魔術士オーフェン

登録日:2010/07/19(月) 04:51:20
更新日:2023/03/10 Fri 00:47:59
所要時間:約 5 分で読めます




神はいない
人は自立しない

だが絶望しない


富士見ファンタジア文庫とTOブックスより刊行されているライトノベル
作者は同文庫の「ひとつ火の粉の雪の中」でデビューした秋田禎信。
イラストは草河遊也。


□概要


モグリの金貸しにして強力な黒魔術士オーフェンの活躍を描くファンタジー作品。
銃火器や電気が登場するモダンな世界観(FF7とかが近い)や、従来のファンタジー系作品とは異色の設定やデザインで人気を博した。
スレイヤーズと並び、富士見ファンタジア文庫の顔と言える作品である。

いわゆるライトノベル黎明期の中でも人気作で、漫画、ドラマCD、ゲーム、アニメと様々なメディアが展開された。
ちなみに、タイトルの「魔術士」の「士」は某有名ロボットアニメのタイトル「機○戦士」から来ている。

1巻を書き上げた時点ではまさかシリーズになるとは思っておらず、作者としてはほとんど1巻完結の積もりだった。
しかし予想外の人気の為に2巻以降を書く事になった為、一巻とそれ以降では設定やキャラクター造形がかなり異なる。
2003年に一度完結したが、その後作者のHPで連載されたアフターストーリー「あいつがそいつでこいつがそれで」をベースに2011年からTOブックスで正式に続編(新シリーズ)が展開され、こちらも2014年に完結。その後後日談編と外伝2作も発表された。
ストーリーは1巻〜10巻までが第一部、11巻〜20巻まで第二部、新シリーズが第四部にあたる。
第三部については正式に公開されてはいないが、端々で断片的に説明がある。

イラストレーターの草河氏は後に同文庫の「BLACK BLOOD BROTHERS」も手懸けているが、氏の絵柄はこの作品で完成したと言える。

2019年にシリーズ生誕25周年を迎える事から『魔術士オーフェンはぐれ旅』のテレビアニメ化が決定。
2020年1月から3月まで第1期が、2021年1月から3月まで第2期『キムラック編』が放送された。
2023年1月からは第3期『アーバンラマ編』が放送中。更に同年4月からは第4期『聖域編』が放送予定。

□ストーリー

【無謀編】
トトカンタ市でもぐりの金貸しを営む黒魔術士オーフェンは、無能警官のコンスタンスや彼女の家の執事キース、
他にも様々な濃い人々に囲まれ、騒々しい日々を送る。

【はぐれ旅(第一部〜第二部)】
常に金欠に悩まされている黒魔術士オーフェンは、ある日、金を貸した張本人である「地人」ボルカンに騙され、
富豪であるエバーラスティン家に結婚詐欺を仕掛ける事になる。

一見ただの犯罪に終わるこの話は、しかしオーフェンの過去に繋がっていた……

【はぐれ旅(第四部)】
聖域を巡る戦いから20数年後、フォルテとレティシャの息子マヨールは妹のベイジットらと共にオーフェン達が開拓した原大陸を訪れる。
そこで知ったのは人間が巨人化する奇病「ヴァンパイア化」と、キエサルヒマの魔術士たちが知らない魔術「魔王術」の存在だった。

3年後、再び原大陸を訪れたマヨールは、原大陸を巡る陰謀と戦いに巻き込まれていく。

□キャラクター


(/)内は声優。前が平成アニメ、後ろが令和アニメ

オーフェン(森久保祥太郎/同)
主人公。モグリ(非合法)の金貸しにして、強力な黒魔術士。
かつては大陸最強の黒魔術士の愛弟子で義姉二人がいるエリートだったが、様々な事情で最底辺人類へと落ちぶれた。
基本的に性格は横暴で自己中心的、何かあればすぐに破壊行動に移る。
女性にはモテるが、女運はない。
第四部では原大陸でスウェーデンボリー魔術学校の校長をし、ヴァンパイアに対抗する「戦術騎士団」を率いる。

