ネクロモーフ

登録日:2011/06/27 Mon 03:34:33
更新日:2024/04/09 Tue 15:43:32
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NecroMorphs(ネクロモーフ)

この項目にはグロテスクな表現が含まれます




概要


ネクロモーフとは?

ネクロモーフとはゲーム「DEAD SPACE」に出てくる敵クリーチャー。
生物の死体に謎の微生物のようなもの(バクテリアやウイルスに似るとされる)が感染して、怪物のような何かに変異した存在である。
作中の音声記録によると「生きている細胞には全く無害だが、死んだ細胞にだけ寄生できる微生物(のようなもの)」らしい。
寄生した細胞を作り替え、その過程で爆発的に増殖していく……とのこと。
この性質は実験中に誤って死んだ細胞を混入させたサンプルで偶然確認された。

ゲーム中では人間やその死体に寄生したものが多いが、他の動物や、果ては虫にすら感染する。
なお、人体の場合は頭に穴が空いていると寄生しやすいらしい。
変異後の姿は様々だが、どれも嫌悪感を示さずを得ない程醜悪
共通点としては、鎌みたいな形の手が生えていて顔からは牙が生え、顔の皮はない。
また、元の生物と同じとは思えない程の変貌を遂げるのも特徴。
元が人間だろうと、一度変異してしまえば見知った相手でも気付かないぐらい。

総じて生前よりも遥かに身体能力が高く、ほとんどの個体が非常に凶暴で人間を見れば襲い掛かる。
知能は高いとも言われているが、ゲーム中では足の速いゾンビレベルでしかない。
ちなみに姿がネクロモーフになっても、生前(人間時)の意識を保っているものもいるらしい。
またパワーアップすると黒い個体になり(通称「黒化」)、名前に「スーパー」とついて狂暴性も増す。

活動目的は増殖のために死体を増やすこと。ただそれのみ。
ちなみにコイツ等は生きているわけではない。ゾンビだからとかそういう意味でもない。
死んだ細胞が“何か”に寄生された後、とある存在から信号が送られ、ラジコンのように操縦されているだけ。

要するに見えない糸で操られているマリオネットのようなもの。
活動を維持するために生きた臓器が必要ないため、バラバラにしない限り動き回る。
同じ理由で、生物では到底活動が不可能な真空の宇宙空間や、致死性の毒ガスの中でも平然と動き回る。
動かなくなったネクロモーフも、単に動く方法がなくなったから止まっただけでしかない。
攻撃できない=死体を増やせない、だから動かない。ただそれだけ。

制御面や動力源が宿主に依存していないので、そもそも「脳」や「中枢神経」、「生命維持機能」を必要としない。
事実、多くのネクロモーフで頭部が大きく割れて脳が露出していたりするが、活動にはなんら問題がない。
よって他ゲームのゾンビやクリーチャーにありがちな弱点である「頭に対する攻撃(ヘッドショット)」はあまり有効打にならない。
せいぜい頭部付近の眼球が失われて「メインカメラがやられた」程度の状態で、攻撃手段さえ維持していれば何らかの方法で人間を察知してやみくもに襲ってくる。
一方で攻撃手段(鎌や牙等)が無くなると攻撃活動を止めるため、頭部や胴体よりも腕や触手を狙って吹き飛ばした方がいい。

この性質上、人体を「貫通」する対人用火器よりも、硬いものを「切断」もしくは「破砕」する工具のほうがネクロモーフ相手には有効。
だがほとんどの人間はこの性質に気付かず、なまじ人間由来の形態をしているからか頭部や胴部を無意味に攻撃し、結果一方的に殺害されることが多い。戦闘慣れしている筈の軍人が、イベントで一方的に蹂躙されるのはこれが理由である。
軍における歩兵の訓練では、人間の急所である頭や胸、その他中枢神経系を効率的に狙い、破壊することに重点を置いており、これが裏目に出た結果と思われる。もっとも事前に知っていたとして、奇声を発しながら全速力で襲い掛かって来るグロテスクな死体の怪物相手に冷静に手足を狙える人間などそう居ないだろうが。
ちなみにゲーム中でアイザックが用いる軍用銃火器については、違法レベルの改造で無理やり威力を上げているためネクロモーフにも通用する。
……じゃあ軍隊も強化改造しておけば対応できたはずでは……?

