緑間真太郎

登録日:2011/02/21 Mon 19:36:09
更新日:2024/02/18 Sun 14:38:04
所要時間:約 4 分で読めます





限界など とうの昔に超えている



緑間真太郎(みどりましんたろう)とは、『黒子のバスケ』に登場するキャラクターである。





基本データ

身長:195cm
体重:79kg
背番号:6(帝光時代は7)
所属:.秀徳高校1年
ポジション:SG(シューティングガード)
誕生日:7月7日
星座:蟹座
血液型:B型
座右の銘:人事を尽くして天命を待つ
家族構成:父・母・妹
好きな食べ物:おしるこ
苦手な食べ物:納豆
趣味:将棋、クラシック音楽
特技:ピアノ
苦手なこと:料理・猫
得意科目:生物・化学
得意なプレイ:3Pシュート
オフの日の過ごし方:音楽を聴いたり、読書をしたりゆったりした時間を楽しむ、眼鏡屋に行くことも多い。
好きな女性のタイプ:年上の女性
バスケをはじめたきっかけ:勉強の息抜きで
注目している選手:赤司征十郎




左利き
また帝光中を全中3連覇に導いた「キセキの世代」の一人で、バスケ漫画史上「最強クラス」のシューターでもある(後述)


性格

一言で表すならば、真面目な変人。
シューターとしての絶対的な自負を守る為に、指を守るテーピングを巻き爪の長さにすら拘りを見せる。
何より「人事を尽くす事」には尋常では無く、いわゆる『努力する天才』であり、他のキセキの世代のように才能に胡坐をかいて努力も怠るようなこともしない。1日の行動も最適且つ、自らの納得を満たす物を正確なルーティンで刻むよう心掛けている*1
副産物として学力も高く、キセキの世代には赤司に次いで成績優秀。
たとえ先輩相手でも不遜な物言いをするため、嫌なヤツに思われやすいが、彼の人事を尽くす姿勢は高く評価されており、監督からは1日に3回我儘を許されている(複数回消費する場合もある)。
また、才能を最重要視し、自分より才能が劣る者を見下す傾向が強いキセキの世代の中では誠実な性格であり、他人の努力は素直に認める柔軟性もある。洛山の実渕が秀徳はあなた(緑間)以外は足手まといと称した際には、怒りを露わにしてそれを否定し、帝光編でもただ一人点取り合戦に興じず、それどころか「下らん」と一蹴していた。
ある意味キセキの世代の中では一番まともかもしれない(私生活を除いて…)。

また公式ツンデレであり、近くを通っただけと言いつつ自宅と真逆にある誠凛の試合会場に現れたりするので、各キャラに突っ込まれている。

上記全ての共通項として、プライドの高さを挙げられるかも知れない。


プレイヤーとして

シュートへの並々ならぬ拘りから弛まぬ練習を積み重ねた(本人曰わく人事を尽くした)結果、
  • フォームが崩されない限りシュート成功率100%・射程範囲はコート全て
と言うぶっ飛んだ能力を持つに至っている(作者もやり過ぎたかな、と認めるレベル)。
それが195cmと言う恵まれた長身から超高弾道で放たれる為、並の相手ではまず止める事は不可能*2
黒子も緑間がシュートを外したのを見たことがなく、リングに引っかけるだけで秀徳メンバーが「緑間のあんなシュートの入り方初めて見た」と驚くほど。

弱点として、ゴールから離れれば離れる程に相応の溜めを要するので、若干の隙を作り易い*3
また、全身のバネで放つシュートは負荷も大きく弾数制限が…あったが、自尊心でそれを上回ってみせた。

  • 実際の精度  
このシュート、どんくらい凄いんですかね。
ある動画によると、ゴールの真下から打ってリングにノータッチでシュートするには、許される誤差は横だけでみるとなんと0.23度。
例えると、1m離れた所からシャー芯0.5をなげて”ミジンコ”に当てれるレベル。
ミジンコやでミジンコ。

シュート以外のスキルや身体能力も非常に高く、火神を1on1で圧倒することができ、ディフェンス面でも隙が無い。
ドリブルスピードも無冠の五将の実渕を(木村のアシスト有りとはいえ)簡単に抜き去るほど速い。

