ヨシュア(すばらしきこのせかい)

登録日:2011/09/06(火) 06:15:58
更新日:2024/04/08 Mon 09:59:57
所要時間:約 5 分で読めます






何いってんの

ネク君は負けられないんでしょ?





『すばらしきこのせかい』の主人公。
フルネームは桐生義弥。
CV:木村良平

「君もヨシュアって呼んでいいよ」
「(…なんかムカツク)」


ネクが二周目のゲームで出会った、謎の少年。ネクはタフそうな奴を探していたのに、勝手に契約してパートナーになってしまう。
ゲームに参加するのは初めてと言うが、そのわりにはUGやゲームについて妙に詳しい。

飄々とした性格で、上から目線だったり一々一言多かったり皮肉ばっかり言ったりと、何かとムカツク感じのキャラ。
ネクがシキのためにも勝たなければならないと躍起になっているところ、「疲れるのは嫌い」だの「ミッション無視しよう」だの言い出すため、たびたび衝突する。
またパートナーであるネクにも隠し事をしており、調子のいいことを言ってはぐらかしながら本当のことは一向に話そうとしないため、羽狛さんに助言されたネクも彼のことはなかなか信頼できずにいた。
またゲームの参加者はスキャンできないはずなのに、何故か彼はスキャンできる。最初にスキャンした時、ネクの死に際が見えた。
出会う前からネクのことを知っているような口ぶりだったこともあり、ネクはヨシュアが自分の死に関係があるのではないかと疑う。




戦闘では、テレキネシスで上空から物を落として戦う。
コンボは「ハイ&ロー」。
画面上部に表示されている数字の右下の矢印の向きに従い、コンボマップの先の数字を選んでいく。
他のパートナーと違って矢印を入力してもロックオンが重なるだけであり、敵を攻撃して怯ませられないので割と無防備になりがちだが
その分落とす物体が強力(パイロン、看板など→自販機、車など)になり、片側にいるロックオンした敵全員に攻撃できる為、近くの敵が邪魔で奥側の敵に攻撃が届かない……なんて事は起きない。
矢印の指示通りに数字を選ぶことが出来たら星が手に入り、必殺技を発動させることができるようになる。
さらに、コンボ中逆方向にボタンを入れることで、ケータイカメラによる逆側への強制移動&行動不能状態にさせるカウンター攻撃が可能。

「激写!」

ジャンプ回避はできないが、ゲームを進めていくと「レビテーション(空中浮遊)」が使えるようになる。
空中での攻撃は矢印入力の度に光の柱が降り注ぎ、一定数の矢印入力(ロックオン)を重ねると
両側同時に攻撃が降り注ぐ実質全画面攻撃と化すなど、地上攻撃の欠点を完全に克服する形となり非常に強力。

必殺技

LEVEL.1

「ネク君、行くよ!」

「勝手に決めるな!」
敵の頭上に看板や車を瞬間移動させ、落として攻撃する。

LEVEL.2

「お気に召すかな?」

「当然だろ」
氷塊と同時に火炎球を降らせて攻撃する。

LEVEL.3

「別世界へ!」

「誘ってあげるよ」
地球に惑星を降らせ、爆発に巻き込む。全ての必殺技の中でも最強の威力で、なんとその威力は

攻撃力の99.9倍
参考までに言っておくと、シキの最強必殺技は攻撃力×20倍、ビイトの最強必殺技は攻撃力×30倍であり、まさに桁違いの威力を持つ。


以下ネタバレ














実は生きている人間。ゲームには不正参加であり、エントリー料はなし。スキャンできたのも、厳密には参加者ではないから。
いわゆる「見える体質」であり、生きていながらUGのゲームを見ていた。そのことが原因で、常に独りだったらしい。
ゲームの監視者である羽狛さんと出会い、彼から話を
彼の目的はゲームに勝つことではなく、現コンポーザーを倒して新たなコンポーザーになること(ヨシュアはこれを「渋谷ジャック」と言う)。そのために渋谷川を探していた。ミッションに消極的だったのもこのため。

