劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

登録日 : 2011/04/27(水) 13:41:14
更新日 : 2017/05/14 Sun 17:00:58
所要時間 :約 5 分で読めます





仮面ライダー龍騎、最終回

先行映画化



『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』とは、平成ライダー3作目「仮面ライダー龍騎」の劇場公開作品。2002年8月17日公開。

本来、劇場版は仮面ライダー30周年記念作品として「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」のみの予定だったが、前作のアギト劇場版が予測を遥かに上回る大ヒット。
この結果をみて今作の仮面ライダー龍騎の劇場版製作を決定し、これを期に以降の仮面ライダーの劇場版製作が定着していく。

前作のアギトは外伝的なストーリーだったが、今作の龍騎は「放送中のTV本編に先駆けて、最終回を公開する」という当時ではかなり異例の事だったため、話題を呼んだ。

この劇場版に関する情報は厳しく規制され、劇場に来た人達にしかわからないように徹底していた。
当時の報道陣に渡した資料は、後半に関する部分が削られていたらしい。


……が、実際には、後に製作・放送されたTV版の最終回とはそこに至る経緯、結末ともにまったく異なる*1


「もうひとつの最終回」とされているが、位置付けは諸説あり、タイムベントによる時間軸の一つであるとされる。
当時発行された『仮面ライダー龍騎 超全集』の最終巻には「神崎士郎によって少なくとも3度、歴史は繰り返されていた」と記述されており、現在ではそれ以上の数のパラレルワールドが確認されている。
ただし、タイムベントでも説明が難しいほどTV本編と設定の根幹が異なる部分も存在するため、本編とは関連性が全くないパラレルワールドとする説もある。

興行収入は前作より下回るも大ヒットし、評価は仮面ライダー劇場版の中でも良作と呼ばれている。

主題歌は「Alive a life〜Advent mix〜」

今作が龍騎サバイブ・シアゴースト・レイドラグーンの先行登場となる。

ちなみに友情出演でアギトのレギュラー陣が総出演していた。何気に豪華。



【ストーリー】

2002年冬、13人のライダー達の戦いもついに残り6人にまで減っていた。
その中、突如、神崎士郎が生き残ったライダー達を集合させてこう告げた。

「残り3日の内に決着をつけろ」

生き残ったライダーは龍騎・ナイト・ゾルダ・王蛇・ファム、そして『まだ見ぬ最後のライダー』。

更に時を同じくして起こるモンスターの大量発生。
残された時間はあと3日。更なる熾烈な戦いの幕が上がり始めた…。



【主要人物】

城戸真司/仮面ライダー龍騎
主人公。生き残ったライダー達の1人。
龍型モンスター・ドラグレッダーと契約している。
ライダーの力はモンスターと戦う為に使うべきと主張し、ライダー達の戦いを止めようとひたすら奔走するが、
その思いも空しく戦いは激しさを増していく。
神崎優衣に起こり始めた異変が、自分が少年時代に体験したある出来事と繋がっていたことがわかり更に苦悩することになる。


秋山蓮/仮面ライダーナイト
もう1人の主人公。生き残ったライダー達の1人。
コウモリ型モンスター・ダークウィングと契約している。
あと3日と宣告されてもある人を助ける為、胸の内では葛藤しながらもひたすら戦い続ける。


北岡秀一/仮面ライダーゾルダ
生き残ったライダー達の1人。
バッファロー型モンスター・マグナギガと契約している。
己の目的を叶える為に戦い続けており、ファイナルベント=エンド・オブ・ワールドで他のライダーをまとめて戦場を火の海に変える。
霧島美穂とは知り合いのようだが?


浅倉威/仮面ライダー王蛇
生き残ったライダー達の1人。
コブラ型モンスター・ベノスネーカーの他に倒したガイライアのモンスターとも契約している。
特に叶える願いはなく、ただ戦う事を好む凶悪犯罪者。
過去に起こした事件で霧島美穂とは因縁が…。


霧島美穂/仮面ライダーファム
生き残ったライダー達の1人。
白鳥型モンスター・ブランウィングと契約したこの戦いにおける唯一の女性ライダー。
なにやら北岡秀一には嫌悪を、浅倉威には憎悪を抱いてる。
ある事をきっかけに真司と交流を持つようになる。


神崎士郎
この戦いを始めた張本人。
だが、突然、戦いの猶予を告げ、ライダー達の決着を促している。
なにやら焦っているが…?


神崎優衣
神崎士郎の妹。現在19歳でもうすぐ20歳になる。
だが、誕生日が近づくにしたがい、謎の少女に会うようになる。


※前述の通り、シザースライアガイタイガインペラーベルデオーディンは既に脱落者となっている。



※以下、若干のネタバレ有り※















・???????/ 仮面ライダーリュウガ
生き残ったライダーの内の1人だが、誰も見た事もない謎のライダー。
戦い続けるライダーたちの前に現れ桁違いの強さで圧倒していく。
その姿はある人物に酷似している…



※以下、更なるネタバレ※















最後の仮面ライダーリュウガが加わった事で更に激しさの増した戦いにより、仮面ライダー王蛇・浅倉威が消滅。
北岡秀一は戦い続けることに虚しさを覚え自らデッキを手放し脱落。
霧島美穂は戦いで負ったダメージが致命傷となり死亡と、戦いは着実に終局へと近づいていった。

それと同時期に次々明らかになるミラーワールド・ライダー同士の戦い・神崎兄妹の真実。

更にリュウガの暗躍によって真司はリュウガに取り込まれてしまう。



遂に最後のライダーを決めるため、リュウガとナイトが激突。リュウガの圧倒的な力にナイトは苦戦を強いられる。

だが、その最中、真実を知った優衣は自殺。それにより、士郎は発狂し消滅。

それをきっかけに真司はリュウガと分離。

龍騎へと変身した真司とリュウガ、互いのミラーモンスターも加わり互角以上の戦いを繰り広げる。

そして……



龍騎「ハァ……ハァ……」 スッ

リュウガ「……」スッ



FINAL VENT

FINAL VENT



龍騎「……っ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアア、ハァァァァァ!」

リュウガ「……」



― お互いの最大の技が ―



リュウガ「ハァァァァ……」

龍騎「ダァァァァァ!」



― 激突、その中で現れたのは ―



蓮「お前、城戸か?それとも……」

真司「……」 コクリ


真司だった、真司はリュウガに勝ったのだ。
だが、突如、大量のモンスターが現実世界に出現した。


蓮「城戸、正直に言え。俺には今まで友といえる奴がいなかった、欲しいとも思わなかったしな。だが、お前は唯一の友と呼べるのかもしれない……」

真司「あぁ、友達さ、俺達は」

蓮「だが、わかってくれ。俺は戦わなければいけない、どんなに可能性が低くても賭けなければいけないんだ―

―だから、戦ってくれ、俺と」

真司「あぁ、俺の望みを聞いてくれたら考えてやるよ」

蓮「なんだ?」

真司「死ぬなよ、蓮」

蓮「!……お前もな」


真司「変身!」
蓮「変身!」



真紅の 龍騎サバイブ ・群青の ナイトサバイブ になった二人はそれぞれのモンスター・ドラグランザーとダークレイダーを駆り、モンスターの大群へ向かって行った……。

……彼らのその後を知る者はいない。




スタッフロールが流れる中、全てが反転した世界のどこかの公園で幼い兄と妹が対面してるシーンでこの物語は終わる。





追記・修正ありましたら、宜しくお願い致します。

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