ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々

登録日 :2009/08/04 (火) 00:18:53
更新日 : 2017/07/22 Sat 16:37:19
所要時間 :約 6 分で読めます




ドラゴンクエストシリーズ2作目。

発売は1987年、機種はFC。
後にMSX、MSX2、SFC、GBC、携帯(フィーチャーフォン)、Wii、スマートフォン(iOS、Android)に移植された。
SFC以降は前作と合わせて「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」となっている。
さらに2011年にⅠやと共にWiiに移植される。


【概要】
ジワジワと売れていった前作に比べ、その下地を活かして発売当初から爆発的にヒット。
家庭用ゲーム機のRPGとしては初めてパーティ制を導入し、システムも前作より簡略的で分かりやすくなった。


【あらすじ】
前作から約100年後が舞台
竜王討伐後勇者ローラ姫はラダトームを旅立ち、ローレシアを建国する。
その後 国をローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの3つに分け、それぞれを彼等の子孫が治めていた。

三カ国は長きに渡って栄えていたが、ある日 邪教の大神官ハーゴンがムーンブルク城を襲撃。
その報せを受けたローレシア王は、一人息子のローレシア王子に全てを託す……。


【主な登場人物】

読んで字の如くローレシアの王子。
一切呪文を使えず、通常攻撃のみで戦う。
常時タイマンだった前作主人公とは別ベクトルで男らしい。
通称は筋肉、脳筋、筋肉バカ、もょもと。
最大レベルは50で、FC版では彼に付けた名前で他2人の名前が決定する。

読んで字の如くサマルトンヌラの(ry
ローレシア王子と時を同じく報せを受けて旅立ったらしい。
それなりの装備とそこそこの呪文を扱うバランスタイプ……なのだが、どうにも器用貧乏な印象。ってか空気。
最大レベルは45、FC版の最強武器は鉄の槍。SFC版以降はロトの剣や光の剣が装備可能になったので最終的に後述のバグがなくても普通にダメージを叩き出す。
通称はサマル、トンヌラ、迷子、さがしましたよ。

読んで字の如く(ry
城をハーゴンに襲撃され生死不明、物語開始時は呪いで姿を変えられている。
装備とステータスは貧弱で、魔法に特化した後衛タイプ。
最大レベルは35と低いが、全体攻撃のイオナズンが魅力。
通称は犬姫 ドラクエの萌え要素。
髪がピンクだったりブロンドだったりカールしてたりストレートだったりと定まらない人。

※最大レベルはアプリ版だと全員50。

邪教の大神官
リメイク毎に姿や肩書きが微妙に変わるが……まぁ大体は、前座。
シドー共々ネタ扱いが酷く、パルプンテで逃げ出すヘタレ。

封印されていた破壊神。
知能や意思は無く、純粋に全ての破壊だけを求めている。
FC版だとベホマを使い、SFCでは特定条件下でザラキが効く。

ハーゴンのことが気にいらないらしい。
クリア後に訪れると「互いの先祖は色々あったけど、俺達 友達になれそうじゃね?」とフレンドリー。


【その他】
FC版はシリーズ最高難易度と名高い。
「橋を越えたら別世界」が顕著、即死呪文の登場、
探し物など要素は色々あるがやはり一番はロンダルキアの洞窟。

全7層と当時としては異常な広さに、クッパ城より悪意のある無限ループ&悪ふざけとしか思えない数の落とし穴。
連続攻撃、ザラキメガンテ(敵が使うと必中)がデフォのモンスター達。
踏破してもザラキ&痛恨&イオナズン連発の洗礼。
復活の呪文写しミスや突然のフリーズ。
とプレイヤー殺しが目白押し。

特にロンダルキア台地以降は開発期間の都合でテストプレイをしていないため、一気に敵の強さが2ランクほど上がっている。

辺境の長いトンネルを抜けると、黄泉の国であった。HPの色が赤くなった。ザラキに心臓が止まった。
〜川端康成「雪国」〜

リメイク版ではちゃんと難易度を落としているが、それでも厄介。
極論だとザラキも痛恨もランダムなので、人によっては特に苦戦せず踏破して上記を言い過ぎと感じる場合もあるだろうが。


【裏技】
やはり開発期間の都合か今作はバグが多く、そのいくつかは裏技として開き直られている。

代表的なのは
  • 武器Aの攻撃力と武器Bの特性を足す(FC版)
破壊の剣+隼の剣(破壊の剣の威力で2回攻撃、呪いは無し)の通称:「はかぶさの剣」「はかいはやぶさ」

  • マヌーサザラキ(SFC版)
ドラクエ版バニシュデス
「マヌーサ状態の敵には確実にザラキが決まる」というサマルトリアの必殺技。
マヌーサ耐性があるハーゴンには効かないが、前座3匹とシドーにはバッチリ効く。
内部的には255ダメージなのでHPの高いシドーなどは死なないでダメージが表示される。


【小ネタ】
FC版でローレシア以外の名前候補は、
  • サマルトリア王子
アーサー、カイン、クッキー、コナン、すけさん、トンヌラ、パウロ、ランド。

  • ムーンブルク王女
アイリン、あきな、サマンサ、ナナ、プリン、まいこ、マリア、リンダ。

その浮きっぷりからサマルトリアは大抵トンヌラorすけさんで通じる。
余談だがDQ9の宿屋スペシャルゲストにはそれぞれクッキー&プリンとして登場。


リメイク版では装備品や、ハーゴンの呪いでトンヌラが一時離脱するというイベントが追加。
トンヌラ不在でもクリアは可能で、その場合少し拗ねられる。


ちなみに病床のトンヌラに隣接すると、アイテムやステータスを見ることができる。
さらにこの時ふっかつのたまでセーブをすると、ロードした時にはなぜかトンヌラがパーティの最後尾にいる。
しかし病床のトンヌラもそのままであり、つまり分身しているのだ。

しかもこのドッペルトンヌラ、戦闘にも参加可能で、なぜかLvUP時のステ上昇は犬王女用の値になる。
そして犬王女の最大Lvを超えてLv36になるとあり得ない成長を見せる。
一見の価値アリ。


またFC版には「トンヌラのメガンテ(自爆呪文)でシドーを倒すと、EDでトンヌラの妹に刺される」という没イベントがあったらしい。
これはリメイク版でもやっぱり採用されなかった。


【ロト三部作】
今作は時系列的には三部作の最後。
勇者ロトから紡がれた物語は完結を迎えるが、後に漫画や派生作品で後日談が語られる。

シドーを倒したことで「破壊神を超える化物」といった扱いを受けたローレシア王子(→バズズの策略)
その後 周囲の視線に耐えられず失踪し、統治者を失った国は滅びたらしい。
ハーゴン様は死骸を曝している。

キーファが訪れた異世界=DQⅡの未来。
3人の英雄は相次いで行方不明となり、ロトの血を引く三ヶ国はいずれも衰退して途絶えた。
(城の亡霊によるとロトの血は眠っていて、完全に絶えてはいない)

ロトの装備はオーブになっている。
サマルトリアだけは存続しているが、治めているのはロトの直系じゃない。

大賢者カダルの試練で、過去のムーンブルクの様子とムーンペタ(領内の村)の成り立ちが見れる。

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