他にも事態に巻き込まれた民間人が、知人だったり家族だった面影が残るネクロモーフに対して攻撃を躊躇った結果、結局はその仲間入りを果たした例も数多い。
物理的な破壊以外では、高温の炎やプラズマで直接細胞を焼き尽くすのも有効。それだけの火力を都合良く用意するのは難しいが。
このような生態故か、大規模なパンデミックにおける生存者は、初期に脱出できた者を除くと、ネクロモーフに有効な工具や機材を扱える技術者が多い。
『2』ではこいつらの鎌や身体を武器として、キネシスで飛ばせる。攻略上必須の場面もある。

発生源はマーカーと言われているが、実は違うらしく、今のところ発生源は不明
有力なのは『1(無印)』に出てきた星。
……と思われたが、『3』にて200年前のブラック・マーカー研究施設でも発生しており、結局マーカーが関わってる説が濃厚。

余談だがスタッフ曰く「これを作ったやつはかなりキテるね」
また、別のスタッフは「難易度によって死に方を変えようと思ったけど、スタッフがノイローゼになったから止めた」とも言っている。
スタッフ……



◆種別一覧


Slasher(スラッシャー)

最も数が多い一般的なネクロモーフ。通称ポクテ
肩の後ろから鎌が生えていて、顔からは牙が生えた姿をしている。
鋭利な鎌で斬りつけたり、組み付いて牙で攻撃してくる。『1』の女性型のみゲロで攻撃もしてくる。
スラッシャーに限ったことではないが、ダクト(通気孔)を通ってエリア間を移動する。
こちらが気付いているのに、そろりそろり近付くのを止めない等、ちょっと萌える
死体に紛れ込んで奇襲したり死んだふり(もう死んでるから動かないふり?)をする事も。でもバレバレでやっぱり萌える
黒化すると攻撃・防御力共に強化される。また、『2』の黒化は非常に仰々しい姿に変貌している。

Lurker(ラーカー)

赤ん坊型のネクロモーフ。通称赤さん
『1』に出てくるラーカーは移植用クローン。『2』ではスプロール居住区の赤子。
日本で発禁な原因の一つと言われている。『3』では犬の死体が素体になった。
これは規制対策……などではなく、設定的に場所に幼児がいないため。
三本の触手を生やしていて、その触手から銛を発射したり組み付いて突いてくる。
黒化すると無駄に硬くなる。まさに外道。触手が弱点なので根元近くをラインガンでまとめてぶった切ろう。

Infector(インフェクター)

エイのような形のネクロモーフ。その様はまるで宙を舞うオフトゥン。ゲームでは羽ばたくように浮遊し、OVAでは飛行している。
人間や死体をネクロモーフにする能力を持つ。死体が周囲にない、もしくは全ての死体をネクロモーフ化すると、こちらを死体にするべく組み付いて攻撃してくる。
死体の四肢を三本以上欠損させるとネクロモーフ化されないので、死体を見付けたら光速で四肢を踏み潰そう。いわゆる死体蹴りが本作では有効な手段となる所以である。
こいつ自身には四肢がなく、しかも耐久力が高いので、動かなくなるまで攻撃するしかないのが厄介……だがステイシスからのストンプ連打で簡単に倒せる。

Swarm(スウォーム)

大きな蛭か虫の様な小型ネクロモーフ。元は虫・微生物が変異したもの。
小型で見た目通り、どの攻撃でも一撃で倒せる。しかし、脅威的なのはワンシーンでの出現数。「Swarm(群れ)」の名は伊達ではない。
トラップとしてアイテムボックスの中に隠れていることがある。<うわあああストンプストンプ!

