登録日:2012/01/17 Tue 15:51:34
更新日:2023/05/19 Fri 10:11:57
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『
ゴゴゴ西遊記』は基本的には三蔵法師と孫悟空達お供の妖怪三匹と三蔵の肉を狙う敵妖怪達のハチャメチャなバトルを中心とした一話完結型のギャグ漫画であるが、中にはシリアスかつ熱いバトルを繰り広げる大長編が存在する。
絆深き破門は、そんなゴゴゴ西遊記の単行本2巻に収録されている初の大長編である。
以下、ネタバレにご注意ください。
◇あらすじ
天竺目指して旅をする三蔵一行。
しかし、途中でメンバーの悟浄が風邪をひいて倒れてしまった。
そこで三蔵は薬を分けて貰おうと近くの村に立ち寄った。
丁度村に着くと、三蔵一向は妖怪退治をしている一人の青年、ライアーを目撃する。
ライアーは自慢の
刀で妖怪を一刀両断!!
その時、妖怪は「ライアーさん、話が・・・」と、涙ながらに言っていた。
そして三蔵は村人に悟浄の為に薬を分けて貰おうとするが、
「妖怪にやる薬はない!」と断られてしまう。
そして村はずれの森でライアーは三蔵一行に「自分は
正義の戦士」だと豪語するが、それは嘘だった。
実際は妖怪にわざと村を襲わせて、利用した後で妖怪を討伐し、村から報奨金をだまし取っていた。
悟空はそれを見抜き、ライアーに一発お見舞いする。
しかし、三蔵たち三人はライアーを善人だと思い、ライアーの味方をした。
そして三蔵は悟空にこう言った。
「今までお前の暴力に目をつぶってきたが、もう許しません。
お前を・・・・破門します!!」
それを聞いて悟空はふてくされ、何処かへ行ってしまった。
それを見てライアーは、八戒を騙して痛め付けた。
また、悟浄に風邪薬と偽って毒薬を飲ませた。
そのころ、悟空は村の飲食店でただ飯をしていた。
そして八戒から全てを聞かされ、ライアーと決闘する覚悟を決めた。
その時、悟空は八戒に傷薬、悟浄に風邪薬を送った。
一方、ライアーは三蔵をオークションにかけていた。
その時、三蔵は全てを理解していたが、悟空を破門した後だったため、後の祭りだった。
ライアーを手玉に取り、追い詰めるが三蔵の制止により一時は見逃されるが、
後ろから刺され万事休す・・・と思いきや心の声が聞ける悟空には通用せず、幻影の術で斬撃をかわし、
それでも向かってくるライアーを渾身の一発で倒した。
そして周りの妖怪達、全ての黒幕であるライアーを成敗する。
全てを知った村人たちは三蔵一行に謝罪。
一行は再び旅に出るのであった・・・。
追記修正は不意討ちを幻影で受け止めてからお願いします。
- これいま見てもすごいよく出来てる話だと思う 子供向けとは思えん -- 名無しさん (2015-09-18 02:00:56)
- カード情報だとちゃんと改心してるね -- 名無しさん (2023-05-19 10:11:57)
最終更新:2023年05月19日 10:11