出すなあ…
10年前…吹雪の夜だった…

オレは親方に連れられて
青森駅から夜行列車に乗ったっけ…
もちろん、相撲取りになるためさ…
その時、オレは誓ったんだ!

どんな苦しみにも耐えて
必ず横綱になってみせるって!!


キン肉マン』に登場する正義超人の一人。
超人相撲の横綱であり、第21回超人オリンピックより超人レスリングに参戦する。

モチーフは実在する力士の千代の富士関(現九重親方)で名前のウルフマンは愛称の「ウルフ」から。
また、「鋼の肉体」と称される筋肉も千代の富士関に由来する。
ちなみにリキシマンはアニメでの名前。
名前をリキシマンに変更したのは作者がモデルとなった千代の富士に配慮した自主規制だったのだが、
後に本人と直接会った時には「ウルフマンでもよかったのに」と言われたとか。


続編の『キン肉マンⅡ世』ではヘラクレス・ファクトリーのコーチに就任。


Cv.広瀬正志、郷里大輔
所属:正義超人
出身地:日本
身長:190cm
体重:102kg
超人強度:80万パワー(アニメ版リキシマンは100万パワー)

イメージソング
土俵の英雄(歌:串田アキラ)

【戦績】
対キューブマン○
対キン肉マン●
対テリーマン●(人気超人世界一決定戦)
対2000万パワーズ●(タッグ戦)
対ブラック・シップ○

【得意技】
  • 合掌ひねり
相手の首を平手で挟み込み、そのまま横倒しにするように投げ飛ばす、ウルフマンのフェイバリット・ホールド。
実際の相撲でも「徳利投げ」として使用される事はあるが、単に相手を倒すだけの技もウルフマン(と、ゆで先生)にかかれば相手が宙を舞う大技に。

  • ルービックキューブ張り手
張り手を連発する技。
超人横綱だけあって一発一発が凄まじい威力を誇り、相手は血豆・膿・青タンなどでルービックキューブのように色鮮やかに腫れ上がる事から名付けられた。


そりゃあ、毎日が血ヘドを吐くような
辛い修行の連続だった…

だが、その度に
夜行列車での誓いを思い出して
がんばりぬいたものよ…

…そろそろ土俵に上がる時間だ!

今日も必殺技・合掌ひねりで
相手をぶん投げてやるか!!

ごっつぁんです!!


【第21回超人オリンピック編】
自身の鍛え上げられた鋼の肉体に対し、無駄な脂肪がついているからとキン肉マン「ゼイ肉マン」 と罵ったり、テレビ画面越しに張り手を見舞うなど同じ日本代表として対抗心を剥き出しにしていた。

3次予選の新幹線を押した距離を競う「新幹線アタック」においてキン肉マンが故意に捨てたバナナの皮で足を滑らせ、
そのせいで最後のテリーマンを残した時点で当落線上に立たされてしまう。
テリーマンが記録を伸ばし予選敗退かと思われたがテリーマンが子犬を助ける為に失格となり、ウルフマンは通過となった。
この時、ウルフマンはテリーマンをしり目にめちゃくちゃ喜んでいた。

最終予選のローラースケートレースではキン肉マンと協力し通過となる。

本戦は抽選により2回戦から登場。六面体を作れと挑発するキューブマンに対し、
血マメ、青アザ、膿などで顔を染め分け、最後は合掌ひねりで投げ飛ばし、わずか3分で勝利する。
というか、相手がチエの輪マンだった1回戦ならともかくウルフマンにまで六面体を作るように言ったキューブマンの意図が分からない。

準決勝のキン肉マンとの対戦は両者共に日本代表だからという委員長の屁理屈でウルフマンが明らかに有利な土俵での相撲ルールとなった。
常に優勢に進め追いつめるがキン肉マンにスープレックスで投げられ敗北する。

決勝戦の前に行われた人気超人世界一決定戦ではテリーマンと対戦。
入場時に体にファンから付けられた手形の数により勝敗を決するという斬新な方法により行われたが、たった一つの差で敗北する。
解説のタザハマ氏曰わく「手に屁を握る一戦」。