Pregnant(プレグナント)

その名の通り妊婦みたいな姿のスラッシャー。背が低い。
もっとも女性に限らず男性もこのネクロモーフになる。どういうことなの……。
小刻みに体をゆすりながら突進してくるが移動速度は遅め。ダッシュ攻撃もない。
だが腹を破壊するとラーカーかスウォーム、ディバイダー(タコ)が出てくるため注意。
弱点は両腕で、切断してしまえば無効化できる。

Brute(ブルート)

ゴリラみたいな中型ネクロモーフ。というか実際モチーフはゴリラ。実質、中ボス的な存在。
かなりの巨躯だが動きは速く、体当たりで近づきアイザックを引き千切ろうとする。
弱点は背中。四肢を1つでも失うと動きが鈍くなり、かなり戦いやすくなる。
ただし代わりに腹部から爆発物を投射してくるので油断は禁物。これもキネシスで掴んで投げ返すことで、強力な爆弾になる。

Leaper(リーパー)

脚が無い、というか両脚が一つにまとまって尾のようになったネクロモーフ。通称サソリ。かなり固い。
器用に腕で這いずったりジャンプで移動する。しかも壁にへばり付いたりもできる。
手や尾が鎌になっており、それで攻撃してくる。また、組み付いてアイザックの首にディープキスしてくる。
『1』の無重力空間で出現するとアイザックに向けてフワフワと漂ってくるが、『2』では一転して恐ろしく速くなり、脅威度が上がった。ラッシュ時に後ろから飛びつかれ押し倒されるのは定番。黒化すると耐久力の向上もあり尚更脅威に。

Guardian(ガーディアン)

その名の通り扉を守っているネクロモーフ。
動けないが小型の丸いネクロモーフを生んで攻撃してくる。
また、近付くと一撃死の攻撃をし、これに当たると首が無くなる。
(;三)「あれ、首どこいっ……た?」
なのでこいつには絶対に近付いてはならない絶対に近付くなよ!
爆発物で即死させる事が可能(触手全部にダメージを与える為)。ご丁寧にも大抵近くに燃料タンクがある。
『2』では爆発系武器も豊富なのでさほど脅威ではないかも。

Tentacles(テンタクルス)

その名の通り触手型のネクロモーフ。弱点は黄色い部分
特定の通路を歩いていると出てきて足をつかみ、アイザックを巣にお持ち帰りしようとする。
本編では3回登場し、死亡シーンはそれぞれ違っていて手が込んでる。
『2』では友情出演。

Exploder(エクスプローダー)

左腕が唐揚げ(の様な巨大な爆弾)になっているネクロモーフ。通称「唐揚げ」。まんまやね。
この腕を地面に叩きつけたり人間をぶん殴ったりして自爆する。
爆弾の威力はまさに一撃必殺であり、難易度がイージーでも結構RIG(HP)を持っていかれる。
『2』でこいつも強化され爆発範囲がバグとしか思えないほど広がり、前作の間合いで闘うと巻き添えを食らう。
そんな彼だが登場時には「ァアアゥrrr!!!」という独特な鳴き声を発するので分かりやすい。

Wheezer(ウィーザー)

毒ガスを撒き散らすネクロモーフ。通称「病人」。
攻撃も移動もしないが、こいつのいる空間では息ができない。何故か当人も苦しそう。
踏みつけ二発で死ぬ。でもこいつが死ぬとやたらと援軍がやってきて無酸素で戦う羽目に。

Divider(ディバイダー)