  • 空中装填式(スカイダイレクト)3Pシュート
緑間が相棒の高尾と共に対赤司用に編み出した必殺シュート。
緑間がボールを持っていない状態でシュートモーションに入り、最高到達点に達したと同時に高尾が緑間の手元にパスを放ち、緑間は空中でボールをキャッチしてそのままシュートを放つというトンデモ技。
赤司の未来を読む天帝の眼への対抗策(=たとえ未来が読めても届かなければ意味がないため)として、緑間は洛山戦の終盤まで隠し持っていた。
どうしても通常のシュートと比べて精度は著しく低下するため、他の秀徳メンバーもリバウンドに専念していたが、緑間は一本も外さなかった。
しかし、(緑間本人も気づいていなかったが)このシュートには2つの欠点がある。
  • 1つ目は緑間のシュートモーションは通常時と変わらないため、タイミングが読まれやすいこと。
  • 2つ目は緑間の利き手に収まるようパスを送る必要があるため、パスコースが限定されること。
非常に強力な技であることに変わりはないが、それ相応のリスクがあるシュートでもある。

占い

最大の特徴と言える部分で、その信心深さもなかなかのもの。
毎朝おは朝占いをチェックし、蟹座のラッキーアイテム*4を必ず常に持ち歩くようにしている*5

その分占い補正は相当で、おは朝占いで蟹座が1位だと手が付けられない。
…その代わり占いが悪いと試合に出たくなくなるが。

余談だが、湯島天神の鉛筆で作ったコロコロ鉛筆は、あの勉強が壊滅的なバカガミを学年90位に導いた。
おまけに第一回人気投票の読者プレゼントにまでなった。
緑間もこの鉛筆の効力を評価しているようで、ドラマCDでは「数あるラッキーアイテムの中でもかなりの自信作」と称し*6、テストでは自分の解答が正しいかどうかの保険として持参していたが、高尾にパクられて使えなかった。


試合

誠凛とは2度対戦しており、僅かな描写まで含めれば最も作中に試合が登場している。

1戦目はインターハイ予選トーナメントブロック決勝。
その圧倒的能力を以て、黒子キラーの高尾と共にとてつもない絶望を誠凛と読者に与える。
しかし火神との相性の悪さと覚醒、高尾破りを果たした黒子に最終的に敗北。

2戦目はウインターカップ予選決勝リーグ。
シュート体勢に入ってからのパスという、従来の彼からは信じられないプレイ幅で火神と真っ向勝負を挑み、弾数制限も上回る意地を見せ付けたが、結果は引き分けとなった。

そしてウインターカップ本戦は振り分けの都合上で、誠凛とは逆の山…赤司と同じ山となった。
序盤は緑間がうまくフォローしたが、赤司の天帝の眼には手も足も出ず圧倒される。
とっておきとして、緑間は高尾と共に切り札の空中装填式3Pシュートで追いすがるが、赤司に欠点を指摘されそのまま圧倒され、敗北した。
敗北後は悔し涙を流しながら、秀徳メンバーと共に去っていった。

悔しいな…やはり 負けるというのは

3位決定戦は海常と対峙するも、エースの黄瀬が欠場したため圧倒。
WCの成績は3位となった。
当人は試合前から「結果は見えている」と語っていたが決して手は抜かず、試合後はベンチまで行って黄瀬に再戦を誓うなど彼の義理堅い面が見られた。




人間関係

黒子テツヤに対しては、自分の出来る事を突き詰めアシスト特化型のスタイルを作り上げた努力を含めてその実力を認めているが、同時に、決して強豪では無い誠凛に進学した点を「人事を尽くしていない」と歯痒く思っている*7
火神大我についてはその才能を一応認めてはいるものの表にはあまり出さず、好敵手としてハッパを掛けるような態度を取っている。

「キセキの世代」の中では、主将と副主将という関係もあり、共に過ごす時間が長かったからか、赤司征十郎と一番仲が良く、お互いに仲の良い相手として名前を挙げている。

同じ秀徳高校の高尾和成とは、何だかんだ言いながらもよくつるんでいて、部の中で一番仲が良い様子。
真ちゃんと呼ばれている。

余談だが、ファンブック内で「キセキの中で苦手な人は?」という質問に対し、黒・黄・青・火は「緑間」と回答したらしい。
あくまで「嫌い」ではなく「苦手」が…
解答者6人中4人に苦手意識を持たれているという何ともいえない結果になってしまった。
緑間本人はキセキじゃない「火神」と答えているのにね*8










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最終更新:2024年02月18日 14:38

*1 寝る前の体操、バッシュの紐の結び方など

*2 SGどころか並みのCよりも背が高く、彼より背の高い選手は紫原、大坪、岡村、劉、パパ、シルバーの6人のみ

*3 特に火神のように高い跳躍力を持つ選手とは相性が最悪

*4 例・信楽焼や地球儀

*5 如何なるアイテムが挙げられても対応出来るよう、相当数のアイテムを常備する程

*6 「使い続ければ運気が下がる」とも述べていたが

*7 中学時代は黒子を苦手としており、黒子もまた緑間を苦手としている

*8 尤も、本編では黒子を「気に食わん」と言っており、帝光時代の面子では黒子を苦手としていると思われる