●クリーオウ・エバーラスティン(飯塚雅弓/大久保瑠美)
本作品のヒロイン(?)。
トトカンタ市の大富豪エバーラスティン家の次女だが、とてもお嬢様とは思えない性格をしている。
当初こそただ喚くだけのワガママ小娘だったが、後に他を圧倒する力を手に入れる事になる。
第四部ではオーフェンの妻で三人の娘の母親。
前髪が渦巻いてる。相応に年を取った第四部でも健在。

●マジク・リン(南央美/小林裕介)
オーフェンがタダで寝泊まりしていたトトカンタ市の宿屋の息子。
紅顔の美少年で、オーフェンに魔術の才能を見込まれて弟子になった。
当初は宿屋の宿代を誤魔化す為の訓練だったが、実際にとんでもない才能を秘めている。
またずっと後に、家を離れ山籠り中の母が意外な背景と過去を持ち家の近所を自分のシマとして守護する陰の実力者だと判明。オーフェンから彼の若かりし日の話を聞いた際、そこに母の存在を見て自分との関係がバレる事を恐怖していた。
第四部でも女縁は無く、過酷な経験を多数経て性格から明るさが減ってしまったが、奇しくもかつての母と同じ「ブラディ・バース」の二つ名を頂く戦術騎士団最強の魔術士に成長している。
番外編は師匠の娘(弟子)とフラグを立てているようにしか見えない。

●ボルカン(伊倉一恵/水野麻里絵)
オーフェンに金を借りた地人。ガキに見えるが小柄なだけで17歳。
自称「マスマテュリアの闘犬」だがとことん弱く、常にオーフェンに殴られたり丸焼きにされたりしている。
弟の頭を殴りすぎて剣は刃が潰れている。

●ドーチン(椎名へきる/渕上舞)
ボルカンの弟。
兄より頭が回るが、常に兄に巻き込まれてオーフェンに苛められる。
眼鏡の奥は謎。

●レキ(吉田小南美/なし)
とある事情でクリーオウになついた「ディープ・ドラゴン」の子供。
子供ながら圧倒的な破壊の力を持つ。
第二部最後で他の同族と共に果ててしまったが、エンディングでそっくりなちびっこがクリーオウの近くに現れ、後にその仔がレキの名を継いでいる。

●コンスタンス・マギー(飯塚雅弓(ラジオドラマ・PS版)/高橋美佳子(ドラマCD)/小山百代(令和版))
短編「無謀編」のヒロイン(?)。通称コギー。
最初こそ「出来る女」風に登場したが、実際はただの無能警官にして税金泥棒。一応実家が資本家なお嬢様でもある。
無謀編後は故郷に帰り結婚を機に警察を退職、オーフェンが関わり姉ドロシーが支援する開拓団の待機時警備主任を経て、技師の夫と共に原大陸へと渡航。
第四部では姉が紆余曲折の末大統領夫人になる一方、開拓者たちの自警組織「派遣警察隊」を作り上げており、息子が一人いる。

●ボニー・マギー(大原さやか(ラジオドラマ・ドラマCD))
コギーの妹。通称ボギー。
いわゆるお嬢様タイプだが、異常なまでに思い込みが激しく、オーフェンに惚れてからは彼に迷惑をかけまくっている。結局脈は無かったが。
第四部時には姉達と共に原大陸に拠点を移しており、なんと荒っぽい開拓企業「キルスタンウッズ」のトップ「黒薔薇の暗黒王」と称される様に。だが騒乱の中諸事情で身を退き、後日談ではコンスタンスが会社の経営を引き継いている。

●キース・ロイヤル(緑川光(ラジオドラマ・PS版)/竹若拓磨(ドラマCD))
マギー家の執事。
ファンタジア文庫が産んだ、白蛇のナーガに並ぶ変態にしてアホ。
何故か人気投票では並み居るキャラをゴボウ抜きにして2位になった。
第四部ではなんと船長として開拓民やオーフェン達を載せた船を原大陸まで導き、後世に隠し財宝の噂すら残る伝説の存在「キャプテン・キース」と化したが、とある事件で行方不明となり公式では故人扱い。