長身なネクロモーフ……に見えるが、実は小型のタコみたいなネクロモーフの集合体。いわゆる後藤さんとかフー・ファイターズの様な群体ネクロモーフ。
ふらふら彷徨う姿は他とは違う恐ろしさ。
合体中の状態は腕が長く、そのリーチの長さを活かして攻撃してくる。片足を潰せば分裂する。
分裂後は個別に体当たりや組み付きで攻撃してくる。フォースガンか火炎放射器の範囲攻撃が有効。
組み付きは合体ディバイダーが首元ワシャワシャ、タコが合体パイルダーオン(アイザックの首をもぎ取り、自分が居座る)。
乗っ取られたアイザックがこっちを向くシーンはトラウマ。

『2』では合体形態で二回しか登場しないが最強武器に対抗する手段(バグ)を持っている。
もっとも倒すのに必要な消耗と比較して何ら旨みがない敵なので、ステイシスかけて無視するのが一番。

Twitcher(ツウィッチャー)

かなり速いネクロモーフ。「痙攣するもの」の名の通り常にピクピク震えて速さが有り余っている。初見では「物理エンジンのバグか?」と思ってしまうほど。
元はセキュリティースーツ(要は軍服)を着た軍人で、ステイシスが暴走した結果、動きが速くなったらしい。
攻撃は体当たりと組み付き。正確には組み付きではないが……。
組み付きはその速さを活かし斬りつけるのだが、目にも留まらぬ速さで人体を両断する
斬られて死亡したアイザックの下半身が気付かずに二・三歩歩くくらい速い。
多分右腕がなくなった事にすら気付いていないだろう。
(;三)「俺は前に進んだと思ったら上半身と下半身が分かれていた! 
    何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった……
    頭がどうにかなりそうだった…… 催眠術だとか超スピードだとか(ry」(※超スピードです)
また、ステイシスモジュールの暴走が関係してるのか、ステイシスの拘束時間が他のネクロモーフより短い。
部位破壊を無視してでもカッター撃ちこみまくれば割とあっさり死んだりする。逆に言えば撃ちまくらないとこっちが死ぬ。
『2』でリストラ……と思われたがDLC「セバード」に登場。

Hunter(ハンター)

『1』のチャプター5、チャプター10で戦うことになるボスキャラ。
恐ろしい事に四肢が再生する。しかも再生中は無敵
そしてなんとマーサー博士によって人為的に生み出された人造ネクロモーフである。ふざけんな。
武器や工具で倒す事は不可能であり、地形を利用して凍らせたり燃やしたりするしかない。

Leviathan(リヴァイアサン)

『1』のチャプター6のボスキャラで、食料庫に巣食う超巨大ネクロモーフ。
その正体は食糧庫の備蓄肉にネクロモーフが宿り、備蓄を全て吸収した上で触手により無尽蔵に「肉」を広げていったバケモン。
元となったネクロモーフは宇宙空間を漂流していたらしく、たまたまUSG Ishimuraの水耕栽培区に漂着・侵入した。
弱点は中央の黄色い部分だが、場所が無重力状態な上に3本の触手で苛烈な攻撃を仕掛けてくる。

Slug(スラグ)

『1』のチャプター8のボスキャラで、USG Ishimuraの船体に張り付く超巨大ネクロモーフ。
無重力空間に適応した巨大な体躯と5本の触手を持つ。小惑星破壊用のキャノン砲を使用しての戦闘になる。

Hive Mind(ハイブマインド)

1(無印)』のラスボス。星採掘船USG Ishimuraのネクロモーフをテレパシーで操っている親玉的存在。
正体は200年前にイージス7で行われたマーカー実験により偶然産み出された超巨大生命体。
その危険性によりマーカー共々地中に埋められ封印されていたが、CECの違法採掘により目を覚ました。
巨大な触手で攻撃してくるほか、プレグナントを吐き出してくる。
弱点は口の周りにある5つの黄色い部分で、そこを破壊すると腹の弱点が露出する。
死亡シーンが特に凄惨な事で有名。


◆『2』から登場

Tripod(トライポッド)