上記のようにここまではギャグ要員としての登場が多かったウルフマンだが、次のシリーズからはシリアスな役回りが多くなる。



【7人の悪魔超人編】
アイドル超人の1人として負傷したキン肉マンに代わり鳥取砂丘にてスプリングマンと対戦する。
バネの体に張り手が効かない為、攻撃方法をボディスラムに切り替える。効果ありと思われたがそれは投げられることで砂の足場を固めようとするスプリングマンの罠であった。
スプリングマンの必殺技デビル・トムボーイにより 5体をバラバラに引き裂かれ 死亡する。同じくバラバラになったミート君は部位をくっつければ生き返っ(ry

悪魔の制裁を受けたバッファローマンに残りの超人パワーを託され、同じく悪魔超人との戦いで死亡したロビンマスクウォーズマンと共に復活する。



【黄金のマスク編】
黄金のマスクが奪われた為に他の正義超人と共にキン肉マンの戦いを見守っていたが、
キン肉マンは火事場のクソ力を含む全ての超人パワーを悪魔騎士のスニゲーターに吸収されてしまう。

ウルフマンは一度は捨てた命だとしてバッファローマンから託された超人パワーを髷を切ることで今度はキン肉マンに託して再び死亡する。
このときスクリーンを介してキン肉マンに超人パワーが届いているわけだが、まぁゆでだし。

その後、キン肉マンが悪魔将軍に勝利し、完璧なマスクの力により復活する。



【宇宙超人タッグトーナメント】
ブロッケンJrと《モースト・デンジャラスコンビ》を結成し参戦する。急造タッグではあるが何をしでかすか予想できないとして要注意タッグとされた。

1回戦の相手はバッファローマンとモンゴルマンの《2000万パワーズ》であったが、
乱入してきた完璧超人のケンダマンとスクリュー・キッドの《乱入コンビ》に地獄のネジ回しをブロッケンJrと共に受け気絶してしまう。
試合はブロッケンJrがけじめとしてバッファローマンにフォールしてもらい形式上は2000万パワーズに敗北する。

その後、《ヘル・ミッショネルズ》との試合でマスクを狩られ素顔を晒したロビンマスクを記者たちから守る姿が確認されたが、いつの間にか死亡していた。
ブロッケンJrの方が重傷だろうに情けないと言ってはいけない。きっとカメラマンが強かったんだ。
キン肉マンがピンチの際は死亡した他の超人と共に霊体となりキン肉マンを守った。


ちなみに、芸人のケンドーコバヤシが組んでいた「モストデンジャラスコンビ」のコンビ名はモースト・デンジャラスコンビに由来する。
コンビ名をこれにした理由は「試合前にリタイアした切なさがいいから」とアメトーークで語っている。ケンドーコバヤシがウルフマンで相方がブロッケンJrとのこと。



【キン肉星王位争奪編】
『タッグ編』と『王位争奪編』の間に復活。
詳細は描かれていないが、おそらくは超人墓場での労働で命の玉を集めて復活したものと思われる。
(ザ・ニンジャも同時期に復活しているが、 厳しい修行に明け暮れた二人にとっては超人墓場の労働程度は朝飯前 との事である)
先に死亡したウォーズマンよりも早く復活している。
ウォーズマンは超人墓場でサボっていた…とは考えにくいので、ウォーズマンは自分が集めた命の玉をウルフマンに渡したものと思われる。

復活後は前回の大会での力の無さを痛感したのか、仲間のもとを一旦離れて完全アウェーのハワイへ修行の旅に出る。
そこでは悪役レスラーとしてザ・グレートカブキばりのメイキャップをして試合に望んでいたが、
これが意外にも大受けし、試合は連日超満員で、各プロモーターから引っ張りだこの大人気者となっていた。
また、この時にジェシー・メイビアと知り合ったようで、日本へ帰国するときは行動を共にするなど、親友の間柄になっているようである。