●マヨール・マクレディ(梶裕貴(ドラマCD))
オーフェンの義姉の一人レティシャと二人の学生時代のクラス仲間フォルテ・パッキンガムとの間に生まれた息子(ちなみに両親は事実婚関係なので名字は母のもの)。第四部の主人公の一人。
気まま過ぎる妹ベイジットの好奇心と父の勧めから原大陸に旅をし様々な事情を知り、その3年後、ヴァンパイア化の力を求めて原大陸へ密航した妹を追って(今度は彼女のイシリーンと共に)再び旅立ち原大陸の覇権を巡る戦いに巻き込まれていく。

●ベイジット・パッキンガム(松井恵理子(ドラマCD))
マヨールの妹でフォルテとレティシャの娘。
好奇心旺盛で要領がいいハチャメチャな問題児で、マヨールからは一言では言い難い好悪入り混じる感情を抱かれていたが、その一方で本人も密かに家族の中で独りだけ「落ちこぼれ」な事等に劣等感を抱いており、
原大陸で知ったヴァンパイア化の力に夢を抱いて塔を出奔。魔術士である事を隠してヴァンパイアをも使い権力側と抗争する「革命闘士」の一群に身を投じるも、その中での思わぬ経験や仲間を得た事で彼女もまた成長していく。


□用語


●キエサルヒマ大陸
本作品の舞台。世界でただ一つの大陸。
第1部は西部、第2部は東部が舞台。
北端は聖都キムラック、中央部はフェンリルの森、南端は地人の住む氷雪地帯なので、東西の行き来が困難。

●原大陸
第2部終了後に発見された新大陸で第4部の舞台。
元々キエサルヒマ大陸は外部から入植した大陸だったため、こちらが人類発祥の大陸と主張してこう呼ばれている。
魔術士と反魔術士・大手資本と開拓民等各所での勢力対立、キエサルヒマ側からの干渉など政治的に微妙な立場にある。

●地人
身長約130センチほどの人型種族(メスは人間並みの体格らしい)。人間種族より先にキエサルヒマに居住している。
とにかく頑丈なのが特徴で、寒冷地に棲むため風呂嫌いで全く泳げない。
+ 以下、ネタバレに付き注意!
第二部最終巻と『キエサルヒマの終焉』にて、実は最初「人間」と呼ばれていたのは地人種族であり、現行人類はある時に「生まれた」比較的新しい存在、「巨人種族」だと判明。
また『キエサルヒマの終焉』にて地人達の今の故郷だった極寒地「地人領マスマテュリア」の天候が変動した結果、新シリーズ文庫版後書きでは第二部後、本格的に自由を得た地人の殆どがあっさり各地に分散したと判明。
最悪まで考えると文化等の混雑から民族消滅にもなりかねない現状や地人への親の代の負い目等を憂うある貴族が新たな地人共同体確立運動を模索しており、たまたま貴族の家にいついた某地人兄弟もその中で大きな役割を担うかも知れないとか…。


●ドラゴン種族
ファンタジーによくあるトカゲの事ではなく、魔術を扱う生物の総称。
なので広義には人間の魔術士もドラゴン種族になるが、作中では除外されている。
基本的に、魔術を生み出した六種族の事を指す。
  • ウィールド・ドラゴン=ノルニル(天人)
  • ディープ・ドラゴン=フェンリル(黒狼)
  • レッド・ドラゴン=バーサーカー(赤熊)
  • ミスト・ドラゴン=トロール(鋼鉄の犀)
  • ウォー・ドラゴン=スレイプニル(軍馬)
  • フェアリー・ドラゴン=ヴァルキリー(深紅の仔獅子)

●魔術
「魔法」ではない。かつてドラゴン種族が神々の「魔法」を盗んで生み出したとされる技術。
人間が使うのは基本的に音声魔術。種族により、様々な媒体を必要とする。

○種族別魔術


●破壊魔術
“破滅の獣”ことウォー・ドラゴンが使う魔術。
全魔術の中でも作中唯一披露されず、文字通り破壊のための魔術であると伝えられているのみで媒介も不明。
第二部の最後でドラゴン種族自体が一匹除いて絶滅したため、4部よりさらに後の話が書かれても基本この系統の魔術を見ることは叶わないと考えた方がいいだろう。