複数人の死体が融合した三本足のネクロモーフ。
Bruteと並んで要所で出現する中ボス的存在。
大ジャンプで一気に距離を詰めて来るなど機動力に優れ、脚や舌を振り回してくる攻撃はリーチが長い。
ステイシスで動きを止めてから脚をもぎ取るのが無難。

Cyst(シスト)

卵型地雷ネクロモーフ。近くに動体が近づくと爆弾を放出して自爆する。
ただし人間とネクロモーフを区別していないので、こいつに近付いて自滅するネクロモーフも結構いる。
死角にいる事が多く、壁や天井に張り付いている個体は見落としやすいので初見殺しされやすい。

Crawler(クローラー)

Lurkerと同じく新生児が変異したネクロモーフ。通称「爆さん」。
腹部が黄色く膨らんでおり、こちらへ這い寄ってきて自爆する赤さん版Exploder。
集団で襲ってくるが動きはそんなに早くなく、落ち着いてその辺の物でもぶつけるだけで倒せる。

The Pack(パック)

幼児の体を素体としたネクロモーフで、通称「こどモーフ」。
甲高い金切り声を上げながら襲ってくる。弱点は特になし。
こいつが上げる奇声はかの有名なキーボードクラッシャーの音声をサンプリングして使用しているとか。
決まって大集団でアイザックさんを襲ってくるので、よく「親父狩り」と呼ばれている。
……でもむしろ手慣れたアイザックさんから見れば、こいつ等の方が動くアイテムボックスみたいなものである。

Puker(ピューカー)

通称「ゲロ」。名前もゲロするやつという意味。
ゲロを吐く、ゲロを飲ませる、切断した箇所からゲロをまき散らすゲロリスト。
さらには遠距離からゲロをくしゃみで飛ばし、アイザックの動きを一定時間遅くする。
ただし言うてゲロなので顔を潰すと吐けなくなる。

Spitter(スピッター)

通称「つば」。名前も唾を吐くやつという意味。『2』はこんなのばっか。
見た目がスラッシャーそっくりだが体液が強酸で、強酸のタンを吐きつけたりダメージで体液をまき散らしてくる。

Stalker(ストーカー)

小型恐竜の様な外見をしたネクロモーフ。
群れで行動し物陰に隠れつつ顔を出してこちらの様子をうかがい、隙あらば高速で突進してくる。
[壁]|・ω・*)チラ

[壁])≡サッ!!
その様が可愛いと好評な小動物。ただし頭突きの威力は即死級。
壁を背にして一匹ずつ待ち伏せするのが定石。
おすすめ武器はデトネーターマイン。面白いように引っかかる。

Ubermorph(ウーバーモーフ)

『2』におけるHunter的存在。
一般のネクロモーフと違い人体を素体としておらず、純粋なネクロモーフ細胞で構成されたその姿はもはや完全にエイリアン。
「Uber(究極・最上)」の名はそれが由来だろうか。
Hunterと同じく何度手足を切り落としても再生して追いかけて来るため、対処法はひたすら逃げる事のみ。
実はバグ技を使えば倒せなくもない。


◆『3』から登場

Feeder(フィーダー)

ガリガリに痩せ細った猿のようなネクロモーフ。
その正体は極度の飢餓からネクロモーフの肉を食べてしまい、生きながらネクロモーフと化した人々の成れの果て。
ネクロモーフ化した今でも餓えに苛まれており、アイザックさんを見つけると集団で襲い掛かって来る。弱点は頭部。
身体が衰弱している分耐久力は低く、また知覚も鈍いため上手くやれば戦わずにスルーする事も可能。

Alien Necromorph(エイリアン・ネクロモーフ)

かつて惑星タウ・ヴォランティスに住んでいた異星人の死体がネクロモーフ化した姿。
アートワークの設定によると、生前は魚類に似た生物だった模様。
彼らがマーカーの創造主……ではなく、彼らも人類と同じく運悪くマーカーを発見・調査したためにネクロモーフ災害に遭遇してしまった被害者である。
ゲーム的にはブルートのモデリング変更版で、弱点も同じく背中と脚。
ただしあまりにも頑丈なせいで倒せない敵とアイザックさんに勘違いされることもしばしば。

Regenerator(リジェネーター)

『3』に登場する不死身枠。いわば『3』版ハンター。
攻撃力は高いが、動きは普通に歩いてきて腕で攻撃するだけなので対処しやすい。
いつも通り「バラバラにしてステイシスで止めて逃げる」でおk。再生に専念中にステイシスすると長時間止まる。



◆参考画像


グロ注意!