決勝戦でのネプチューンマンのネプチューン・メッセージに賛同し、他の正義超人と共に会場の大阪城に駆け付ける。
終盤ではフェニックスの母親を守るために強力の神が変身したキン肉マン・ビッグボディと対決。
居反り投げ一発でK.O.する という大金星を飾った。
(また、メイビアもパイルドライバー一発で残虐の神が変身したキン肉マン・ソルジャー(ソルジャーマンの方)を破っている)



【キン肉マン超人列伝ウルフマンの巻 -土俵上の(もののふ)-】
『グランドジャンプ』2015年1月21日号に掲載された、ウルフマンが主役の読み切り漫画。
後に『キン肉マン 読切傑作選』に収録され、WEB上でも『週プレNEWS』『Yahoo!ブックストア』に掲載されている。

時系列的には『王位争奪編』終了後、『完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)編』が始まるまでのストーリー。
ウルフマンは長年の戦いによって膝の靭帯が切れ、アキレス腱も断裂してしまったため、超人格闘家としての限界を迎えてしまう。
今の彼には医師の手術やメディカル・サスペンションカプセル(一定期間入れば肉体回復を図ることが出来る装置)も効果がないらしく、
(診察シーンを見ると、本人にとっては割と嫌々、ともとれるが)現役を引退し、親方として後進の育成に専念することに。

そして迎えるウルフマンの引退断髪式。
キン肉マンはキン肉星大王に即位し公務に追われ、その他のアイドル超人は殆どが上記のカプセルに入っているために出席できなかったが、
ジェロニモ(早めにメディカル・サスペンションを出られたんだろうか?)やビッグ・ボンバーズ、キューブマン、そしてまさかの カニベース など、他の関係者や仲間達は長年のウルフマンの功績を讃えながら鋏を入れ、超人委員会からも『永世超人相撲横綱』の称号が与えられることに。

ちなみにウルフマンの師匠・コヨーテマン親方 *1 はカニベースの大ポカで鋏を入れられなかった。

だが、そこに物言いを付ける男が現れる。
世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇を誇るアメリカ超人ブラック・シップであった。 *2
カナディアンマンとスペシャルマンをボコりつつ 現れた彼は、
世界チャンプである自分と対戦していないウルフマンが永世横綱の称号を貰うことは認めないと主張し、
この称号と自分のチャンピオンメダル10個を賭けてウルフマンに挑戦しに来たのだった。

ミートは引退したウルフマンと戦わせるわけにはいかないと彼を庇うが、
ブラック・シップは大人げなくミートをもボコり、実力行使で排除する。
ウルフマンは「友を傷つけられることは正義超人として許せねぇ」と、彼の挑戦を受けることに。

ブラック・シップはウルフマンに当たり勝ち、さらに痛めている左足に執拗に蹴手繰りを繰り返す。
ウルフマンは徳俵に右足一本をかけ何とか踏み止まるも、喉輪落としに捉えられ万事休すと思われたが、
底力を見せブラック・シップの攻撃に耐え切り、合掌捻りで逆転勝利を収めた
(この時、彼の体には通常時にはない特殊なパワーが働いている描写がなされており、
 『完璧・無量大数軍』編以降の描写と合わせて、 火事場のクソ力 ではないかと考えられる。
 事実ブラック・シップは優勢だったのが嘘のように何もできないまま投げ飛ばされ、 そのまま床に刺さった )。
ウルフマンの勝利を称える大歓声の中、引退断髪式は無事に幕を下ろしたのであった。

余談だが、「黒船に由来する愛称」「アメリカ出身」「態度がデカイ(元ネタの方は弁える場合もあったが)」など、
ブラック・シップは現役時代の小錦をモチーフにしたらしき部分がそこかしこにあるが、どの程度参考にしたのかは不明。
ちなみにブラック・シップはファイトマネー目的で相撲をしていると語ったが、小錦関はファイトマネーで実家の家計を助ける目的もあって入門している。
…やっぱりヒールになったコニちゃんじゃね?


読み切りで説明したように、王位争奪戦が終わった直後に引退したため、完璧・無量大数軍編には参戦していない。

追記・修正お願いします。

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