●沈黙魔術
“天人”ことウィールド・ドラゴンが使う魔術。
文字(ウイルドグラフ)を媒体とし、その周辺や刻んだ物体に影響を与える。
効果範囲は狭いものの、一度にこめられる威力は人間の魔術士の比ではない。
また、金属などに刻んだ文字は消えないため、かなり長く効果を待たせることが出来る。魔法のアイテムを作り出せる唯一の魔術でもある。
アイテムは書かれた文字の内容を解読できれば人間でも使用できる。また、彼女らに作り出された人形もほぼ同じレベルでこの魔術を使う。

●暗黒魔術
“深淵の森狼”ことディープ・ドラゴンが使う魔術。
視線を媒体とし、生物・無生物を問わず暗示をかける。
無生物にかければ空間の超越や揺さぶり、生物にかければ精神の支配や消滅が可能。
特に後者は、精神支配に抵抗力を持つオーフェンがまったく歯が立たないほど強力である。
弱点は効果範囲が狭いことだが、視力がよいため射程距離はかなり長い。
また、飛んでくる弾丸や、光の速度で放たれた光熱波をにらみつける動体視力も併せ持っている。

●大気魔術
“最悪のドラゴン”ことミスト・ドラゴンが使う魔術。
匂いを媒体とし、半径数km内の天候を自在に操る。
大雨・暴風なんでもありなうえに、効果範囲が非常に広いので対処しにくい。(オーフェン曰く1海里先の鋼鉄船でも撃破できる)
魔術の威力自体はたいしたものではないが、ミストドラゴンの本領は凶悪な武装能力と魔術の直撃にも耐える防御・生存能力にある。

●獣化魔術
“密林の果て無き放浪者”ことレッド・ドラゴンが使う魔術。
自らの肉体・体液を媒体とし、さまざまな姿に変形する。
その変化は非常に多彩で、四肢を伸ばすことはおろか全身の流動化や透明化、さらには自分にそっくりなダミーの作成すらできる。
このような魔術を使うレッドドラゴンは、“地上最強の暗殺能力を持った生物”として恐れられている。

●精霊魔術
“平和の獣”ことフェアリー・ドラゴンが使う魔術。
契約を媒体とすることで、自然を擬人化した“精霊”を操る。
精霊の力は無限大であり、あらゆることが可能であるが、発動時の媒体となった契約に基づいた効果しか発揮しない。
契約は術者と被術者との合意がなければ成り立たず、効果が大きい魔術行使にはより条件が難しい契約が必要となるが、
一度発動すればあらゆる障害を無効化できるきわめて強力な魔術である。

音声魔術
天人種族との混血により発生した人間種族の魔術士が使用する魔術。
声を媒体とすることで、様々な効果を発揮する。呪文自体には意味がなく、てきとうな叫び声でもかまわない。
声を媒体としているため、有効範囲は基本的に声が届く範囲内に限られる。
熱衝撃波(我は放つ光の白刃)など物理現象を操る黒魔術と、時間や空間・精神等を操る白魔術に大別されており、後者のほうがより高度な魔術であるとされている。

●魔王術
第4部にて登場した新たな魔術。
基本的には音声魔術と同じだが、一見すると滅茶苦茶で意味をなさない構成を作り上げる特徴がある。
この「偽典構成」によって魔王スウェーデンボリーの声を再現し、世界を改ざんするというとんでもない術で、存在が秘匿されている。
使用するためには特殊な才能が必要で、触媒として「何かを失う」というリスクがある。白魔術は魔王術の初歩らしい。

□作品


●魔術士オーフェンはぐれ旅(全20巻)
長編作品。
10巻目までが一部、11巻目からが二部。割とシリアスな話
二部から「絶望」がテーマとなり話がさらに重くなる
現在は2巻まとめた新盤で単行本化されている