ネクの死に際を知っていたのは、ネクを殺したからではなく南師がネクを殺すところを見ていたから。スキャンした時に見えた「ネクに向かって発砲している姿」は、その後ろにいた南師を狙っていた。
ネクがこのことを知るのは、ゲーム七日目の最後のミッションで南師と対峙した時。それまではヨシュアが自分を殺したと思っており、「おまえが俺を殺したんだ!」と言って責めていたため、ヨシュアが南師の最期の攻撃から庇って消滅したのは自分のせいだと思っていた。




以下さらにネタバレ














やっぱりヨシュアが犯人だった。ついでに言えば、彼の正体はコンポーザー。
南師はRGにいて力を発揮できないヨシュア(コンポーザー)を殺すことで、自分がコンポーザーになろうとしていた。つまり彼にはネクを殺す理由なんてなかったわけである。
整理すると、

ネクがCATの壁グラを見ていた
→走ってくるヨシュア
→ネクの後ろ側にいた南師に向かって発砲
→南師がヨシュアに向かって発砲
→何故か宙で静止する弾丸
→逃げる南師
→ネク「(゚Д゚)ポカーン」
→ヨシュアがネクを殺害

この時南師が撃った弾丸が止まったのは、コンポーザーの力。普通の死神とは違い、コンポーザーはRGでもある程度なら力を使えるらしい。


コンポーザーは渋谷の人々に絶望し、渋谷を消滅させようと考えていた。しかし渋谷を愛していた北虹は、それを思い止まるように説得する。
するとコンポーザーは北虹にゲームを持ち掛けた。ルールは「渋谷を変えることが出来たら北虹の勝ち、出来なかったらコンポーザーの勝ち。期間は一ヶ月」。
コンポーザーが直に妨害すれば、いくら北虹でも勝負にならない。そのため、コンポーザーはハンデとして自分の代わりに戦う“駒”をRGから一人連れてくると言う。それがネクだった。
つまりネクは、知らず知らずのうちに渋谷を消滅させる手伝いをしていたということになる。

北虹とのゲームが終わったあと、今度はネクにゲームを持ち掛けた。
その勝負の行方は、……エンディングを見た人ならばきっと分かるだろう。

何、分からない? じゃあレポートを集めるんだ!




クリア後の番外編では一番ノリノリ。
シキからピンクのカラーを奪って(「本当はゴールドがよかった」と文句を言いながら)マーブルピンクを名乗ったり、ネクにダークブルーのカラーを与えたり、ライムにブラックのカラーを与えたり、それに伴ってネクをただのブルーに降格させたりした。

「色仕切りキター」

なお番外編でのヨシュアも相変わらず謎めいてはいるものの、別人と言えば別人
本編においてラスボスと戦う審判の部屋で会えるもう一人のヨシュアこそ
南師からネクを庇い消滅……したフリをしてこちら(番外編)の世界に退避し、迎えを待ってる同一人物である。
そんな彼らは互いの存在や並行世界の事を認識しており、当たり前のように会話を交わすのでその場に立ち会ったネク達は呆然としていた。

ただ、代理人としてゲームに参加してるので手が出せない本編ネクの代わり&迎えを待つ間の暇つぶしとして
番外編のネク相手に今までのボスを再現した11連戦バトルを挑んでくる。(その後も話しかければ何度でも再戦可能)
ちなみにこのバトルにハード以上で挑戦すると、クリアまでの時間が「ファイナルタイムアタック(FTA)」として記録されるやりこみ要素となっている。


KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]
トラヴァースタウンにゲスト参戦。
エントリー料として回収していたライムの夢を媒介とするポータルを作り、元の世界で消滅しかかったネク達を再生させようと奔走する。

本編と違って、あまり人を喰った態度は取らない。
ネクの不安を聞いた際にも、項目冒頭のセリフを伝え、彼を励ましていた。


追記修正をあきらめたら
良項目をあきらめるのと同じだよ。

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最終更新:2024年04月08日 09:59