◆マーカーとは?

作中の200年前に地球で発見された、螺旋状の石碑のような遺物である。
ぶっちゃけ何も分かっていない正体不明の物体。
少なくともゲーム作中でも謎は解けず、公式からの正式な回答もない。

何らかのエネルギーを無尽蔵に放出しているらしく、「無限のエネルギーを作り出せる装置」と考えられている。
宇宙人が作り出したとされるが、真実は不明。
ただ人類の技術でも複製・量産が可能であり、形状と表面の文様さえ再現出来ていれば材質は何でも良いらしい。

マーカーにはいくつか種類がある。
『1』で登場するマーカーは通称「レッドマーカー」。その見た目からマグロの切り身とか揶揄される。実際それっぽく見えちゃう。
オリジナル(ブラックマーカー)を基にしたコピーとされており、周囲にいる人間に対して精神症状(幻覚、認知障害、抑うつ)を引き起こす。

そのオリジナルとされる「ブラックマーカー」は200年前、惑星「イージス7」にて地球政府によって発見されたもの。
知的生命体に複製品(材質は問題ではなく、重要なのは形状と表面の模様らしい)を作らせるように誘導する意思があるらしい。
だが実際にはエネルギー問題を解決するものと考え、人類と同じように研究・利用していた者による複製品だった。
彼らの考えでは、マーカーの最終目的は「(ザ・ムーン)」と呼ばれる球状の巨大な肉塊の生成だという。
この「月」はマーカーの信号増幅装置であり、限られた範囲にしか影響しないマーカーの効果を広域に広げられるらしい。
……もっとも効果を広げていって結局何をしたいのかも不明なわけだが。


◆番外

ネクロモーフではないが、アイザックの前に立ちはだかるトラップや障害を紹介する。
  • ドア/扉
別名:ハイテンションドア。
その名の通りただのドアだが壊れており、高速で開閉を繰り返すギロチンドアと化している。
ドアに挟まれると身体が真っ二つになる。第一被害者はスラッシャーさん。


  • 隔壁
『2』から登場。宇宙ステーションにおいて空気の漏出を遮断するシャッターである。
何かの拍子に▽の付いたガラスが割れると空気の漏出によってアイザックが吸い出される為、外部に飛び出す前に▽を撃たないと、自動的に作動した隔壁に挟まれて死亡する。
死亡シーンは結構凝っていて、身体を挟まれて三回開閉の後真っ二つになり死亡、両腕を挟まれて両腕が千切れ出血多量で死亡。頭が挟まれて死亡等々、制作スタッフの精神構造が心配になるほど凝っている。まぁ、隔壁に限ったことではないが……。
何故隔壁での死亡シーンが凝っているかというと、隔壁や扉・安全関連の事故への皮肉警告なんだとか……。
何気に周囲のネクロモーフを巻き込んで吸い出してくれるため、弾薬の節約に一役買ってくれる。というかこの隔壁がある部屋に限って、ExploderやCrawlerが出現し味方共々自爆していく。

  • 隕石/宇宙塵
宇宙空間にある隕石や塵。いわゆるデブリ。
ただの小石や塵だと侮るなかれ、一撃でも当たればウーワウーワウーワ……する。まあ宇宙空間じゃ音速とかになるしね。




追記・修正はネクロモーフの様に荒ぶりながらお願いします

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最終更新:2024年04月09日 15:43