●魔術士オーフェン無謀編(全13巻)
短編集。馬鹿達が馬鹿をやる馬鹿な話。時間軸は長編1巻から1年前。
書き下ろしはプレ・オーフェンとされ、オーフェンの幼少期などが描かれる。こっちは後にTOブックス版で「プレ編」としてまとめられた。
タイトルが独特。TOブックス版では「しゃべる無謀編」として漫画と新規プレ編も付録についている。
なお最終巻ラストには第二部の未来を描く話(後に第四部最初くらいの時系列と判明)が収録されているが、なぜかTOブックス版再録時は「放浪者の戦場」初回限定版付録に回された。

●スレイヤーズvsオーフェン
ファンタジア文庫、まさかの(悪)夢のコラボレーション。
後にドラマCD化された。

●あいつがこいつでそいつがこれで
作者のHPに掲載された、はぐれ旅の後日談。キャラ名が一切登場しないが、文脈で大体誰が誰だか分かる。

●秋田禎信BOX
言うなればオーフェンのコンプリートBOX。ここからTOブックスに版元が移る事になる。
上記の後日談もタイトルを変えて収録されている。

●魔術士オーフェン第四部
全8巻+番外編2巻。中年編とか言ってはいけない。第三部すっとばした完結編で、第一巻は秋田禎信BOX収録の「あいつがこいつでそいつがこれで」リメイク版(無謀編のキャラも登場している)。

●コミクロンズ・プラン、ハーティアズ・チョイス
第四部終了から数年して発表された番外編。それぞれ本編にも登場したオーフェンの元同級生(コミクロンズ・プランはコミクロン、ハーティアズ・チョイスはハーティア)を主人公に、第1部前の時間軸を舞台としている。

魔術士オーフェンはぐれ旅(漫画)
原作第1部を下敷きにした漫画。全6巻。けっこうオリジナル色も強く、ドラゴン教徒の話はかなりカットされている。
後日談として全2巻の「はぐれ旅MAX」も刊行された。
ちなみに漫画版のオーフェンは金貸しをやっておらず、チャイルドマンの下で便利屋を営んでいる。

●魔術士オーフェン(アニメ)
「我が呼び声に応えよ獣」と「我が命にしたがえ機械」*1を下敷きとしたオリジナルストーリー。
全体的にダークな雰囲気の作風。

●魔術師オーフェン(アニメ)(2期)
上記の続編。「我が夢に沈め楽園<上・下>」を一部下敷きとした回があるがそれ以外は完全なオリジナルである。
暗い作風だった前作とは反対に明るくドタバタテイストが強いが、後半からはシリアスなストーリーとなっていく。


上述のように両者ともアニメオリジナル展開だったため、ファンからは概ねコレジャナイ扱いを受け黒歴史にされることが多い。*2

●魔術士オーフェンはぐれ旅(アニメ)
今度は原作に沿ったアニメ化。
連載から25年目、上記アニメシリーズからは20年振り。主演の森久保祥太郎氏が続投しておりファンを喜ばせた。
これに伴い新コミカライズ版も行われた。


●魔術士オーフェンはぐれ旅 無謀編(マンガ)
上記のアニメ化に合わせて連載されたギャグ短編のコミカライズ。
作者は「エルフを狩るモノたち」の矢上裕。
矢上裕色の大分強いコミカライズだが、無謀編自体そんなノリなのでそこまで違和感はない。


ちなみに、他にも「回り道」などの短編があるが、現在は絶版状態にあり、入手困難。
スレイヤーズvs、秋田禎信BOXも完全予約限定だった為に入手困難である。


□余談


オーフェンが使う魔術はかなり独特な文章となっている(「我は放つ光の白刃」など)が、実は盗作疑惑が存在する。
元ネタと疑われているのは日本ファルコムのPCゲーム「ダイナソア」で、呪文がそのまんま。
ただし、盗作だとすれば「あまりにそのまんま過ぎる」とも言われている為、推測の域を出ない。
だが、たまたま同じということはまず考えられないが。








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最終更新:2023年03月10日 00:47

*1 一作目と二作目

*2 作者は「原作と同じにやってはアニメにならない」とコメントしていたが、それでもファンからは「原作に沿って作って欲しい」等の批判意見が数多く寄せられたと語っている。